闇株新聞[2018年]

森友公文書改竄とフェイスブック個人情報漏洩で、安倍・トランプの日米両政権が最悪の事態に陥る!?闇株新聞が注視する「日米政治スキャンダルの行方」

2018年3月23日公開(2022年3月29日更新)
闇株新聞編集部
facebook-share
x-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
闇株新聞プレミアムメールマガジン 20日間無料!

先週の国内ニュースは森友学園問題を巡る公文書改竄問題に終始しました。安倍政権は財務省理財局長(当時)だった佐川宣寿国税庁長官を辞任させ逃げ切ろうとしていますが事態は予断を許しません。一方、米国では混迷続くトランプ政権が政権発足以来「最悪の事態」に陥るスキャンダルが持ち上がりました。日米の政権基盤が揺らげは為替・株式・債券市場への影響は避けられません。刺激的な金融メルマガ『闇株新聞プレミアム』が解説します。

森友公文書改竄とフェイスブック個人情報漏洩で、安倍・トランプの日米両政権が最悪の事態に陥る!?

公文書改竄問題は予断を許さない状況
安倍首相辞任ともなれば円高は必至

 先週のニュースは、森友学園問題で多数の公文書が「改竄」されていた件に終始しました。 安倍政権は財務省・理財局に責任があるとして、当時の理財局長だった佐川国税庁長官を辞任させ逃げ切ろうとしていますが、事態は予断を許しません。

 この問題の背景には、2014年5月に設置された「内閣人事局」の存在があります。内閣人事局は主に政治家の登用が多い副大臣、政務官、内閣官房副長官、総理大臣補佐官などのポストに介入し、事務次官を始めとする官僚組織の人事すべてを差配するわけではありません。

 とはいえ実際には事務次官や各局長などの幹部人事に内閣人事局(実際には内閣総理大臣と官房トップの官房長官)の意向が働いたとしか考えられない人事も多くあります。ゆえに官僚トップに近い幹部が常に官邸(正確には内閣人事局)を意識し、内閣総理大臣や官房長官の意向を「忖度」する傾向が強くなったのは事実です。

 これには2つのリスクがあります。1つは実際に内閣人事局(内閣官房内の組織ですからそのトップは内閣総理大臣と官房長官です)が実際に官僚の人事権を握り、官僚全体を意のままに扱ってしまうこと。もう1つは官僚全体として「隙あらば壊してしまいたい体制」であることです。今回は時間差があるものの、その両方が作用していると考えられます。

 森友学園の「改竄」については、麻生財務大臣を含む政権の中枢が指示していたのか、また官僚トップに近い幹部(ここでは当時の佐川理財局長)が「忖度した」のかは、軽々に推測すべきではありません。

 しかし、官邸が完全に佐川理財局長(当時)や、自殺したとされる担当職員に完全に責任を押し付けて事態の収拾を図るなら、今度こそ官僚組織全体を敵に回すことになり、短期間で瓦解した第一次安倍内閣(2006年9月~2007年8月)の再現となるはずです。

 この問題は明らかな「公文書偽造」ですが(その首謀者は佐川理財局長=当時)、まさか逮捕するわけにもいかず、また補助金詐取で逮捕されている籠池前理事長も逮捕容疑が無くなってしまうため、大阪地検特捜部も難しい立場に追い込まれてしまいます。

 9月には自民党総裁選もあるため、官僚組織も巻き込んだ政治的取引の「材料」にも使われかねず、今後の展開はますます読みづらくなります。安倍辞任の可能性(今のところ10%程度と考えます)が出てくれば、金融緩和が早期に終了するとの予測から、かなりの円高になるはずです。

フェイスブック情報漏洩でさらに辞任者!?
トランプ政権を最悪の事態に陥れる大事件

 さて米国では混迷続くトランプ政権が、最悪の事態に陥るであろう新たな疑惑が持ち上がりました。まだ日本での報道はほとんどありませんが、米国では「トランプ大統領を誕生させたビッグデータはフェイスブックから不正取得されたのか」(ハフィントンポスト)「フェイスブックに批判、トランプ陣営関連会社に個人情報流出」(CNN)など、相当大きな扱いです。

