【今回のまとめ】
1.米国の決算発表シーズンはいつもより悪い
2.経済指標もさえない
3.緩和を見越して株式市場はしっかり
4.実際に緩和が発表され「理想買い、現実売り」で利食われたら、そこから買い
米国企業の第2四半期決算は、落胆すべき内容
米国の第2四半期の決算発表シーズンが峠を越しました。
先週(7月27日)までに決算を発表した米国企業のうち、市場予想を上回る1株当り利益(EPS)を発表したのは61%にとどまりました。これは2009年以来で3番目に悪い成績です。

また、売上高で市場予想を上回ったのはわずか48%でした。

これは2009年以降では2番目に悪い結果です。つまりこれまでのところ決算は、落胆すべき内容だったということです。
欧米の経済指標も悪い
これに加えて、先週発表された経済指標もおしなべて悪かったです。
なかでもドイツの7月の「製造業購買担当者指数速報値」は、市場予想を大幅に下回る43.3にとどまり、欧州財政危機の悪影響がドイツの製造業に暗い影を落としていることが浮き彫りになりました。

さらに、米国の第2四半期GDP成長率も+1.5%にとどまりました。

このように、企業業績の面でも、経済指標の面でも暗いニュースしかないのですが、それに反して先週の米国株式市場は意外に底堅い動きでした。実際、先週S&P500指数は+1.7%の上昇を記録しました。



