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【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社!取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう

2021年6月18日公開(2024年10月21日更新)
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日本株の売買手数料が完全無料(0円)なうえ、楽天ポイントも貯まる!
楽天証券 ⇒詳細情報・データはこちら
■取扱商品・サービス内容
投資信託 IPO実績 夜間取引 米国株 ポイント投資
2567 61銘柄
(2023年)

(約5100銘柄)

⇒他社との取扱商品・サービス内容の比較はこちら!

■売買手数料(国内現物株)
手数料プラン 売買手数料(税込)
10万円 20万円 50万円 100万円
1約定ごと すべて0円
※手数料コース「ゼロコース」の場合
1日定額

⇒他社との売買手数料の比較はこちら!

■おすすめポイント
●売買手数料が安い
2023年10月から株の売買手数料が0円になる「ゼロコース」を設定! 日本株の現物取引と信用取引の両方の売買手数料が無料になった。単元未満株取引の売買手数料も無料だが、こちらはスプレッドの形で取引コストが発生しているので注意。
●取扱商品・サービスが充実度はトップレベル
楽天証券なら、通常は株や投資信託の取引はもちろん、「IPO」や「夜間取引」、米国株や中国株などの「外国株」など、数多くの商品・サービスを利用可能。いろんな投資に興味があり、気軽にチャレンジしてみたい人におすすめ。
●楽天ポイントが貯まる
楽天証券は楽天グループの一員なので、株の売買や投資信託の保有などで自然と楽天ポイントが貯まる! 楽天カード楽天銀行、楽天市場と併用することでさらにお得になるので、普段から楽天のサービスを利用している「楽天ユーザー」にはイチオシのネット証券だ。
楽天証券の口座開設はこちら(公式サイトへ)
【目次】(クリックで各項目へ移動します)
▼ 楽天証券は、どんな証券会社?
「売買手数料」は、1日100万円までの取引なら無料!
「商品・サービス」のラインナップが充実!
「ポイントサービス」で楽天ポイントが貯まる!
▼ 楽天証券の「まとめ」

 

【どんな証券会社?】
楽天証券は楽天グループ傘下のネット証券!
口座数が急増しており、すでに野村證券を抜いて業界2位に

 楽天証券は、楽天市場や楽天カード楽天銀行などで知られる楽天グループのネット証券だ。もともとは1999年にDLJディレクトSFG証券として創業したが、2003年に楽天グループの傘下に入り、翌2004年に現在の「楽天証券」に名称が変更された。

 楽天証券の魅力を簡単にまとめると「手頃な手数料」「充実した商品・サービスのラインナップ」「楽天ポイント貯まる」の3点だ。証券会社としては、SBI証券と並んで弱点がほとんど見当たらない「優等生」なので、自分の投資スタイルがまだ決まっていない投資初心者であれば、ひとまず楽天証券SBI証券を選んでおけば間違いないと言っても過言ではないだろう

 実際、個人投資家の人気は高く、最近では非常にハイペースで口座数を増やしている。データを見ると、2021年3月には老舗証券の野村證券を抜き、業界トップのSBI証券に迫る勢いを見せていた。現在、SBI証券は単体での口座数を公表していないので比較はできないが、楽天証券はその後も順調に口座数を伸ばし、2023年12月には1000万口座を突破している

 ザイ・オンラインでも人気は高く、独自に集計をした「ネット証券人気ランキング」では第2位にランクインしている。

【※関連記事はこちら!】
【2023年版】ネット証券人気ランキングを発表! この1年間で口座開設の申し込み数がもっとも多かったザイ・オンラインで一番人気のおすすめ証券会社を公開

 今回は、そんな楽天証券の特徴の中から、特におすすめポイントとして挙げられる商品・サービスを解説していこう。

【売買手数料】
2023年10月から日本株の「売買手数料の無料化」を実現!
現物取引も信用取引も単元未満株もすべて売買手数料0円

 ネット証券の手数料の引き下げ競争が激化するなか、楽天証券の最大の魅力のひとつは売買手数料の安さ。なんと2023年10月から、日本株の売買手数料をすべて0円の手数料コース「ゼロコース」の提供を開始した。

 「ゼロコース」を選択すると、現物取引と信用取引の売買手数料が、約定金額にかかわらず完全無料となる。さらに、楽天証券は単元未満株「かぶミニ」の売買手数料の無料化した(別途、発生するスプレッドの負担は必要)。

