【日本株】株価上昇と高配当の両方を期待できる、配当利回り4%超の2銘柄を紹介!「三陽商会」と「ワキタ」に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ7月号の巻頭特集は「最新決算でわかった!【今買いの株48】」! この特集では、出揃ったばかりの3月期決算企業の本決算をアナリストが分析。それに基づき、個人投資家に人気の銘柄を「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価している。さらに、アナリストのおすすめ銘柄も紹介しているので、投資の参考になるはずだ。
今回は、値上がり益も配当も狙える「おすすめの高配当株」2銘柄を公開!
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インバウンド需要増などで業績好調な「三陽商会」と、
4期連続で増配を予想している「ワキタ」に注目!
いまは「高配当株」の絶好の買い時。高い利回りだけでなく、値上がり益も狙えるからだ。実際に、日経平均株価の構成銘柄のうち、配当利回りの高い50銘柄から構成される「日経平均高配当株50指数」は、過去1年で50%上昇(5月2日時点)と、日経平均株価の上昇率を19%も上回っている。
また、2024年1月にスタートした新NISAでは、配当金や値上がり益が“無期限”で非課税になる点も追い風となっている。ネット証券大手5社のNISA経由の買い付け金額上位銘柄をみると、JT(日本たばこ産業・2914)やNTT(日本電信電話・9432)、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など、配当利回りが高い銘柄が上位を占めているのだ。新NISAの影響で、個人投資家からの高配当株への資金流入は続くだろう。
さらに、智剣・Oskarグループの大川智宏さんは、米国経済の現状も高配当株にプラスに働くとみる。
「堅調な米国経済と粘着インフレによって、高金利が続くとみられています。金利の先高観が広がる状況では、金利上昇時に成長株より大きく値上がりする傾向が強い、割安株や高配当株への投資がおすすめです」(大川さん)
そこで以下では、配当利回りが4%以上あり、増配または配当政策を強化していて、高配当と値上がり益の両方を期待できる2銘柄を紹介しよう(※株価や配当利回りなどのデータはすべて5月7日時点。分析コメントは、証券アナリストの清水洋介さんと、金融コメンテーターの岡村友哉さん、智剣・Oskarグループの大川智宏さん)。
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一つ目の銘柄は、配当利回りの4.27%の三陽商会(8011)だ。
三陽商会はアパレルメーカー。人流回復や旺盛なインバウンド需要で、既存店の客数が順調に増加。百貨店の売り場数も純増となる見込み。主力ブランドが順調で、各事業の黒字化が定着。経費増加を吸収し、営業利益は続伸を見込む。DOE(「Dividend on equity ratio」の略で「株主資本配当率」のこと。企業が株主資本に対してどの程度の配当を支払っているかを示す指標)を、前期の3%から4%に引き上げ。今期1株配当は44%増の予想。
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⇒三陽商会(8011)、3期連続となる「増配」を発表! 年間配当は2年で2.2倍に増加、2025年2月期は前期比37円増の「1株あたり125円」に
二つ目の銘柄は、配当利回り4.44%のワキタ(8125)だ。
ワキタは土木建設機器が主力の建設機械商社。前期は、主力の建機部門の落ち込みを不動産や商事部門でカバー。今期は、商事部門の安定成長や建機部門のICTソリューション・建機販売での増収が見込める。総還元性向は100%を維持。
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【関連記事】 ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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