IPO株の銘柄分析&予想

「パパネッツ」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の不動産管理サポート企業との比較や予想まで解説![2025年3月21日 情報更新]

2025年2月19日公開(2025年3月21日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 パパネッツ
市場・コード/業種 福証Q-Board・9388/サービス業
上場日 3月21日
申込期間(BB期間) 3月5日~3月11日
おすすめ証券会社 松井証券SBI証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 830円(+18.57%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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パパネッツが3月21日にIPO(新規上場)!

「パパネッツ」の公式サイトより

 パパネッツは、2025年2月17日、福岡証券取引所に上場承認され、2025年3月21日にIPO(新規上場)することが決定した。

 パパネッツは1995年12月11日に設立された。不動産管理会社、マンスリーマンション運営会社、ハウスメーカー及び不動産流通会社等取引先のサポート業務として管理会社サポート事業とインテリア・トータルサポート事業を大都市圏中心に展開している。

 管理会社サポート事業として、取引先のマンション、アパート、ビル並びにコンテナといった管理物件について同社と契約している多数の事業者に業務を委託し、巡回による点検等を行っている。インテリア・トータルサポート事業として、二人体制で大型商材の運送、開梱、組み立て、設置までを独自の配送ネットワークを用い展開している他に、インテリアコーディネートサービス等を行っている。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

パパネッツのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 3月4
ブックビルディング(抽選申込)期間 3月5日~3月11日
公開価格決定 3月12日
購入申込期間 3月13日~3月18日
払込日 3月19日
上場日 3月21日

パパネッツのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2025年3月13日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
松井証券
[最短翌日に取引可能]
3.5
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
[最短即日で取引可能]
公式サイトはこちら!
フィリップ証券(主幹事証券) 87.8  
アイザワ証券 1.7  
東洋証券 1.7  
あかつき証券 1.7  
Jトラストグローバル証券 1.7  

パパネッツのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 960
仮条件
[予想PER(※2)
700~740円
5.9倍~6.3倍]
公募価格 700円
初値 830円
初値騰落率 +18.57%
予想トレーディングレンジ(※3) 700~1800
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社4社の予想PER(2025年2月28日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 11.6倍
長栄<2993> 5.0倍
スマサポ<9342> 17.8倍
日本管財HD<9347> 15.4倍(連)
ビステム<9780> 8.0倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

パパネッツの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 182万5000株(予定)
公開株式数 公募10万株  売出10万株
(オーバーアロットメントによる売出3万株)
想定公開規模(※1) 2.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

パパネッツは不動産管理会社等のサポート事業を展開

 物件定期巡回サービス等の不動産管理サポート事業、全国ツーマン配送ネットワークサービス等のインテリア・トータルサポート事業を展開する。2024年2月期において、管理会社サポート事業のクライアント数は339社、インテリア・トータルサポート事業のクライアント数は241社。

 地方市場単独上場案件ということもあり、人気化は想定しづらいだろう。東証TOKYO PRO Marketからのステップアップ上場で、事業内容的にも地味な印象が先行しそうだ。株価バリュエーションに割高感はないものの、公開規模は地方市場単独上場案件としてはやや荷もたれ感があり、市場から吸収可能な大きさか気がかりなところ。

 既存株主にベンチャーキャピタルは見当たらないもようで、上場日後180日間のロックアップがかかっている。

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パパネッツの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2021/2 3,541
(-2.8%)
157
(-38.0%)
111
(-36.1%)
2022/2 3,629
(2.5%)
242
54.5%
157
40.9%
2023/2 4,007
(10.4%)
294
21.1%
202
28.8%
2024/2 4,491
(12.1%)
341
16.2%
235
16.2%
2025/2予 5,004
(11.4%)
330
-3.4%
215
-8.6%
2024/8 2Q 2,662
(―)
282
(―)
184
(―)
2024/11 3Q 3,890
(―)
363
(―)
234
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:117.81円/-円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

パパネッツの業績コメント

 2025年2月期の業績は、売上高が前期比11.4%増の50.0億円、経常利益が同3.4%減の3.3億円と増収減益の見通しとなっている。なお、営業利益段階では対前期比で5.4%増と増益で着地する見込み。営業外費用について、支払利息の見込額(132.0万円)、上場における諸費用(2357.1万円)を計画している。

