IPO株の銘柄分析&予想

「エイトレッド」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の企業向けワークフロー製品開発・販売企業との比較や予想まで解説![2017年1月11日 情報更新]

2016年11月18日公開(2017年12月5日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 エイトレッド
市場・コード/業種 東証マザーズ・3969/情報・通信業
上場日 12月22日
申込期間(BB期間) 12月7日~12月13日
おすすめ証券会社 大和証券SMBC日興証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4210円(+133.89%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

エイトレッドのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 12月5日
ブックビルディング(抽選申込)期間 12月7日~12月13日
公開価格決定 12月14日
購入申込期間 12月15日~12月20日
払込日 12月21日
上場日 12月22日

エイトレッドのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年12月16日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
82.6
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SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
5.2
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いちよし証券 7.0  
藍澤證券 3.5  
東洋証券 1.7  

エイトレッドのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1800
仮条件
[予想PER(※2)
1700~1800円
19.2倍~20.3倍]
公募価格 1800円
初値 4210円
初値騰落率 +133.89%
予想トレーディングレンジ(※3) 1500~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2016年12月2日大引けの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 82.3倍
NTTDIM<3850> 18.1倍(連)
ネオジャパン<3921> 25.3倍
サイボウズ<4776> 203.6倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

エイトレッドの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 220万株(予定)
公開株式数 公募20万株  売出40万株
(オーバーアロットメントによる売出9万株)
想定公開規模(※1) 12.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

エイトレッドはワークフロー製品を手掛けマザーズ上場

 稟議申請から承認に至るまでの業務効率化を図るためのワークフローパッケージ「X-point」等の開発・販売、クラウドサービスの提供を行う。大規模組織向けの「AgileWorks」及びクラウドサービス「X-point Cloud」の販売拡大に注力しており「AgileWorks」は今期23.5%増収、「X-point Cloud」は同48.9%増収と大きな伸びを見込む。

 事業内容に目新しさはなく、公開規模も軽量感には乏しい。一方で、クラウドサービス関連銘柄はIPOで根強い人気があり、一定の関心を集めるだろう。また、12/19週は9社が上場予定というIPOラッシュだが、12/22に同時上場するのはフォーライフ<3477>のみにとどまる。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。ソフトクリエイトHD<3371>が発行済株式の8割、SCSK<9719>が同2割を保有している。

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エイトレッドの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2013/3 582
(―)
182
(―)
110
(―)
2014/3 724
(24.4%)
204
(11.9%
129
(17.3%)
2015/3 716
(-1.1%)
224
(9.8%)
141
(9.6%)
2016/3 845
(17.9%)
271
(21.0%)
174
(23.4%)
2017/3予 950
(12.4%)
300
(10.3%)
195
(11.5%)
2016/9 2Q 490
(―)
153
(―)
99
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:88.64円/29.25円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

エイトレッドの業績コメント

 2017年3月期の業績は、売上高が前期比12.4%増の9.5億円、経常利益が同10.3%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、クラウドサービス市場の拡大を背景として、サービスの利用拡大が顕著となっている。同社製品・サービスを展開するワークフローソフトウェア市場についても、クラウドサービス及びワークフローソフトウェアの需要拡大を背景に堅調に推移した。

 このような状況の中で、同社はワークフローソフトウェアメーカーとして、全国主要都市でのパートナー企業との共同セミナーの開催及び、市場優位性を確保するためのワークフローソフトウェアの機能強化、並びに急速に拡大するクラウドサービス市場のシェア獲得に向けたクラウドビジネスの拡大に注力している。また、全国での運用支援体制を強化するため、開発技術者向けの資格認定制度を新設し、アライアンスパートナーの獲得に注力している。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高4.9億円で51.5%、経常利益1.5億円で51.0%となっている。

エイトレッドの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目15番1号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 稲瀬 敬一(昭和45年12月22日生)
設立 平成19年4月2日
資本金 1億円(平成28年11月18日現在)
従業員数 44人(平成28年10月31日現在)
事業内容 稟議申請から承認に至るまでの業務効率化を図るためのワークフローパッケージ「X-point」等の開発・販売、クラウドサービスの提供
■売上高構成比率(2016/3期 実績)
品目 金額 比率
パッケージソフト 731 百万円 86.5%
クラウドサービス 114 百万円 13.5%
合計 845 百万円 100.0%
■大株主上位2位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)ソフトクリエイトホールディングス 160万株 80.00%
2 SCSK(株) 40万株 20.00%
合計   200万 100.00%
■その他情報
手取金の使途 パッケージ製品「X-point」及び「AgileWorks」の新規機能の開発やバージョンアップ等の改良等を目的とした設備投資資金として充当予定。
関係会社 (株)ソフトクリエイトホールディングス(親会社)株式等の保有を通じたグループ企業の統括、管理等
SCSK(株)(その他の関係会社)ITインフラ、アプリケーション開発、BPO等のサービス提供
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格
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エイトレッドの銘柄紹介

 同社は、ワークフロー製品の開発及び販売を主たる事業として行っている。

 ワークフロー製品とは、企業の様々な業務にかかる稟議・申請から承認・決裁に至るまでの事務フローを電子化し、業務プロセスの効率化・自動化、内部統制の強化を図る等の製品の総称。これらの製品は、個別案件ごとにスクラッチ開発をする形態、グループウェア製品やERP製品の付随機能として提供される形態、独立したパッケージソフトとして提供される形態及びクラウドサービスとして提供される形態などがある。

