世界投資へのパスポート

注目のITセキュリティ企業「クラウドストライク」が
ナスダックにIPO(新規上場)! 競合の「ズィース
ケーラー」も堅調なので、人気化する可能性は高い!

2019年6月3日公開(2019年6月20日更新)
広瀬 隆雄
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
印刷向け表示

近くIPOするクラウドストライクは、
元マカフィーのCTOが同僚と共に設立!

 クラウドストライク(ティッカーシンボル:CRWD)は、近くナスダックに新規株式公開(IPO)を予定しているセキュリティ・クラウド(Security Cloud)企業です。本コラムで紹介することが多いズィースケーラー(ティッカーシンボル:ZS)のライバル企業です。

 クラウドストライクは、2011年に元マカフィーのチーフ・テクノロジー・オフィサーだったジョージ・カーツが、同僚のドミトリ・アルペロビッチと一緒に設立した企業です。

クラウドストライクの名前の由来は、
「cloud(雲)」ではなく「crowd(群衆)」

 クラウドストライクは、クラウドソーシング(crowdsourcing)の手法をネットワーク・セキュリティに援用しています。すなわち沢山の顧客企業のうち誰かが攻撃された場合、その侵入者の情報をAWS上に構築した「クラウドストライク・ファルコン」というプラットフォームを経由し、他の全顧客と共有して集団で防衛します。

 クラウドストライクの社名がcloud(雲)ではなくcrowd(群衆)なのは、そういう理由です。

 クラウドストライクがこうしたサービスを発想した背景には、ハッカーの侵入を全て防げるというのは幻想に過ぎず、実際にはどんなに防御を固めても新しい手法で侵入されるので、むしろ「侵入された後、どう対処する?」ということのほうがずっと重要だという気づきがあります。

 このような集団防衛のメリットは、自社で経験豊かなITセキュリティ担当者を常駐できないような中小企業でも、大企業と同じレベルの対応が出来る点にあります

クラウドに移行しつつあるIT環境に合わせた
新しいセキュリティ・サービスを提供

 我々は、セールスフォース・ドットコム(ティッカーシンボル:CRM)、ワークデイ(ティッカーシンボル:WDAY)、サービスナウ(ティッカーシンボル:NOW)などのクラウドを通じたサービスを利用しながら、日常業務を進めることが多くなっています。

 このように、会社での日常業務がクラウドに移行するとともに、いままでのファイアーウォールで守られた社内のITインフラだけを守るという発想は実情にそぐわなくなってきています。

 すると、新しいITセキュリティ・アーキテクチャは、そのような新しい環境を想定して最初からやり直す必要があるわけです。クラウドストライクは、まさしくそのような出発点から全く新しいサービスをデザインしました

 クラウドストライクのサービスは、ソフトウェア・アズ・ア・サービス(SaaS)として顧客に届けられ、定期購読される形態をとります。

クラウドストライクの業績は好調!
ドルベース・ネット・リテンション率は147%に

 クラウドストライクは、2019年1月31日で終了した四半期では年率換算3.13億ドルの年間リピート売上高(ARR: Annual Recurring Revenue)を記録しました。これは前年同期比+121%でした。

 課金顧客数は2500です。トップ20行の銀行のうち、9行がクラウドストライクの顧客となっています。また「フォーチュン100」の大企業のうち、40%がクラウドストライクの顧客です。

 「既存顧客1人(1社)あたりの売上げが、前年同月比でどれだけ増えているのか」を表すドルベース・ネット・リテンション率は、147%でした。

 クラウドストライクのドルベース・ネット・リテンション率が上昇している背景として、同社がモジュール型のいろいろな追加サービスを発表し、顧客が必要に応じてそれらの購入を可能にしたことによります。

 クラウドストライクのターゲット市場の潜在規模は246億ドルです。この潜在市場規模は、新しいモジュールの導入でサービス範囲を拡大するにつれて大きくなると予想されます。

 クラウドストライクの過去3年間の1株当たりの業績は下のチャートのように推移してきました。

 クラウドストライク株は、ゴールドマン・サックス、JPモルガン・チュース、BofAメリルリンチ、バークレイズから構成される引受シ団によりマーケティングされており、6月10日前後にナスダックに上場される予定です。

【今週のまとめ】
今ホットなITセキュリティ分野である
クラウドストライクのIPOは要注目!

 クラウドストライクは今ホットなITセキュリティ分野のIPOです。ライバルのズィースケーラーの株価が堅調であることから、クラウドストライクも人気化することが予想されます

■ズィースケーラー(ZS)チャート/日足・6カ月
ズィースケーラー(ZS)チャート/日足・6カ月ズィースケーラー(ZS)チャート/日足・6カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
拡大画像表示

【※今週のピックアップ記事はこちら!】
不安定な相場環境だからこそ、割安に放置されている優良銘柄を探せ! ROEや年初来高値からの下落率、営業利益伸び率などで、成長銘柄をスクリーニング!

