IPO株の銘柄分析&予想

「ノイルイミューン・バイオテック」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の医療法開発企業との比較や予想まで解説![2023年6月29日 情報更新]

2023年5月25日公開(2023年6月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 ノイルイミューン・バイオテック
市場・コード/業種 グロース・4893/医薬品
上場日 6月28日
申込期間(BB期間) 6月13日~6月16日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券岩井コスモ証券マネックス証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 695円(-6.08%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ノイルイミューン・バイオテックが6月28日にIPO(新規上場)!

「ノイルイミューン・バイオテック」の公式サイトより

 ノイルイミューン・バイオテックは、2023年5月25日、東京証券取引所に上場承認され、2023年6月28日にIPO(新規上場)することが決定した。2023年3月29日にIPO予定だったが、3月20日に上場延期を決定(旧記事はこちら)。今回改めて上場を決定した形となる。

 ノイルイミューン・バイオテックは2015年4月16日に設立された。「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という理念の下、独自技術を活用した固形がんに対するCAR-T細胞療法の開発を主たる事業領域として事業を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ノイルイミューン・バイオテックのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 6月12
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月13日~6月16日
公開価格決定 6月19日
購入申込期間 6月20日~6月23日
払込日 6月27日
上場日 6月28日

ノイルイミューン・バイオテックのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2023年6月13日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券(主幹事証券)
[最短即日で取引可能]
42.6
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
3.0
公式サイトはこちら!
岩井コスモ証券
[最短翌日に取引可能]
0.2
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.2%
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岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
野村證券 1.6  
みずほ証券 1.6  
東洋証券 0.2%  
あかつき証券 0.2%  
丸三証券 0.2%  
極東証券 0.2%  
岡三証券 0.2%  
海外売出し 50.0%  

ノイルイミューン・バイオテックのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 720
仮条件
[予想PER(※2)
700~740円
倍~倍]
公募価格 740円
初値 695円
初値騰落率 -6.08%
予想トレーディングレンジ(※3) 400~2000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2023年6月8日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】
OTS<4564> 倍(連)
ブライトパス<4594> 倍(連)
ティムス<4891> 倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は赤字予想のため割安度を比較できない。

ノイルイミューン・バイオテックの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 4320万2865株(予定)
公開株式数 公募362万3000株  売出-株
(オーバーアロットメントによる売出54万3400株)
想定公開規模(※1) 30.0億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ノイルイミューン・バイオテックはNCC&山口大学発バイオベンチャー

 CAR-T細胞療法を主とした新規がん免疫療法の開発を手掛ける。国立がん研究センター(NCC)及び山口大学発のベンチャー企業として2015年設立。2023年5月現在、自社創薬事業では5本、共同パイプライン事業では4本の開発パイプラインや他社との共同プロジェクトが進行中。

 社歴の浅いバイオベンチャーで、武田薬品工業<4502>ヘライセンスアウトはしているが、まだ臨床試験を完了した実績がないこともあり、投資家の評価が分かれそうだ。再生医療等製品を手掛け同社よりも1日早い6/27に上場するクオリプス<4894>の初値状況が投資家のセンチメントに影響するだろう。

 公開規模については30億円台となる見込み。今年3/29に上場を予定していたが、上場を延期(旧記事はこちら)。その際の仮条件は720円~800円、仮条件上限での公開規模は72.2億円だった。今回は想定発行価格を据え置き、公開規模を半減させての再チャレンジとなる。

⇒クオリプス<4894>のIPO情報はこちら!

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ノイルイミューン・バイオテックの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2019/12 521
(―)
56
(―)
55
(―)
2020/12 97
(-81.3%)
▲ 604
▲ 636
2021/12 100
(3.6%)
▲ 792
▲ 795
2022/12 625
(521.2%)
▲ 384
▲ 386
2023/12予 319
(-49.0%)
▲ 1,832
▲ 1,834
2023/3 1Q 8
(―)
▲ 493
(―)
▲ 494
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

ノイルイミューン・バイオテックの業績コメント

 2023年12月期の業績は、事業収益が前期比49%減の3.1億円、経常損失が18.3億円の見通しとなっている。

 足元では、自社創薬においては、同社リードパイプラインであるNIB101について第Ⅰ相臨床試験が進行しており、対象症例の同定を進めている。同じく同社が創製したNIB102及びNIB103については、導出先である武田薬品により研究開発が進められ、いずれも第I相臨床試験が進行している。

 このほか、同社は自社パイプラインのさらなる拡充を図るべく、引き続き研究開発を進めている。共同パイプラインにおいては、同社がPRIME技術をライセンスしているAdaptimmune Therapeutics plc、Autolus Therapeutics plc及び中外製薬による研究開発が進行している。また、技術評価に関する契約を締結している第一三共においてPRIME技術の評価研究を実施中である。

