IPO株の銘柄分析&予想

「ライスカレー」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のマーケティング支援企業との比較や予想まで解説![2024年7月11日 情報更新]

2024年5月16日公開(2024年7月11日更新)
ザイ・オンライン編集部
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事
会社名 ライスカレー
市場・コード/業種 グロース・195A/サービス業
上場日 6月19日
申込期間(BB期間) 6月3日~6月7日
おすすめ証券会社 SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 1560円(+9.86%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

ライスカレーが6月19日にIPO(新規上場)!

「ライスカレー」の公式サイトより

 ライスカレーは、2024年5月16日、東京証券取引所に上場承認され、2024年6月19日にIPO(新規上場)することが決定した。

 ライスカレーは2016年4月1日に設立された。同社グループは、消費者が今後より一層インターネットコミュニティ領域の中での消費行動を拡大していくというトレンドを踏まえ、コミュニティデータを起点として経済の場を生み出すコミュニティデータプラットフォーム事業を展開している。自社開発をしたコミュニティデータマネジメントツール群であるデータクラウドを基盤として、企業向けにサービスを提供するエンタープライズ領域と、一般消費者向けにブランドやサービスを提供するコンシューマ領域でビジネスを展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

ライスカレーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 5月31
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月3日~6月7日
公開価格決定 6月10日
購入申込期間 6月11日~6月14日
払込日 6月18日
上場日 6月19日

ライスカレーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2024年6月11日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.4
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短翌日に取引可能]
0.4%
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券(主幹事証券) 90.5  
野村證券 6.1  
極東証券 0.4%  
東海東京証券 0.4%  

ライスカレーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1420
仮条件
[予想PER(※2)
1240~1420円
13.7倍~15.7倍]
公募価格 1420円
初値 1560円
初値騰落率 +9.86%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000~2800
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2024年5月29日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 32.0倍
ホットリンク<3680> 44.6倍(連)
ラバブルMG<9254> 33.6倍(連)
トリドリ<9337> 17.8倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

ライスカレーの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 296万8590株(予定)
公開株式数 公募22万9500株  売出47万6600株
(オーバーアロットメントによる売出10万5900株)
想定公開規模(※1) 11.5億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

ライスカレーは「CCXcloud」を基盤としたマーケティング支援

 自社のSNSデータ分析ツールを駆使した企業のマーケティング支援および自社のブランド販売事業を展開する。データクラウド『CCXcloud』には、SNSフォロワー数10.2億ユーザー、SNSリアクション数49.4億回、連携アカウント数1万2762アカウント(2024年3月時点)のコミュニティデータが蓄積されている。

 公開規模は荷もたれ感はなく、株価バリュエーションに過大感もないことから、一定の初値買いが集まりそうだ。ただ、グロース市場は軟調推移が続いており、そこまで数が多くないとはいえ、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される株式の存在は意識されそうか。

 ラッシュ序盤での上場とはなるが、6月19日に上場するのは同社のみとなり、スケジュール面は比較的良好といえる。

◆「ライスカレー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

ライスカレーの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2021/3 374
(6787.2%)
▲ 111
(―)
▲ 303
(―)
2022/3 990
(164.8%)
▲ 84
(―)
▲ 88
(―)
2023/3 1,474
(48.8%)
▲ 125
(―)
▲ 98
(―)
2024/3推
(―)

(―)

(―)
2025/3予
(―)

(―)

(―)
■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2023/3 1,833
(―)
▲ 166
(―)
▲ 121
(―)
2024/3推 2,374
(29.5%)
89
(―)
109
(―)
2025/3予 2,841
(19.7%)
319
(258.4%)
269
(146.8%)
2023/12 3Q 1,769
(―)
75
(―)
85
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円 連結:90.62円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

ライスカレーの業績コメント

 2025年3月期の業績は、売上高が前期比19.7%増の28.4億円、経常利益が同258.4%増の3.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 同社グループが事業を展開するインターネットコミュニティ領域においては、個人の滞在時間が大幅な増加傾向にあるという変化に伴い、企業は広告資源のインターネット領域への配分を拡大させている。さらに従来は消費者であった個人が供給者側に回る例も個人の利用が可能なECプラットフォームなどの発展により拡大している。

