人生は旅。その旅は良くても苦しくても人生の一部であり、楽しむべき
私はこれら2つの家訓に賛同しますが、ここに何かをつけ加えれば、以下のいくつかのことが挙げられます。
(1)人生は旅です。その旅は良くても苦しくても人生の一部であり、楽しむべきです。ゴールばかりを見ないことです。
(2)人間関係を大事にすることです。これはハーバード大学が80年かけて数百人の男性の人生と彼らの子孫の人生を追跡調査して出した結論です。
(3)人生でも長期の考え方は必要です。東洋には「人間万事塞翁が馬」という諺があります。物事はいいか悪いか、長期で見ないとわからないということです。
(4)人生のゴールも長期で考えるべきです。そして、ゴールへ少しずつ近づいていくことです。
(5)長期投資は難しいけれど、必ずやる必要があります。忍耐強くなることで、短期的なアップダウンは乗り越えらます。
(6)健康は富です。健康管理を若い頃からしっかりやることです。現代医療・予防医療を最大限利用することです。
ここまで3つのファミリーの家訓を紹介してきました。あなたが次世代に家訓として残したい知恵はどれでしょうか?
●ポール・サイ ストラテジスト。外資系資産運用会社・フィデリティ投信にて株式アナリストとして活躍。上海オフィスの立ち上げ、中国株調査部長、日本株調査部長として株式調査を12年以上携わった後、2017年に独立。40代でFIREし、現在は、不動産投資と米国株式を中心に運用。UCLA機械工学部卒、カーネギーメロン大学MBA修了。台湾系アメリカ人、中国語、英語、日本語堪能。米国株などでの資産運用を助言する米国株投資メルマガを配信中。
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