 管理会社サポート事業においては、建物定期巡回サービスでは、同社が独自開発した不動産巡回管理システム「じゅん君」の顧客への訴求力が高まり、巡回棟数が増加している。マンスリーマンションサポートサービスでは、旅行者、企業の研修が増加傾向にあり、マンスリーマンション運営会社の稼働率が上がり清掃件数に加え新規にマンスリーマンション向けの居室設備を整える案件も増加した。

 インテリア・トータルサポート事業においては、ハウスメーカーによるインテリアフェアが多く開催され、ハウスメーカーや家具メーカーからの共同配送依頼件数が伸び、加えて営業強化により既存顧客の受注増加、新規顧客獲得も進み、売上が堅調に推移している。

 利益においては、顧客に高品質で付加価値の高いサービスを継続的に提供するために、業務改善の継続と従業員に対する人財育成を推進した結果として、受付業務、現場管理体制の対応力が強化され労働生産性が向上し利益率の上昇につながった。

 通期計画に対する第3四半期末時点での進捗率は、売上高が38.9億円で77.7%、経常利益が3.6億円で110.3%となっている。

パパネッツの詳細情報

■基本情報
所在地 埼玉県越谷市越ケ谷一丁目5番17号9階
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 伊藤 裕昭(昭和48年3月5日生)
設立 平成7年12月11日
資本金 5000万円(令和7年2月17日現在)
従業員数 100人(令和6年12月31日現在)
事業内容 物件定期巡回サービス等の不動産管理サポート事業、全国ツーマン配送ネットワークサービス等のインテリア・トータルサポート事業
■売上高構成比率(2024/2期 実績)
品目 金額 比率
管理会社サポート事業 3,308 百万円 73.7%
インテリア・トータルサポート事業 1,153 百万円 25.7%
その他 29 百万円 0.6%
合計 4,491 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 (株)花明 55万株 31.88%
2 中本 久富 31万9000株 18.49%
3 伊藤 裕昭 14万5000株 8.41%
4 二田 泰久 13万3000株 7.71%
5 宮崎 恵子 12万1000株 7.01
6 早坂 貴幸 10万3000株 5.97%
6 柳澤 謙介 10万3000株 5.97%
8 松本寝具(株) 2万8000株 1.62%
9 山内(株) 2万4000株 1.39%
9 (株)RightArmサービス 2万4000株 1.39%
合計   155万株 89.86%
※2024年8月31日時点(第30期半期報告書記載内容)
※保有シェアは2025年2月17日時点での発行済株式総数ベースで計算。
■その他情報
手取金の使途 同社事業の基幹システム構築費用の一部として充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
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パパネッツの銘柄紹介

 同社の事業内容は不動産管理会社、マンスリーマンション運営会社、ハウスメーカー及び不動産流通会社のサポートを行う御用聴き事業の単一セグメントであるが、3つの事業部門にわけて大都市圏中心に展開している。管理会社サポート事業として、取引先のマンション、アパート、ビル並びにコンテナといった管理物件について同社と契約している多数の事業者に業務を委託し、巡回による点検等を行っている。インテリア・トータルサポート事業として、二人体制で大型商材の運送、開梱、組み立て、設置までを独自の配送ネットワークを用い展開している他に、インテリアコーディネートサービス等を行っている。なお、同社では取引先からの要望を汲み取り、サービスに展開することを「御用聴き」と称している。

[管理会社サポート事業]

・建物定期巡回サービス

 不動産管理会社が管理を行っている建物に対して、定期巡回点検、共用部日常清掃を行い、不動産管理会社に対して報告書の作成を行っている。同社の不動産巡回点検報告書システムである『じゅん君』をインストールした携帯情報端末を活用することで、点検対象物の写真や清掃前清掃後の写真掲載した巡回報告書を、スピーディーに作成し、不動産管理会社等でWebを通じて適時閲覧することができる。さらに、システムの特徴を活かし、同社の拠点がない地域でも業務を受託することが可能であり、その結果全国の建物を対象としてサービスを展開している。

・レンタルコンテナ点検サービス

 レンタルコンテナ・トランクルームの定期巡回清掃を行い、報告書を作成しレンタルコンテナ・トランクルーム運営会社に対して報告書の作成を行っている。

・マンスリーマンションサポートサービス

 マンスリーマンション運営会社に加え、家具付き賃貸物件の運営会社に対して、家具家電等の販売及び設置、入居者退去後の清掃業務、家具家電等の備品の清掃及び一時保管を含め、マンスリーマンション及び家具付き賃貸物件などの運営会社の手間を削減できるサービスの提供を行っている。また、当事業内では布団の販売及びレンタルも行っている。