 同社グループは、このような大きなトレンドを踏まえ、消費者が今後より一層インターネットコミュニティ領域の中での消費行動を拡大していくと考え、コミュニティデータを起点として経済の場を生み出す、コミュニティデータプラットフォーム事業を展開している。

 前期においては、エンタープライズ領域におけるマーケティング・DXに関する売上の伸長に加え、同社データクラウドの一つである『アドスタ byCCXcloud』の利用拡大が売上の成長に寄与した。また、コンシューマ領域については、オーラル美容ブランド『MiiS』が売上の成長に寄与した一方で、選択と集中に伴うブランドの撤退を行った。

ライスカレーの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都渋谷区道玄坂一丁目12番1号 渋谷マークシティウエスト20階
代表者名(生年月日) 代表取締役 大久保 遼(平成1年4月23日生)
設立 平成28年4月1日
資本金 1億円(令和6年5月16日現在)
従業員数 新規上場会社81人 連結会社88人(令和6年4月30日現在)
事業内容 自社のSNSデータ分析ツールを駆使した企業のマーケティング支援および自社のブランド販売事業
■売上高構成比率(2023/3期 実績)
品目 金額 比率
エンタープライズ領域 1,072 百万円 58.5%
コンシューマ領域 761 百万円 41.5%
合計 1,833 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 大久保 遼 127万7730株 46.65%
2 GMOベンチャー通信スタートアップ支援(株) 14万4720株 5.28%
3 川上 慶士 10万株 3.65%
4 (株)丸井グループ 9万4000株 3.43%
5 みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合 9万110株 3.29%
6 森岡 祐平 9万株 3.29%
7 GMOメイクショップ(株) 8万7260株 3.19%
8 岩片 麻翔 7万5240株 2.75%
9 中井 咲希 6万株 2.19%
9 (株)クボタヤス 6万株 2.19%
合計   207万9060株 75.90%
■その他情報
手取金の使途 (1)人材採用費及び人件費、(2)広告宣伝費、(3)事業投資資金に充当する予定
関係会社 (株)RiLi (連結子会社) コミュニティデータプラットフォーム事業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2022年5月27日
割当先 高橋理志、(株)丸井グループ
発行価格 2127円 ※株式分割を考慮済み
◆「ライスカレー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

ライスカレーの銘柄紹介

 まず同社グループの事業の特徴として挙げられるのは、事業基盤としてデータクラウド『CCXcloud』シリーズによって蓄積・分析された、SNSをはじめとするコミュニティに関連する資産、すなわちデータアセット(コミュニティデータ)である。『CCXcloud』にはSNSをはじめとしたコミュニティから取得できるマーケティングデータやユーザーのインサイト、そしてEC等の購買データなど多様なコミュニティデータの蓄積・分析が可能となっており、同社グループが主にインターネット上で自社運営しているコミュニティ(自社コミュニティ)及び同社グループが支援する顧客のコミュニティには全て『CCXcloud』を導入している。

 同社グループは自社コミュニティを運営しており、累計400万人を超えるコミュニティ規模となっている(2024年3月末時点)。それらの自社コミュニティより生まれ、『CCXcloud』に蓄積したコミュニティデータをもとに、一般消費者向けにさまざまなコミュニティブランドをはじめとした各種サービスを展開している。『CCXcloud』には、SNSフォロワー数10.2億ユーザー、SNSリアクション数49.4億回、連携アカウント数1万2762アカウント(2024年3月時点)のコミュニティデータが蓄積されており、コミュニティデータプラットフォームとしての規模を拡大し続けている。さらに、『CCXcloud』はジェネレーティブAI(生成AI)を活用したリコメンド(おすすめ)機能をはじめとした先進的な技術を取り入れている。

 このように、同社グループはエンタープライズ領域とコンシューマ領域の両軸でデータドリブンでのコミュニティデータプラットフォーム事業に取り組んでおり、この事業展開並びに『CCXcloud』へのコミュニティデータの蓄積こそが同社グループならではの強みとなっている。

