IPO株の銘柄分析&予想

「サイバーセキュリティクラウド」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他のサイバーセキュリティサービス企業との比較や予想まで解説![2020年3月31日 情報更新]

2020年2月20日公開(2020年3月31日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 サイバーセキュリティクラウド
市場・コード/業種 東証マザーズ・4493/情報・通信業
上場日 3月26日
申込期間(BB期間) 3月10日~3月16日
おすすめ証券会社 SBI証券大和証券SMBC日興証券岩井コスモ証券楽天証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 9210円(+104.67%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

サイバーセキュリティクラウドが3月26日にIPO(新規上場)!

「サイバーセキュリティクラウド」の公式サイトより

 サイバーセキュリティクラウドは、2020年2月20日、東京証券取引所に上場承認され、2020年3月26日にIPO(新規上場)することが決定した。

 サイバーセキュリティクラウドは2010年8月11日に設立された。Webサイト・Webサーバへのサイバー攻撃を可視化・遮断するWebセキュリティサービスであるクラウド型WAF「攻撃遮断くん」を提供している。導入社数・サイト数で国内1位を獲得し、企業規模を問わず利用されている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

サイバーセキュリティクラウドのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月6日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月10日~3月16日
公開価格決定 3月17日
購入申込期間 3月18日~3月24日
払込日 3月25日
上場日 3月26日

サイバーセキュリティクラウドのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2020年3月10日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
85.0
公式サイトはこちら!
大和証券
[最短翌日に取引可能]
6.0
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
1.0
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日で取引可能]
1.0%
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楽天証券
[最短2日後に取引可能]
1.0%
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券 2.0  
あかつき証券 1.0%  
エース証券 1.0%  
岡三証券 1.0%  
香川証券 1.0%  

サイバーセキュリティクラウドのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 4010
仮条件
[予想PER(※2)
4240~4500円
69.8倍~74.1倍]
公募価格 4500円
初値 9210円
初値騰落率 +104.67%
予想トレーディングレンジ(※3) 4000円~1万5000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2020年3月6日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 45.4倍
FFRI<3692> 73.8倍(連)
オロ<3983> 38.0倍(連)
SBテクノロジー<4726> 24.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

サイバーセキュリティクラウドの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 230万5000株(予定)
公開株式数 公募7万株  売出-株
(オーバーアロットメントによる売出-株)
想定公開規模(※1) 2.8億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

サイバーセキュリティクラウドは
クラウド型セキュリティサービスを提供

 AI技術を活用したサイバーセキュリティサービスの開発・提供を行う。主力のクラウド型WAF「攻撃遮断くん」はWebアプリケーションに対するサイバー攻撃を検知・遮断・可視化する、クラウド型のセキュリティ・サービス。国内クラウド型WAF市場における累計導入社数・導入サイト数No.1になるまで事業拡大してきた。

 サイバーセキュリティ関連のテーマ性と公開規模の小ささから積極的な初値買いが入るだろう。公開規模5億円未満のマザーズIPOは高い初値を付ける傾向がある。ただ、ベンチャーキャピタル保有株を考慮すると見た目ほど軽量感があるわけでない。

 公開規模については3億円未満となる見込み。上場日後90日経過または公開価格の1.5倍でロックアップが解除される投資会社・ファンド株主の保有株が多く、初値はこれら株主の動向に左右されやすいだろう。

◆「サイバーセキュリティクラウド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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サイバーセキュリティクラウドの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2016/12 66
(―)
▲ 40
(―)
▲ 40
(―)
2017/12 246
(―)
▲ 46
▲ 52
2018/12 488
(97.9%)
▲ 27
▲ 27
2019/12 816
(66.9%)
141
153
2020/12予 1,126
(38.0%)
166
17.7%
140
-8.5%
2019/9 3Q 579
(―)
121
(―)
102
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:60.74円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

サイバーセキュリティクラウドの業績コメント

 2020年12月期の業績は、売上高が前期比38.0%増の11.2億円、経常利益が同17.7%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社が属するセキュリティ業界においては、各企業のセキュリティ製品におけるクラウドサービスの利用拡大や、対策を外部に委託するケースが増えており、2022年には5735億円になると予測されている市場全体のなかでも、Webセキュリティ市場の成長率が最も高く、なかでもSaaS型製品が好調なWAF(Webアプリケーションファイアウォール)が市場をけん引していくと推測されている。DDoS攻撃やランサムウェア等、多様化するサイバー攻撃被害が相次いでいることを背景として需要が拡大しており、従来、需要の中心であった大規模組織のみならず、相対的にセキュリティ対策が遅れていた中堅・中小企業における新規導入需要が拡大している。同社においても、これらの動きを背景とした問い合わせや相談件数が増加している。

 このような状況のなか、「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という経営理念のもと、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」の機能強化と導入企業数拡大、「WafCharm」の導入企業数拡大に向けた取り組みに加え、2019年2月にはAWS WAFのManaged Rules「Cyber Security Cloud Managed Rules for AWS WAF -HighSecurity OWASP Set-」の販売を開始している。

