IPO株の銘柄分析&予想

「スマートドライブ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のGPSデータ等を活用したサービスを提供する企業との比較や予想まで解説![2022年12月27日 情報更新]

2022年11月10日公開(2022年12月27日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 スマートドライブ
市場・コード/業種 グロース・5137/情報・通信業
上場日 12月15日
申込期間(BB期間) 11月30日~12月6日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券大和証券SBI証券松井証券楽天証券auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)CONNECTDMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1630円(+23.48%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

スマートドライブが12月15日にIPO(新規上場)!

「スマートドライブ」の公式サイトより

 スマートドライブは、2022年11月10日、東京証券取引所に上場承認され、2022年12月15日にIPO(新規上場)することが決定した。

 スマートドライブは2013年10月1日に設立された。国内外において、モビリティデータ(GPSデータ(緯度経度、GPS速度、GPS精度)、加速度センサーデータ等)を利活用した顧客企業の業務効率化による生産性向上や既存サービスの高付加価値化、新規サービスの創出等に貢献するために、事業を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

スマートドライブのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月29
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月30日~12月6日
公開価格決定 12月7日
購入申込期間 12月8日~12月13日
払込日 12月14日
上場日 12月15日

スマートドライブのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2022年12月9日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
85.2
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大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
10.4
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
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CONNECT
[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券
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みずほ証券 0.9%  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 0.9%  

スマートドライブのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1260
仮条件
[予想PER(※2)
1260~ 1320円
倍~倍]
公募価格 1320円
初値 1630円
初値騰落率 +23.48%
予想トレーディングレンジ(※3) 500~3500
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2022年11月25日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 18.0倍
フレクト<4414> 22.9倍
大塚商会<4768> 24.2倍(連)
キムラユニテ<9368> 7.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない

スマートドライブの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 603万9830株(予定)
公開株式数 公募22万3400株  売出123万1500株
(オーバーアロットメントによる売出21万8200株)
想定公開規模(※1) 21.1億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

スマートドライブは法人向けクラウド車両管理サービス

 モビリティデータを活用した各種サービスの提供を行う。主要事業は、「国内フリートオペレーター(FO)事業」、「国内アセットオーナー(AO)事業」、及び「海外モビリティDX事業」の3つ。国内FO事業で提供しているSaaS型サービス「SmartDrive Fleet」は、2022年6月末時点で800社超の導入実績がある。

 「MaaS」「DX」など時流に乗ったテーマをもつ事業を展開していることは注目されそうだ。業績面は赤字続きとなっているが、今期は赤字幅が縮小される見込み。今後、黒字化への道筋が示されるか注目したい。

 公開規模については20億円前後となる見込みで、やや荷もたれ感がある。なお、公開株の一部を海外販売する予定。

◆「スマートドライブ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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スマートドライブの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損失
(伸び率)
純損失
(伸び率)
2019/9 191
(―)
▲ 681
(―)
▲ 742
(―)
2020/9 398
(108.4%)
▲ 741
(―)
▲ 749
(―)
2021/9 823
(106.6%)
▲ 303
(―)
▲ 340
(―)
2022/9
(―)

(―)

(―)
2023/9予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損失
(伸び率)
純損失
(伸び率)
2020/9 398
(―)
▲ 755
(―)
▲ 763
(―)
2021/9 827
(107.7%)
▲ 321
(―)
▲ 327
(―)
2022/9 1,254
(51.5%)
▲ 302
(―)
▲ 303
(―)
2023/9予 1,782
(42.1%)
▲ 83
(―)
▲ 85
(―)
2022/6 3Q 891
(―)
▲ 227
(―)
▲ 229
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:-円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

スマートドライブの業績コメント

 2023年9月期の業績は、売上高が前期比42.1%増の17.8億円、経常損失が0.8億円(前期は3.0億円)の見通しとなっている。

 足元では、コロナ禍におけるニューノーマルが定着し、労働生産性向上のためにIT・IoT・AI等の省人化投資等へのニーズが強まるとともに、コロナ禍での安定的な業務継続のために、データやデジタル技術の積極的活用を行うDXの推進は今後も加速していくものとみられる。

