会社名 | 富山第一銀行 |
市場・コード/業種 | 東証一部・7184/銀行業 |
上場日 | 3月15日 |
申込期間(BB期間) | 2月29日~3月4日 |
おすすめ証券会社 | 大和証券、SMBC日興証券、SBI証券、マネックス証券、東海東京証券、カブドットコム証券、岡三オンライン証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
富山第一銀行のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 2月25日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 2月29日~3月4日 | |||||
公開価格決定 | 3月7日 | |||||
購入申込期間 | 3月8日~3月11日 | |||||
払込日 | 3月14日 | |||||
上場日 | 3月15日 |
富山第一銀行のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年2月29日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
大和証券(主幹事証券) | 65.2% | |||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
13.9% | |||||
SBI証券 [最短2日で口座開設可能] |
0.9% | |||||
マネックス証券 | 0.9% | |||||
東海東京証券 [最短5日で口座開設可能] |
0.4% | |||||
カブドットコム証券 [最短翌日に口座開設可能] |
―% | |||||
岡三オンライン証券 | ―% | |||||
みずほ証券 | 14.8% | |||||
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1.3% | |||||
SMBCフレンド証券 | 0.9% | |||||
岩井コスモ証券 | 0.9% | |||||
岡三証券 | 0.4% | |||||
今村証券 | 0.4% |
富山第一銀行のIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 | 440~470円 | |||||
公募価格 | 470円 | |||||
初値 | 500円 | |||||
初値騰落率 | +6.38% | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
■レンジ予想(2016年3月2日時点) | ||||||
想定仮条件レンジ [予想PER] |
―~―円 [―倍~―倍] |
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予想トレーディングレンジ(※) [予想PER] |
500~650円 [―倍~―倍] |
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※期間は上場後1年を想定。 |
富山第一銀行の発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 6646万9700株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募566万株 (オーバーアロットメントによる売出84万株) |
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想定公開規模 | 36.4億円~38.4億円(OA含む) |
富山第一銀行は富山を地盤とする第二地銀のIPO
銀行業を営む。富山県を地盤とする第二地方銀行で、同県を中心に66店(2016年1月末時点)を展開している。2015年12月末の預金等(譲渡性預金含む)残高は1兆1,396億円、貸出金は8,143億円。自己資本比率(国内基準)は連結で12.96%、単体で12.35%となっている。
3社同日上場のIPOラッシュのなか、需給懸念から初値買いが向かいにくいだろう。また、地方銀行のIPOにおける初値パフォーマンスもさえない傾向がある。足元でも人口減少や低金利による運用難など地方銀行を取り巻く環境は厳しく、IPOとしても人気化は難しいと考えられる。
公開規模については40億円弱となる見込み。また、3/15はユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>や富士ソフトサービスビューロ<6188>が同時上場することから、初値買い資金分散の影響を受けることになるだろう。
◆「富山第一銀行」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆ | ||||||
大和証券 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
東海東京証券 | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
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富山第一銀行の業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 経常収益 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/3 | 22,489(―) | 3,327(―) | 1,527(―) | |||
2013/3 | 23,291(3.6%) | 2,309(-30.6%) | 1,619(6.0%) | |||
2014/3 | 22,055(-5.3%) | 5,389(133.4%) | 2,532(56.4%) | |||
2015/3 | 23,712(7.5%) | 7,750(43.8%) | 4,257(68.1%) |
■連結業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 経常収益(伸び率) | 経常利益(伸び率) | 純利益(伸び率) | |||
2014/3 | 25,923(―) | 5,667(―) | 2,594(―) | |||
2015/3 | 27,336(5.5%) | 8,062(42.3%) | 4,324(66.7%) | |||
2016/3予 | 29,500(7.9%) | 7,700(-4.5%) | 5,000(15.6%) | |||
2015/12 3Q | 22,804(―%) | 6,808(―%) | 4,442(―%) | |||
予想EPS/配当 | 単独:-円 連結:75.22円(上場時発行済株式数で試算)/14.00円 |
富山第一銀行の業績コメント
2016年3月期の業績は、経常収益が前期比7.9%増の295億円、経常利益が同4.5%減の77億円と増収減益の見通しとなっている。
足元では、今期の貸出金の利回りはさらに低下し1.38%程度、有価証券の利回りも同様に2.07%程度の水準を想定。資金運用の利回りは1.53%程度の水準を想定している。預金等利回りは0.09%、経費率は新本店取得に伴う償却負担により営業経費の増加を見込むものの、人件費率やその他の物件費率の逓減等、効率経営を促進することで1.18%程度と想定し、資金調達原価は1.23%程度と想定している。