(1)エンタープライズ領域

・マーケティング・DX

 『CCXcloud』に蓄積される社内外の幅広いコミュニティデータの収集・分析に基づいた一気通貫したマーケティングソリューションであることが特徴。2024年3月期において、12ヶ月のうち6ヶ月以上取引のあったクライアント企業数は全クライアント企業数の50.3%を占めており、継続性の高い取引を実現している。また、代理店を挟まない直接取引を行う顧客数割合は60.0%、1,000億円以上の売上規模を持つ顧客企業が全体の33.3%となった。

・「CCXcloud」

 SNSを中心としたさまざまなコミュニティデータを取得・統合管理できるデータマネジメントツール群。2024年3月期末時点で、SNS分析ツール「CCXsocial」は累計契約アカウント数は前期末比578.0%増、低予算から広告配信が可能となった中小企業向けSNSコミュニティ集客ツール「アドスタ byCCXcloud」は累計広告アカウント数が前期末比307.9%増となっている。

(2)コンシューマ領域

 主力ブランドのオーラル美容ブランド「MiiS」やZ世代など若年層コミュニティを抱えるアパレルブランド「RiLi」のほか、3つのコミュニティブランド・5つのコミュニティメディアを運営している。なお、「RiLi」はM&Aを通じて同社グループへ参画した。

ライスカレーの投資のポイント

 公開規模は荷もたれ感はなく、株価バリュエーションに過大感もないことから、一定の初値買いが集まりそうだ。ただ、グロース市場は軟調推移が続いており、5月28日上場の学びエイド<184A>は公開規模8.2億円という軽量感ながら、対公開価格比+32.2%という初値にとどまっている。同社の株主にはベンチャーキャピタルが散見され、そこまで数が多くないとはいえ、公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される株式が存在する。現在の地合いが継続するとなれば、それらへの意識が強まりそうであり、上値は限られる展開を現時点では想定しておきたい。

⇒学びエイド<184A>のIPO情報はこちら!

 前身となるのはコミュニティデータプラットフォーム事業を展開するために2016年に設立した(株)ライスカレー製作所。その後、グループ内での統廃合を進め、最終的に2020年に現社名となった。同社グループは、インターネットコミュニティ領域(SNSをはじめとしたインターネットのアプリケーションを通じて共通の関心分野、価値観や目的を持った利用者が集まって持続的に相互作用する場)において事業を展開している。データクラウド『CCXcloud』シリーズによって蓄積・分析された、SNSをはじめとするコミュニティに関連する資産、すなわちデータアセット(コミュニティデータ)が同社グループの事業基盤となっている。『CCXcloud』には、SNSフォロワー数10.2億ユーザー、SNSリアクション数49.4億回、連携アカウント数1万2762アカウント(2024年3月時点)のコミュニティデータが蓄積されている。従業員は連結で88名。

 業績面について、2025年3月期の業績は、売上高が前期比19.7%増の28.4億円、経常利益が同258.4%増の3.1億円と増収増益の見通しとなっている。マーケティング・DXでの新規顧客獲得施策予算の拡充、データクラウドでの新規機能追加開発など新規顧客獲得活動を通じた顧客数の増加を見込み、エンタープライズ領域の売上高は18.7億円(前期比21.2%増)を計画。コンシューマ領域では、前期に引き続き広告宣伝費投下による単品商品販売を中心とした売上成長を見込み、9.6億円(同16.7%増)を計画している。

 想定仮条件水準の今期予想PERは14~16倍と類似企業と比較して過大感のない水準。

 公開規模は10~12億円と荷もたれ感のない大きさとなる見込み。ベンチャーキャピタル保有株式のうち、29万8740株(上場時発行済株式総数の10.1%)については、上場日後90日後もしくは公開価格の1.5倍以上でロックアップ解除となる。地合いが弱いうちはこの少なさでも意識されやすいか。ラッシュ序盤での上場とはなるが、6月19日に上場するのは同社のみとなり、スケジュール面は比較的良好といえる。

◆「ライスカレー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SBI証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
楽天証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
 ⇒IPOで比較した証券会社ランキングはこちら!