 同社は、Java技術を活用し日本型業務プロセスに適応したワークフロー製品を独自開発し、パッケージソフトとして「X-point」及び「AgileWorks」を販売し、クラウドサービスとして「X-point Cloud」を提供している。

1・「X-point」

 同社が独自開発したワークフロー製品であり、Java技術を活用し、利用者がWEBブラウザ上で「まるで紙に書くような」直感的な入力フォームを提供する製品。

 ワークフローの基本機能(稟議・申請から承認・決裁に至るまで)加え、導入企業の社内制度・規則等に応じた柔軟な設定が可能であること、検索・データ集計機能等の提供、オプションを利用し主要なグループウェア製品やERP製品とのシステム連携が可能であること、スマートフォンやタブレット端末等のスマートデバイスにも対応し、利用者が社外等においてセキュアな環境のもとワークフロー処理が可能であること等の特徴がある。

 また、ワークフローにかかる入力フォームは、ユーザー企業において自由に構築可能であるほか、同社において予め作成した多種多様な業種及び業務に応じた稟議書や勤務表等の申請書テンプレートを提供しており、これらを活用することにより円滑な導入及び運用を可能としている。

 小規模から中規模企業(従業員数:300名から1,000名まで)を主たるターゲット層としており、高度な情報システムの知見がなくても容易に導入・運用が可能なシステム設計となっている。

2・「AgileWorks」

 「X-point」の機能を踏襲しつつ、より大規模な組織における運用を前提として開発した製品。

 特徴として組織改編や人事異動等への対応強化、多言語対応(英語及び中国語)、アドオン型のシステム連携(他システムと連携するために必要な機能をパッケージ外部で追加開発すること)などがある。

 中規模から大規模企業(従業員数:500名から10,000名まで)を主たるターゲット層としている。

3・「X-point Cloud」

 パッケージソフト「X-point」をクラウドサービスとして提供している。導入企業においては、自社サーバー等の設備が不要で、初期導入が迅速であること、バージョンアップや機器管理の手間が不要であること等のメリットがある。

 小規模企業(従業員数:300名未満)を主たるターゲット層としているが、100名未満のより小規模な企業への導入も推進している。

エイトレッドの投資のポイント

 パッケージソフト開発を手掛ける企業のIPOはテーマ性や公開規模、上場時期のIPO人気の度合いに初値が左右されやすい。今回は業務効率化を目的としたパッケージソフトであり、目新しさはない。また、公開規模は需給懸念を生じるほどではないが、軽量感には乏しい。

 一方で、クラウドサービス関連銘柄はIPOで根強い人気があり、一定の関心を集めるだろう。また、12/19週は9社が上場予定というIPOラッシュだが、12/22に同時上場するのはフォーライフ<3477>のみにとどまっているため、現時点では初値買い資金分散の影響はさほど大きくないと考えられる。

 同社は、Java技術を活用し日本型業務プロセスに適応したワークフロー製品を独自開発し、パッケージソフトとして小~中規模企業向けの「X-point」及び中~大規模企業向けの「AgileWorks」を販売するほか、クラウドサービスとして「X-point Cloud」を提供している。「X-point」は利用者がWEBブラウザ上で「まるで紙に書くような」直感的な入力フォームであることが特徴。

 売上については、製品・サービスの導入時等に受領する対価(フロー売上)と、導入企業における継続利用に伴い受領する対価(ストック売上)に区分される。兄弟会社であるソフトクリエイトやその他の関係会社であるSCSK<9719>を含むSIer等で構成されるパートナー企業(販売代理店)を活用した営業体制を構築している。

 業績面について、2017年3月期は売上高が前期比12.4%増の9.5億円、経常利益が同10.3%増の3.0億円と増収増益の見通しとなっている。大規模組織向けの「AgileWorks」及びクラウドサービス「X-point Cloud」の販売拡大に特に注力する方針としており、「AgileWorks」は同23.5%増収、「X-point Cloud」は同48.9%増収と大きな伸びを見込む。想定仮条件水準の今期予想PERは19~21倍となり、ワークフローシステムを手掛ける類似企業のレンジ内となっている。

 公開規模については10億円台前半となる見込み。ソフトクリエイトHD<3371>が発行済株式の8割、SCSKが同2割を保有している。また、前述のとおり12/22はフォーライフがマザーズに同時上場する。軽量感を重視する投資家の初値買いはフォーライフに向かう可能性もあるが、同社も業態妙味などから一定の買いを集めるだろう。ただ、12/21上場の企業が初日値付かずとなることも想定されるため、今後の動向を注視したい。

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2020 2019 2018
22社
41社
17社
35社
23社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 533万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップクラス! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」「JR九州」「ソフトバンク」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら口座を開いておきたい証券会社だ。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
16社
52社
20社
61社
21社
66社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
310万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2020年は主幹事数、取扱銘柄数ともに第3位! また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
43社
22社
43社
13社
31社
10%:1人1票の平等抽選 303万
【ポイント】
国内三大証券の一角を占める大手証券で、毎年、数多くのIPOで主幹事を務めており、2019年は実績数を大きく伸ばして野村證券を抜いてトップ。取扱銘柄数も毎年トップクラスなので、本気でIPO投資に力を入れる個人投資家には必須の証券会社と言えるだろう。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されないのも資金に限りのある個人投資家にとってはメリット
※ 残あり口座数
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2020 2019 2018
15社
85社
7社
82社
11社
87社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
604万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2020年は全93社中85社と約91%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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