 この件に関し本紙は約1年前の2017年2月23日付『闇株新聞プレミアム』でかなり詳しく報じていました。トランプ大統領当選の背景には、英国の調査会社ケンブリッジ・アナリティカが対立候補ヒラリー・クリントンに対して行った巧妙なネガティブキャンペーンがあるというものです。

 ケンブリッジ・アナリティカの実質オーナーは「最強のヘッジファンド」と言われるルネッサンス・テクノロジーズCEOのロバート・マーサーで、超保守派と言われています。マーサーは個人でもトランプの大口献金者であり、政権発足時には「手下」のスティーブ・バノンを首席戦略官としてホワイトハウスに送り込み、外交戦略をリードさせていました。

 2017年2月23日の本紙記事には、この工作のためには有権者のビッグデータが絶対に必要で、中でもフェイスブックの「いいね」が最も価値がある情報だと書いてあります。ただし、当時の記事で本紙は「ケンブリッジ・アナリティカはフェイスブックをはじめとするSNSから(ビッグデータを)きわめて安価に購入している」としていました。

 ところが今回、この貴重なビッグデータは「購入」したのではなく、フェイスブックから「不正に得た」ものであったようです。その数は「会員の友人」も含めて5000万人を超えるともされています。

 これを受けたフェイスブックの行動も素早く、報道前日の3月16日には法律顧問が「2015年に(大統領選は2016年11月です)不正なデータ引き出しに気がつき、全情報の返却を要請していたものの、一部は返却されていなかったようだ」とブログに投稿しています。

 フェイスブックとしては、どこまでも被害者を演じるしかありませんが、フェイスブックの株価はその3月16日の185ドルから、現在(米国時間3月20日午前)には163ドルまで下落しています。

 この件はトランプの方から持ち掛けた話ではないはずですが、やはりイメージ的にはかなりのマイナスで政権を去る幹部もさらに出てくると思われます。ロシアゲート疑惑とは直接の関係はないはずですが、もしヒラリー攻撃にロシアが関わっていたなら、さらにトランプの選挙対策委員長だったバノンに何らかの依頼をしていたなら……終結寸前となった捜査がまた長引くことになり新たな訴追者が出る恐れもあります。

 いずれにしてもトランプ政権発足以来「最悪」の事態であることだけは間違いなさそうです。

闇株新聞プレミアムメールマガジン 20日間無料!

日米両政権を揺るがすスキャンダルは、これからどのように展開するのか!? 事態は予断を許しません。刺激的な金融メルマガ『闇株新聞プレミアム』では、あらゆる方面から情報を収集・分析し、いちはやく読者の皆様にお届けします。

 

闇株新聞PREMIUM

闇株新聞PREMIUM
【発行周期】 毎週月曜日・ほか随時  【価格】 2,552円/月(税込)
闇株新聞PREMIUM 闇株新聞
週刊「闇株新聞」よりもさらに濃密な見解を毎週月曜日にお届けします。ニュースでは教えてくれない世界経済の見解、世間を騒がせている事件の裏側など闇株新聞にしか書けないネタが満載。
お試しはコチラ

 

DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)

●DPM(ダイヤモンド・プレミアム・メールマガジン)とは?

金融・経済・ビジネス・投資に役立つタイムリーかつ有益な情報からブログに書けないディープな話まで、多彩な執筆陣がお届けする有料メールマガジンサービス。
初めての方は、購読後20日間無料! 


世の中の仕組みと人生のデザイン
【発行周期】 隔週木曜日  【価格】 864円/月(税込)
世の中の仕組みと人生のデザイン 橘 玲
金融、資産運用などに詳しい作家・橘玲氏が金融市場を含めた「世の中の仕組み」の中で、いかに楽しく(賢く)生きるか(人生のデザイン)をメルマガで伝えます。
お試しはコチラ

堀江 貴文のブログでは言えない話
【発行周期】 毎週月曜日、水曜、ほか随時  【価格】 864円/月(税込)
堀江 貴文のブログでは言えない話 堀江 貴文
巷ではホリエモンなんて呼ばれています。無料の媒体では書けない、とっておきの情報を書いていこうと思っています。メルマガ内公開で質問にも答えます。
お試しはコチラ

 


ダイヤモンド・ザイ 2026年4月号好評発売中!
年200万円利用で高級ホテル宿泊券がもらえる!最強ゴールドカードを検証! ダイヤモンド・ザイのウェブ会員登録はコチラから 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
ゴールド・プリファード・カードの公式サイトはこちら moomoo証券は「米国株」投資におすすめの証券会社! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の魅力を徹底解説!NISAは全商品が手数料無料!「クレカ積立で最大3%還元!」「普通預金金利が大幅アップ!」などメリット多数! 楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ゴールド・プリファード・カードの公式サイトはこちら moomoo証券は「米国株」投資におすすめの証券会社! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら! 三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の魅力を徹底解説!NISAは全商品が手数料無料!「クレカ積立で最大3%還元!」「普通預金金利が大幅アップ!」などメリット多数! 楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

最強の高配当株&
増配株111銘柄
投信格付240本

4月号2月20日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[最強の高配当株&増配株111銘柄]
◎巻頭特集
最新決算で判明!トヨタやイオンなど人気20銘柄の買・売診断も!
株価も業績も伸びる2026年大本命株

●増益率や進捗率が高い業績好調株
●指針改訂で経営効率の改善に期待の株
●成長投資が本格化!大化け“高市株”

◎第1特集
オルカン超えの上昇率!
利回り5%超が続々登場!
最強の高配当&増配株111銘柄
●1:高配当株が最強な4つの理由
●2:損したくない人のための高配当株の必勝法
●配当利回り3%超で優待も!
桐谷さん厳選の高配当優待株10
●安心して持てる最強の高配当株鉄板7&買いや強気は48銘柄!人気高配当株トップ70「買」「売」診断!
●「連続増配+優待」「少額の高配当」で手堅く勝つ!初心者に安心の高配当株22
●「減配しない」「金融庁の“喝”」「テーマ」で爆上げを狙う!株価が上がる高配当株42

◎第2特集
投資しないは大損!?
2026年こそ始める!暗号資産入門

●暗号資産を買うべき理由3
●ビットコイン価格がまだ上がる2つのワケ

●ビットコインはどこで買えばいい?
●販売所の取引コストには注意!

◎第3特集
NISAで売れてる投信をズバ斬り!
★★★の数を見るだけでOK!投信格付240本

●金相場を予測!
ドルや株の代替として金への資金流入が続く!

●NISAで買う投信の選び方
●新登場の投信も!インデックス型46
●市場環境が激震!アクティブ型61
●全体的に成績が向上!バランス型24
●本当の利回りが上昇!毎月分配型100

◎別冊付録
申込み忘れを防いで旬の味覚を満喫しよう!
2026年ふるさと納税年間計画

●申込プランを立てて欲しい返礼品を確実にゲット!
●楽ちん定期便ベスト13
●春夏秋冬の食材が集結!単品ベスト26

◎いつもの連載も充実!
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.19
「教育訓練給付金ってなに?」
●17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略Vol.14
「レートの“ワープ”が介入サイン」
●おカネの本音!VOL.44 吉州正行さん
「銀座の煩悩と禅寺の静寂 両極を見てわかったおカネの適量とは?」
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.112
「カネの匂い? 新富裕層の正体」
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
「ステルス増税とも揶揄される!『独身税』ってなんだ?新制度のリアル」
●ZAiクラブ拡大版!1カ月で1番上がる株を当てろ!
「人気ランキング最下位のティーケーピーが下剋上!」

>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報