クレジットカードの達人!ゴールド&プラチナカード比較
【第21回】 2015年12月9日 岩田昭男 [消費生活評論家]

「ブラックカード」の最高峰の付帯サービスとは?
年会費5万円超の「ブラックカード」級の中でも
インビテーション不要のおすすめカードを紹介!

「ブラックカード」の代表格「アメックス・センチュリオン」は
年会費が35万円かかるというウワサ!

 今回は、上級クレジットカードの中でも「ゴールドカード」や「プラチナカード」を超える最高峰カードである「ブラックカード」を取り上げます。

「ブラックカード」とは、「ゴールドカード」や「プラチナカード」のさらに上位にランクづけされる、各カード会社の最高峰のクレジットカードです。「ブラックカード」を保有していれば、それだけで最高のステータスになり、「ゴールドカード」などと比較すると、充実度がさらに高いサービスを受けられます。

 「ブラックカード」の中で特に有名なのは、「アメリカン・エキスプレス」が発行する最高峰クレジットカードである「アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード(以下、アメックス・センチュリオン)」です。「アメックス・センチュリオン」の年会費は、35万円(税抜)と言われています。日本で申し込めるクレジットカードの中では、最も高額な年会費だと考えられます。

 この「アメックス・センチュリオン」は、「ブラックカード」の先駆けのような存在でもあります。アメックスは元々、一般カードに加えて「ゴールドカード」と「プラチナカード」を展開していました。しかし、一部の富裕層からの要望により、「プラチナカード」よりもさらにランクが上の「アメックス・センチュリオン」を作ったのです。

 たまたま「アメックス・センチュリオン」の券面が黒色だったことから、その他のカード会社も最高ランクのカードを黒くするようになり、「最高のカード=ブラックカード」として知られるようになっていきました。

 ちなみに、「アメリカン・エキスプレス」のホームページを見ても、「アメックス・センチュリオン」の情報は掲載されていません。それどころか、「アメックス・プラチナ」の情報も見当たりません。招待制のクレジットカードの詳細は、一般には明かさない方針のようです。

◆2019年4月から、ついにインビテーション不要で申し込み可能に!
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
還元率 0.33~1.5%
(※ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算)
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」のカードフェイス
発行元 アメリカン・エキスプレス
国際ブランド AMEX
年会費(税抜) 13万円
家族カード(税抜) あり(4人目まで年会費無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
関連記事 「アメックス・プラチナ」は、招待不要で申し込める最強のプラチナカード! 年会費は13万円と高額だが、空港やホテル、コンシェルジュのサービスはピカイチ
「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の公式サイトはこちら

 その他のクレジットカード会社でも、招待制の上級カードについては、あまり大っぴらには情報公開をしていないようです。そのため、「ブラックカード」のサービスや優待内容などは噂レベルの情報しかなく、謎に包まれています。

 また、どんなクレジットカードが「ブラックカード」なのかという定義も、明確にはありません。ただ、各クレジットカード会社で最高峰のクレジットカードであり、年会費が最も高く、サービスも充実していて、券面がブラックであれば、「ブラックカード」として扱われているようです。

 たとえば、人気のブラックカードの一つに「JCBザ・クラス」があります。「JCBザ・クラス」は年会費が5万円(税別)なので、「プラチナカード」と認識されることもありますが、JCBが発行するクレジットカードでは最高峰であり、券面もブラックなので、「ブラックカード」と言われています。

JCB ザ・クラス
還元率  0.5~2.5%
クレジットカードおすすめ比較!ザ・クラスの詳細はこちら
発行元  JCB
国際ブランド  JCB
年会費(税抜)  5万円
家族カード  あり(無料)
ポイント付与対象の
電子マネー
 QUICPay
ザ・クラス公式サイトはこちら

(関連記事⇒最強プラチナカード「JCBザ・クラス」を保有して東京ディズニーリゾートでVIP待遇を受けよう!定番カード「JCB ORIGINAL SERIES」の魅力とは

 ちなみに、私自身も「ブラックカード」レベルの上級カードを一枚所有しています。それは「ダイナースクラブ プレミアムカード(以下、ダイナース・プレミアム)」です。「ダイナース・プレミアム」は、老舗クレジットカード会社ダイナースクラブの最高峰クレジットカードです。

ダイナースクラブ プレミアムカード
還元率  0.4%~(非公表。データは編集部調べ)
ダイナースクラブカード公式サイトはこちら
発行元  三井住友トラストクラブ
国際ブランド  Diners
年会費(税抜)  13万円
家族カード  あり(年会費無料)
ポイント付与対象の
 電子マネー
ダイナースクラブ プレミアムカード公式サイトはこちら

 券面は黒色で、年会費は13万円(税抜)。ある日、突然インビテーションが届いて、ホルダーになることができました。前述した「ブラックカード」のすべての条件を満たした一枚です。「アメックス・プラチナ」と同等のスペックであるため、「プラチナカード」と位置付けられることもありますが、「ブラックカード」レベルと見なしていいでしょう。

 そこで、ここからは一般的には公表されていない「ダイナース・プレミアム」の機能やサービスの一部を紹介していきましょう。