 つまり、同時期に日本株の「売買手数料0円」を始めたSBI証券と並び、楽天証券は売買コストに関して圧倒的にお得な証券会社と言える。

 なお、日本株の売買手数料の無料化を打ち出した楽天証券SBI証券以外だと、auカブコム証券岡三オンライン証券GMOクリック証券は1日100万円まで、松井証券は1日50万円までの取引なら売買手数料がかからないので、投資資金の少ない株初心者であれば、これらのネット証券でも十分にお得とだろう。

 各社の売買手数料についてさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事を参考にして欲しい。
【※関連記事はこちら!】
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1日定額制)
【証券会社おすすめ比較】売買手数料の安さで選ぶ!お得な証券会社ランキング(現物取引・1約定ごと)

 日本株の売買手数料は、証券会社選びでは重要なポイントのひとつ。その点、楽天証券はかなり魅力的な証券会社と言えるだろう。

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【商品・サービス】
「IPO」「外国株」「夜間取引」「投資信託」など、
利用できる商品・サービスの充実度もトップクラス

 ここでは、楽天証券で利用できるさまざまな商品・サービスのうち、特に人気のものをピックアップして紹介しよう。

【IPO投資】
IPOの取扱数が年々増加中!

 株式市場の新しく上場する銘柄を買う「IPO投資」は、抽選制なので必ず買えるわけではないが、もし運良く当選することができたら、株初心者でも大きく儲かる可能性が高く、損をするリスクが低い、ローリスク・ハイリターンの投資法だ。個人投資家にも人気は高く、株を始めたばかりでもIPO投資に挑戦する人は少なくない。

 IPO投資にチャレンジするのであれば、なるべく多くのIPOを取り扱っている証券会社で口座を開設する必要がある。楽天証券における毎年のIPO取扱数は下の表のとおり。以前はそれほど取扱数が多くなかったが、ここ数年、急速に数を増やしており、2021年は7月上場分までですでに39社のIPOを取り扱っている

■楽天証券のIPOの概要
取扱銘柄数 ネット配分・抽選方法
2023 2022 2021
61社 65社 74社 100%:1単元1票の平等抽選
【楽天証券のIPOのポイント】
最近になってIPOに力を入れ出しており、2020年が38件、2021年が74社、2022年が65社と毎年数多くのIPOを取り扱っている。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が改定され、1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。

【外国株】
米国株や中国株、アセアン株が売買可能

 最近では個人投資家の間でも、アップルやアマゾンといった米国株の人気が高まっているが、楽天証券では米国株をはじめとした外国株のラインナップも充実している。具体的な銘柄数などは、以下のとおり。

■楽天証券で扱っている外国株(※2024年8月1日時点)
米国株 中国株 アセアン株 海外ETF
約5100銘柄 約1740銘柄 約250銘柄
(インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシア)
約400銘柄
(米国、中国、シンガポール)
【主な売買手数料】(税込)
米国株●<現物取引>約定代金の0.495%、最低0米ドル、上限22米ドル/<信用取引>約定代金の0.33%、最低0米ドル、上限16.5米ドル
中国株●<香港、上海A株>約定代金の0.275%、最低550円上限5500円
【おすすめポイント】
米国、中国(香港)、アセアン各国(シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア)と、幅広い銘柄がそろっているうえ、海外ETFの取り扱い数も、米国ETF約350本を含む、約400本と業界トップクラス! 所定の米国ETF15銘柄については買付手数料が無料で取引ができる。米ドル⇒日本円の為替手数料が無料なのもお得。米国株式は信用取引にも対応。米国株の注文受付時間が、土日、米国休場を含む日本時間の朝8時~翌朝6時と長いので、注文が出しやすいのもメリット。アセアン株式の情報も充実。財務分析でよく使われるPERなどの主な指標、過去5年間の業績推移や今後2年間の業績予想もチェックが可能だ。NISA口座なら買付手数料が無料(売却時の手数料は必要)なのもメリットだ。取引から情報収集までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名。さらに、スマホ向けトレードアプリ「iSPEED」でも米国株取引が可能。

 米国株については、取扱銘柄数がネット証券でもトップクラス。売買手数料は約定代金の0.495%で、上限は22ドル(どちらも税込)だ。また、2024年12月から米ドルの為替手数料の無料化を実施。従来の「片道25銭」と比較すると、100米ドル分の売買で往復50円、1万ドル分の売買で往復5000円も売買コストが安くなる計算だ。

 また、「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF」や「SPDR S&P 500 ETF」など、人気の米国ETF15銘柄について買付時の手数料が完全無料なのもお得だ

 さらに2023年12月から、米ドルの為替手数料が無料になったので、トータルの売買コストで考えるとかなり割安と言えるだろう。

 今や世界第2位の経済大国となった中国株や、高い成長性が期待できるアセアン株も充実。また、中国株の売買手数料に関しても、約定代金の0.275%(税込)と業界最低レベルだ。

