日経平均の26週移動平均線(24日現在、9168.36円)は6週連続で下落しました。一方、13週移動平均線(同、8764.24円)は2週連続で上昇しました。今週は6月1日の週の終値8440.25円を上回れば、13週移動平均線は3週連続で上昇することになります。まあ、ハードルが低いため、その可能性は高いでしょう。
日経平均の週足チャート(1年)。緑が13週、赤が26週、青が52週の移動平均線(出所:株マップ)当面は上昇トレンドが続く可能性が高い
ところで、日経平均の24日終値は9070.76円ですから、若干26週移動平均線を下回っています。ですから、現在の局面が、テクニカル的にも中期上昇トレンドとは言い難いのです。中期上昇トレンドと呼ぶには、日経平均が13週移動平均線・26週移動平均線を上回り、かつ、両線が共に上向きでないといけません。
ただし、13週移動平均線は明確に上抜いています。このため、やや気が早いですが、13週移動平均線と26週移動平均線とのゴールデン・クロスが期待できる状況となったとみています。
結論として、当面の日経平均は、13週移動平均線を割り込まない限り、上昇トレンドが続き、最大で、13週移動平均線との位置関係では、11~12%程度までの順乖離(24日時点では3.50%)を想定しています。
よって、強気です。ただし、13週移動平均線を割り込んだら、即座に弱気に転じるべきでしょう。
夏枯れ・閑散相場が続く公算が大きい
成り上がるためには、自分自身の相場観を持つことは重要です。しかし、どの時点でそれまでの自分の相場観が間違ったと判定するかを、常に具体的に設定しておかないといけません。
それはともかく、今週はもちろん9月中旬まで、内外の機関投資家は売り買い共に、ポジションを一方に傾けにくい状況ですね。例えば、今週は米国では、29日にベージュブック、30日に7月の個人消費支出などが発表されるだけでなく、31日にはワイオミング州ジャクソンホールでのバーナンキFRB議長の講演も控えています。
さらに、欧州では、9月6日のECB理事会、12日の独連邦憲法裁判所によるESMの合憲性に関する判決など、重要イベントが目白押しです。
よって、夏枯れ・閑散相場が続く公算が大きいです。



