ザイスポ!
【第13回】 2012年4月20日 ザイ・オンライン編集部

やっぱり熱いぜ カンボジア! 実際にカンボジア株に投資する方法とは?

有望なフロンティア市場への具体的な投資法

IPOの配分制度は日本よりも進んでいる!?


  日本の場合、IPOは主幹事証券の割当数が圧倒的に多いので、新規公開株を手に入れようと思ったら証券会社を選ぶ必要がありますが、カンボジアの場合は申し込みに対して公平に配分されるので、IPOを取り扱っている証券会社であれば有利/不利はありません。

 ちなみにプノンペン水道公社の場合、公募申し込みに対して3.77倍の確率で当選しました。100株申し込んだ人には26株、1000株申し込んだ人には265株配分されたということです(取り扱いは1株単位)。透明性/公平性という意味では、「裁量配分」で特定の顧客が多く配分を受けられるケースが多い日本よりも、進んだシステムと言えるのではないでしょうか。

 カンボジアの証券会社は、いずれも"ネット証券"ではありませんので、売買画面を見ながら注文を入れるというわけにはいきません。注文は担当者を介して、市場に出すことになります。とはいえ、注文は基礎的な英文のメールで受け付けてもらえますし、取引は9:00と11:30の1日2回のみ、それも「板寄せ方式」ですので、何ら不都合はないのです。

※編集部注/「板寄せ方式」とは、あらかじめ顧客から売買注文を集め、価格と株数の合致したところで取引を成立させる方式です。対して、注文状況を常にオープンにしておき、その都度、取引を成立させていくやり方を「ザラバ方式」と言います。東京証券取引所の場合は、午前と午後の最初の取引のみ「板寄せ方式」で行われ、その後「ザラバ方式」に移行します。

今後も有力な国有企業の上場が予定されている

 カンボジア証券市場には、テレコム・カンボジアシアヌークビル港湾公社カンボジア電力公社の上場が予定されています。どんな会社なのか見ていきましょう。

カンボジア証券取引所の内部(Photo:©WorldStock.JP)