以上の結果、総資金利鞘は0.30%程度と想定している。経常収益は、貸出金利息収入は対前期比で減少と予想しているが、有価証券利息配当金は増加を見込み、資金運用収益は対前期比2.0%の増加の見通し。
役務取引等収益は、投資信託、保険商品等に新商品の投入を行い金融商品販売手数料確保に注力することにより対前期比1.9%増、その他業務収益は、国債等債券売却益の減少により対前期比6.1%減と想定。その他経常収益は、株式売却益の増加により対前期比102.9%増の見通し。以上の結果、経常収益は対前期比7.9%の増益の見通しとなっている。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高228億円で77.3%、経常利益68億円で88.4%となっている。
富山第一銀行の詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 富山県富山市西町5番1号 | |||||
代表者名(生年月日) | 取締役頭取 横田 格(昭和23年10月11日生) | |||||
設立 | 昭和19年10月1日 | |||||
資本金 | 80億円(平成28年2月12日現在) | |||||
従業員数 | 新規上場会社718人 連結会社725人(平成28年1月31日現在) | |||||
事業内容 | 銀行業 |
■売上高構成比率(2015/3期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
銀行業 | 23,800 百万円 | 85.1% | ||||
リース業 | 3,696 百万円 | 13.2% | ||||
その他 | 477 百万円 | 1.7% | ||||
合計 | 27,974 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | 株式会社みずほ銀行 | 198万7000株 | 3.26% | |||
2 | 株式会社北陸銀行 | 194万1000株 | 3.19% | |||
3 | 日本生命保険相互会社 | 187万1000株 | 3.07% | |||
4 | 株式会社福井銀行 | 178万8000株 | 2.94% | |||
5 | 東京海上日動火災保険株式会社 | 154万1000株 | 2.53% | |||
6 | 三井住友海上火災保険株式会社 | 140万9000株 | 2.31% | |||
7 | 株式会社三井住友銀行 | 123万7000株 | 2.03% | |||
8 | 株式会社北國銀行 | 104万6000株 | 1.72% | |||
9 | 株式会社インテック | 100万株 | 1.64% | |||
10 | 住友生命保険相互会社 | 96万株 | 1.57% | |||
合計 | 1478万株 | 24.26% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 全額貸出金として運転資金に充当する予定。 | |||||
関係会社 | 富山ファースト・ビジネス(株)(連結子会社)銀行業 富山ファースト・リース(株)(連結子会社)リース業 富山ファースト・ディーシー(株)(連結子会社)その他 (株)富山ファイナンス(連結子会社)その他 |
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VC売却可能分(推定) | 1社15万8000 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | -年-月-日 | ||||
割当先 | - | |||||
発行価格 | - |
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大和証券 | ||||||
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SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
東海東京証券 | ||||||
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富山第一銀行の銘柄紹介
同行グループは、同行及び子会社4社で構成されており、銀行業務を中心に、リース業務等の金融サービスを提供している。同行及び関係会社の事業に係わる位置づけは次のとおり。
(1)銀行業
同行の本店ほか支店・出張所65店において、預金業務、貸出業務、内国為替業務、外国為替業務、商品有価証券売買業務等を行っている。同行グループにおける中心的業務と位置づけられる。
また、連結子会社富山ファースト・ビジネス株式会社も銀行事務代行業務等の銀行業を展開している。
(2)リース業
連結子会社富山ファースト・リース株式会社において、リース業務を展開している。
(3)その他
連結子会社富山ファースト・ディーシー株式会社において、クレジット業務、信用保証業務等の事業を展開している。
また、連結子会社株式会社富山ファイナンスにおいて、金銭の貸付業務等の事業を展開している。
店舗のネットワークの状況は、富山県56店、石川県3店、岐阜県2店、新潟県3店、東京都1店、大阪府1店となっている(2016年1月末現在)。
富山第一銀行の投資のポイント
公開規模がやや大きく、3社同日上場のIPOラッシュのなか、需給懸念から初値買いが向かいにくいだろう。また、地方銀行のIPOにおける初値パフォーマンスもさえない傾向がある。直近の地方銀行の上場では、2013年12月の足利HD<7167>(公開規模265.7億円)が公開価格420円に対して初値451円と+7.4%高にとどまった。足元でも人口減少や低金利による運用難など地方銀行を取り巻く環境は厳しく、IPOとしても人気化は難しいと考えられる。
同行は富山県を地盤とする第二地方銀行で、同県を中心に66店(2016年1月末時点)を展開している。2015年12月末の預金等(譲渡性預金含む)残高は1兆1,396億円、貸出金は8,143億円。自己資本比率(国内基準)は連結で12.96%、単体で12.35%となっている。また、子会社においてリース業やその他の事業も行っている。
業績面について、2016年3月期は経常収益が前期比7.9%増の295億円、経常利益が同4.5%減の77億円と増収減益の見通しとなっている。純利益については同15.6%増の50億円と最終増益を見込む。想定仮条件水準の今期予想PERは7倍強、前期実績ベースのPBRは0.3倍台で、近隣の第二地銀とおおむね同水準となっている。今期予想配当利回りは2%台で、銀行セクターのなかで特段配当妙味が大きいとは言えない。
公開規模については40億円弱となる見込み。一般的なIPO案件としては大きいものの、東証1部上場案件のなかでは小型に位置付けられる。パッシブファンド等の資金流入に対する期待が高まる可能性があるものの、3/15はユー・エム・シー・エレクトロニクス<6615>や富士ソフトサービスビューロ<6188>が同時上場することから、初値買い資金分散の影響を受けることになるだろう。
◆「富山第一銀行」IPOに申し込めるおすすめ証券会社◆ | ||||||
大和証券 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
SBI証券 | ||||||
マネックス証券 | ||||||
東海東京証券 | ||||||
カブドットコム証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年12月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |