IPO株の銘柄分析&予想

「イー・ロジット」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のインターネット通販物流代行企業との比較や予想まで解説![2021年3月28日 情報更新]

2021年2月22日公開(2022年9月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 イー・ロジット
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・9327/倉庫・運輸関連業
上場日 3月26日
申込期間(BB期間) 3月10日~3月16日
おすすめ証券会社 SBI証券岩井コスモ証券東京東海証券マネックス証券楽天証券岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1995円(+33.00%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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イー・ロジットが3月26日にIPO(新規上場)!

「イー・ロジット」の公式サイトより

 イー・ロジットは、2021年2月19日、東京証券取引所に上場承認され、2021年3月26日にIPO(新規上場)することが決定した。

 イー・ロジットは2000年2月14日に設立された。通販事業者に対して、商品の保管、ピッキング、梱包及び配送までを行う物流代行サービスを行っている。

 加えて通販事業者の通販サイトの運営に係わる、商品撮影、受注処理及び問合せ対応等のカスタマーサポートを行う運営代行サービスを、ワンストップのフルフィルメント(通販サイトの運営に係わる代行を一括提供する)サービスとして、通販事業者のニーズに対応したサービスを提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

イー・ロジットのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月8日
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月10日~3月16日
公開価格決定 3月17日
購入申込期間 3月18日~3月23日
払込日 3月25日
上場日 3月26日

イー・ロジットのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年3月10日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
4.4
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短3日後に取引可能]
2.6
公式サイトはこちら!
東海東京証券 2.6%
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
いちよし証券(主幹事証券) 78.2  
みずほ証券 6.1  
岡三証券 2.6%  
極東証券 0.9  
東洋証券 0.9%  

イー・ロジットのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1500
仮条件
[予想PER(※2)
1400~1500円
36.1倍~38.6倍]
公募価格 1500円
初値 1995円
初値騰落率 +33.00%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000円~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年3月5日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 33.9倍
丸和運輸<9090> 45.1倍(連)
ファイズHD<9325> 25.5倍(連)
関通<9326> 31.0倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

イー・ロジットの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 340万株(予定)
公開株式数 公募54万株  売出37万5600株
(オーバーアロットメントによる売出13万3200株)
想定公開規模(※1) 15.7億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

イー・ロジットはネット通販向け物流サービス

 インターネット通販事業者の物流代行及び物流業務コンサルティングを手掛ける。商品の保管、ピッキング、梱包及び配送までを行う物流代行サービスに加え、商品撮影、受注処理及び問い合わせ対応等のカスタマーサポートを行う通販サイトの運営代行サービスを、ワンストップのフルフィルメントサービスとして、通販事業者のニーズに対応して提供している。

 EC(電子商取引)市場の拡大とともに、IPOにおける物流サービスの業態人気も高まっている印象。ただ、株価バリュエーションは物流サービス会社のなかでも高く、今期は業績急反発が見込まれているとはいえ、割安とは受け止められにくいだろう。

 公開規模については10億円台半ばとなる見込み。投資会社やファンドとみられる株主はおらず、需給面は良好だろう。ただ、3/26はブロードマインド<7343>が同時上場する。

◆「イー・ロジット」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
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東海東京証券
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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イー・ロジットの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2017/3 3,810
(―)
196
(―)
118
(―)
2018/3 4,794
(25.8%)
235
19.8%
158
33.8%
2019/3 7,446
(55.3%)
389
65.6%
269
70.2%
2020/3 8,385
(12.6%)
102
-73.6%
76
-71.6%
2021/3予 10,631
(26.8%)
216
110.3%
132
72.4%
2020/9 2Q 7,969
(―)
209
(―)
129
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:38.82円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

イー・ロジットの業績コメント

 2021年3月期の業績は、売上高が前期比26.8%増の106.3億円、経常利益が同110.3%増の2.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社を取り巻くEC市場の環境は、2019年におけるBtoC-EC市場における物販系分野は10兆515億円(前年比8.09%増)、EC化率は6.76%(同0.54pt)と増加しており、引き続きEC市場は拡大傾向と考えられる(「令和元年度電子商取引に関する市場調査」経済産業省)。

 また、新型コロナウイルス感染症の影響から、同社の主たる顧客である通販事業者については、実店舗での営業に様々な制限を受けたことにより、新規に通販事業を開始する傾向が見られた。同社においては、新規に通販を開始する事業者の問い合わせ数の増加と営業活動が功を奏し、新規の顧客数は順調に増加している。また、既存の顧客については、新型コロナウイルス感染症の影響により、出荷数を大幅に伸ばす顧客と出荷数が伸び悩む顧客の両極化が見られた。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高79.6億円で74.9%、経常利益2.0億円で96.7%となっている。

イー・ロジットの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区神田練塀町68番地
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 角井 亮一(昭和43年10月25日生)
設立 平成12年2月14日
資本金 1億2000万円(令和3年2月19日現在)
従業員数 166人(令和3年1月31日現在)
事業内容 インターネット通販事業者の物流代行及び物流業務コンサルティング
■売上高構成比率(2020/3期 実績)
品目 金額 比率
通販物流事業 8,385 百万円 100.0%
合計 8,385 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 プログレス株式会社 80万株 27.97%
2 角井 亮一 52万8400株 18.48%
3 光輝物流株式会社 36万4000株 12.73%
4 三菱商事株式会社 36万株 12.59%
5 行川 久代 26万5600株 9.29
6 イー・ロジット従業員持株会 17万2000株 6.01%
7 白木 政宏 10万株 3.50%
7 株式会社フルキャストホールディングス 10万株 3.50%
9 大森 茂 4万4000株 1.54%
10 株式会社カーブスジャパン 4万株 1.40%
合計   277万4000株 96.99%
■その他情報
手取金の使途 (1)新規FC開設及び既存FCの生産性向上のための設備投資、(2)習志野FC開設に伴う増加運転資金、に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2020年7月31日
割当先 イー・ロジット従業員持株会、他3社
発行価格 500円 ※株式分割を考慮済み
◆「イー・ロジット」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
東海東京証券
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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イー・ロジットの銘柄紹介

 同社は、ビジョンに『変化を先取りし、人々の感動体験を進化させ続ける』を掲げ、通販利用者や通販事業者からのニーズや最先端テクノロジー等の様々な変化に敏感に反応し進化を続けていくことで、通販サイトで商品を購入した通販利用者に対し商品を迅速・丁寧に届けることを通じて、物とサービスから得られる感動を提供していくことを経営の念頭に置き、通販事業者に代わって商品の保管及び発送等を行う通販物流事業を運営している。

 同社は、通販事業者に対して、商品の保管、ピッキング、梱包及び配送までを行う物流代行サービスに加え、通販事業者の通販サイトの運営に係わる、商品撮影、受注処理及び問い合わせ対応等のカスタマーサポートを行う運営代行サービスを、ワンストップのフルフィルメントサービス(通販サイト運営に係わるサイトの構築から受注処理、カスタマーサポート、商品管理、物流代行、配送、代金回収等まで、通販サイトの運営に係わる代行を一括で提供するサービス)として、通販事業者のニーズに対応したサービスを提供している。

 現在、東京本社、大阪本社、東京セミナールームのほか、物流代行の拠点として、6つのFC(物流センター:東京都江戸川区、東京都足立区、埼玉県八潮市、埼玉県三郷市、千葉県習志野市、大阪府大阪市西淀川区)と三鷹サテライトセンター(東京都三鷹市)を展開している。

 同社の2019年3月末時点のFC総延床面積は1万8300坪、2019年4月の足立FCと大阪FCの開設により2020年3月末時点は3万3200坪、2021年1月の習志野FCの開設により2021年1月末時点は3万7900坪と取引先の増加に対応し、FCの拡大を続けている。

 FCは関東及び関西の2つのエリアでの稼働により、配送コストの削減や配送リードタイムの短縮を行っている。また、関東エリアではFC間の距離が20km程度と比較的近くに開設しており、機動的に人員や商品の移動を行うことで、通販事業者の繁忙の波に柔軟に対応(波動対応)している。

 同社は、フルフィルメントサービスを提供すること及び様々な商品や多品種少量に対応する等により、通販事業者だけでなく通販利用者のニーズや要望を迅速に収集でき、物流代行、運営代行及び物流コンサルティングの品質改善や新しいフルフィルメントサービスの提供等に生かし、同社の通販物流事業のレベルアップを図っている。

 通販物流事業では、通販サイトの運営において通販事業者にとっては欠かせないサービスである「物流代行サービス」「運営代行サービス」及び通販物流事業のノウハウを活かした「物流コンサルティングサービス」の主に3つのサービスを提供している。

(1)物流代行サービス

 「物流代行サービス」とは、通販事業者の依頼を受けて商品を預かり、商品管理、ピッキング、流通加工、梱包、配送、代金回収等の一連の物流業務を代わりに行うサービスである。

(2)運営代行サービス

 「運営代行サービス」とは、通販事業者の依頼を受けて商品撮影、商品データのアップ、受注処理、カスタマーサポート等を、代わりに行うサービスとなる。

(3)物流コンサルティングサービス

 「物流コンサルティングサービス」とは、同社の通販物流事業で培った経験によるノウハウの蓄積を活かし、会員メルマガ等による情報提供、物流知識や改善のセミナー及び通販事業者の物流現場の改善コンサルティングを有料で提供するサービスとなる。

イー・ロジットの投資のポイント

 EC(電子商取引)市場の拡大とともに、IPOにおける物流サービスの業態人気も高まっている印象。昨年12月、東証2部に上場したビーイングHD<9145>(公開規模17.3億円)は公開価格比+47.9%というしっかりした初値を付けた。同社も公開規模はビーイングHD並みで、換金売りをこなすだけの十分な買いが入りそうだ。

 ただ、株価バリュエーションは物流サービス会社のなかでも高く、今期は業績急反発が見込まれているとはいえ、割安とは受け止められにくいだろう。2020年以降のジャスダック上場案件で公開規模が10億円以上20億円未満だった6社の公開価格に対する初値騰落率は平均+74.7%。直近では2/26上場の室町ケミカル<4885>が+73.7%という初値を付けている。

 同社は、通販事業者に代わって商品の保管及び発送等を行う通販物流事業を運営している。主に「物流代行サービス」「運営代行サービス」及び通販物流事業のノウハウを活かした「物流コンサルティングサービス」の3つのサービスを展開。商品の保管、ピッキング、梱包及び配送までを行う物流代行サービスに加え、通販サイトの運営に係わる、商品撮影、受注処理及び問い合わせ対応等のカスタマーサポートを行う運営代行サービスを、ワンストップのフルフィルメントサービスとして、通販事業者のニーズに対応したサービスを提供している。

 現在、東京本社、大阪本社、東京セミナールームのほか、物流代行の拠点として、6つのフルフィルメントセンター(FC)と三鷹サテライトセンターを展開。2021年1月末時点のFC総延床面積は3万7900坪で、取引先の増加に対応して拡大を続けている。前期実績で売上高の15.3%が(株)LDH JAPAN向け、12.4%が(株)カーブスジャパン向け。

 業績面について、2021年3月期は売上高が前期比26.8%増の106.3億円、経常利益が同110.3%増の2.1億円と増収増益の見通しとなっている。BtoC-EC市場の拡大によるフルフィルメントセンターの需要拡大に伴い、業績は堅調に推移する見込み。ただ、前期は原価・販管費の増加で大幅減益だった。

 想定仮条件水準の今期予想PERは36~41倍程度。類似の物流サービス会社のなかでは丸和運輸機関<9090>に次ぐ高い水準であり、足元でファイズHD<9325>関通<9326>が低下傾向にあることから、割高な印象が強まる可能性もある。なお、配当実施を予定しているものの、具体的な金額は現時点で未定。

 公開規模については10億円台半ばとなる見込み。投資会社やファンドとみられる株主はおらず、需給面は良好だろう。ただ、3/26はブロードマインド<7343>が同時上場するほか、3/25上場のベビーカレンダー<7363>がこの日まで初値持ち越しとなる公算もあり、投資資金の分散を想定する必要はある。足元で金融市場の不安定感が強まっているため、その動向にも注意しておきたい。

◆「イー・ロジット」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
東海東京証券
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン証券[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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