[インテリア・トータルサポート事業]

・全国ツーマン配送ネットワークサービス

 家具・インテリア商材・オフィス什器等の大型品を二人体制で配送し、開梱・組み立て・設置までを行う全国配送ネットワーク(パパネット)を構築し活用することで、ハウスメーカーから新築の戸建・マンションと併せて販売するインテリアの配送依頼を受けている。

・インテリアコーディネートサービス

 ハウスメーカーや不動産流通会社に対して、新築物件、中古物件・賃貸物件の御客様内覧用の空間づくり(ホームステージング)を行うための、インテリア用品の販売等を行っている。

・カーテン・ブラインドメンテナンスサービス

 ハウスメーカーが既に販売された住宅等のオーナーからの依頼により、当社がカーテンレールのメンテナンスや、ブラインドの取替作業などを行っている。

・インテリア素材調達サービス

 国産木材を中心に素材を原木から調達し、インテリアメーカーに対して製材し販売を行っている。

 その他、不動産の賃貸等を行っている。

パパネッツの投資のポイント

 地方市場単独上場案件ということもあり、人気化は想定しづらいだろう。東証TOKYO PRO Marketからのステップアップ上場で、事業内容的にも地味な印象が先行しそうだ。株価バリュエーションに割高感はないものの、公開規模は地方市場単独上場案件としてはやや荷もたれ感があり、市場から吸収可能な大きさか気がかりなところ。最新の業績が最終減益見込みである点も評価につながりづらそうだ。昨年の地方市場単独上場案件は5件で、日本オーエー研究所<5241>以外は公募割れスタートとなった。今年は2月3日にバルコス<7790>が名証ネクストへ上場し、公開価格を0.1%上回る初値をつけている。

⇒日本オーエー研究所<5241>のIPO情報はこちら! 
⇒バルコス<7790>のIPO情報はこちら!

 1995年12月、埼玉県入間市にて設立。東証TPMへは2017年10月に上場している。同社は不動産管理会社、マンスリーマンション運営会社、ハウスメーカー及び不動産流通会社等取引先のサポート業務として管理会社サポート事業とインテリア・トータルサポート事業を大都市圏中心に展開している。不動産管理会社のクライアント継続率は2024年2月期に100%を実現、一社あたりの平均売上も年々拡大し続けている。2024年2月期において、管理会社サポート事業のクライアント数は339社、賃貸住宅管理戸数約14.2万戸、パートナー数255名、インテリア・トータルサポート事業のクライアント数は241社、平均単価約2.5万円。また、相手先別売上高構成比率はエリアリンク<8914>向けが12.5%、(株)マックスファシリティーズ向けが11.8%。

 業績面について、2025年2月期の業績は、売上高が前期比11.4%増の50.0億円、経常利益が同3.4%減の3.3億円と増収減益の見通しとなっている。管理会社サポート事業の売上は堅調に推移している。インテリア・トータルサポート事業では国内のほか、マレーシア・中国・ベトナムの提携工場と協力し、ホテル客室等の家具製造を独自に企画・製造する事業が伸長の見込みとなっている。また、同社での受注済案件の内、原価の大半を占める外注加工費が、燃料高騰等の理由から値上することが予想されるほか、海外で行っている家具製造が為替レートの変動で仕入価格に影響するため、売上総利益率は前期比0.7pt減の30.9%を見込んでいる。

 想定仮条件水準の2025年2月期予想PERは7倍~8倍と特段割高感のない水準。期末配当は未定であるが、中間配当は1株あたり12.00円(株式分割を考慮済み)を実施済。2024年2月期の年間配当は1株あたり20.00円(同)となっており、想定発行価格での配当利回りは2.1%という計算になる。

 公開規模は2億円台と地方市場単独上場案件としてはやや荷もたれ感のある大きさになる見込み。既存株主にベンチャーキャピタルは見当たらないもようで、上場日後180日間のロックアップがかかっている。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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SBI証券の公式サイトはこちら
※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
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マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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◆大和コネクト証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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