 そのような状況下で、同社グループは、引き続き国内FO事業として様々な事業規模・事業セクターの顧客企業向けにSaaS型車両管理サービスの提供やドライバーエンゲージメントサービスの提供、走行データ等の分析解析サービスの提供、顧客企業が保有するデータの利活用提案・DX推進を行うとともに、国内AO事業としてデータを活用した新たな事業モデルの構築を図るリース会社や自動車メーカーとの間で、エンドユーザーに対するテレマティクスサービスの提供・導入支援、並びに同社データプラットフォームやデータ分析解析サービスの提供を行うなど、同社既存サービスのOEM提供と共同での顧客開拓や拡販を進めている。また、海外においては、連結子会社SmartDrive Sdn. Bhd.がマレーシアの現地企業に向けてドライバーエンゲージメントサービス等の提供を進めている。

スマートドライブの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 北川 烈(平成元年4月24日生)
設立 平成25年10月1日
資本金 1億750万円(令和4年11月10日現在)
従業員数 新規上場会社73人 連結会社75人(令和4年10月31日現在)
事業内容 モビリティデータを活用した各種サービスの提供
■売上高構成比率(2021/3期 実績)
品目 金額 比率
モビリティDX事業 827 百万円 100.0%
合計 827 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社OMU 300万株 51.58%
2 株式会社INCJ 76万1220株 13.09%
3 TJ2015.FUND LP 45万7500株 7.87%
4 Monoful Pte. Ltd. 40万20株 6.88%
5 ANRI1号投資事業有限責任組合 33万3330株 5.73%
6 住友商事株式会社 14万610株 2.42%
7 アクサ損害保険株式会社 12万5010株 2.15%
8 三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 12万4980株 2.15%
9 Innovation Growth Fund I L.P. 11万2500株 1.93%
10 SMBCベンチャーキャピタル3号投資事業有限責任組合 9万3750株 1.61%
合計   554万8920株 95.40%
■その他情報
手取金の使途 (1)車載デバイスの先行調達資金や広告宣伝費など事業拡大に伴う運転資金、(2)ソフトウェア自社開発費及び研究開発費、及び(3)連結子会社(SmartDrive Sdn. Bhd.)への投融資等に充当する予定
関係会社 SmartDrive Sdn. Bhd. (連結子会社) 海外モビリティDX事業
VC売却可能分(推定) 1社  40万20株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2021年2月26日
割当先 TJ2015.FUND LP、Innovation Growth Fund I L.P.
発行価格 2,666円 ※株式分割を考慮済み
◆「スマートドライブ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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CONNECT[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券
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スマートドライブの銘柄紹介

 同社グループは、同社、連結子会社(SmartDrive Sdn. Bhd.)の計2社で構成されており、「移動の進化を後押しする」というビジョンのもと、国内外において、モビリティデータ(GPSデータ(緯度経度、GPS速度、GPS精度)、加速度センサーデータ等)を利活用した顧客企業の業務効率化による生産性向上や既存サービスの高付加価値化、新規サービスの創出等に貢献するべく、事業を展開している。同社グループの主要事業は、「国内フリートオペレーター(FO)事業」、「国内アセットオーナー(AO)事業、及び「海外モビリティDX事業」の3つのサービス・事業となる。

(1)国内FO事業

 国内に約2,000万台ある商用車・法人需要車両を、業務目的で利用する企業向けに、クラウド車両管理や法令遵守、安全運転管理、車両に係る各種業務のDX化、モビリティデータの分析・解析など各種サービスをSaaS型で直接提供している。

[SmartDrive Fleet]

 車載デバイスで車両をコネクテッド化し、業務目的で車両を利用する企業の各種課題を解決する、クラウド型車両管理サービスである。中間流通・インフラメンテナンス・不動産・訪問介護など幅広い業界の顧客企業が利用してており、2022年6月末時点において800社超の導入実績がある。主な用途と特徴としては、DX推進、安全運転管理や法令順守などのコンプライアンス対応、マルチデバイス対応などがあげられる。

[その他オプションサービス]

・SmartDrive Cars(ドライバーエンゲージメント)

 運転挙動データに基づき、安全運転度合いに応じてコンビニエンスストア等で利用可能なデジタルポイントを、従業員であるドライバー向けに付与できるサービスであり、顧客企業内の福利厚生や従業員の安全運転に対するモチベーション向上のための手段として利用される。

・Fleet Option Report、Mobility Data Insight(データ分析サポート)

 同社サービス利用時に自動記録される各種モビリティデータを基に、SmartDrive Fleetの通常利用時よりも詳細に安全運転管理、労務管理、業務効率化、コスト削減、動産管理等を実施する顧客企業向けに、データ分析結果のレポートや管理用ダッシュボードを提供するオプションサービスである。サービス提供に際しては、同社サービス利用時に自動記録されたモビリティデータのみならず、顧客企業が保有する各種データ(リース料、保険料、燃料費、車種等の車両関連情報や地図情報等)も組み合わせた形での分析・管理も可能となっている。

・SmartDrive Fleet Basic

 車載デバイス不要であるスマートフォンで使用可能な、安全管理者の日報作成自動化などコンプライアンス対応に特化した、エントリー向けサービスである。

(2)国内AO事業

 国内FO事業における各種サービスをパッケージ化し、リース会社や自動車メーカー、保険会社等のアセットオーナー企業を主とするパートナー企業向けにOEM提供することで、パートナー企業の既存顧客に向けて各種サービスを共同販売・展開すること、及びパートナー企業内の新規事業立ち上げ支援やPOCの実施支援など、パートナー企業が行う事業の高付加価値化や新規サービスの創出を支援している。

(3)海外モビリティDX事業

 マレーシアにおいて現地企業や海外展開する日系企業向けに上記(1)(2)事業を提供している。

スマートドライブの投資のポイント

 「MaaS」「DX」など時流に乗ったテーマをもつ事業を展開していることは注目されそうだ。ただ、公開規模はやや荷もたれ感があり、既存株主にはベンチャーキャピタル株主らも散見される。なお、公開株の一部を海外販売する予定となっており、その海外販売比率に注目したい。業績面は赤字続きとなっているが、今期は赤字幅が縮小される見込み。今後、国内FO事業では中堅企業やエンタープライズ並びに国内AO事業にフォーカスし、顧客単価増加を目指すとしており、黒字化への道筋が示されるか注目したい。

 同社は代表取締役社長の北川氏が東大大学院在籍中に創業したベンチャー企業。マレーシアに連結子会社をもつ。主要事業は、「国内フリートオペレーター(FO)事業」、「国内アセットオーナー(AO)事業」、及び「海外モビリティDX事業」の3つのサービス・事業となっている。国内FO事業で提供しているSaaS型サービス「SmartDrive Fleet」は、2022年6月末時点で800社超の導入実績がある。国内AO事業では、国内FO事業における各種サービスをパッケージ化し、パートナー企業向けにOEM提供、POC及びR&D支援を行っている。

 海外モビリティDX事業では、マレーシアにおいて現地企業や海外展開する日系企業向けにFO事業・AO事業を提供している。2021年9月期は13.2%が住友三井オートサービス(株)向け、11.4%がスズキ<7269>向け、3.8%が出光興産<5019>向け。従業員は連結で75名。税務上の繰越欠損金がある。

 業績面について、2023年9月期の業績は、売上高が前期比42.1%増の17.8億円、経常損失が0.8億円(前期は3.0億円)の見通しとなっている。継続的な事業成長を図るため、積極的な人材採用・研究開発費、広告宣伝への先行投資が継続しており、利益面では損失計上が継続している。今期も売上高の増加は見込まれれるものの、引き続き赤字は継続予想の見込み。ただ、前期に比べ赤字幅は縮小される見通し。

 想定仮条件水準での今期予想PSR(株価売上高倍率)は4倍前後となっており、やや売上成長性を織り込んだ価格設定とみられるか。

 公開規模については20億円前後となる見込みで、やや荷もたれ感がある。Monoful Pte. Ltd.の保有する40万20株については上場時に売出可能と見られる。その他、80万3630株(上場時発行済株式総数の13.3%)は上場日後90日経過もしくは公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となる。

 なお、赤字上場となったエアークローゼット<9557>の初値は公開価格比+13.8%、ベースフード<2936>は公募割れスタート、ティムス<4891>は+37.2%だった。ただ、いずれも非IT系の企業であったため、同社のようなIT系の赤字上場が投資家にどう評価されるか注目したい。

⇒エアークローゼット<9557>のIPO情報はこちら! 
⇒ベースフード<2936>のIPO情報はこちら! 
⇒ティムス<4891>のIPO情報はこちら! 

◆「スマートドライブ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2024年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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