IPO株の銘柄分析&予想

「Globee(グロービー)」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の英語学習プラットフォーム開発企業との比較や予想まで解説![2023年6月15日 情報更新]

2023年5月12日公開(2023年6月15日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 Globee(グロービー)
市場・コード/業種 グロース・5575/情報・通信業
上場日 6月14日
申込期間(BB期間) 5月30日~6月5日
おすすめ証券会社 大和証券SBI証券SMBC日興証券松井証券マネックス証券楽天証券大和コネクト証券(旧:CONNECT)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2666円(+131.83%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

Globeeが6月14日にIPO(新規上場)!

「Globee」の公式サイトより

 Globeeは、2023年5月11日、東京証券取引所に上場承認され、2023年6月14日にIPO(新規上場)することが決定した。

 Globeeは2014年6月12日に設立された。同社は「個人の可能性を最大化する」という企業理念のもと、「学習量×効率を最大化する」ことをミッションとしてAI学習プラットフォームの企画・開発・運営を行っている。主に、スマートフォン向けアプリ及びウェブ上で利用できるAI英語教材「abceed(エービーシード)」の企画・開発・運営を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

GlobeeのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 5月26
ブックビルディング(抽選申込)期間 5月30日~6月5日
公開価格決定 6月6日
購入申込期間 6月7日~6月12日
払込日 6月13日
上場日 6月14日

GlobeeのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年6月15日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
大和証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
94.0
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9%
公式サイトはこちら!
大和コネクト証券(旧:CONNECT)
[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 

GlobeeのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1080
仮条件
[予想PER(※2)
1080~1150円
31.7倍~33.8倍]
公募価格 1150円
初値 2666円
初値騰落率 +131.83%
予想トレーディングレンジ(※3) 500~3000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年5月25日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 29.4倍
レアジョブ<6096> 25.3倍(連)
ビズメイツ<9345> 16.0倍(連)
プログリット<9560> 47.0倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割高と判断できる。

Globeeの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 499万6800株(予定)
公開株式数 公募11万800株  売出71万7500株
(オーバーアロットメントによる売出12万4200株)
想定公開規模(※1) 10.3億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

GlobeeはAIを活用した英語学習プラットフォームを構築

 オンライン英語学習プラットフォームの開発・運営を行う。2020年5月に(株)三省堂と学校市場の展開に関し業務提携。2022年5月期におけるサブスクリプション売上比率は約90%、一般ユーザー(個人)の売上高に占める割合は92%となっている。

 4月は9社が上場し、平均初値騰落率は+108.2%と好調であった。6月IPOは同社で2社目となるが、この流れが受け継がれるようであれば、公開規模に荷もたれ感がない同社にもしっかりとした初値形成が期待されるだろう。コロナ禍明けのリオープン(経済再開)関連として英会話関連銘柄に注目する投資家も少なくなさそうだ。

 公開規模については10億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル株主は1社(上場時発行済株式総数の8.9%)であり、上場日後90日もしくは公開価格の1.5倍でロックアップ解除となるが、需給面への懸念は強くないだろう。

◆「Globee」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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Globeeの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2019/5 99
(―)
11
(―)
10
(―)
2020/5 223
(125.4%)
18
63.3%
13
26.9%
2021/5 411
(84.3%)
▲ 24
▲ 25
2022/5 709
(72.4%)
62
54
2023/5予 943
(32.9%)
239
283.3%
170
212.4%
2023/2 3Q 679
(―)
166
(―)
110
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:34.02円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

Globeeの業績コメント

 2023年5月期の業績は、売上高が前期比32.9%増の9.4億円、経常利益が同283.3%増の2.3億円と増収増益の見通しとなっている。

 第3四半期累計期間(2022年6月~2023年2月)においては、「abceed」のサービス改善と販売拡大に注力し、一般ユーザー、法人等の有料会員数の獲得を図っている。2023年2月末時点において、有料会員数は6.5万人となっており、2022年5月末時点(5.7万人)から伸長した。第3四半期会計期間中は、1月に実施したProプランの半額キャンペーンなども奏功し、一般ユーザー向けの有料会員の獲得が進んだ。法人向けについては、営業体制を強化したことが奏功し、2022年5月末時点から企業・大学等の導入数を伸ばし、2023年2月末時点で累計265件まで伸長している。