サイバーセキュリティクラウドの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区東三丁目9番19号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 大野 暉(平成2年6月19日生)
設立 平成22年8月11日
資本金 1億7425万円(令和2年2月20日現在)
従業員数 31人(令和2年1月31日現在)
事業内容 AI技術を活用したサイバーセキュリティサービスの開発・提供
■売上高構成比率(2018/12期 実績)
品目 金額 比率
攻撃遮断くん 477 百万円 97.7%
WafCharm 11 百万円 2.3%
Managed Rules 百万円
合計 488 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 Vector Group International Limited 38万3000株 17.14%
2 株式会社オークファン 33万3000株 14.90%
3 GMCM Venture Capital Partners I Inc 30万7000株 13.74%
4 西江 肇司 21万8000株 9.75%
5 武永 修一 14万8000株 6.62
6 大野 暉 12万1000株 5.41%
7 海老根 智仁 9万7000株 4.34%
8 B Dash Fund 3号投資事業有限責任組合 8万7000株 3.89%
9 株式会社AMBITION 6万7000株 3.00%
10 S173株式会社 5万9000株 2.64%
合計   182万株 81.43%
■その他情報
手取金の使途 Webセキュリティ事業における付加価値向上を目的とした開発体制強化及び販売体制の拡充のための人件費・採用費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2017年12月26日
割当先 B Dash Fund 3号投資事業有限責任組合、他2社
発行価格 1,300円 ※株式分割を考慮済み
◆「サイバーセキュリティクラウド」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日で取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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サイバーセキュリティクラウドの銘柄紹介

 同社は、「世界中の人々が安心安全に使えるサイバー空間を創造する」という経営理念を掲げ、クラウド型WAF「攻撃遮断くん」及び、AWS WAF(Amazon Web Services Web Application Firewallの略語)のルール自動運用サービス「WafCharm」を軸とした、Webセキュリティ事業を展開している。

a.クラウド型WAF「攻撃遮断くん」

 「攻撃遮断くん」は、Webアプリケーションに対するサイバー攻撃を検知・遮断・可視化する、クラウド型のセキュリティ・サービスである。製品の開発・運用・販売・サポートまで、同社が一貫して提供しているため、Webサイトへの多種、大量のサイバー攻撃のデータと運用ノウハウを同社が保持している。

 本サービスではそれらをスムーズに開発・カスタマイズに反映させており、日々発見される新たなWebアプリケーションの脆弱性に対するセキュリティパッチをすぐに適用できない状況や、定期的に脆弱性診断ができない状況でも、同社によってシグネチャが更新されるため「攻撃遮断くん」を導入することでサイバー攻撃を遮断し、Webサイトをセキュアな環境に保つことを実現している。

 また「攻撃遮断くん」は、リアルタイムでサイバー攻撃を可視化し、攻撃元IPや攻撃種別などを管理画面で把握することができる。目には見えないサイバー攻撃をヴィジュアル化することで、より適切な状況把握と情報共有が可能になる。

b.AWS WAFのルール自動運用サービス「WafCharm」

 「WafCharm」は、AWSの提供するAWS WAFを利用する顧客に対して、「攻撃遮断くん」で培ったWebアプリケーションに対する攻撃パターンをAIによって学習し、AWS WAFのルールを自動運用するサービスである。

 AWS WAFを導入することによってWebアプリケーションのセキュリティを高めることができるが、顧客がWebアプリケーションを利用してユーザーに提供しているサービスに合わせたルールを設定する敷居は高く、多くの知識と時間が必要である。「WafCharm」を利用することにより、AWS WAFの持つ複数のルールから、顧客のサイトに最適なルールをAIが設定し、ルールの運用を自動化することができる。新たな脆弱性への対応も自動でアップデートされるため、セキュアな状態でWebサイトの運用が可能となる。

 また、「WafCharm」を活用することで、顧客ごとに柔軟なルール設定が可能となるだけでなく、ルールごとの検知数/攻撃種別/攻撃元国/攻撃元IPアドレスをまとめたレポート機能や、検知した内容をリアルタイムでメール通知するメール通知機能を利用することができる。

c.AWS WAFのManaged Rules

 AWS WAFのManaged Rulesとは、セキュリティ専門のベンダーが独自に作成する厳選されたAWS WAFのセキュリティルールセットである。2019年2月末時点で世界で7社目となるAWS WAFマネージドルールセラーに認定された同社の米国子会社を通じ、AWS MarketplaceでのManaged Rulesの提供が開始された。

 同社が「攻撃遮断くん」及び「WafCharm」で培ったAWS WAFにおけるルール設定ノウハウをもとにパッケージ化することで、AWS WAFを利用する顧客は、AWS Marketplaceから簡単にManaged Rulesを利用することができる。

