配当【増配・減配】最新ニュース!
2021年10月2日 ザイ・オンライン編集部

配当が減らない“隠れ増配株”ランキング上位20銘柄を
紹介! 減配をせずに、配当を維持・増配し続けている
「非減配」期間が長い優良な安定配当株ランキング!

【2021年10月1日更新!】

「連続増配」はしていないものの、長期にわたって「減配」をせずに、配当を「維持」もしくは「増配」している“非減配株(=隠れ増配株)”のランキングを公開!

 「配当」を気にする投資家なら、「連続増配株」に注目したことが一度や二度はあるだろう。長期間にわたって「増配を続けている」企業は、それだけ長期的に業績を伸ばしていたり、一時的に業績が落ちても配当を出せるようにしっかりと利益を蓄積できていたりする「優良企業」と判断することができるからだ。
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 ただし、「連続増配株」には、文字通り「連続」で増配し続けている銘柄しか含まれていない。言い換えれば、「配当を『連続』では増配していないものの、減配をすることなく、増配傾向が続いている銘柄(=非減配株)」は含まれていないのだ。しかし、実際には「連続」では増配していないものの、長期間にわたって減配をすることなく、安定的に配当を維持、または増やしている“非減配株”の中にも、魅力的な“隠れ増配株”が存在するのだ。しかも、“非減配株”は「連続増配」をしていないので目立たないことから注目されにくく、割安な水準で放置されていることも。
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 そこで今回は、「連続増配株」ほど注目度は高くないが、長期間にわたって「減配」をせず、配当を維持もしくは増配している“非減配株”に注目し、「『非減配』期間が長い安定配当株ランキング」を作成。ベスト20にランクインした銘柄の「非減配」期間や「配当利回り」のほか、年間配当額の推移、一定期間の「増配率」などを詳しく紹介していく(なお、配当利回りや最低投資額などのデータは2021年10月1日の終値で算出)。

「非減配株」を見ていく際に重要なのは、「非減配」期間の長さだけではなく、増配率や増配の頻度、配当性向なども判断材料に加えること。いくら連続「非減配」期間が長くても、配当額がずっと「横ばい」の場合、今後の増配には期待しづらいだろう。また、「配当性向」が高い水準にある場合、業績が悪化すると一転して「減配」となるリスクも高まってくる。投資を検討する際には、「非減配」期間の長さ以外も確認してから判断するようにしたい。

 それでは早速、「『非減配』期間が長い安定配当株ランキング」を見ていこう。この記事では、増配率や配当性向などの数値も掲載しているので、「非減配」という切り口から「増配株」を選ぶ際の参考にしてほしい。

 なお、ランキングの作成には「QUICK」のデータを参考にしており、「非減配」期間が「30年超」の銘柄は横並びで1位としている。

■「非減配」期間が長い安定配当株ランキング!ベスト20
 (2021年10月1日時点)

