【おすすめ高配当株】利回り4.9%の「平山ホールディングス」や、利回り4.6%の「三晃金属工業」など、高配当でキャッシュリッチな中小型株に注目!
発売中のダイヤモンド・ザイ12月号の大特集は「使ってもお金が減らない!【高配当株】厳選78」。保有していると定期的にお金が入ってくる高配当株が人気だ。そこで、この特集では「連続増配株」や「減配リスクの低い株」「値上がり益も期待できる株」など、多様な高配当株を取り上げている。
今回はこの特集から「キャッシュリッチな中小型の高配当株」でおすすめの2銘柄を紹介!
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⇒【日本株】“高ROE”で株価上昇に期待の「高配当株」の2銘柄! インドなどで需要増の「フジテック」、オフィス設計の「イトーキ」は業績拡大で株価も上昇基調!
安定成長を維持して5期連続増配中の「平山ホールディングス」、
下半期での業績挽回が見込まれる「三晃金属工業」に注目!
「高配当株」の中でも、株価が大化けしやすいのが「時価総額1000億円以下」で「ネットキャッシュ比率が50%以上」の中小型株だ。
「ネットキャッシュ」とは企業が持つ現金や預金、現金同等物の合計から有利子負債を差し引いた手元の現金資産のことで、「ネットキャッシュ比率」はネットキャッシュを時価総額で割って算出する。
「ネットキャッシュ比率が高いということは財務が健全である証拠です。財務が健全なら、安定した配当が期待できます」(クォンツ・リサーチの西村公佑さん)
手元の現金資産が潤沢なら、いままで配当を出すことに後ろ向きな会社であったとしても、経営方針の変更があったときに増配などの株主還元をすぐ実施できる。大型株よりも中小型株のほうが株主還元の方針を柔軟に変更しやすく、しかもそれを材料に株価が急上昇する可能性も高いだろう。
さらに、時価総額に対して現金資産が多いということは、市場が企業の価値を過小評価して割安な状態になっていると見ることもできる。株価の上昇余地も大きいのだ。
「その割安度が注目され、ほかの企業から買収提案を受けてTOB(株式公開買付)が実施される可能性も。この場合も株価の上昇が期待できます」(西村さん)
そこで以下では「時価総額1000億円以下」「ネットキャッシュ比率50%以上」という条件を満たす注目の高配当株の2銘柄を紹介していこう(※配当利回りや最低投資額などの数字は、2024年10月4日時点。銘柄選定はクォンツ・リサーチの西村公佑さん)。
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⇒【日本株】高配当&割安な「景気敏感株」で配当と値上がり益を両方狙え! 利回り5.6%の「JFEホールディングス」や利回り4.2%の「大和証券グループ本社」に注目
最初に紹介するのは、ネットキャッシュ率が53.2%で配当利回りが4.9%の平山ホールディングス(7781)だ。
平山ホールディングスは顧客メーカーへの製造派遣、技術者派遣などを請け負う企業。足元で自動車、医療機器、半導体製造関連が堅調。安定成長が続く。また、今期で5期連続の増配も予定している。
次に紹介するのは、ネットキャッシュ比率が79.1%で配当利回りが4.6%の三晃金属工業(1972)だ。
三晃金属工業は金属屋根でトップクラス。屋根の機能は多様化しているが、同社は技術力が強み。第1四半期は低調なスタートだったが、受注残が多く、通期では挽回可能と見られる。
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ほかにも「【NISA】のお悩み相談室」「注目テーマの好成績な【投資信託】」「円安も円高もビッグチャンスに!【FX】入門」「収入源の心配無用! 男性こそ育休取得を!」「【東京メトロ】が10月23日に上場! これから買うならいつが正解?」など、さまざまな特集を掲載している。
別冊付録は、2000億円超を運用した伝説のファンドマネジャー・窪田真之さんが指南する「株トレ~ファンダメンタルズ編~」。ダイヤモンド社から発売中の株の教科書『株トレ ファンダメンタルズ編』は、一問一答形式のクイズに答えていくことで株に必要な知識を自然と身に着けられるスグレモノ。この別冊付録は、そんな『株トレ ファンダメンタルズ編』の一部を紹介。「高配当株の選び方」や「企業の業績の見方」などがわかりやすくまとめられているので、投資の参考になるはずだ。
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