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2017年8月30日 ザイ編集部

「老後貧乏」になる人、ならない人の分かれ目は?
2人の人気FPが教える「老後貧乏予備軍」の特徴と
24のチェックリストで自分の老後の危険度を知ろう!

「老後貧乏予備軍」とはどんな人? 老後貧乏にならないために、今のうちからチェックリストで自分の危険度を知ろう!

ダイヤモンド・ザイでは、特集「あなたの危険度が丸裸に! 老後貧乏予備軍を脱出せよ!」で、多くの人が不安視する「老後貧乏」をクローズアップ。現時点でどんなふうにお金を使っているか、などの点から、「老後貧乏予備軍」か否かを判定できるチェックリストや、老後貧乏になりがちなよくあるタイプの実例を挙げ、効果的な対策方法も紹介している。

今回はそのなかから、「老後貧乏予備軍」チェックリストをピックアップ! 自分の危険度をチェックするとともに、家計と老後資金の問題に精通するFPの深田晶恵さん(生活設計塾クルー)と、家計再生コンサルタント・FPの横山光昭さん(マイエフピー)のアドバイスも参考にしてみてほしい。

老後貧乏になる人と老後リッチになる人の分かれ目とは?

 多くの人が、老後に対して漠然とした不安を持っている。しかし現実に備えができている人は多くない。

 金融庁は2016年、「金融リテラシー」に関する初の大規模な調査を行なった。その中に「定年退職後の生活費」に関する項目がある。結果は、「必要な資金額」を認識している人は40代で37%、50代で54%。資金計画を立てている人は40代25%、50代38%、資金が確保できている人は40代14%、50代28%だった。50代でも6割超の人が老後資金の計画がないのだ。

 FPの深田晶恵さんは、「今後、生活保護などに頼らざるをえない“下流老人”まではいかなくても、その一歩手前の“老後貧乏”の人が増えるでしょう」と言う。

 「現在70代後半から80代の人に比べ、今の現役世代は住宅ローンや教育費の負担が重く、そのぶん貯蓄ができていません。親の世代の姿を見て、自分も同じだと思ってはいけません。さらに40代後半から50代のバブル世代には“消費好き”の人が多い。『何とかなる』では老後貧乏になります。『何とかする』術を身につける必要があるのです」(深田さん)

まずは老後に対して、危機感を持つことが大切!

 老後貧乏に陥る可能性は、誰にでもある。現在の収入が多いから大丈夫、と考えるのも危険だ。

 FPで家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、「実際、収入が多い人は支出も多く、十分な貯蓄がない場合も多いのです。一方で、年収650万円、40代前半で3000万円貯めているようなご夫婦もいます」と指摘する。

 最大の分かれ目は、危機感を持ち、現状の問題を改善できるかどうかだ。深田さんは、「老後不安はお化け屋敷のようなもの」と言う。いつ何が出てくるのか事前にわかっていれば、怖くはないということだ。

 悲観して諦めるのもダメだ。対策を立てるのに遅過ぎることはない。

 「老後への備えは100かゼロかではありません。たとえ10でも、取り組むのと取り組まないのでは、大きな違いになります」(横山さん)

チェックに1つでも当てはまったら、
「老後貧乏予備軍」の可能性あり

 それでは、どんな人が危機感を持ったほうがいいのか。現状、「自分は大丈夫」と思っている人でも、深田さんや横山さんのようなプロから言わせれば、危機感を持つべき状況の人もいる。それを見極めるために、以下のチェックリストに答えてみてほしい。

 上のチェックリストで、一つでも「YES」と答える項目があった人は、「老後貧乏予備軍」である可能性がある。もちろん、それだけで「このまま行くと『老後貧乏』になる」と決めつけられるわけではないが、多少は危機感を持ったほうがいいことはたしかだ。

 なお、チェックリストは(「老後貧乏」になるか否かの)分かれ目(1)~(6)という項目を設けているが、ダイヤモンド・ザイ10月号では、6つの分かれ目で「老後貧乏予備軍」と診断された人が、それぞれどんな対策をすればいいのかを紹介している。

 たとえば、「分かれ目の(1)、(3)、(6)にはYESがなかったけれど、(2)、(4)、(5)にはYESがいくつかついた」などの場合は、(2)、(4)、(5)の解決策を読むことで、状況を変えるヒントが見つけられる仕組みだ。実例に基づいた、プロの実践的なアドバイスも参考になるので、ダイヤモンド・ザイ10月号も併せてチェックしてみてほしい。

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