優待名人・桐谷さんが厳選した5万円株を2銘柄紹介! 配当+優待利回りが6%以上でQUOカードや割引券がもらえる「ムゲンエステート」「ヤマダ電機」に注目

【2019年6月1日更新!】


「米国株」取扱数が多いおすすめ証券会社

◆サクソバンク証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
5900銘柄以上
個別株:4400銘柄以上
ETF:1400銘柄以上
ADR:約30銘柄
約定代金の0.2%
※最低手数料5米ドル、上限手数料15米ドル
【サクソバンク証券のおすすめポイント】
米国株は、取扱数が約6000銘柄と圧倒的に多いうえに、売買手数料が0.2%と業界最低水準なのが魅力。中国株も約2000銘柄と多い。さらに、イギリス株が約1000銘柄、ドイツ株が約600銘柄、、フランス株が約800銘柄と、他社では扱いの少ない欧州株に強いのも大きな特長だ。さらにCFDを使うことで外国株の売りポジションを取れるのもサクソバンク証券ならではの強み。外国株式もCFDもひとつのトレードツールで一元管理できるのも便利だ。外国株投資に力を入れたい個人投資家であれば、口座を開いておきたい証券会社だろう。
【関連記事】
◆【サクソバンク証券おすすめのポイントは?】海外株式に強みをもつ証券会社。米国株の売買手数料が0.2%と業界最低水準!
【米国株投資おすすめ証券会社】サクソバンク証券の公式サイトはこちら
◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
3400銘柄以上
個別株:3110銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:60銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【マネックス証券のおすすめポイント】
米国株取引に力を入れており、取扱数3000銘柄以上は主要ネット証券では最大! 成行注文や指値注文のほか、逆指値注文、連続注文、ツイン指値(OCO注文)など、多彩な注文方法が使えるのも魅力だ。また「トレードステーション米国株 スマートフォン」なら、高機能チャートなど、多彩な機能を活用しながらスマホアプリから米国株の取引が可能! 現在、米国株取引手数料(税抜)を、最大3万円キャッシュバックするお得なキャンペーンを実施中!
【関連記事】
◆【マネックス証券おすすめのポイントは?】日本株手数料の低さ、ユニークな投資ツールが充実しているネット証券大手
【米国株投資おすすめ証券会社】マネックス証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1400銘柄以上
個別株:1030銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:100銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【SBI証券のおすすめポイント】
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、入出金手数料が無料など、便利な「外貨入出金サービス」が利用可能! ダウ・ジョーンズ社が発行する金融専門誌「BARRON’S(バロンズ)」の抜粋記事(日本語訳)や、モーニングスター社による「個別銘柄レポート」など、投資情報も充実している。
【関連記事】
◆【SBI証券のおすすめポイントは?】IPOの多さ&夜間取引、銀行との連携など独自サービスも充実!
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
【米国株投資おすすめ証券会社】SBI証券の公式サイトはこちら
◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
米国株の取扱銘柄数 取扱手数料(税抜)
1300銘柄以上
個別株:920銘柄以上
ETF:250銘柄以上
ADR:120銘柄以上
約定代金の0.45%
※最低手数料5米ドル、上限手数料20米ドル
【楽天証券おすすめポイント】
新興国などの個別銘柄を実質的に売買できるADR(米国預託証書)の銘柄数が豊富。日本株と同じ取引ツール「マーケットスピード」でも取引可能で、10種類以上のテクニカルチャートを使うことできる。ダウ・ジョーンズ社の有名金融専門誌から記事を抜粋・日本語訳した「バロンズ拾い読み」も読める。
【関連記事】
【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ!投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆【楽天証券の株アプリ/iSPEEDを徹底研究!】ログインなしでも利用可能。個別銘柄情報が見やすい!
【米国株投資おすすめ証券会社】楽天証券の公式サイトはこちら
※ NYSE(ニューヨーク証券取引所)、NYSE Arca、NYSE MKT、NASDAQに上場する個別株 。


ANAアメックスならANAマルが無期限で貯められて還元率アップ! じっくり貯めて長距離航空券との交換を目指せ!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2019年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2019年の最強クレジットカード(全7部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、 本当は“ゴールド”ではなく“プラチナ”だった!? 日本初のゴールドカードの最高水準の付帯特典とは? 高いスペック&ステータスを徹底解説!アメリカン・エキスプレスおすすめ比較 おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」付帯サービスはプラチナカード顔負け!最強ゴールドカード 実力を徹底検証 じぶん銀行住宅ローン SPGアメリカン・エキスプレス・カード 楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! ANAアメックスならANAマイルが無期限で貯められて還元率アップ! じっくり貯めて長距離航空券との交換を目指せ!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

10倍株の見つけ方&
発掘54銘柄
人気の株500激辛診断

8月号6月21日発売
定価730円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

10倍株見つけ方&発掘54銘柄

成長の秘密と底値の拾い方を図解!
・こんなところに潜んでる!
10倍株の探検マップ
・これを守れば失敗しない!10倍株発掘3つの心得
長期の成長ストーリーが描ける株25銘柄
経営者の手腕が期待できる株3銘柄
注目前だからおいしい地方拠点株8銘柄
底値を待って買う景気敏感株6銘柄

個人投資家1万人アンケート第2弾
億超え投資家の株&投信の戦略
弐億貯男さん/本田 武さん/かぶ1000さん
JACKさん/まつのすけさん/ひじかた投資ぞうさん/
インヴェスドクターさん

買っていい10万円株は102銘柄! 
人気の株500+Jリート14激辛診断!
2019年夏のイチオシ株
10万円株7/高配当株7/株主優待株7/Jリート4
気になる人気株
大型株371/新興株108/Jリート10
儲かる株の見つけ方
旬の3大テーマ/5大ランキング/セクター別

●社会の常識を覆す技術やサービスが続々
世界を変える米国株ネクスト10

●発表! 4大投信アワードから厳選! 
好成績投信ZAiアワード

【別冊付録・1】
全上場3736銘柄の最新理論株価
1.理論株価より割安度が高い株20
2.割安度が拡大した3月決算株20
3.割高から割安に転換した株2

【別冊付録・2】
老後のおかねシリーズ(3)
おかねが毎月届く教科書

定期購読を申し込むと500円の図書カードをプレゼントキャンペーン開催中!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!

>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2019】 クレジットカードの専門家が選んだ 2019年おすすめ「法人カード」を発表! 山本潤の超成長株投資の真髄で、成長株投資をはじめよう!(ザイ投資戦略メルマガ) 新築マンションランキング

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報