証券会社比較
2021年7月4日 ザイ・オンライン編集部

スマホ証券5社を比較! 1株単位や100円単位で単元未
満株が買えて「売買を練習したい」「株を積み立てたい」
など、目的別に活用できるスマホ証券の選び方を紹介

「スマホ証券」5社の手数料やサービス内容を比較! 少額資金で手軽に株を買いたいなら「単元未満株」にお得な手数料で投資できる「スマホ証券」を選ぼう!

発売中のダイヤモンド・ザイ8月号の巻頭特集は「初心者の投資スタートにうってつけ!【3000円で始める投資入門】」。日本株は100株単位で買うのが基本だが、証券会社によっては100株未満から、少額で株を買えるサービスを手掛けているところもある。この特集では、そんな少額投資向きの証券会社を紹介するほか、少額投資におすすめの銘柄も多数取り上げているので、投資の初心者なら注目だ!

今回はこの特集から、100株未満の「単元未満株」投資ができて、手数料も安い「スマホ証券」5社を紹介!
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「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「PayPay証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介

「スマホ証券」なら「単元未満株」に投資できて、
売買手数料も安いので、少額資金でも投資が始められる!

単元未満株で少額投資を始めよう!

 日本株には「単元株制度」があり、通常は100株単位で売買する。たとえば、三井物産(8031)の株を買いたい場合、6月2日時点の株価(終値)は2533円なので、必要資金は「2533円×100株=約26万円」になる。元手の少ない投資の初心者にとっては、ややハードルが高い金額と言えるかもしれない。

 ただし、100株未満――つまり「単元未満株」に投資できるサービスを活用すれば、もっと少額の資金で三井物産の株を買うことができる。単元未満株の買い方は、おもに2種類。一つは「1株単位で株を買う」という買い方だ。この方法だと、株価が2533円なら、最低限必要な資金も2533円(+売買手数料)で済む。もう一つは1000円、2000円など、金額を指定して買うやり方。この方法だと、取得する株数は1株よりさらに小さくなることもある。
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1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!

 少額で始められる単元未満株は魅力的だが、かつては「手数料が高い」という問題があった。そもそも、単元未満株に投資できるサービスは、すべての証券会社が行っているわけではなく、以前はごく一部のネット証券だけが手掛けていた。

スマホで取引できて、簡単&手軽!

 通常の単元株に投資する場合だと、ネット証券は手数料が安いのが特徴とされている。しかし、ネット証券で単元未満株に投資する場合の最低手数料は、税込52円~。つまり、200~300円の銘柄を1株買うだけでも、52円の手数料がかかるわけで、かなり割高だったのだ。

 状況が一変したのは、2019年にSBIネオモバイル証券LINE証券といった「スマホ証券(スマホでの株取引に特化した証券会社)」が相次いで登場してから。スマホ証券各社は、単元未満株を取引するサービスを次々と開始。しかも、従来より格段に安い手数料体系を打ち出してきたため、一気に単元未満株に投資しやすい環境が整った。
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株初心者はいくらから株式投資を始めればいいのか? 1株単位で株が買えて「1株=数百円」から始められる5つのサービス(LINE証券・PayPay証券・S株など)を解説

 たとえばLINE証券は、1株買うのにかかるスプレッド(=株価と買値(もしくは売値)の差額。このぶんがコストになる)が0.2~0.5%。たとえば、229円の株を1株購入する場合、スプレッドは0.5円。前述したかつての高い手数料(52円)の100分の1以下で済む。

 以下は、主要なスマホ証券5社の単元未満株投資のコストや、サービス内容をまとめたものだ。少しずつ異なる特徴があるので、見比べてみてほしい。

手数料や取扱銘柄数、注文可能時間などのスペックを比較!
3000円投資に向いている「お得なスマホ証券」を紹介!

LINE証券(いちかぶ)
売買単位 取扱銘柄 売買コスト 注文可能時間 約定の
タイミング
1株単位 約1000銘柄
(時間外は約300銘柄のみ)
スプレッド
0.2~0.5%
時間外は1.0%
〈平日・場中〉
9:00~11:20、12:30~14:50

〈平日・時間外〉
11:30~12:20、17:00~21:00
即時約定
【LINE証券の特徴は?】
約1000銘柄がリアルタイムに約定

単元未満株で、リアルタイムに約定する銘柄数は1000以上と最多。LINE PayやLINEポイントが使える。対象銘柄を最大7%割安に買えるタイムセールなど、意表をつくキャンペーンの実績多数。
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LINE証券の公式サイトはこちら
CONNECT(ひな株)
売買単位 取扱銘柄 売買コスト 注文可能時間 約定の
タイミング
1株単位 約340銘柄 スプレッド
0.5%
〈平日〉
5:30~14:55、16:00以降*

〈土日祝〉
メンテナンス
時間以外
*メンテナンスは毎日3:30~5:30(日曜は3:30~7:30)
場中(14:55まで)即時約定
時間外の注文
⇒次の前場もしくは後場の始値
【CONNECTの特徴は?】
大和証券グループで土日も発注可能