 外国株に関して、他の証券会社の取扱銘柄数や売買手数料については、以下の記事で紹介しているので参考にしよう。
【※関連記事はこちら!】
外国株(米国株、中国株、ロシア株、韓国株など)の取扱銘柄数で選ぶ!おすすめ証券会社

【夜間取引(PTS取引)】
夕方から夜間にかけても株が売買可能

 楽天証券は夜間取引(PTS取引)にも対応しており、株式市場が昼休みとなる11:30〜12:30や、株式市場が閉まっている平日の夜間17:00〜23:59にも株を売買することができる

 株式市場が閉まった後、株価に影響を与えるニュースが発表になったり、海外市場が大きく変動した場合でも、普通なら翌営業日の朝まで取引を行うことはできない。しかし、夜間取引ができれば、株式市場が開く前、急騰しそうな銘柄を買ったり、暴落しそうな持ち株を売って逃げたりなど、夜間にトレードできない投資家に先駆けて取引することができる。

 また、会社員など昼間働いていて株式市場が開いている時間にトレードできない人でも、夜間取引であれば、仕事が終わった後にリアルタイムでトレードを楽しむことができるのもメリットだ。

■楽天証券の「夜間取引(PTS取引)」の概要(※2024年8月1日時点)
取引時間 主な売買手数料
(現物/1日定額制、税込)
現物取引 信用取引
8:20〜16:00
17:00~23:59
9:00〜11:30
12:30〜15:00
すべて0円
※手数料コース「ゼロコース」の場合
【楽天証券のおすすめポイント】
以前より日中のPTS取引は利用可能だったが、2019年3月より夜間取引の提供をスタート。ジャパンネクストPTSとチャイエックスPTSという2つの市場で売買できるのが特徴。信用取引にも対応。売買手数料はすべて無料。NISA口座での取引もできる。楽天証券といえば、売買から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名だが、PTS取引も同じツールから利用可能

【投資信託】
銘柄数がトップクラスで、そのすべてが購入手数料0円

 楽天証券は投資信託のラインナップも豊富だ。取扱数は約2550本で業界でもトップクラス(2024年3月時点)。ザイ・オンラインの投資信託取扱数の比較でも、楽天証券はトップクラスの座を占めている。

■主要ネット証券における投資信託の取扱数(※2024年8月1日時点)
証券会社 投資信託の取扱数
 全体 積立対応
楽天証券 2567本 2420本
SBI証券 2570本 2380本
松井証券 1887本 1866本
auカブコム証券 1815本 1740本
マネックス証券 1772本 1709本

 また、取り扱っている投資信託はすべてのノーロード(購入手数料無料)なのもメリットだ。

 各証券会社の投資信託の取扱数や特徴はこちらの記事で詳しく紹介しているので、気になる人は参考にして欲しい。
【※関連記事はこちら!】
【投資信託おすすめ比較】みんなが注目、買っている投資信託を比較&チェック!

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【ポイントサービス】
株の売買や投資信託の保有で楽天ポイントが貯まる!
貯まったポイントで株や投資信託を買うことも可能

 数ある証券会社の中で楽天証券ならではのメリットをひとつ挙げろと言われたら、やはり「楽天ポイントが貯まる」ことだろう。

 Tポイントが貯まるSBI証券やPontaポイントが貯まるauカブコム証券など、最近は取引や投資信託の保有でポイントが貯まる証券会社は多い。しかし、普段から楽天市場や楽天カード、楽天ペイなどで楽天ポイントを貯めている人であれば、楽天証券がもっともポイントを貯めやすく、また貯まったポイントを活用しやすい