 中学校・高校では現場での活用が進み、学校現場からの要望、フィードバック等を踏まえてサービス改善を図りつつ、2023年4月からの新規導入及び既存利用校の更新を目指して、提携先の教科書出版社と協働して、販売の拡大とフォローアップを図っている。

 「abceed」のサービス改善においては、ユーザビリティの向上に資する機能改善や品質の向上に取り組んだほか、2023年3月にリリースした「映画・ドラマ機能」の開発及びコンテンツ制作に注力した。また、さらなる多様な、他分野のコンテンツに対応するべく、コンテンツホルダーとの協議を進めるなどの取組みを実施している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高6.7億円で72.0%、経常利益1.6億円で69.6%となっている。

Globeeの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区東麻布一丁目7番3号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 幾嶋 研三郎(平成3年5月31日生)
設立 平成26年6月12日
資本金 3247万円(令和5年5月11日現在)
従業員数 27人(令和5年3月31日現在)
事業内容 オンライン英語学習プラットフォームの開発・運営
■売上高構成比率(2022/5期 実績)
品目 金額 比率
教育サービス事業 709 百万円 100.0%
合計 709 百万円 100.0%
■大株主上位5位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 幾嶋 研三郎 400万株 81.87%
2 NVCC8号投資事業有限責任組合 44万6000株 9.13%
3 上赤 一馬 32万株 6.55%
4 株式会社としすみ 9万6000株 1.96%
5 株式会社SEKAISHA 2万4000株 0.49
合計   488万6000株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 借入金の返済、ソフトウエア及びコンテンツ開発費に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2018年8月31日
割当先 NVCC8号投資事業有限責任組合
発行価格 112円
◆「Globee」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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大和コネクト証券(旧:CONNECT)[最短3日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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Globeeの銘柄紹介

 同社は、「個人の可能性を最大化する」という企業理念のもと、「学習量×効率を最大化する」ことをミッションとしてAI学習プラットフォームの企画・開発・運営を行っている。

■英語学習におけるAI学習プラットフォーム

 同社は主に、スマートフォン向けアプリ及びウェブ上で利用できるAI英語教材「abceed(エービーシード)」の企画・開発・運営を行っている。同社の提供するサービスは、教育主要4分野と呼ばれる「学習ツール」、「教材」、「テスト」、「スクール」をデジタル化し、融合させた英語学習におけるAI学習プラットフォームを構築している。単語学習、問題演習、シャドーイング(英語を聞きながら発音する練習法)、ディクテーション(英語を聞きながら書き取りする練習法)、辞書など様々な学習機能、蓄積された学習データに基づくAIレコメンド、学習管理者向けの管理機能など学習者及び利用者にとって最適なユーザビリティを追求した「学習ツール」に、700タイトル以上(2023年4月末時点)の幅広いジャンルの学習教材を豊富に取り揃えた「教材」のプラットフォームを形成し、オンライン模試といった「テスト」の機能も搭載している。

 加えて、厳選されたプロのコーチ(2021年3月12日~2022年9月21日で採用率は0.78%)による解説動画など、「スクール」の要素を「abceed」に融合したコンテンツも利用することができ、さらに「abceed」を活用して、AIが個人の具体的な弱点を可視化するとともに、「いま必要な、本当に有効な学習」を抽出し、問題を作成することができるような、個別最適化されたカリキュラムで行うTOEIC®対策のコーチングサービスである「ABCEED ENGLISH」も提供している。

■サービスライン・顧客・収益形態

 「abceed」は有料プラン(サブスクリプション)である「Proプラン」が中心(売上高全体に占めるサブスクリプション売上比率は2022年5月期で約90%)となっており、音声再生、自動採点マークシート、学習時間計測機能などの基本的な機能に加え、問題レコメンド、予測スコア機能など多種多様な学習機能を利用することができる。