  「非減配」期間 増配率
(直近20年)
増配率
(直近3年)
配当利回り
(予想)
最低投資額
1位  日本電設工業(東1・1950)
30年超 3.7倍 1.12倍 1.70% 18万1900円
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1位  アサヒグループホールディングス(東1・2502)
30年超 8.8倍 1.41倍 2.04% 53万3900円
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1位  日清紡ホールディングス(東1・3105)
30年超 4.2倍 1.00倍 3.58% 8万3700円
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1位  信越化学工業(東1、名1・4063)
30年超 20.8倍 1.78倍 1.62% 184万2500円
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1位  日本化薬(東1・4272)
30年超 2.7倍 1.00倍 2.50% 11万9800円
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1位  花王(東1・4452)
30年超 5.8倍 1.27倍 2.18% 66万100円
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1位  武田薬品工業(東1、名1、札、福・4502)
30年超 3.6倍 1.00倍 4.95% 36万3600円
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1位  塩野義製薬(東1・4507)
30年超 12.7倍 1.31倍 1.46% 75万円
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1位  相模ゴム工業(東2・5194)
30年超 1.0倍 1.00倍 0.92% 10万8300円
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1位  ノーリツ(東1・5943)
30年超 2.3倍 1.09倍 4.62% 17万9600円
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1位  マックス(東1・6454)
30年超 2.1倍 1.14倍 2.63% 18万9600円
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1位  ライフコーポレーション(東1・8194)
30年超 2.9倍 1.33倍 1.14% 43万5000円
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1位  歌舞伎座(東2・9661)
30年超 1.0倍 1.00倍 0.10% 48万4500円
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  「非減配」期間 増配率
(直近20年)
増配率
(直近3年)
配当利回り
(予想)
最低投資額
14位  片倉工業(東1・3001)
29年 2.0倍 1.33倍 0.95% 16万7500円
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15位  三菱HCキャピタル(東1、名1・8593)
29年 25.0倍 1.92倍 4.51% 5万7600円
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16位  鳥居薬品(東1・4551)
28年 2.1倍 1.00倍 1.65% 29万600円
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17位  レンゴー(東1・3941)
28年 3.4倍 2.00倍 2.81% 8万5200円
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17位  日産化学(東1・4021)
28年 11.5倍 1.52倍 1.70% 63万4000円
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19位  オエノンホールディングス(東1・2533)
27年 1.7倍 1.00倍 1.84% 3万8000円
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19位  日機装(東1・6376)
27年 2.3倍 1.25倍 2.10% 9万5000円
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※ 配当利回りや最低投資額などのデータは、2021年10月1日の終値で算出。
※ 日清紡ホールディングス、日本化薬、花王、鳥居薬品、日機装の「非減配」期間は、決算期変更のため厳密には年数ではなく期数。
※「非減配」期間が同じ場合は決算月の早いほうを上位とし、決算月も同じ場合は同順位(銘柄コード順で表記)とした。 
※「非減配」期間の算出には上場後のデータのみを使用している。

 上記のように「『非減配』期間が長い安定配当株ランキング」のベスト20には、27年以上にわたって「減配」をしておらず、配当を「維持」または「増配」している銘柄がランクインすることになった。ここからはベスト20にランクインした銘柄を、1銘柄ずつ詳しく見ていこう。

1位:日本電設工業(東1・1950)
非減配期間:30年超

 日本電設工業は、JR東日本との強固な関係を持つ、鉄道電気工事のリーディングカンパニー。一般電気工事や情報通信工事も手掛けている。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で3.7倍に成長している。直近3年での増配率は1.12倍で、年平均3.8%の増配をしている計算になる。

 1995年3月期から2009年3月期までは配当の「維持」が続いていたが、その後は増配傾向が強まっており、2013年3月期から2020年3月期までは連続増配が続いていた

 しかし、2022年3月期の年間配当額は前期比「6円」の減配となる「31円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は残念ながらストップとなる見込み

日本電設工業
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
建設業 1950 東証1部 31円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1819円 100株 18万1900円 1.70%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 3.7倍 1.12倍 39.7%
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※株価などのデータは2021年10月1日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

1位:アサヒグループホールディングス(東1・2502)
非減配期間:30年超

 アサヒグループホールディングスは、大手の酒類・飲料メーカー。国内におけるビール類のシェアは首位を誇る。海外での売上も東アジアを中心に伸長。

 「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で8.8倍に成長している。直近3年での増配率は1.41倍で、年平均12.2%の増配をしている計算になる。

 2007年12月期までは配当を「維持」としていた年もあったが、2008年12月期以降は連続増配が続いている

 2021年12月期の年間配当額は前期比「3円」の増配となる「109円」の予想で、30年超にわたる「非減配」を継続するとともに「14期連続増配」を達成する見込み
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アサヒグループHD、14期連続の「増配」を発表し、配当利回り2.46%に! 配当額は14年で5.7倍に増加、2021年12月期は前期比3円増の「1株あたり109円」に

アサヒグループホールディングス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
食料品 2502 東証1部 109円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
5339円 100株 53万3900円 2.04%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 8.8倍 1.41倍 35.4%
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1位:日清紡ホールディングス(東1・3105)
非減配期間:30年超

