IPO株の銘柄分析&予想

「オートサーバー」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の中古車流通サービス企業との比較や予想まで解説![2023年10月2日 情報更新]

2023年8月22日公開(2023年10月2日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 オートサーバー
市場・コード/業種 東証スタンダード、名証メイン・5589/情報・通信業
上場日 9月26日
申込期間(BB期間) 9月7日~9月13日
おすすめ証券会社 SBI証券松井証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 2280円(-14.61%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

オートサーバーが9月26日にIPO(新規上場)!

「オートサーバー」の公式サイトより

 オートサーバーは、2023年8月22日、東京証券取引所と名古屋証券取引所に上場承認され、2023年9月26日にIPO(新規上場)することが決定した。

 オートサーバーは2015年11月13日に設立された。国内の中古車取扱事業者を対象としたインターネット中古車流通サイト「ASNET」を運営する事業を行っている。「ASNET」では、国内の中古車取扱事業者を対象に、主要サービスである「オークション代行サービス」、「ASワンプラサービス」(同2サービスによる2022年12月期における売上高割合93.4%)と、付帯サービスとして「陸送手配サービス」、「中古車販売支援サービス」、「カスタマーコミュニケーション支援サービス」、「中古パーツ通販サービス」、「カー用品通販サービス」の、合計7つのサービスを提供している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

オートサーバーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 9月5
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月7日~9月13日
公開価格決定 9月14日
購入申込期間 9月15日~9月21日
払込日 9月25日
上場日 9月26日

オートサーバーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年9月15日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
91.3
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 3.9  
みずほ証券 1.7  
東海東京証券 0.9  
アイザワ証券 0.4  
岡三証券 0.4  
むさし証券 0.4  

オートサーバーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 2670
仮条件
[予想PER(※2)
2400円~2670円
[14.6倍~16.3倍]
公募価格 2670円
初値 2280円
初値騰落率 -14.61%
予想トレーディングレンジ(※3) 1500~4000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年9月4日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 14.8倍
オークネット<3964> 11.2倍(連)
ファブリカ<4193> 13.4倍(連)
USS<4732> 19.8倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は妥当と判断できる。

オートサーバーの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 680万株(予定)
公開株式数 公募40万株  売出160万株
(オーバーアロットメントによる売出30万株)
想定公開規模(※1) 61.4億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

オートサーバーは国内オークション会場95%の情報を掲載

 中古車取扱事業者を対象とする中古車のオークション代行サービス及び業者間売買の仲介サービスの提供等を行う。中古車流通に関わる総合的なサービス・情報を取り扱うASNETの運営が軸。ASNETだけで国内95%のオートオークション会場の出品車両を検索する事が可能。

 業績がここのところ伸び悩んでおり、成長イメージを描きづらいだろう。事業内容もIPOで人気化するタイプとは言いづらい。また、公開規模が大きく、需給面が不安視されそうだ。公開株の一部を海外販売する予定であり、その海外販売比率に注目したい。

 公開規模については60億円前後となる見込み。代表取締役会長の萩原氏及びその資産管理会社が発行済株式総数の大半を所有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。

◆「オートサーバー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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オートサーバーの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2019/12 5,202
(―)
1,894
(―)
1,163
(―)
2020/12 5,545
(6.6%)
2,146
13.3%
1,324
13.9%
2021/12 5,672
(2.3%)
2,224
3.6%
1,370
3.5%
2022/12 5,364
(-5.4%)
1,969
-11.5%
1,207
-11.9%
2023/12予 5,200
(-3.1%)
1,804
-8.4%
1,116
-7.6%
2023/6 2Q 2,899
(―)
1,066
(―)
657
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:164.12円/55.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

オートサーバーの業績コメント

 2023年12月期の業績は、売上高が前期比3.1%減の52.0億円、経常利益が同8.4%減の18.0億円と減収減益の見通しとなっている。

 同社をとりまく経営環境としては、2023年1月から2023年6月の(一社)日本自動車販売協会連合会、(一社)全国軽自動車協会連合会の発表統計による登録車及び軽自動車の新車販売台数合計は前年同期比17.5%増の245万台となったものの、軽自動車を含む中古自動車登録(届出)台数は前年同期比0.3%増の334万台と前年と同水準となっており、今後の動向については引き続き注視が必要と思われる。