[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
 
IPO株(新規上場株・新規公開株)で儲ける方法!
IPO株の銘柄分析&予想
IPOスケジュール一覧[2025年]
 IPO株の攻略&裏ワザ情報!
【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
【関連記事】
◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
【関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者&株主優待初心者が口座開設するなら、おすすめのネット証券はどこですか?」桐谷さんのおすすめは松井、SBI、東海東京の3社!
SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
【関連記事】
◆【楽天証券おすすめのポイントは?】トレードツール「MARKETSPEED」がおすすめ! 投資信託や米国や中国株などの海外株式も充実!
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
【関連記事】
◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう!
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
松井証券の公式サイトはこちら
マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
【関連記事】
◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
マネックス証券の公式サイトはこちら
【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
【関連記事】
◆「岡三オンライン証券」の「IPO(新規公開株)」取扱数が急増中で、IPO投資に必須のネット証券へ!岡三証券との連携強化で、全IPOの7割が申込可能に!?
◆「岡三オンライン証券」は1日最大40万円の取引まで「売買手数料が無料」!資金の少ない投資初心者や株主優待狙いの投資家には、圧倒的にお得!
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
【ZAi×岡三オンライン証券・期間限定タイアップキャンペーン!】
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
【関連記事】
◆「スマホ証券」の手数料やおすすめポイントを比較!「LINE証券」「大和コネクト証券」「STREAM」など、株初心者でも使いやすいスマホ特化の証券会社を紹介
◆1株(単元未満株)から株が買える証券会社を比較! 株初心者でも“少額で株式投資を始められる”証券会社の売買手数料や取扱商品、おすすめポイントを解説!
大和コネクト証券の公式サイトはこちら
◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
【関連記事】
◆岩井コスモ証券はIPO(新規公開株)の引受率がネット証券では最高レベル! 完全平等抽選も採用、資産が少ない個人投資家にも当選のチャンスあり!
岩井コスモ証券の公式サイトはこちら
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
【関連記事】
◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス
◆「au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ!
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら
【クレカ積立の還元率は「最大3%」とネット証券トップクラス!】
三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
注目の証券会社!

【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
おすすめ証券会社!関連記事はこちら

IPO株の取扱数が毎年トップクラスのSMBC日興証券公式サイトはこちら!

UI銀行の「金利&手数料」はなぜお得なのか?詳しくはこちら!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
マネックス証券の公式サイトはこちら 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード! SBI証券の公式サイトはこちら
SBI証券の公式サイトはこちら! 【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

株で1億円をつくるワザ
気の株500&
米国株150激辛診断

5月号3月21日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[株で1億円をつくるワザ]
◎創刊25周年企画
●桐谷さんと振返る日本株の25年史
25年で私たちの投資環境はかなり改善された!
◎第1特集
勝ち組の個人投資家8人に聞いた!
株で1億円をつくるワザ

●億り人の歩んだ道のりから学ぶ1億円への必勝法!
●これだけは押さえよう!1億円達成のための心構え8

●億り人に聞いた!暴落時にどうする?

◎第2特集
買っていい高配当株が94銘柄も!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方①旬の3大テーマ
今期も来期も連続増益の好調株/連続で増配予想の高配当銘柄/円高が追い風の株
●儲かる株の見つけ方②5大ランキング
来期に売上が大きく伸びる株/営業利益率が高い株/配当利回りが高い株/少額で買える株/理論株価より割安な株
●儲かる株の見つけ方③セクター別平均
株価は業種で騰落真っ二つ!
●2025年春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

◎第3特集
今後25年も上がり続ける期待大!
人気の米国株150診断 2025年4-6月

●爆上がりの25年間を振返り!米国株の強さのヒミツ
●新政権でますます強く!2025年のS&P500を大予測
●GAFAMの最新決算判断も!Big8定点観測&買いの高配当株
●人気の133銘柄買い売り診断
●進化する指数だからS&P500は買い続けろ!

◎第4特集
NISA向き!インデックス投信より好成績!

運用実績25年以上!
儲かる長寿投信ベスト10

【別冊付録】
増益でさらに割安な株は1701銘柄
上場全3909社の最新理論株価

◎新連載・第3回

17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略
◎連載も充実!

●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年2月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.08
●おカネの本音!VOL.33 髙橋史好さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.101
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報