 第1四半期累計期間(2023年1月1日~3月31日)末における事業収益は810万1000円を計上したものの、継続的な研究開発活動を実施する一方で新規のライセンスに関する契約の締結が行われなかったことから、営業損失は2億6955万4000円となった。さらに、営業外費用として上場関連費用を2億2504万9000円計上したことにより経常損失は4億9378万7000円、四半期純損失は4億9439万5000円となっている。

ノイルイミューン・バイオテックの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区芝大門二丁目12番10号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 玉田 耕治(昭和43年3月28日生)
設立 平成27年4月16日
資本金 27億8755万円(令和5年5月25日現在)
従業員数 22人(令和5年4月30日現在)
事業内容 CAR-T細胞療法を主とした新規がん免疫療法の開発
■売上高構成比率(2022/12期 実績)
品目 金額 比率
がん免疫療法創薬事業 625 百万円 100.0%
合計 625 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 株式会社鶴亀 987万1350株 24.94%
2 武田薬品工業株式会社 811万9800株 20.51%
3 玉田 耕治 375万株 9.47%
4 Binex Co., Ltd. 227万7825株 5.76%
5 石﨑 秀信 200万株 5.05
5 和田 聡 200万株 5.05%
5 瀬戸 恭子 200万株 5.05%
8 大和日台バイオベンチャー投資事業有限責任組合 134万9200株 3.41%
9 株式会社アプリコット 120万3850株 3.04%
10 佐古田 幸美 100万株 2.53%
合計   3357万2025株 84.82%
■その他情報
手取金の使途 1自社パイプラインNIB101の開発にかかる開発費
2自社パイプラインNIB104以降の非臨床試験にかかる費用
3新規パイプライン創製及び他家技術、培養技術等にかかる研究費
関係会社 武田薬品工業株式会社 (その他の関係会社) 医薬品等の研究開発、製造、販売、輸入
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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ノイルイミューン・バイオテックの銘柄紹介

 同社は、「Create the Future to Overcome Cancer」「がんを克服できる社会の創生に貢献する」という理念の下、独自技術を活用した固形がんに対するCAR-T細胞療法の開発を主たる事業領域として事業を展開している。固形がんに対する安全かつ有効な治療薬の開発は世界的に求められている課題であり、高いニーズがある。

 同社は、山口大学及び同大学の技術移転機関である有限会社山口ティー・エル・オー(以下、山口TLO)から独占的に導入したPRIME技術を応用したCAR-T細胞という最新のがん免疫療法を介してこの課題を克服することを目指し、事業を展開している。PRIME技術は、投与するCAR-T細胞のみならず「患者」の体内の免疫細胞を活性化することで優れたがん治療効果を期待することができ、がん免疫応答を利用する多様な細胞医薬品や遺伝子治療を含めた幅広い再生医療の分野に応用できる可能性を有するプラットフォーム技術である。

 同社は、プラットフォーム技術であるPRIME技術に固形がんが発現する様々な抗原を標的とした治療技術を組み合わせることにより、固形がんの治療を目的とした様々な遺伝子改変免疫細胞療法を開発している。同社は、自社が主導して創生する「自社創薬」に加えて、PRIME技術を他社にライセンスして医薬品開発を進める「共同パイプライン」の2つの事業モデルを有するハイブリッドビジネスモデルを構築している。

 これら事業展開により、PRIME技術の市場への展開や周知を加速化して早期の収益確保を図ると同時に、長期的には自社創薬により大型の販売収益を確保することにより、事業全体のリスク分散とサステナブルな成長を目指している。

 従来、がんに対する治療法は外科療法、化学療法(抗がん剤)、放射線療法が主な方法でしたが、近年、免疫の力を利用してがんを攻撃する「がん免疫療法」が確立されてきた。本来、免疫システムはウイルスや細菌など、自分自身以外の異物を認識し、排除する働きを有しており、がん細胞を認識し排除する能力もあることが知られている。この能力を回復させたり、増強させたりすることでがんの治療を目指す創薬技術が「がん免疫療法」である。

 特に、2018年のノーベル生理学・医学賞の受賞により注目を浴びた免疫チェックポイント阻害薬の開発により、がん免疫療法は大きな発展を遂げている。従来のがん治療法では延命や根治することが難しかった進行がんに対しても免疫チェックポイント阻害薬がある程度の治療効果を発揮することがわかっており、その適応範囲は世界中で拡大している。2021年の世界の医薬品市場において、がん領域治療薬の売上高トップ2はともに免疫チェックポイント阻害薬であり、その合計売上高は288億ドルと報告されている(出典:IQVIA 世界の医薬品市場データ)。