 同社においては2023年度においても引き続きASNET会員数(法人・個人を合わせた拠点数)の拡大及びASNET取引台数の拡大を図っており、2023年6月末のASNET会員数は7万6018(2022年12月末比1267増)となり、2023年6月末時点のASNET取引台数は、11万5988台となっている。ただし、前述の通り中古車登録台数は新車販売台数ほどには増加していないことから、今後の動向については引き続き注視が必要である。なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高28.9億円で55.8%、経常利益10.6億円で59.1%となっている。

オートサーバーの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区晴海一丁目8番8号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 髙田 典明(昭和47年6月7日生)
設立 平成27年11月13日
資本金 1億円(令和5年8月22日現在)
従業員数 117人(令和5年7月31日現在)
事業内容 中古車取扱事業者を対象とする中古車のオークション代行サービス及び業者間売買の仲介サービスの提供等
■売上高構成比率(2022/12期 実績)
品目 金額 比率
オークション代行サービス 2,494 百万円 46.5%
ASワンプラサービス 2,516 百万円 46.9%
その他 353 百万円 6.6%
合計 5,364 百万円 100.0%
■大株主上位7位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 朝日ホールディングス株式会社 600万株 93.75%
2 萩原 外志仁 20万6200株 3.22%
3 株式会社ACエナジー 13万600株 2.04%
4 株式会社富商 2万9000株 0.45%
5 山本 林   2万株 0.31
6 株式会社アップルコーポレーション 1万2200株 0.19%
7 髙田 典明 2000株 0.03%
合計   640万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 設備投資資金、運転資金の一部、短期借入金の返済に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「オートサーバー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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オートサーバーの銘柄紹介

 同社は、国内の中古車取扱事業者を対象としたインターネット中古車流通サイト「ASNET」を運営する事業を行っている。ASNET全般の特徴として、会員の費用面においては、入会時に入会金や保証金等といった費用的負担を必要としていないことが挙げられる。また入会後も、月会費といった固定的な費用を不要とし、ASNETの主要サービスである「オークション代行サービス」と「業者間中古車売買仲介サービス」を利用することができる。

 他方、サービス面においては、ASNETに掲載している中古車情報(全国各地のオートオークション会場に出品されている車両及び中古車販売店に展示されている業販可能な在庫車両)を、ASNET上で横断的に検索・落札ができることが特徴に挙げられる。

 同業他社と比較した場合、「オークション代行サービス」においては、参加が可能なオートオークション会場数は国内141会場(サテライト会場含む)と最多であり、ASNETだけで国内95%のオートオークション会場の出品車両を検索することができる。また「ASワンプラサービス」においても、2022年12月期の実績において14.7万台(2022年1~12月平均)の掲載実績があり、これら掲載台数の多さがASNETの強みとなっている。

 このように、初期費用や固定的な会費を不要とする営業方針と、多くの掲載台数を確保している実績により、ASNETには、年に数台程度しか中古車を売買しない中小規模の中古車事業者、新たに中古車販売業に参入する整備事業者やガソリンスタンド事業者、様々な業販市場に販路を求める中古車販売事業者等、業種や規模に関わりなく中古車を取り扱うあらゆる事業者が加入しており、法人・個人を合わせ、会員数は7万4751(2022年12月期末時点)となっている。ASNETの各サービスについては次のとおり。

(1)オークション代行サービス

 オークション代行サービス「オークション代行」はオークション会場の運営事業者と業務提携契約を結び、ASNETを通じて提携先オートオークションに参加することを可能とするサービスである。同サービスでは、具体的なサービス内容として、落札を代行する「AA入札」「ASリアル」及び「AAワンプラ」と、出品を代行する「AA代行出品」を提供している。

(2)業者間中古車売買仲介サービス

 業者間中古車売買仲介サービス「ASワンプラ」は、店頭在庫車両を持つASNET会員より、業販価格を付した車両情報をASNETへ掲載してもらい、車両を落札したいASNET会員との売買を同社が仲介するサービスである。同社はASNET会員から直接、出品車両情報の掲載を募るだけでなく、(株)リクルートカーセンサー、プロトコーポレーション<4298>ファブリカコミュニケーションズ<4193>等の中古車小売媒体事業者や中古車買取事業者と提携し、出品情報のシステム連携による掲載を行っている。

⇒ファブリカコミュニケーションズ<4193>のIPO情報はこちら!

(3)陸送手配サービス

 ASNET会員の落札車両・出品車両の輸送(陸送)の手配を同社が取り次ぐサービスである。

(4)中古車販売支援サービス

 ASNET上に掲載されている出品車両情報を利用して、ASNET会員の中古車販売業務を支援するサービスである。

(5)カスタマーコミュニケーション支援サービス

 スマートフォンアプリ「みるクル」を用いて、ASNET会員の中古車販売業務及びカスタマーコミュニケーション業務を支援するサービスである。

(6)中古パーツ通販サービス

 同社が(株)JARAと業務提携を結び、(株)JARAが運営する自動車リサイクル部品(リパーツ商品)の検索・通販サービスを、ASNETを通じての利用を可能とするサービスである。

(7)カー用品通販サービス

 中古車販売事業を営むASNET会員が、中古車販売において販売機会を持つ各種用品や装備品(タイヤ、ホイール、カーナビゲーション、ドライブレコーダー、オイル等)及び店舗運営に必要な各種販促品(のぼり、車検証入れ等)を、ASNET上で購入することができるサービスである。

オートサーバーの投資のポイント

 業績がここのところ伸び悩んでおり、成長イメージを描きづらいだろう。事業内容もIPOで人気化するタイプとは言いづらい。また、公開規模が大きく、需給面が不安視されそうだ。公開株の一部を海外販売する予定であり、その海外販売比率に注目したい。なお、類似企業として挙げたオークネット<3964>は2017年3月に東証1部へ上場し対公開価格比+18.2%(公開規模60.9億円)、ファブリカコミュニケーションズ<4193>は2021年4月にJASDAQスタンダードおよび名証2部へ上場し対公開価格比+15.0%(公開規模35.2億円)というまずまずの初値をつけている。

⇒オークネット<3964>のIPO情報はこちら! 
⇒ファブリカコミュニケーションズ<4193>のIPO情報はこちら!

 2015年創業。中古車流通に関わる総合的なサービス・情報を取り扱うASNETの運営が軸。ASNETでは主力サービスの「オークション代行サービス」および「ASワンプラサービス」をはじめ7つのサービスを提供している。同業他社と比較した場合、「オークション代行サービス」においては、参加が可能なオートオークション会場数は国内141会場(サテライト会場含む)と最多であり、ASNETだけで国内95%のオートオークション会場の出品車両を検索する事が可能となっている。

 2023年6月末時点でのASNET会員数は7万6018。また「ASワンプラサービス」においても、2022年12月期の実績において14.7万台(2022年1月から12月平均)の掲載実績があり、これら掲載台数の多さがASNETの強みとなっている。また、ASNET取引台数は2022年12月期の実績において21万7682台となっている。従業員は117名。

 業績面について、2023年12月期の業績は、売上高が前期比3.1%減の52.0億円、経常利益が同8.4%減の18.0億円と減収減益の見通しとなっている。オークション代行サービスについては、取引台数として 12万8003台(前期比3771台減)を計画。期初時点において、新車供給不足等による中古車流通への影響が残るものの、年度下期にかけて影響は徐々に解消すると見込んでいる。また、ASワンプラサービスでは、年度累計取引台数は8万2267台(前期比3641台減)を計画している。

 想定仮条件水準の今期予想PERは15~16倍程度となる。類似企業にはオークション運営を行うオークネットや中古車ビジネス支援のプラットフォームを手掛けるファブリカなどを挙げたが、これら企業との比較では妥当な水準か。

 公開規模については60億円前後となる見込み。代表取締役会長の萩原氏及びその資産管理会社が発行済株式総数の大半を所有しており、ベンチャーキャピタル株主は見当たらない。9/26はネットスターズ<5590>がグロースへ同時上場するため、初値買い資金分散の影響がありそうだ。

⇒ネットスターズ<5590>のIPO情報はこちら!

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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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[最短3日後に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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