会社名 | リップス |
市場・コード/業種 | グロース・373A/化学 |
上場日 | 6月30日 |
申込期間(BB期間) | 6月13日~6月18日 |
おすすめ証券会社 | SBI証券、楽天証券、岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)、 |
フィスコ分析による 市場の注目度 |
★★★(最高★5つ) |
初値(初値騰落率) | -円(-%) |
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 |
リップスが6月30日にIPO(新規上場)!

リップスは、2025年5月29日、東京証券取引所に上場承認され、2025年6月30日にIPO(新規上場)することが決定した。
リップスは2008年4月8日に設立された。「LIPPS(リップス)」ブランドとしてメンズコスメの企画・販売を行う商品事業及びヘアサロンのフランチャイズ運営を行うサロンフランチャイズ事業の2つの事業を展開している。
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?
▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント
リップスのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)
■スケジュール | ||||||
仮条件提示 | 6月12日 | |||||
ブックビルディング(抽選申込)期間 | 6月13日~6月18日 | |||||
公開価格決定 | 6月19日 | |||||
購入申込期間 | 6月20日~6月25日 | |||||
払込日 | 6月29日 | |||||
上場日 | 6月30日 |
リップスのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)
■取り扱い証券会社(2025年6月20日時点。割当は変更になる場合があります) | ||||||
証券会社名 (※青文字はクリックで詳細ページへ) |
引受シェア | 口座開設 | ||||
SBI証券 [最短翌日に取引可能] |
0.4% | |||||
楽天証券 [最短翌日に取引可能] |
0.4% | |||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券) [最短2日後に取引可能] |
―% | |||||
※委託販売の配分がなかったため取扱中止 |
―% |
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野村證券(主幹事証券) | 91.3% | |||||
岡三証券 | 7.8% |
リップスのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
■価格情報 | ||||||
想定発行価格(※1) | 3100円 | |||||
仮条件 [予想PER(※2)] |
3100~3130円 [12.6倍~12.7倍] |
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公募価格 | 3130円 | |||||
初値 | ―円 | |||||
初値騰落率 | ―% | |||||
予想トレーディングレンジ(※3) | 2000~6000円 | |||||
最新チャート | 【クリックで最新チャートへ】 | |||||
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。 |
■類似会社4社の予想PER(2025年6月10日終値の株価と会社側予想から計算) | ||||||
会社名 ※クリックで最新チャートへ | 予想PER | |||||
【4社平均】 | 14.1倍 | |||||
マンダム<4917> | 22.2倍(連) | |||||
I-ne<4933> | 10.7倍(連) | |||||
QBNHD<6571> | 12.7倍(連) | |||||
AB&C<9251> | 10.7倍(連) |
予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社4社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より若干割安と判断できる。
リップスの発行株数・単元数・公開規模は?
■株数などに関する情報 | ||||||
発行済株式数(上場時) | 255万株(予定) | |||||
公開株式数 | 公募5万株 売出106万500株 (オーバーアロットメントによる売出16万6500株) |
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想定公開規模(※1) | 39.6億円(OA含む) | |||||
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。 |
リップスは祖業はメンズヘアサロン
メンズコスメの企画・販売を行う商品事業及びヘアサロンのフランチャイズ運営を行うサロンフランチャイズ事業を展開する。商品事業では、主要商品であるヘアワックスは同社商品売上高の半数以上を占めている。2024年8月期の相手先別売上高構成比率は、(株)大山向け37.5%、アマゾンジャパン合同会社向け25.4%。
メンズビューティーのトップランナーとしての知名度はありそうだが、ファンドの売出案件ということもあり、初値期待は高まりづらいだろう。現在のところ親引けも海外販売も予定されていないため、公開規模の荷もたれ感はやや気になるところ。
また、6月30日はレント<372A>がスタンダードへ同時上場するため、初値買い資金分散の影響は考慮する必要がありそうだ。
◆「リップス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
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リップスの業績データ