大和証券グループのスマホ証券。1株から買えるひな株では、約定代金に0.5%のスプレッドを含んだ取引価格が提示される。最低手数料がないため、少額取引にとっては特にオトク。
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CONNECTの公式サイトはこちら
SBIネオモバイル証券(S株)
売買単位 取扱銘柄 売買コスト 注文可能時間 約定の
タイミング
1株単位 東証上場銘柄
(売却のみなら
名証・福証・札証銘柄も可)
手数料月額220円
(月間取引50万円までの場合)
〈平日〉
24時間
0:00~7:00
⇒前場の始値
7:00~10:30
⇒後場の始値
13:30~24:00
⇒翌営業日の
前場始値
【SBIネオモバイル証券の特徴は?】
月間取引50万円までなら月220円で取引し放題!

手数料が月額制で1カ月のうちに何回も売買する人にとってはかなりオトク。定期買付の指定もできる。IPO株に1株から申し込みができる「ひとかぶIPO」も。またTポイントを使って株が買える。
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◆【SBIネオモバイル証券のメリット・手数料・取扱商品は?】
SBIネオモバイル証券 (S株)の公式サイトはこちら
日興フロッギー(キンカブ)
売買単位 取扱銘柄 売買コスト 注文可能時間 約定の
タイミング
金額指定
100円から
100円単位
約3700銘柄 スプレッド
買付0%
売却0.5%

(取引100万円までの場合)
〈平日〉
5:00~11:30
16:00~26:00

〈土日祝〉
5:00~26:00
前日16:00~8:00の注文
⇒前場の始値
8:00~11:30の注文
⇒後場の始値
【日興フロッギーの特徴は?】
取扱い銘柄数は最多!記事を読みながら投資できる

SMBC日興証券が運営するサービス。投資にまつわる記事1000本以上をネットで掲載しており、そのリンクからも買い注文を出せる。dポイントでも株が買える。NISAも利用可能。
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◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
PayPay証券(旧One Tap BUY)
売買単位 取扱銘柄 売買コスト 注文可能時間 約定の
タイミング
金額指定
1000円から1000円単位
日本株163銘柄
米国株164銘柄
(ETFを含む)
スプレッド
場中:0.5%、
時間外:1.0%(日本株)
場中:0.5%、
時間外:0.7%(米国株)
〈平日〉
24時間
場中は即時約定
時間外の注文
⇒前場の始値
【PayPay証券の特徴は?】
米国株も取扱い1000円単位だから積立も可

旧「One Tap BUY」のサービスが、今年2月からPayPay証券に。1000円単位の買付けで積立もできる。米国株も日本株並みに取扱い。取扱銘柄数は少ないが、有名人気株に厳選されている。
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◆【PayPay証券のメリット・手数料・取扱商品は?】日本株や米国株が「1000円」から買える、スマホ専用ネット証券!
PayPay証券(旧:One Tap BUY)の公式サイトはこちら

 「単元未満株」ができる「スマホ証券」を選ぶポイントの一つは、投資単位が1株単位なのか、金額指定(100円単位や1000円単位)なのか、だ。本格的な株取引に向けて実績を積みたいなら1株単位が適しているし、同じ株を毎月一定額ずつ積み立てたいなら、金額指定がいいだろう。

 売買コストは0.5%程度のスプレッドという会社が多い。日興フロッギーなら買付額が100万円までなら無料。また、SBIネオモバイル証券は、月額220円の定額制。毎月Tポイントが200ポイント還元されるので、実質的な負担は20円だ。月間の売買高が50万円を超えると1100円に上がるので、1カ月の取引が50万円未満で、頻繁に売買する人に向いている。

 なお、口座開設はスマホで簡単にできる。本人確認のために顔写真が必要になるが、写真の撮影もその場で完了。非常に手軽なので、気楽に挑戦してみよう!
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日米の人気株の激辛診断や、全上場銘柄の「理論株価」も紹介!
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ザイ8月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ8月号の巻頭特集「初心者の投資スタートにうってつけ!【3000円で始める投資入門】」の一部を公開した。

 ダイヤモンド・ザイ8月号では、ほかにも注目の特集が満載! 大特集は「人気の株500+Jリート14激辛診断【2021年・夏】」! この特集では、日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資のプロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。さらに、「10万円株」「高配当株」「株主優待株」「Jリート」「大型株」「新興株」のカテゴリー別で、注目すべきおすすめ銘柄を取り上げているので、銘柄選びに役立つはずだ。

 そのほか「人気【米国株150】オススメ&診断」「国内のオイシイを食べつくせ!【ふるさと納税】で日本縦断」「遠距離介護は手より頭を動かせ!」「人気の毎月分配型の投資信託100本の【分配金】速報データ」なども要チェック!

 さらに、別冊付録で「全上場3809銘柄の【理論株価】」も付いてくる!「理論株価」とは、企業の真の実力を示す指標。実際の株価が「理論株価」より安ければ「割安」、「理論株価」よりも高ければ「割高」と判断できるので、気になる銘柄があるなら、この別冊付録で「理論株価」をチェックしてほしい!