ネット証券会社比較
2014年7月28日 久保田正伸

ネット証券のメール配信やツールで発見!
アナリストが強気なのに
割安な銘柄を見つける情報源とは?

プロのアナリストには評価が高いのに、市場ではあまり買われていない……。そんな銘柄を見つけることができれば、人気が出る前に株が買えるかもしれない。ネット証券の情報やツールを利用すれば、そんな銘柄を簡単に見つけることができる。

プロが強気な割安銘柄情報をメール配信

 プロのアナリストの銘柄判断の平均を「コンセンサス」という。目標株価のコンセンサスに比べて、実際の株価が大きく割安な銘柄を買えば、上値余地があると考えられる。

岡三オンライン証券は、7月から会員向けメールで、「今が買い時?! 20銘柄■目標株価まで(下から)達成率RANKING」を毎週配信している【図表1】。

【図表1】岡三オンライン証券から配信された会員向けメール。目標株価に対して、達成率の低い順に20銘柄が一覧表で掲載されている。画面は7月23日(水)配信分

 アナリストは強気だが、目標株価の達成率が低い銘柄がこのメールに掲載される。銘柄の抽出条件は以下のとおりだ。

・強気銘柄~5名以上のアナリストによるロイターコンセンサスレーティング(トムソン・ロイター社が提供するアナリストレポートのコンセンサス情報の銘柄判断)が3.5以上

・達成率が低い~直近終値で目標株価に対し、達成率の低い順番に20銘柄

目標株価を条件にできる銘柄検索ツール発見

 プロのアナリストが強気だが、目標株価の達成率が低い銘柄を自分で探す方法がある。カブドットコム証券のスクリーニングツール「kabuナビ」だ。このツールでは、目標株価やアナリストレーティングを銘柄検索条件に利用できる。 

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【関連記事】お宝銘柄をニュースに先んじて買う方法があった!【カブドットコム証券】「kabuステーション」を使え
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 実際に銘柄検索を行ってみた。なお、検索条件として、最近、企業予測をするアナリスト数が減っている銘柄や、売買代金の小さい銘柄は除外した。 

<検索条件>
目標株価乖離率:-20%以下
レーティング(予):3.5以上
予想ブローカー変化数:6カ月、0人以上
一日平均売買代金:20日平均、5億円以上
ソート順:目標株価乖離率、昇順

 検索した結果が【図表2】。まだ20~30%以上、上値余地があると予想される銘柄が抽出された。また、前述の岡三オンライン証券のメールに掲載された銘柄もいくつか見られた。たとえば、ファンコミュニケーションズ(2461)日本郵船(9101)サンリオ(8136)ワコム(6727)イオンモール(8905)などだ。

【図表2】カブドットコム証券の「kabuナビ」で目標株価乖離率の高い銘柄を抽出。7月24日にスクリーニング
拡大画像表示

 検索した銘柄のチャートを見ると、現在は低迷中、もしくは下落途中の銘柄も多い【図表3】。実際に株を買う場合には、さらに銘柄を調査したり、買う時期分散をしたりといった工夫が必要になるだろう。

【図表3】「kabuナビ」の検索結果は、単なる銘柄の一覧表ではなく、チャートや財務、コンセンサス、ニュースまで比較チェックできる点が特長だ
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 なお、アナリストの目標株価は、プロが下した判断とはいえ、必ずその株価に到達することを保証しているわけではない。銘柄抽出の参考として利用していただきたい。

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