 日清紡ホールディングスは、「環境・エネルギーカンパニー」グループを標榜する持株会社。無線通信、マイクロデバイス、ブレーキ、精密機器など、さまざまな事業を手掛けている。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で4.2倍に成長している。一方、直近3年では増配は行われず、配当の「維持」が続いている。

 配当の「維持」が長らく続いたかと思えば、年間配当額が大幅に上がることもあり、年間配当額の推移グラフは階段状になっている。

 2021年12月期の年間配当額は前期と同額の「30円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み

日清紡ホールディングス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
電気機器 3105 東証1部 30円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
837円 100株 8万3700円 3.58%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 4.2倍 1.00倍 71.3%
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1位:信越化学工業(東1、名1・4063)
非減配期間:30年超

 信越化学工業は、塩化ビニル樹脂や半導体シリコン、電子・機能材料などを扱う化学メーカー。海外における生産・販売拠点を多数持ち、海外売上高比率は7割を超える。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で20.8倍に成長している。直近3年での増配率は1.78倍で、年平均21.3%の増配をしている計算になる。

 2009年3月期から2015年3月期までは年間配当額が「横ばい」となっていたが、2016年3月期以降は連続増配が続いている

 2022年3月期の年間配当額は前期比「50円」の増配となる「300円」の予想で、30年超にわたる「非減配」を継続するとともに「7期連続増配」を達成する見込み

信越化学工業
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4063 東証1部、名証1部 300円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1万8425円 100株 184万2500円 1.62%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 20.8倍 1.78倍 34.3%
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1位:日本化薬(東1・4272)
非減配期間:30年超

 日本化薬は、産業用火薬メーカーから出発した総合化学メーカー。樹脂・色素・触媒をコアとする機能化学品事業、抗がん剤などを扱う医薬事業、自動車向け安全部品などを扱うセイフティシステムズ事業の3事業が主軸。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で2.7倍に成長している。一方、直近3年では増配は行われず、配当の「維持」が続いている。

 配当の「維持」が長らく続いたかと思えば、年間配当額が大幅に上がることもあり、年間配当額の推移グラフは階段状になっている。

 2022年3月期の年間配当額は前期と同額の「30円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み

日本化薬
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4272 東証1部 30円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1198円 100株 11万9800円 2.50%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 2.7倍 1.00倍 36.5%
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1位:花王(東1・4452)
非減配期間:30年超

 花王は、一般消費者向けの化粧品や洗顔・全身洗浄剤、衣類用洗剤、おむつなどのほか、産業用の油脂製品や界面活性剤などの機能性材料製品を国内・海外で製造・販売する会社。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で5.8倍に成長している。直近3年での増配率は1.27倍で、年平均8.3%の増配をしている計算になる。

 花王は「非減配」期間が長いだけでなく、「連続増配」期間が長いことでも有名で、「連続増配株ランキング」では堂々の第1位にランクインしている。
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 2021年12月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「144円」の予想で、30年超にわたる「非減配」を継続するとともに「32期連続増配」を達成する見込み
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花王(4452)、32期連続の「増配」を発表し、年間配当は32期で20倍に増加! 2021年12月期は前期比4円増の「1株あたり144円」、配当利回り1.82%に!

花王
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4452 東証1部 144円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
6601円 100株 66万100円 2.18%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 5.8倍 1.27倍 53.9%
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1位:武田薬品工業(東1、名1、札、福・4502)
非減配期間:30年超

武田薬品工業は、大手の医薬品メーカー。売上高は国内製薬会社の中でトップを誇る。2018年にシャイアーを買収し、世界でも上位の売上規模に。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で3.6倍に成長している。一方、直近3年では増配は行われず、配当の「維持」が続いている。

 2022年3月期の年間配当額は前期と同額の「180円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み

武田薬品工業
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
医薬品 4502 東証1部、名証1部、札証、福証 180円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
3636円 100株 36万3600円 4.95%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 3.6倍 1.00倍 112.5%
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1位:塩野義製薬(東1・4507)
非減配期間:30年超