 「Proプラン」では、200タイトル以上の人気教材、ニュース(英字新聞)、解説・講義動画などが使い放題(一部対象外の教材有)で、TOEIC®・英検®のオンライン模試も利用することができる。一部コンテンツの単品での販売も行っている。また、法人向けには、学習管理者に月額制の管理画面の機能も提供しており、学習状況の管理や課題の配信などに対応している。さらに、プロのコーチのサポートが付いた英語スクールである「ABCEED ENGLISH」も提供しており、さらなるサポートを得て学習したいユーザーが利用している。

 対象となる顧客については、「abceed」の有料プランと管理画面「abceed for school」を中心に、一般ユーザー(個人)と法人(企業・大学等及び学校)に提供している。学校向けには「Proプラン」に加え、検定教科書に対応したプランを展開している。売上高に占める一般ユーザー(個人)と法人の内訳については、2023年5月期第3四半期累計期間で一般ユーザー(個人)が約90%となっている。

■同社の競合優位性

 同社は次の3つの要素により、「英語学習に特化したAI学習プラットフォーム」という競合優位性を堅持し、独自のポジショニングを確立していると考えている。

(1)教材コンテンツプラットフォーム
(2)英語特化によるユーザビリティの追求
(3)AIの活用

Globeeの投資のポイント

 4月は9社が上場し、平均初値騰落率は+108.2%と好調であった。6月IPOは同社で2社目となるが、この流れが受け継がれるようであれば、公開規模に荷もたれ感がない同社にもしっかりとした初値形成が期待されるだろう。類似企業では、昨年9月に上場したプログリット<9560>(公開規模7.5億円)が対公開価格比+61.6%という初値をつけ、最近も好調な決算や株式分割が好感され高値を更新している一方、今年3月上場のビズメイツ<9345>(公開規模15.6億円)は対公開価格比+63.4%という初値をつけたものの、決算の伸び悩みで直近の株価は冴えない展開を見せるなど一長一短。ただ、コロナ禍明けのリオープン(経済再開)関連として英会話関連銘柄に注目する投資家も少なくなさそうだ。

⇒プログリット<9560>のIPO情報はこちら! 
⇒ビズメイツ<9345>のIPO情報はこちら!

 2014年創業。2020年5月に(株)三省堂と学校市場の展開に関して業務提携。主にスマートフォン向けアプリおよびウェブ上で利用できるAI英語教材「abceed(エービーシード)」の企画・開発・運営を行っている。「abceed(エービーシード)」は有料プランであるProプランが中心となっており、2022年5月期におけるサブスクリプション売上比率は約90%、一般ユーザー(個人)の売上高に占める割合は92%となっている。

 (1)豊富な教材コンテンツにより、広告宣伝や営業に関するコストをあまりかけずに自然流入でのユーザー獲得を実現していること、(2)30種類以上の豊富な学習機能に対応した英語特化によるユーザビリティ、(3)AI活用などを特長としている。2022年2月末時点で累計ユーザー数は316.4万人、有料会員数は6.5万人、対応タイトル数は676、累計導入法人数は265件。

 業績面について、2023年5月期の業績は、売上高が前期比32.9%増の9.4億円、経常利益が同283.3%増の2.3億円と増収増益の見通しとなっている。有料会員数の大幅な増加が売上高増加に寄与している。広告宣伝費は今期についても売上高対して約2%程度の水準を予想している。なお、人件費などの先行投資で2022年5月期は営業利益率9.0%だったが、今期は25.5%まで改善する見通し。

 想定仮条件水準での2023年5月期予想PERは28~34倍程度。ビズメイツ、レアジョブ<6096>などは10~20倍台にとどまっている一方、プログリットは現在50倍近くまで上昇している。

 公開規模については10億円前後となる見込み。代表取締役社長の幾嶋氏が株式の大部分を保有している。ベンチャーキャピタル株主は1社(上場時発行済株式総数の8.9%)であり、上場日後90日もしくは公開価格の1.5倍でロックアップ解除となるが、需給面への懸念は強くないだろう。

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大和証券[最短翌日に取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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