 楽天証券でポイントを貯める主な方法は、以下の表のとおりだ。

■楽天ポイントの主な貯め方(※2024年8月1日時点)
名称 概要
「楽天カード」のクレジット決済で投信積立 投信積立の支払いを「楽天カード」で決済すると、決済額(毎月の積立金額)の0.5%〜2%分の楽天ポイントを付与(※1)。決済額の上限は月10万円まで
楽天キャッシュ決済で投信積立 投信積立の支払いを電子マネーの楽天キャッシュで決済すると、決済額(毎月の積立金額)の0.5%分の楽天ポイントを付与。決済額の上限は月5万円まで。
ハッピープログラム(※2) 楽天銀行と楽天証券の口座連携サービス「マネーブリッジ」と「楽天銀行ハッピープログラム」に登録すると、毎月末時点の投資信託の保有残高が初めて基準残高に到達したときに10〜500円分の「楽天ポイント」を付与。その他、国内株式の現物・信用取引、外国株式の取引でも手数料の最大1%分をポイント付与
投資信託資産形成ポイント
(※2)
上記の「ハッピープログラム」対象外の人が、毎月末時点の投資信託の保有残高が初めて基準残高に到達したとき、10〜500円分の「証券ポイント」を付与
※1 「楽天カード(一般カード)」の場合:0.5〜1%、「楽天ゴールドカード」の場合:0.75〜1%、「楽天プレミアムカード」の場合:1%、「楽天ブラックカード」の場合:2%のポイントを付与。※2 ポイント付与対象となるのは「ハッピープログラム」「投資信託資産形成ポイント」のどちらか片方のみ。※3 当日の新規建約定金額の合計が5000万円以上など。

 上の表のなかでもっともポイントが貯まりやすいのは、「楽天カードクレジット決済で投信積立」「楽天キャッシュ決済で投信積立」だろう。

 「楽天クレジットカード決済」は、毎月、楽天カードを使って投資信託を積立購入する方法。例えば、楽天カード(一般カード)で毎月10万円ずつ投資信託を積み立てれば、毎月自動的に0.5%〜1%分(500円〜1000円分)の楽天ポイントが手に入る。「楽天クレジットカード決済」は楽天カードのみの特典なので、楽天証券で投資信託を買おうと思っている人は、ぜひ楽天カードも持っておきたいところだ。

 また「楽天キャッシュ」でも投資信託を購入した場合も、月5万円まで0.5%分の楽天ポイントが付与される。つまり、楽天カードと合わせて毎月15万円まで投資信託の積立購入で0.5〜1.0%分のポイント還元が受けられる。他社のクレカ積立のポイント還元は毎月10万円までなので、これは楽天証券の大きなメリットと言えるだろう。

楽天カード
還元率 1.0~3.0%
(通常時は還元率1.0%、楽天市場や楽天ブックス利用時は還元率3.0%に。なお、楽天市場・楽天ブックス利用時に獲得できる+1.0%分はポイント付与の翌月末までの期間限定ポイント)
楽天カードの詳細はこちら!
発行元 楽天カード
国際ブランド VISA、Master、JCB、AMEX
年会費 永年無料
家族カード あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
楽天Edy(還元率0.5%)
関連記事 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(メインカード部門)
「楽天カード」の4券種の中で、もっとも得するカードを選ぶ方法をカード専門家が解説! ゴールド、プレミアム、ブラックの特典を比較して最適な券種を選ぼう
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 さらに「ハッピープログラム」と「投資信託資産形成ポイント」により、投資信託の保有金額が増えれば、基準残高に到達するごとに100円〜500円分の楽天ポイントがもらえるのもお得だ。もらえるポイントは以下の通りだ。

■投資信託の保有でもらえるポイント数(※2024年8月1日時点)
月末時点の残高 付与ポイント
初めて10万円に到達したとき 10ポイント
初めて30万円に到達したとき 30ポイント
初めて50万円に到達したとき 50ポイント
初めて100万円に到達したとき 100ポイント
初めて200万円に到達したとき 100ポイント
初めて300万円に到達したとき 100ポイント
初めて400万円に到達したとき 100ポイント
初めて500万円に到達したとき 100ポイント
初めて1000万円に到達したとき 500ポイント
初めて1500万円に到達したとき 500ポイント
初めて2000万円に到達したとき 500ポイント
※ 毎月(残高判定月)末の投資信託残高(対象外ファンドを除く)の合計金額で判定。

 ちなみに「ハッピープログラム」と「投資信託資産形成ポイント」は、どちらもお得な特典だが、利用できるのはどちらか片方だけとなっている。「ハッピープログラム」の対象となるには、楽天銀行楽天証券の口座を連携させる必要があるため、銀行口座を持っていない人は必然的に「投資信託資産形成ポイント」を利用することになる。

 ただ、「ハッピープログラム」は投資信託の保有だけではなく、日本株の売買手数料や米国株の売買手数料の1%分のポイントが付与られるなど、お得な特典が多い。また、楽天銀行楽天証券の口座を連携させると「普通預金金利が5倍以上にアップ」「銀行口座から証券口座に資金を移動する手間が省ける」などメリットが多いので、楽天証券で口座を持つなら同時に楽天銀行の口座開設も検討してみよう
【※関連記事はこちら!】
「楽天証券+楽天カード+楽天銀行」で積立投資すると、ポイント還元率が1%以上になって得! 獲得した楽天ポイントは、株や投資信託の購入にも活用可能!