 塩野義製薬は、医療用医薬品を中心に扱う大手製薬会社。抗うつ剤「サインバルタ」や、抗インフルエンザウイルス薬「ゾフルーザ」の売上が大きい。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で12.7倍に成長している。直近3年での増配率は1.31倍で、年平均9.6%の増配をしている計算になる。

 2004年3月期までは年間配当額がほぼ「横ばい」となっていたが、その後は増配傾向が強まっており、2013年3月期以降は連続増配が続いている

 2022年3月期の年間配当額は前期比「2円」の増配となる「110円」の予想で、30年超にわたる「非減配」を継続するとともに「10期連続増配」を達成する見込み

塩野義製薬
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
医薬品 4507 東証1部 110円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
7500円 100株 75万円 1.46%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 12.7倍 1.31倍 33.2%
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1位:相模ゴム工業(東2・5194)
非減配期間:30年超

 相模ゴム工業は、コンドームの大手メーカー。医療用ゴム製品や、食品用包装フィルムおよび事務用ファイルなどの製造・販売も手掛ける。

「非減配」を30年超にわたって継続しているが、年間配当額は1991年3月期以降、「1株あたり10円」から変化していない。

 2022年3月期の年間配当額は前期と同額の「10円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み

相模ゴム工業
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
ゴム製品 5194 東証2部 10円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1083円 100株 10万8300円 0.92%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 1.0倍 1.00倍 13.6%
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1位:ノーリツ(東1・5943)
非減配期間:30年超

 ノーリツは、給湯機器や温水暖房機器などを製造・販売する会社。給湯機器の国内シェアは約40%を誇る。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で2.3倍に成長している。直近3年での増配率は1.09倍で、年平均3.0%の増配をしている計算になる。

 2004年3月期までは年間配当額がほぼ「横ばい」となっていたが、その後は増配傾向が強まっており、2013年3月期以降は連続増配が続いている。

 2021年12月期の年間配当額は前期比「48円」の増配となる「83円」の予想で、30年超にわたる「非減配」を継続するとともに「2期連続増配」を達成する見込み

ノーリツ
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
金属製品 5943 東証1部 83円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1796円 100株 17万9600円 4.62%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 2.3倍 1.09倍 50.2%
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1位:マックス(東1・6454)
非減配期間:30年超

 マックスは、ホッチキスやオートステープラなどの文具・オフィス機器や鉄筋結束機などを製造・販売する会社。ホッチキスの国内シェアは7割を超え、オートステープラの世界シェアは約9割を誇る。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で2.1倍に成長している。直近3年での増配率は1.14倍で、年平均4.5%の増配をしている計算になる。

 配当の「維持」が数年続いている期間があるものの、「連続増配」をしている期間もあり、2019年3月期以降は3期連続の増配を達成している

 2022年3月期の年間配当額は前期比「2円」増の「50円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み
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マックス(6454)、4期連続の「増配」を発表して、配当利回り3.18%に! 年間配当額は4年で19%増加、2022年3月期は前期比2円増の「1株あたり50円」に!

マックス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
機械 6454 東証1部 50円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1896円 100株 18万9600円 2.63%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 2.1倍 1.14倍 45.4%
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1位:ライフコーポレーション(東1・8194)
非減配期間:30年超

 ライフコーポレーションは、近畿・関東にスーパーマーケット「ライフ」を展開する会社。三菱商事グループに属している。

「非減配」を30年超にわたって継続しており、年間配当額は直近20年で3.7倍に成長している。直近3年での増配率は1.66倍で、年平均18.5%の増配をしている計算になる。

 2002年2月期までは配当の「維持」が続いていたが、その後は増配の頻度が上がっており、連続増配をしていた期間も見受けられる。

 2022年2月期の年間配当額は前期と同額の「50円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み

ライフコーポレーション
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
小売業 8194 東証1部 50円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4350円 100株 43万5000円 1.14%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 3.7倍 1.66倍 18.7%
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1位:歌舞伎座(東2・9661)
非減配期間:30年超

