IPO株の銘柄分析&予想

「ケイファーマ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の医薬品、再生医療製品の研究・開発企業との比較や予想まで解説![2023年10月30日 情報更新]

2023年9月12日公開(2023年10月30日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ケイファーマ
市場・コード/業種 グロース・4896/医薬品
上場日 10月17日
申込期間(BB期間) 9月29日~10月5日
おすすめ証券会社 SBI証券SMBC日興証券岩井コスモ証券松井証券楽天証券SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 875円(-7.89%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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ケイファーマが10月17日にIPO(新規上場)!

「ケイファーマ」の公式サイトより

 ケイファーマは、2023年9月12日、東京証券取引所に上場承認され、2023年10月17日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ケイファーマは2016年11月1日に設立された。同社は医薬品等の研究・開発・製造・販売を事業としており、事業の主要な対象としているのが中枢神経疾患領域である。筋萎縮性側索硬化症(ALS)など我が国において難病に指定される疾患が多く存在し、アルツハイマー病に代表される様々な認知症症状に対しても、有効な治療薬の開発が求められている。また、脊髄損傷や脳梗塞などの損傷疾患についても、未だ有効な治療法が確立されていない。これらの対象患者に対して画期的なイノベーションの実現により有効かつ安全な医療成果を届けるため、iPS細胞を活用したiPS創薬事業と再生医療事業のハイブリッドで慶應義塾大学医学部等の大学や研究機関と連携して研究開発を推進するとともに、バリューチェーンを構成する各企業とも連携して事業活動を推進している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ケイファーマのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 9月27
ブックビルディング(抽選申込)期間 9月29日~10月5日
公開価格決定 10月6日
購入申込期間 10月10日~10月13日
払込日 10月16日
上場日 10月17日

ケイファーマのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年10月2日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短翌日に取引可能]
87.0
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SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
2.6
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.3
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)[最短3日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
岡三証券 8.7  
極東証券 0.4  

ケイファーマのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1040
仮条件
[予想PER(※2)
900~1040円
57.8倍~66.8倍]
公募価格 950円
初値 875円
初値騰落率 -7.89%
予想トレーディングレンジ(※3) 300~2000
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年9月26日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】
ヘリオス<4593> 倍(連)
サイフューズ<4892> 倍(連)
クオリプス<4894> 倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は他社に黒字の利益予想がなく割安度を比較できない

ケイファーマの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1155万9000株(予定)
公開株式数 公募168万株  売出-株
(オーバーアロットメントによる売出25万2000株)
想定公開規模(※1) 20.1億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ケイファーマは世界で初めてiPS創薬の有効性を確認

 医薬品の研究・開発・製造・販売/再生医療等製品の研究・開発・製造・販売を手掛ける。2016年設立の慶應義塾大学医学部発ベンチャー企業。iPS創薬事業における開発パイプラインは、第I/IIa相試験を実施したALSに関するパイプライン(KP2011)を筆頭に6本。再生医療事業においては第I/IIa相試験実施に向けて準備中の亜急性期脊髄損傷のパイプライン(KP8011)をはじめ5本が進行中。

 iPS創薬において世界で初めて有効性を確認した有望バイオベンチャーとして注目を集めている。ただ、まずは無事上場日を迎えられるかを注視したいところ。

 公開規模については20億円前後となる見込み。

◆「ケイファーマ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
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ケイファーマの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2019/10
(―)
▲ 255
(―)
▲ 256
(―)
2020/12
(―)
▲ 269
(―)
▲ 271
(―)
2021/12
(―)
▲ 220
(―)
▲ 228
(―)
2022/12
(―)
▲ 359
(―)
▲ 392
(―)
2023/12予 1,000
(―)
266
(―)
180
(―)
2023/6 2Q 1,000
(―)
651
(―)
514
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:15.57円/0.00円
※予想EPSは上場時発行済株式数で試算

ケイファーマの業績コメント

 2023年12月期の業績は、売上高が10億円(前期は計上なし)、経常利益が2.6億円(前期は3.5億円の損失)と黒字転換の見通しとなっている。

 iPS細胞を活用した創薬事業では、2023年3月にアルフレッサファーマ(株)との間で、「ロピニロール塩酸塩を活用したALS治療薬の開発権・製造販売権許諾契約」を締結しており、一刻も早く患者に治療薬を届けるために、アルフレッサファーマ株式会社と共に第III相試験に向けて準備を進めている。また、慶應義塾大学との共同研究において、ロピニロール塩酸塩が新規メカニズムに基づいてALS治療効果を示す新規薬剤であることを明確にする取組みを行っている。

 同社はALS以外の疾患においても患者由来のiPS細胞を活用し、5つの開発プロジェクトの研究を行っており、治療薬の開発を進めている。iPS細胞を活用した再生医療事業でも5つの開発プロジェクトの研究を行っているが、亜急性期脊髄損傷の再生医療では、2023年2月に慶應義塾大学信濃町キャンパス内総合医科学研究棟に「ケイファーマ・慶應脊髄再生ラボ」を開室しており、引き続き慶應義塾大学と一体となって準備を進めている。第2四半期累計期間(2023年1月~6月)においては、開発権・製造販売権許諾契約を締結したことに伴い、契約一時金及びマイルストン収入を獲得している。

ケイファーマの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区六本木七丁目7番7号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 福島 弘明(昭和35年7月30日生)
設立 平成28年11月1日
資本金 1億円(令和5年9月12日現在)
従業員数 16人(令和5年8月31日現在)
事業内容 医薬品の研究・開発・製造・販売 再生医療等製品の研究・開発・製造・販売
■売上高構成比率(2023/12期2Q 実績)
品目 金額 比率
医薬品等の研究・開発・製造・販売 1,000 百万円 100.0%
合計 1,000 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 福島 弘明 243万6000株 24.66%
2 SBI Ventures Two株式会社 151万6000株 15.35%
3 岡野 栄之 128万2000株 12.98%
3 中村 雅也 128万2000株 12.98%
5 大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合 114万3000株 11.57%
6 テクノロジーベンチャーズ5号投資事業有限責任組合 71万5000株 7.24%
7 SBIベンチャー投資促進税制投資事業有限責任組合 65万株 6.58%
8 かごしまバリューアップ投資事業有限責任組合 64万1000株 6.49%
9 KII2号投資事業有限責任組合 14万2000株 1.44%
10 ICMG共創ファンド1号投資事業有限責任組合 7万2000株 0.73%
合計   987万9000株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 (1)iPS創薬事業、再生医療事業のそれぞれのパイプラインの研究開発資金、(2)米国への今後設立予定である研究所の関連資金、(3)運転資金に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2022年4月28日
割当先 大和日台バイオベンチャー2号投資事業有限責任組合
発行価格 700円 ※株式分割を考慮済み
◆「ケイファーマ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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岩井コスモ証券[最短翌日に取引可能]
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松井証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)
[最短3日後に取引可能]
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ケイファーマの銘柄紹介

 同社は、有効な治療法が確立していない神経難病に対して、同社取締役CSO兼慶應義塾大学医学部生理学教室教授の岡野栄之氏、及び同社取締役CTO兼同大学医学部整形外科学教室教授の中村雅也氏を中心とした長年の基礎研究の成果を実用化し、一刻も早く臨床の現場に有効な治療法を届けるため、慶應義塾大学医学部発のベンチャー企業として、2016年11月に設立された。

 同社が事業の主要な対象としている中枢神経疾患領域については、長年、中枢神経領域において、「神経は再生しない」という考え方が一般的だった。しかし、岡野栄之氏(同社取締役)等の研究チームが世界で初めてヒト脳の中にも神経幹細胞が存在することを示し、その後京都大学山中伸弥教授の研究グループがヒトの皮膚細胞からiPS細胞の樹立に成功。そこで慶應義塾大学において岡野氏と中村氏の研究チームは、脊髄損傷の治療に対してiPS細胞から分化誘導した神経細胞を活用する研究を開始し、また、岡野氏の研究チームは、ALSの患者由来のiPS細胞から樹立した神経細胞を活用したALS治療薬の開発に着手した。

 中枢神経疾患領域については、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など我が国においても難病に指定される疾患が多く存在し、アルツハイマー病に代表される様々な認知症症状に対しても、有効な治療薬の開発が求められている。また、脊髄損傷や脳梗塞などの損傷疾患についても、未だ有効な治療法が確立していない。

 ALSの患者数は、世界では約33万人、国内では約1万人と推定されている一方、脊髄損傷については、国内の亜急性期の脊髄損傷患者数は年間約5千人、慢性期の脊髄損傷患者数は約10~20万人、脳梗塞の患者数は約130万人とされている。

 これらの対象患者に対して画期的なイノベーションの実現により有効かつ安全な医療成果を届けるため、同社においては、iPS細胞を活用したiPS創薬事業と再生医療事業のハイブリッドで慶應義塾大学医学部等の大学や研究機関と連携して研究開発を推進するとともに、バリューチェーンを構成する各企業とも連携して事業活動を推進している。

 同社は、創薬の研究開発の手法として、病気の患者由来のiPS細胞から分化誘導した神経細胞を用いた表現型スクリーニングによる化合物・薬剤候補分子の効率的なin vitro(試験管や培養器の中で人や動物の細胞を用いて、体内と同様の環境を人工的に作り、薬物の反応を検出するもの)スクリーニングを実施している。

 また、iPS創薬の手法は、従来の創薬開発プロセスにおける動物の疾患モデルでの評価を介さず、直接的にヒトの病態を反映した細胞を活用したものであることから、これまでの創薬開発プロセスより短期間で行うことが可能であり、かつ、前臨床の段階においてもヒトの細胞レベルでの病態の変化に対する評価を実施した上で臨床試験に進むことが可能であることから、同社では、アンメットメディカルニーズ領域の疾患に対して効率的かつ合理的に創薬を進めている。

 さらに、同社のiPS創薬は、他の疾患のために開発された既存の医薬品・化合物の中から、新しい効果を発見して新しい医薬品の開発を行う方法であるドラッグリポジショニングという創薬手法を活用することにより、新たに化合物を開発することがなく、特に既に上市された医薬品を用いる場合は、既にヒトに対して一定の安全性が確認されていることから、創薬の研究開発に係る費用や時間について、これまでの新薬開発に必要な期間を3~12年、費用を50~60%程度削減できる可能性がある。

ケイファーマの投資のポイント

 iPS創薬において世界で初めて有効性を確認した有望バイオベンチャーとして注目を集めている。ただまずは無事上場日を迎えられるかを注視したいところ。ノイルイミューン・バイオテック<4893>は当初3月上場予定を延期した。6月に公開規模を半減(約65億円→30.8億円)させて再チャレンジしたものの初値は公募割れであった。9月上場予定だったChordia Therapeuticsも上場延期となっている。

⇒ノイルイミューン・バイオテック<4893>のIPO情報はこちら!  
⇒Chordia TherapeuticsのIPO情報はこちら!

 2016年設立の慶應義塾大学医学部発ベンチャー企業。iPS細胞を活用したiPS創薬事業と再生医療事業のハイブリッドで慶應義塾大学医学部等の大学や研究機関と連携して研究開発を推進するとともに、バリューチェーンを構成する各企業とも連携して事業活動を推進している。目論見書提出時点でiPS創薬事業における開発パイプラインは、第I/IIa相試験を実施したALSに関するパイプライン(KP2011)を筆頭に6本。KP2011については、導出先であるアルフレッサ ファーマ(株)らと2020年代後半での上市に向けて第III相試験の実施に向けて準備中。また、アルフレッサ ファーマ(株)との提携と並行して、慶應義塾大学との共同研究開発の取組みも行っており、北米、欧州、インド、中国への海外展開も視野に入れている。

 そのほか、前頭側頭型認知症(FTD)、ハンチントン病、神経フェリチン症などのパイプラインや今年6月に北里大学と共同研究契約を締結した難聴疾患のパイプラインが進行中。再生医療事業においては第I/IIa相試験実施に向けて準備中の亜急性期脊髄損傷のパイプライン(KP8011)をはじめ5本の開発パイプラインが進行中。従業員は16名。

 業績面について、2023年12月期の業績は、売上高が10億円(前期は計上なし)、経常利益が2.6億円(前期は3.5億円の損失)と黒字転換の見通しとなっている。今期はアルフレッサ ファーマ(株)との契約一時金計上で業績は黒字となっている。

 同社は慶応義塾大学との間で、共同研究を行う際に共同研究費を負担するほか、特許権の独占的実施許諾に関し、契約一時金及びかかる特許権を第三者に実施許諾したことによる収入(マイルストン収入、ロイヤリティ収入)の一定料率に相当する金額を同大学に支払うこと等を定めた契約を締結しており、当該契約に基づき、第三者から上記に該当する収入を受け取った場合には、一定率の金額を同大学に支払うことになっている。

 公開規模については20億円前後となる見込み。公開株の一部を海外販売する予定。ベンチャーキャピタルらの保有株式のうち280.7万株(上場時発行済株式総数の24.3%)については上場日後90日もしくは公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となる。そのほかについては上場日後6ヵ月間の継続所有確約がとられているが、207万株程度と数も多いため、将来的な需給懸念につながりそうだ。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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