 しかしながら、免疫チェックポイント阻害薬にはまだ多くの課題がある。免疫チェックポイント阻害薬は全てのがんに対して治療効果を発揮できるわけではなく、また治療効果が得られたとしても単剤での有効性は10-30%程度と言われている(出典:Clin Cancer Res. 2020 Sep 15;26 (18): 4842-4851)。免疫チェックポイント阻害薬の効果がみられない「患者」では、がん細胞を攻撃する免疫細胞の能力が十分に回復・増強されていない状況であり、さらに強力で、かつ、免疫チェックポイント阻害薬とは異なる働きでがんを攻撃できるような新たな免疫療法が必要とされており、「CAR-T細胞療法」等にかかる研究開発が拡大している。

(CAR-T細胞療法について)

 免疫チェックポイント阻害薬は「免疫のブレーキを解除する」ことで免疫細胞、特にT細胞の能力を高めてがん細胞を攻撃する治療法であるが、それとは異なるアプローチとして、遺伝子改変技術を用いて「T細胞の能力を直接的に増強する」ことでがん細胞を攻撃する方法が「遺伝子改変T細胞療法」である。

 特に、体外に取り出したT細胞に、がん細胞表面のがん抗原を認識するCAR(Chimeric Antigen Receptor:キメラ抗原受容体)遺伝子を導入することでCAR-T細胞を作製し、当該CAR-T細胞を大量に増やしてから「患者」に投与する「CAR-T細胞療法」が高い注目を集めている。

 CARは、がん細胞を認識する抗体由来の部分と、T細胞の強い活性化を誘導するシグナル伝達部分、及びこの両者をつなぐ部分からなる人工的受容体で、CAR-T細胞は、がん細胞を見つけると強く活性化し、がん細胞を攻撃する一方で、がん抗原を持っていない正常細胞は攻撃しない、という特徴を有している。

ノイルイミューン・バイオテックの投資のポイント

 社歴の浅いバイオベンチャーで、武田薬品工業<4502>ヘライセンスアウトはしているが、まだ臨床試験を完了した実績がないこともあり、投資家の評価が分かれそうだ。再生医療等製品を手掛け同社よりも1日早い6/27に上場するクオリプス<4894>の初値状況が投資家のセンチメントに影響するだろう。なお、2022年に上場したバイオ企業では、ティムス<4891>が対公開価格比+37.2%、サイフューズ<4892>が同+6.2%という初値をつけている。

⇒クオリプス<4894>のIPO情報はこちら! 
⇒ティムス<4891>のIPO情報はこちら! 
⇒サイフューズ<4892>のIPO情報はこちら!

 国立がん研究センター及び山口大学発のベンチャー企業として、2015年設立。同社独自技術であるPRIME技術を活用した固形がんに対するCAR-T細胞療法の開発を主たる事業領域として事業を展開している。同社は、自社が主導して創生する「自社創薬」に加えて、PRIME技術を他社にライセンスして医薬品開発を進める「共同パイプライン」の2つの事業モデルを有するハイブリッドビジネスモデルを構築している。

 これら事業展開により、PRIME技術の市場への展開や周知を加速化して早期の収益確保を図ると同時に、長期的には自社創薬により大型の販売収益を確保することにより、事業全体のリスク分散とサステナブルな成長を目指している。2023年5月現在、自社創薬事業では5本、共同パイプライン事業では4本の開発パイプラインや他社との共同プロジェクトが進行中。武田薬品工業<4502>中外製薬<4519>らとライセンス契約を締結している。従業員は22名。

 業績面について、2023年12月期の業績は、事業収益が前期比49.0%減の3.1億円、経常損失が18.3億円(前期は3.8億円の損失)の見通しとなっている。前期は2022年8月の中外製薬<4519>とのライセンス契約締結により契約一時金収入を獲得している影響で今期は減収見込みとなっている。

 ライセンス先との契約締結や開発の進捗に応じて、契約一時金や開発マイルストン収入などの収益を一時的に計上することがあるものの、開発マイルストン収入の一部やロイヤリティについては、臨床試験で有効な結果が得られ、又は製造販売承認が得られるまで受領することができないため、当面は事業収益、純損益が不安定に推移するとみられる。現状では多額の純損失を計上しており、株価評価が困難なことが買い控えにつながる可能性はあるだろう。

 公開規模については30億円台となる見込み。今年3/29に上場を予定していたが、上場を延期。その際の仮条件は720円~800円、仮条件上限での公開規模は72.2億円だった(旧記事はこちら)。今回は想定発行価格を据え置き、公開規模を半減させての再チャレンジとなる。また、前回は海外販売比率80.0%を想定していたが、今回は50.0%程度にとどまる見込み。まだ臨床試験を完了した実績がないことに加え、今期業績は多額の先行投資で大幅赤字見込みとなっており、投資家の評価が分かれそうだ。

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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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