サイバーセキュリティクラウドの投資のポイント

 サイバーセキュリティ関連のテーマ性と公開規模の小ささから積極的な初値買いが入るだろう。2019年、公開規模5億円未満のマザーズIPOは3社あり、ハウテレビジョン<7064>が公開価格比+209.5%、ブランディングテクノロジー<7067>が+177.3%、ウィルズ<4482>が+372.4%という高い初値を付けている。2019年10月上場でクラウドセキュリティサービスのHENNGE<4475>は+42.9%にとどまったが、これは公開規模が21.1億円とやや大きかったことが主因だろう。

 サイバーセキュリティは引き続き人気の投資テーマの一角に挙げられる。新興企業株主が多いことにも注目。ただ、ベンチャーキャピタル保有株を考慮すると見た目ほど軽量感があるわけでない。

 同社は、クラウド型WAF(Webアプリケーションファイアウォール)「攻撃遮断くん」及びAWS WAFのルール自動運用サービス「WafCharm」を軸とした、Webセキュリティ事業を展開している。2018年12月期実績で売上高の97.7%を占める「攻撃遮断くん」は、Webアプリケーションに対するサイバー攻撃を検知・遮断・可視化する、クラウド型のセキュリティ・サービス。

 同社が開発、2013年より販売を開始し、導入の手軽さ、自社開発・自社運用という強みや大企業へのサービス提供実績などもあり、日本国内のクラウド型WAF市場における累計導入社数・導入サイト数が国内No.1になるまで事業が拡大してきた。使用した期間に応じて対価を受領するサブスクリプション(月額課金)型モデル。「攻撃遮断くん」の月額課金額が「攻撃遮断くん」売上高全体に占める比率は94.9%に上る。

 業績面について、2020年12月期は売上高が前期比38.0%増の11.2億円、経常利益が同17.7%増の1.6億円と増収増益の見通しとなっている。サービス別売上高は、「攻撃遮断くん」9.5億円(同30.7%増)、「WafCharm」1.4億円(同100.6%増)など。サイバー攻撃の増加で引き合いは堅調に推移しているという。

 想定仮条件水準の今期予想PERは64~68倍程度となる。事業内容のテーマ性にサブスクリプション型モデルであることも加わって、PER水準の高さは許容される可能性がある。ただ、クラウド型WAFを手掛けるITサービス会社を中心に類似企業を挙げたが、これらとの比較では割安感に乏しいか。

 公開規模については3億円未満となる見込み。公募株は7万株にとどまるが、投資会社・ファンドとみられ、上場日後90日経過または公開価格の1.5倍でロックアップが解除される株主の保有株は50万2000株(上場時発行済株数の21.8%)ある。このため、初値はこれら株主の動向に左右されやすいだろう。また、3/26はアディッシュ<7093>とウイングアーク1st<4432>が同時上場するため、初値買いの分散もある程度想定する必要がある。

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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
17社
35社
23社
37社
27社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選 534万
【ポイント】
取り扱い数はSMBC日興証券やSBI証券より少ないものの、主幹事数は毎年トップ! 国内最大手の証券会社だけあって、「日本郵政グループ3社」「JR九州」「ソフトバンク」のような、大規模IPO案件で主幹事を務めることも多い。毎回、引受株数の10%以上が完全抽選制のオンライン口座に配分される。また、購入資金は当選後の購入申し込みまでに入金すればOKなので、口座の資金を気にせず気軽に申し込めるのは、限られた資金で運用する個人投資家にとって大きなメリット。本気でIPO投資を考えるなら、絶対に口座を開いておきたい証券会社だ。
※残あり口座数
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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
20社
61社
21社
66社
13社
71社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
293万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、2019年は主幹事数で第2位! 取扱銘柄数も多く、全86社中、実に61社のIPO銘柄を取り扱った。また、日本3大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねている。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆大和証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
22社
43社
13社
31社
18社
41社
15%:1人1票の平等抽選
5%:「チャンス当選」
302万
【ポイント】
毎年、数多くのIPOで主幹事を務め、取扱銘柄数も多いが、特に2019年は実績数を大きく伸ばし、主幹事数では野村證券を抜いてトップだった。ネット投資家を対象とした取引量・資金量が関係しない平等抽選が、原則、個人投資家への販売予定数量の15%と高めに設定されているのもメリット。申し込みは1銘柄につき1単元のみなので、当選確率が資金量に左右されない。平等抽選の後、落選者を対象に、原則10%を「プレミアムステージ」や過去の取引実績に応じて当選確率が変わる「チャンス抽選」で販売(※2)
※残あり口座数
【関連記事】
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
7社
82社
11社
87社
8社
83社
70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
463万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2019年は全86社中82社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、大半のIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。
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◆東海東京証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2019 2018 2017
4社
27社
1社
20社
3社
11社
10%:1単元1票の平等抽選 32万
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの多くのIPO銘柄を扱っており、主幹事も毎年数社で務めている。東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2019年3月末時点。
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