会社名 | やまみ |
市場・コード/業種 | JASDAQスタンダード・2820/食料品 |
上場日 | 6月17日 |
申込期間(BB期間) | 5月31日~6月6日 |
おすすめ証券会社 | SMBC日興証券 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★(最高★5つ) |
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
やまみのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 5月27日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 5月31日~6月6日 | |||||
公開価格決定 | 6月7日 | |||||
購入申込期間 | 6月9日~6月14日 | |||||
払込日 | 6月16日 | |||||
上場日 | 6月17日 |
やまみのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2016年6月3日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア (※公募分のみ。売出分、OA分は除く) |
口座開設 | ||||
SMBC日興証券 [最短5日で口座開設可能] |
5.9% | |||||
みずほ証券(主幹事証券) | 77.7% | |||||
野村證券 | 14.9% | |||||
ひろぎんウツミ屋証券 | 1.5% |
やまみのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
仮条件 [予想PER(※1)] |
1650~1690円 [14.6倍~14.9倍] |
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公募価格 | 1690円 | |||||
初値 | 1751円 | |||||
初値騰落率 | +3.61% | |||||
予想トレーディングレンジ(※2) | 1000~2500円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※2 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社3社の予想PER(2016年5月26日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【3社平均】 | 18.2倍 | |||||
OK食品<2905> | 18.8倍 | |||||
旭松食品<2911> | 16.6倍(連) | |||||
篠崎屋<2926> | 19.2倍 |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。
やまみの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 628万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募72万株 売出35万株 (オーバーアロットメントによる売出16万500株) |
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想定公開規模 | 19.7億円~20.9億円(OA含む) |
やまみは豆腐製造のJQ上場案件
豆腐、厚揚げ、油揚げ等の製造、販売を行う。販売地域は九州地方から東海地方までの広域に渡るが、特に本社工場がある中国地方での販売量が多く、また関西地方での販売量が増加している。消費者ニーズに対応して「切れてる豆腐」「刻み揚げ」等の新製品の販売を開始したほか、業務用豆腐の販売を開始するなど業容の拡大を図っている。
IPOにおいては事業内容が地味な印象を与えることに加え、公開規模が比較的大きいことも敬遠される可能性が高い。バリュエーション面での割安感や足元の原油安メリット等を除けば、積極的に初値を買う材料は乏しい。
公開規模については20億円程度となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株はなく、6/17に同時上場する企業もないものの、前述のとおり公開規模にはやや荷もたれ感がある。
◆「やまみ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SMBC日興証券 | ||||||
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やまみの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2012/6 | 5,351 (―) |
350 (―) |
259 (―) |
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2013/6 | 6,130 (14.6%) |
182 (-47.8%) |
200 (-22.9%) |
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2014/6 | 7,748 (26.4%) |
348 (90.5%) |
293 (46.6%) |
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2015/6 | 9,084 (17.2%) |
419 (20.3%) |
349 (19.0%) |
|||
2016/6予 | 9,558 (5.2%) |
1,126 (168.5%) |
710 (103.3%) |
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2016/3 3Q | 7,123 (―) |
845 (―) |
597 (―) |
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予想EPS(※) /配当 |
単独:113.06円/-円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 |
やまみの業績コメント
2016年6月期の業績は、売上高が前期比5.2%増の95.5億円、経常利益が同168.5%増の11.2億円と増収増益の見通しとなっている。
足元の食品製造業においては、原油安を背景としたエネルギー価格の低下が寄与しているものの、個人消費の伸び悩みにより販売面では依然厳しい経営環境が続いている。
このような経営環境のもと、同社は、収益の柱である豆腐、厚揚げ、油揚げ等の販売拡大に努めるとともに、前期より発売を開始した「切れてる豆腐」の販路拡大や業務用豆腐の販売開始に向けて食品加工業者、外食業者に対する営業を行う等の新たな取組みに注力した。
設備投資面では、前期に着工した関西工場の増築が2015年10月に完成し、焼き豆腐・業務用豆腐の製造設備を設置し、関西工場での焼き豆腐の生産を開始したほか、本社工場における生産量増加に伴うインフラ整備として、排水処理設備の増強を行った。また足元では、本社工場にて新たな木綿豆腐の製造ラインの設置に着手しており、製造力の強化及び製造ライン統廃合による効率化にも取り組んでいる。
なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高71.2億円で74.5%、経常利益8.4億円で75.0%となっている。
やまみの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 広島県三原市沼田西町小原字袖掛73番地5 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 山名 清(昭和30年6月22日生) | |||||
設立 | 昭和50年1月29日 | |||||
資本金 | 6165万円(平成28年5月13日現在) | |||||
従業員数 | 158人(平成28年3月31日現在) | |||||
事業内容 | 豆腐、厚揚げ、油揚げ等の製造、販売 |
■売上高構成比率(2015/6期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
豆腐等製造販売事業 | 9,084 百万円 | 100.0% | ||||
合計 | 9,084 百万円 | 100.0% |
■大株主上位10位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | (株)YMコーポレーション | 240万2000株 | 43.20% | |||
2 | 山名 徹 | 120万株 | 21.58% | |||
3 | 山名 清 | 110万9600株 | 19.96% | |||
4 | 山名 睦子 | 70万9600株 | 12.76% | |||
5 | やまみ従業員持株会 | 4万8800株 | 0.88% | |||
6 | 山名 昭典 | 4万株 | 0.72% | |||
7 | 城本 浩司 | 2万株 | 0.36% | |||
7 | 池田 隆幸 | 2万株 | 0.36% | |||
9 | 土橋 一仁 | 8000株 | 0.14% | |||
10 | 林 辰男 | 2000株 | 0.04% | |||
合計 | 556万株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 本社工場における新製品であるおから、白和えの製造設備、関西工場における製造効率化のための絹豆腐専用ライン新設に係る設備投資資金の一部、関西工場における製造量の拡大が見込まれる厚揚げラインの増強のための設備投資および本社工場における製造効率化のための絹豆腐専用ライン新設に係る設備投資の資金の一部として充当予定。 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2014年3月4日 | ||||
割当先 | (株)やまみホールディングス(現(株)YMコーポレーション) | |||||
発行価格 | 96円※株式分割を考慮済 |
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やまみの銘柄紹介
豆腐、及びその関連製品である厚揚げ、油揚げ等の製造、販売を行う豆腐等製造販売事業を展開している。
大豆、フィルム、トレイ、副資材(にがり等)を仕入れ、本社工場及び関西工場の各ラインにおいて、様々なサイズの豆腐、厚揚げ、油揚げ等を製造し、小売業、卸売業に対して製品を販売している。
販売地域は、九州地方から東海地方までの広域に渡るが、特に広島県三原市に本社工場があることから中国地方での販売量が多い。また2012年8月に滋賀県甲賀市に設置した関西工場が稼動したことから、関西地方での販売量が増加している。
事業の特長としては、(1)機械化により作業員の手の触れる部分の限定、一部ラインの完全自動化及び機械による加熱冷却殺菌等により、衛生面で高いレベルの製品製造が可能であること、(2)短時間で大量生産が可能なラインを導入することにより個当たりの製造単価を引き下げ、価格競争力のある製品製造を行っていることが挙げられる。
同社では、消費者ニーズに応えるため多様な製品を幅広く製造している。2015年6月期より即食・簡便で、調理するための使い勝手の良さを追求した「切れてる豆腐」や「刻み揚げ」等の新製品の販売を開始した。さらに、食品加工業や外食業等の企業向けに業務用豆腐の販売を開始しており、業容の拡大を図っている。
製品構成としては、ナショナルブランド(NB)、小売業者等のプライベートブランド(PB)を合わせて約140種類の製品を製造している。豆腐は、各地域により伝統的な形や大きさがあり、地域特性に対応した製造ラインを有している。また、近年の核家族世帯や単身世帯向けに小さなサイズの豆腐を個分けで開封できるタイプや調理の手間を省く切れてる豆腐、刻み揚げ等の多様な製品にも対応している。
やまみの投資のポイント
6月に先行して上場する予定の3社が高い初値を付けてくることが想定されるため、IPO人気の高まりが同社の初値形成にも追い風となることが考えられる。ただ、IPOにおいては事業内容が地味な印象を与えることに加え、公開規模が比較的大きいことも敬遠される可能性が高い。バリュエーション面での割安感や足元の原油安メリット等を除けば、積極的に初値を買う材料は乏しい。
同社は、豆腐、厚揚げ、油揚げ等の製造、販売を行う。製品の販売地域は九州地方から東海地方までの広域に渡るが、特に広島県三原市に本社工場があることから中国地方での販売量が多く、また2012年8月に滋賀県甲賀市に設置した関西工場が稼動したことから、関西地方での販売量が増加している。消費者ニーズに応えるため多様な製品を幅広く製造しており、「切れてる豆腐」「刻み揚げ」等の新製品の販売を開始した。また、業務用豆腐の販売を開始するなど業容の拡大を図っている。
業績面について、2016年6月期は売上高が前期比5.2%増の95.5億円、経常利益が同168.5%増の11.2億円と増収増益の見通しとなっている。外国産大豆を使用した製品を増やしたことや原油価格の下落により、材料費・水道光熱費の対売上高比率が低減する見込み。ただ、第3四半期までの売上高、経常利益は予算を若干下回って推移している。想定仮条件水準の今期予想PERは14~15倍程度で、類似企業と比較してやや割安感がある。
公開規模については20億円程度となる見込み。創業家が株式の大半を保有しており、ベンチャーキャピタル保有株はないものの、公開規模にはやや荷もたれ感がある。また、IPOスケジュール上では、6/17に同時上場する企業はないものの、6/16に上場する農業総合研究所<3541>の初値形成が2日目に持ち越される可能性がある。
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SMBC日興証券 | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
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【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |