NISA口座の比較&活用術

「老後資金作り」の最強のワザはコレ!
「NISA」「投資信託」「積立」を組み合わせよう!

2013年10月28日公開(2015年6月17日更新)
ザイ・オンライン編集部
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老後資金作りに悩んでいる人にとって税金がゼロとなるNISA(少額投資非課税制度)の利用は必須だ。そして、NISAに投資信託の積み立てを組み合わせれば、資産形成の効率は格段にアップする。NISAのすべてと月々1000円程度からスタートできる積み立てのノウハウを伝授しよう。

下落に強い投資信託積み立てを税金ゼロ口座で
始めて老後資金3600万円を現役時代に作る!

 「老後資金は万全ですか?」と聞かれて、あなたはハイと返事できるだろうか。

 仮に年金以外で月額10万円、年間で120万円必要だとしても、60歳で退職して90歳まで生きるとして、30年間で3600万円を準備する必要がある。もちろん1人ひとり退職年齢や死亡時期、生活水準は異なるので必要金額も異なるが、ほとんどの人が現役時代に数千万円の大金を用意しておく必要があることに変わりはない。

 大金を短時間で作るのは無理。だからこそ早いうちに毎月コツコツと積み立てておく必要があるのだ。ただし、銀行に預けても利息は限りなくゼロに近い。しかも将来引き出す時点ではインフレで物価が大幅に上昇し、積み立てていたお金の価値が下がっているリスクもある。

 だから投資信託を積み立てながら運用することが重要なのだ。投資信託なら少額で日本のみならず世界中の魅力的な金融商品へ分散して投資でき、しかもプロがあなたに代わって運用してくれる。

2014年から始まるNISAを使えば
老後資金作りのスピードアップが可能に!

 もちろん投資なので下落のリスクもあるが、長期で保有し、買いタイミングを分散させる積み立て投資なら、リスクを大きく低下させた上で、金利や値上がりのメリットを享受することが可能だ。この投資信託と積み立ての組み合わせは古くから知られる資産形成の黄金パターンなのだ。

 ここに頼もしい助っ人が加わる。それが2014年からスタートする非課税制度のNISAだ。2014年からは他の口座では投資信託の売却益や分配金に20.315%課税されるが、NISAなら税金はゼロ。その分、実質の利回りがアップするので、資産形成のスピードがアップするメリットたっぷりの制度なのだ。

 投資信託の積み立ての黄金パターンをNISA口座で始めれば、まさに鬼に金棒。3つのメリットが組み合わさることで、老後資金作りのゴールが早まる最強の法則の誕生だ。

投資信託のメリット(1)
デパ地下の惣菜のようにプロが世界中から厳選!

 デパートの惣菜売り場では、プロの料理人が世界中の肉や魚や野菜をセレクトして調理し、1食分ずつ小分けにして販売している。

 投資信託も似たようなもの。投資信託とは日本のみならず世界中の株や債券、不動産など、様々な国の様々な金融商品を運用のプロが選別投資をして、それをパッケージにし、個人投資家向けに小口で買えるようにした金融商品だ。

 惣菜なら和食、洋食、肉料理、魚料理など国や食材ごとに分類され好みで選べる。
 同様に投資信託も国内や海外、株式型や債券型などタイプが分かれている。また、それらをすべてバランス良くパッケージにしたバランス型と呼ばれる投資信託もあるので、豊富な選択肢の中から運用の目的や投資経験によって適した投資信託を選び出すことが可能だ。

投資信託のメリット(2)
1000円程度から金融商品へ投資できる

 投資信託の最大のメリットは1万円(積み立てなら500円や1000円程度)から購入できること。そうした少額から、日本のみならず世界中の株式、債券、不動産などに投資できることだ。

 しかも1本の投資信託で世界中の様々な金融商品へ分散して投資することができる。

 もちろん、投資する国や企業の分析、売買は運用のプロがやってくれる。経済統計や企業会計の知識がないことや、株や債券の売買が不安で投資に二の足を踏んでいた人でも、高成長を続けている国や資産に投資することができる。

 投資では経済環境や資産価格の値上がりや値下がりに応じて、資産を売ったり買ったりして構成比率を調整すること(リバランスという)が重要となる。これを自分でやるとなると大変だが、投資信託なら運用のプロがそれをやってくれ、常に最適な資産配分を保ってくれる。

積み立てのメリット(1)
買うタイミングの分散で怖い損失を回避できる!

 銀行に預けていてもお金は一向に増えないので、投資にチャレンジしてみたいと考えている人は多い。しかし投資に付きもののリスク、つまり損失が怖くて二の足を踏んでいる人が少なくない。

 だが、こうしたリスクは10年超の長期・分散投資を行なうことでほぼゼロにできることが過去のデータなどから判明している。つまり分散投資となる投資信託を長期で投資することで怖い損失を遠ざけることができるのだ。

 さらに、投資信託を積み立て投資することで、買いタイミングが分散され、リスクはさらに下げられる。

 他にも市場の上げ下げに関係なく機械的に一定額を購入するメリットは大きい。下がった時には多めに購入するので、後に価格が少し戻しただけで利益が出るのだ。

積み立てのメリット(2)
積み立て投資ならリーマンショックも平気

 初心者は市場がちょっと下落しただけでも怖くなってしまうが、積み立てなら市況に頭を悩ませることなく、投資を継続できるメリットも見逃せない。

 実際、08年のリーマンショック後の暴落でも動じず継続して積み立てていた人は、その時に安い価格でたくさん購入したため、今日の市況回復で大きな利益を得ている。

NISAのメリット
2014年に誕生する税金がゼロになる口座

 最近テレビCMでも耳にするNISA(ニーサ)とは、14年からスタートする税制優遇制度だ。NISA口座を開設し、その中で投資信託を売買すれば最長で10年間、売却益や分配金への税金がゼロになる。

 14年からNISA口座以外の一般の口座では20・315%も課税されるので、実質の利回り(手取り額)が大きく違ってくる。当然、NISA口座を使えば資産形成のスピードも速まる。

 NISAは1年間で100万円まで投資可能。100万円に達するまでは自由に投資できるので、投資信託の積み立て投資も非課税で可能だ。毎月一律なら8万3333円を上限に積み立て投資ができる。

NISAの注意点
開設できるのは1人1口座のみ

 メリットたっぷりのNISAだが、少々制度は複雑で制限も多い。

 例えば非課税の対象となるのは新規に購入した分だけなので、既に保有している投資信託をNISA口座へ移管することはできない。

 NISA口座は1人1口座しか開設できず、しかも開設後は金融機関を変更できないので、投資信託の品揃えが豊富で手数料も安いネット証券で開設するといいだろう。

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【2020年10月5日更新!】
◆NISA口座の株式売買手数料や取扱商品、キャンペーンを徹底比較!
 NISA投資で利用すると得する、おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料 ※1
(税抜)
取扱商品 NISAでのIPO対応
(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株 海外株 投資信託 ※2
◆SBI証券
無料
米国株
中国株
韓国株
ロシア株
アセアン株
約2600本
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(88社/11社)
【SBI証券のNISA口座のおすすめポイント】
ネット証券で口座開設数がNo.1の最大手で、NISA口座では日本株の売買手数料が無料、かつ海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。米国、中国(香港)、アセアン各国、韓国、ロシアなど、NISA口座対応の海外株が豊富! また、全ての投信、投信積立が原則ノーロード(買付手数料無料)となっている。IPOの取扱が多いのも魅力だ。2019年1月開始の「簡易NISA口座開設」制度に対応、証券総合口座がない状態からの申込でも最短2営業日程度で取引が始められる
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◆マネックス証券
無料
米国株
中国株
約1150本
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(50社/0社)
マネックス証券のNISA口座のおすすめポイント】
NISA口座では日本株の売買手数料が無料なのに加えて、海外株(海外ETF含む)も購入時の手数料が全額キャッシュバックされる(=実質無料)。他の証券会社と比べてNISA口座での外国株の取り扱い銘柄数が圧倒的に多いのも魅力! 投資信託は、NISA口座での取引や、「投信つみたて」を含めて、全て購入時手数料が無料(ノーロード)。マネックストレーダーやスマホなどのツールもNISAでの取引に対応。 1日100円から積み立てが可能な「毎日つみたて」は、NISA・つみたてNISA(つみたてNISAは月額指定のみ)でも利用できる。NISA・つみたてNISA口座内の投信保有では、約8割のファンドに年率0.08%のマネックスポイントが付くのも嬉しい。
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◆楽天証券
無料
米国株
中国株
アセアン株
約2600本
(原則、全ての投信の
販売手数料無料)
×
【楽天証券のNISA口座のおすすめポイント】
日本株の売買手数料が無料で、海外ETFの買付手数料も無料!(売却時の手数料は必要)。海外株は米国、中国(香港)、アセアン各国と、幅広い銘柄が揃っている。さらに投資信託も約2600本と充実しており、全ての投資信託の販売手数料が無料。またポイントプログラムが充実しており、投資信託の残高に応じてポイントがもらえたり、楽天市場の買い物でポイントアップも可能だ。2019年1月開始の「NISA口座開設申込時における即日買付制度」に対応。申込から取引(商品買付)までを、最短で当日中に行える。毎月決まった金額や口数を自動売却して、少しずつ現金が受け取れる「定期売却サービス」も行っている。
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株式売買手数料 ※1
(税抜)
取扱商品 NISAでのIPO対応
(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株 海外株 投資信託 ※2
◆松井証券
無料 × 約1200本
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(9社/0社)
【松井証券のNISA口座のおすすめポイント】
日本株の売買手数料が無料で、取り扱っている全ての投資信託の販売手数料も、一括購入・積立購入を問わず、無料! 海外株の取扱はないが、強力な銘柄スクリーニング機能を持つ「QUICK情報」や高機能ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できるなど、情報ツール類が充実。2019年6月から投信ページリニューアル。人気の投信や好成績の投信がすぐにわかる各種ランキング装備、スマホの見やすさ、直接発注など機能が向上した。サポート体制も万全なので、NISAで投資を始める初心者にもおすすめだ。その使い勝手の良さは折り紙つき
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◆GMOクリック証券
無料 × 約100本
(90本以上は
販売手数料無料)

(1社/0社)
【GMOクリック証券のNISA口座のおすすめポイント】
NISA口座なら日本株の売買手数料が無料 投資信託の取扱本数は多くないもののノーロード投信や信託報酬の低い投信が豊富だ。100円から積立が可能なのも魅力。ここ数年、急激に株式市場での売買代金シェアを増やし、個人投資家の支持を集めている。NISA対応ではないがFXやCFDなど商品ラインアップが豊富なので、NISAを入口にさまざまな投資に挑戦したい人におすすめ
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
無料 × 約1200本
(原則、全ての投信が
販売手数料無料)

(23社/0社)
【auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)のNISA口座のおすすめポイント】
NISA口座なら国内株の売買手数料が無料100銘柄のETFも売買手数料が無料! 投資信託は100円から購入が可能。500円から個別株が買える「プチ株」、プチ株や投資信託を毎月積立投資できる「プレミアム積立」もある。NISA口座を保有していると一般口座(と特定口座)の現物株式売買手数料が最大5%割引になる「NISA割」もお得(ただし「プチ株」「プレミアム積立」の場合は通常の手数料が必要)。2020年1月14日から投資信託の販売手数料がすべて無料に! また、対象の投資信託を保有して「au ID」を登録しているとPontaポイントがたまるお得な「auカブコムの資産形成プログラム」は、特定口座・一般口座・NISA口座が対象となっている。
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株式売買手数料 ※1
(税抜)
取扱商品 NISAでのIPO対応
(昨年の取扱数/うち主幹事数)
国内株 海外株 投資信託 ※2
◆野村證券
139~1905円
(約定代金による)
× 1100本以上
(40本以上は
販売手数料無料)

(37社/23社)
【野村證券のNISA口座のおすすめポイント】
国内最大手の証券会社で、口座数とNISA申込口座数はともに国内ナンバーワン! NISA口座でも一般口座と同じ売買手数料が必要となるが、インターネット取引用の口座「野村ネット&コール」は、店頭での窓口取引にくらべて売買手数料が大幅にお得になっている。また大手証券会社だけあって、投資情報や銘柄分析レポートが豊富で、専門家による数多くの調査レポート動画も視聴可能。さらに、IPOの主幹事数が多いので、本気でIPO投資を狙うならぜひ口座を持っておきたい証券会社だ。
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◆SMBC日興証券
125~1500円
(約定代金による)
× 約1000本
(600本以上は
販売手数料無料)

(66社/21社)
【SMBC日興証券のNISA口座のおすすめポイント】
証券会社でトップクラスのIPO取扱実績を誇る。NISA口座でもIPOに参加できるので、公募価格の数倍になることもあるIPO投資で非課税のメリットを生かしたいなら、口座を開いておきたい証券会社だ。また、500円から株式投資ができる独自サービス「キンカブ(金額・株数指定取引)」があり、NISAの限度額120万円をムダなく使えるのが魅力! 東証に上場する銘柄のうち約3700銘柄が対象で、さまざまな銘柄に少額でも投資できるため、リスク分散したい慎重派にもおすすめ
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◆岡三オンライン証券
99~1000円
(約定代金による)
× 約500本
(2020年1月6日より
販売手数料実質無料)

(45社/0社)
【岡三オンライン証券のNISA口座のおすすめポイント】
2020年1月6日より、ブルベアファンドも含む全ての投資信託の購入時手数料が完全無料に(ただし、ETF等の上場投資信託を除く)。積立買付時も購入時手数料が無料になる。NISA口座の株式売買手数料は有料だが、そもそも一般口座(と特定口座)の手数料はネット証券でも割安。NISA対応ではないがFXやCFD(くりっく株365)などの商品ラインナップも充実している。
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◆岡三オンライン証券のおすすめポイントはココだ!~個性的な「クライアント型」トレードツールと充実の投資情報が魅力!
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◆ライブスター証券
80~400円
(約定代金による)
× 2本
(ひふみプラスとひふみワールドのみ。
販売手数料無料)

(5社/0社)
【ライブスター証券のNISA口座のおすすめポイント】
顧客満足度調査の「ネット証券 手数料部門」で1位を獲得するなど、売買手数料の安さはネット証券でもピカイチ! NISAの場合、売買手数料が無料の証券会社もあるのでNISA口座しか利用しない株式投資初心者にはさほどメリットはないが、NISAをきっかけに長期的に投資を始めたいなら、手数料が安いライブスター証券はおすすめ!
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※掲載情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。※1約定金額120万円までの売買手数料。※2各証券会社の投資信託サーチ機能をもとに計測しているため、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

 

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