 歌舞伎座は、歌舞伎専用の劇場「歌舞伎座」を所有する会社。土地および店舗の賃貸を主軸に、食堂・飲食店舗の運営や土産物などの販売も手掛けている。

「非減配」を30年超にわたって継続しているが、年間配当額は長期間「1株あたり5円」から変化していない。

 2022年2月期の年間配当額は前期と同額の「5円」の予想で、30年超にわたる「非減配」は今期も継続される見込み

歌舞伎座
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
サービス業 9661 東証2部 5円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
4845円 100株 48万4500円 0.10%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
30年超 1.0倍 1.00倍
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14位:片倉工業(東1・3001)
非減配期間:29年

 片倉工業は、不動産事業をはじめ、繊維・医薬品・機械関連などの事業を多角的に展開する会社。コクーンシティや東京スクエアガーデンなどを主要物件とする不動産事業が利益の柱。

 1992年12月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は29年となっており、年間配当額は直近20年で2.0倍に成長している。直近3年での増配率は1.33倍で、年平均10.0%の増配をしている計算になる。

 配当の「維持」が続いていた期間が長いものの、2017年12月期以降は増配傾向が強まっている

 2021年12月期の年間配当額は前期と同額の「16円」の予想で、30年連続の「非減配」を達成する見込み

片倉工業
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
繊維製品 3001 東証1部 16円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
1675円 100株 16万7500円 0.95%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
29年 2.0倍 1.33倍 12.6%
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15位:三菱HCキャピタル(東1、名1・8593)
非減配期間:29年

 三菱HCキャピタルは、リース・レンタルをコアに、環境関連サービスや不動産関連サービスなども展開している大手総合リース会社。2021年4月1日に三菱UFJリースが日立キャピタルと経営統合し、商号を「三菱HCキャピタル株式会社」に変更。

 1992年3月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は29年となっており、年間配当額は直近20年で21.2倍に成長している。直近3年での増配率は1.41倍で、年平均12.3%の増配をしている計算になる。

 また、「非減配」期間が長いだけでなく、2000年3月期以降は「連続増配」を継続しており、上場企業の「連続増配ランキング」では3位にランクインしている。
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 2022年3月期の年間配当額は前期比「0.5円」の増配となる「26円」の予想で、「30年連続の『非減配』」および「23年連続増配」を達成する見込み
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三菱HCキャピタル
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
その他金融業 8593 東証1部、名証1部 25.5円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
576円 100株 5万7600円 4.51%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
29年 21.2倍 1.41倍 39.3%
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16位:鳥居薬品(東1・4551)
非減配期間:28年

 鳥居薬品は、JTグループに属する製薬会社。腎・透析、皮膚疾患、アレルゲンの3領域を中心に、医薬品を製造・販売している。

 1994年3月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は28年となっており、年間配当額は直近20年で2.1倍に成長している。一方、直近3年では増配は行われず配当の「維持」が続いている。

 配当を「維持」としている期間はそれなりにあるものの、長期的に見ると緩やかながら増配傾向となっている。

 2021年12月期の年間配当額は前期と同額の「48円」の予想で、29年(厳密には29期)連続の「非減配」を達成する見込み

鳥居薬品
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
医薬品 4551 東証1部 48円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
2906円 100株 29万600円 1.65%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
28年 2.1倍 1.00倍 48.1%
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17位:レンゴー(東1・3941)
非減配期間:28年

 レンゴーは、段ボール・板紙・包装のリーディングカンパニー。板紙から段ボールまでの一貫生産体制を持ち、海外にも展開。

 1994年3月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は28年となっており、年間配当額は直近20年で3.4倍に成長している。直近3年での増配率は2.00倍で、年平均25.6%の増配をしている計算になる。

 配当を「維持」としている期間はそれなりにあるものの、2019年3月期以降は連続増配となっている。

 2022年3月期の年間配当額はと同額の「24円」の予想で、29年連続の「非減配」を達成する見込み

レンゴー
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
パルプ・紙 3941 東証1部 24円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
852円 100株 8万5200円 2.81%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
28年 3.4倍 2.00倍 19.8%
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17位:日産化学(東1・4021)
非減配期間:28年

日産化学は、機能性材料、ライフサイエンス、化学品の3領域で事業を展開する化学メーカー。

 1994年3月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は28年となっており、年間配当額は直近20年で11.5倍に成長している。直近3年での増配率は1.52倍で、年平均15.2%の増配をしている計算になる。

 配当を「維持」としていた期間はそれなりにあるものの、近年は増配傾向が強く、特に2013年3月期以降は連続増配が続いている

 2022年3月期の年間配当額は前期比「4円」の増配となる「108円」の予想で、「29年連続の『非減配』」および「10年連続増配」を達成する見込み

日産化学
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
化学 4021 東証1部 108円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
6340円 100株 63万4000円 1.70%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
28年 11.5倍 1.52倍 45.2%
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19位:オエノンホールディングス(東1・2533)
非減配期間:27年

 オエノンホールディングスは、発酵技術を核とするバイオテクノロジーをベースに、酒類事業、加工用澱粉事業などを展開する持株会社。和酒の売上が大きく、特に焼酎が主力。

 1994年12月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は27年となっており、年間配当額は直近20年で1.7倍に成長している。一方、直近3年では増配は行われず配当の「維持」が続いている。

 2021年12月期の年間配当額は前期と同額の「7円」の予想で、28年連続の「非減配」を達成する見込み

オエノンホールディングス
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
食料品 2533 東証1部 7円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
380円 100株 3万8000円 1.84%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
27年 1.7倍 1.00倍 118.8%
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19位:日機装(東1・6376)
非減配期間:27年

 日機装は、特殊ポンプ、人工透析装置、水質調整システム、複合材成型品などの製造・販売を手掛けている会社。

 1995年3月期以降は減配しておらず、「非減配」期間は27年となっており、年間配当額は直近20年で2.3倍に成長している。直近3年での増配率は1.25倍で、年平均7.7%の増配をしている計算になる。

 配当を「維持」としている期間はそれなりにあるものの、長期的に見ると緩やかながら増配傾向となっている。

 2021年12月期の年間配当額は前期と同額の「20円」の予想で、28年連続の「非減配」を達成する見込み

日機装
業種 コード 市場 年間配当額(予想)
精密機器 6376 東証1部 20円
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り(予想)
950円 100株 9万5000円 2.10%
「非減配」期間 増配率(直近20年) 増配率(直近3年) 配当性向(予想)
27年 2.3倍 1.25倍 30.3%
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「非減配」期間の長さだけにとらわれず、
複数のデータを見て総合的に判断しよう!

 「『非減配』期間が長い安定配当株ランキング」によって、「連続増配株ランキング」ではカバーしきれていなかった“隠れ増配株”を発見することができたのではないだろうか。しかし、「非減配」期間が長いからといって、それがすぐに優良な「増配株」を意味するとは限らない。年間配当額の推移から確認できる「増配率」や「増配の頻度」、配当利回りや配当性向といったデータも参考にしつつ、総合的に判断していく必要がある。
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「高配当株」と「増配株」では、どちらに投資すべきか?「増配」は業績やビジネスモデルの“裏付け”があるが、「高配当」は株価や配当額に左右される不安定なもの!

 なお、今回の「『非減配』期間が長い安定配当株ランキング」には、「決算期の変更によって表面的に“減配”となっているだけで、実質的には“非減配”」の銘柄は含まれていない。また、前期に実施された記念配当の影響から、30年以上続いた連続「非減配」が2020年11月期でストップしてしまった「キユーピー(2809)」のような銘柄もあるので、気になる銘柄があったら、年間配当額の推移をぜひ自分でもチェックしてみてほしい。

 株価は「コロナ・ショック」から回復しつつあるが、戻りが鈍い銘柄もまだ多く見られる。今回掲載した「『非減配』期間が長い安定配当株ランキング」を参考に、増配や将来の高利回りが期待できる銘柄を選んで投資しよう!
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