楽天銀行(※2024年8月1日時点)
コンビニATM出金手数料(税込) 振込手数料(税込)
セブン-
イレブン
ローソン ファミリー
マート

(E-net)
ミニストップ
(イオン銀行)
月0~7回まで無料
(※)、以降は220円
月0~7回まで無料(※)、以降は275円 月0~7回まで無料(※)、以降は220円  同行あて:無料
 他行あて:月0~3回まで無料
(※) 、以降は145円
【楽天銀行のメリット】
「楽天証券」との口座連動サービス「マネーブリッジ」を利用すれば、普通預金金利が最大5倍に大幅アップ! さらに「ハッピープログラム」に無料エントリーすると、ステージに応じてATM出金手数料が最大で月7回まで無料に! なお、楽天証券の申し込みページから「楽天証券の口座+楽天銀行の口座」を同時に開設できる。
※「ハッピープログラム」のステージにより決定。
【関連記事】【楽天銀行の金利・手数料・メリットは?】楽天証券との口座連動により普通預金金利が5倍に! 振込などの取引で「楽天ポイント」も貯まる
楽天証券+楽天銀行の同時口座開設はこちら(公式サイト)楽天銀行の口座開設はこちら(公式サイト)

 貯まった楽天ポイントは、日本株や投資信託の購入代金と手数料に利用可能だ。ポイントで投資信託を購入できる証券会社は多いが、株の購入代金に充てられるのは大手ネット証券では楽天証券だけの独自サービスとなっている。

 ちなみに、楽天市場で買い物をすると楽天ポイントがもらえるが、その際のポイント還元率は「SPU(スーパーポイントアッププラグラム)」により、楽天グループのサービスを利用すればするほど高くなる。楽天証券の利用もSPUの対象に入っており、「楽天ポイントコース」と「マネーブリッジ」を設定したうえで、1カ月に合計3万円以上のポイント投資(投資信託)をすると0.5%、さらに1カ月に合計3万円以上のポイント投資(米国株式)をすると0.5%、楽天市場の買い物でのポイント還元率がアップする(ポイント利用設定をしていれば、注文時に利用可能ポイントがなかった場合でも対象)。

 このように楽天グループのサービスは、ユーザーを囲い込むために、使えば使うほどお得になるケースが多い。そのため、楽天カード楽天銀行など、普段から楽天グループのサービスを利用している人は、「楽天ポイントが貯まる(貯まりやすくなる)」というだけでも楽天証券を選ぶ意味はあるだろう

【楽天証券のまとめ】
初心者から中上級者まで、あらゆる投資家におすすめの証券!
特に「楽天ポイント」を貯めている楽天ユーザーのメリットは大きい

 以上、楽天証券の基本的なスペックと「おすすめポイント」を解説した。

 楽天証券は、ここまで説明してきたように、他の証券会社に比べて売買手数料が非常にお得なうえ、商品・サービスのラインナップも充実しており、これといって大きな欠点が見当たらない「優等生」的なネット証券だ。

 普段から楽天ポイントを貯めている「楽天ユーザー」はもちろん、初めて株に挑戦する人や、すでにほかの証券会社を利用している人にとっても、楽天証券はお得で使いやすいおすすめの証券会社と言えるだろう。

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売買手数料(税込) 投資信託 外国株
すべて0円
※手数料コース「ゼロコース」の場合
2567本 米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
人気のネット証券で、国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料は完全無料(0円)! さらに単元未満株の売買手数料も0円に。株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルと言える。投信積立の際、楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)を使うと0.5〜1%分、楽天キャッシュを使うと0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだ。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が人気。ツール内で日経テレコン(楽天証券版)が利用できるのも大きなメリットだろう。投資信託数がトップクラスで、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、幅広い資産クラスに分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
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◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
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【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
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※この表は、2024年11月1日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。
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株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
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すべて0円 2567本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ)で決済すると0.5〜1%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
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すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2554本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
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0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1885本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・松井証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
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99円 115円 275円 550円/日 1764本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、4850銘柄以上の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」や「マネックスカード」で投資信託を積み立てると最大1.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
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【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
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◆auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)⇒詳細情報ページへ
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(1日定額)
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(1日定額)
0円/日 1839本
米国
【auカブコム証券のおすすめポイント】
MUFGグループとKDDIグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
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(1日定額)
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(1日定額)
0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 36本
(米国株CFD)
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。そのうえ信用取引の売買手数料が完全無料と、すべての手数料プランにおいてトップレベルの安さを誇る。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。2023年10月に新取引ツール「NEOTRADER」が登場。PC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)やCFDをアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
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※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

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