■業績推移(単位:百万円・% ) | ||||||
決算期 | 売上高 (伸び率) |
経常利益 (伸び率) |
純利益 (伸び率) |
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2022/3 | 1,878 (53.8%) |
522 (9.0%) |
349 (10.5%) |
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2022/8 | 1,012 (―) |
193 (―) |
135 (―) |
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2023/8 | 3,106 (―) |
770 (―) |
539 (―) |
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2024/8 | 3,760 (21.1%) |
719 (-6.6%) |
423 (-21.4%) |
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2025/8予 | 4,408 (17.2%) |
906 (25.9%) |
629 (48.4%) |
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2025/2 2Q | 2,109 (―) |
480 (―) |
314 (―) |
|||
予想EPS(※) /配当 |
単独:246.67円/-円 | |||||
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。 ※決算期変更により、2022年8月期は2022/4/1~2022/8/31の5ヶ月間 |
リップスの業績コメント

2025年8月期の業績は、売上高が前期比17.2%増の44.0億円、経常利益が同25.9%増の9.0億円と増収増益の見通しとなっている。
同社はヘアサロンブランド「LIPPS hair」の強みを活かし、スタイリング剤やシャンプー等のヘアケア商品を中心に商品認知度を上げる施策を行ってきた。またそれと同時に販路の開拓を進めてきた。現在ではヘアサロンの店販、ドラッグストアを中心とした小売店、ECなどにまで販路が拡大してきている。
通期計画に対する第2四半期末時点での進捗率は、売上高が21.0億円で47.9%、経常利益が4.8億円で53.0%となっている。ヘアワックスシリーズを中心に小売店への配荷が拡大していること、及び引き続きAmazonを中心とするEC通販サイトで「スタイリストシャンプー&トリートメント」などの出荷が伸びたことに起因し、過去最高の半期売上高を更新した。
商品事業は、9月に「スタイリストヘアマスク」、10月には「ハンドスタイリングクリーム」などの新商品を投入するなど、商品ラインナップの拡充を図っている。またスキンケア、メイクアップブランドである「LIPPS BOY(リップスボーイ)」の初の旗艦店「LIPPS The Flagship~The Standard of Men's Beauty~」を渋谷にオープン、商品の体験を通じたフェイススタイリングの提案を発信する活動を行っている。さらにEC通販サイトでは、2024年9月より新たなユーザーの獲得を企図して、楽天市場に公式ショップを開設している。
サロンフランチャイズ事業は、業界全体でシェアサロンやフリーランスの台頭によるスタイリストの人材流動化が課題となっていることから、同社においてもスタイリストの早期デビューを目的にアカデミー(教育・研修)機能の強化を行い、またカット技法を3Dで再現するVR映像学習アプリを開発しフランチャイズ従業員向けにリリースしている。
リップスの詳細情報
■基本情報 | ||||||
所在地 | 東京都渋谷区神宮前三丁目1番30号 | |||||
代表者名(生年月日) | 代表取締役社長 的場 隆光(昭和41年4月3日生) | |||||
設立 | 平成20年4月8日 | |||||
資本金 | 1億円(令和7年5月29日現在) | |||||
従業員数 | 48人(令和7年4月30日現在) | |||||
事業内容 | メンズコスメの企画・販売を行う商品事業及びヘアサロンのフランチャイズ運営を行うサロンフランチャイズ事業 |
■売上高構成比率(2024/8期 実績) | ||||||
品目 | 金額 | 比率 | ||||
商品事業 | 3,309 百万円 | 88.0% | ||||
サロンフランチャイズ事業 | 451 百万円 | 12.0% | ||||
合計 | 3,760 百万円 | 100.0% |
■大株主上位3位 | ||||||
順位 | 株主名 | 保有株数 | 保有シェア | |||
1 | (株)Akeru | 105万株 | 42.00% | |||
2 | 野村キャピタル・パートナーズ第一号投資事業有限責任組合 | 100万株 | 40.00% | |||
3 | 的場 隆光 | 45万株 | 18.00% | |||
合計 | 250万株 | 100.00% |
■その他情報 | ||||||
手取金の使途 | 全額運転資金として、(1)採用費及び人件費、(2)マーケティング費用に充当する予定 | |||||
関係会社 | - | |||||
VC売却可能分(推定) | -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外) | |||||
直近有償第三者割当 | 年月日 | 2022年6月30日 | ||||
割当先 | 野村キャピタル・パートナーズ第一号投資事業有限責任組合 | |||||
発行価格 | 1600円 ※株式分割を考慮済み |
◆「リップス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
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リップスの銘柄紹介
前身となるヘアサロン「LIPPS (現:LIPPS hair)」は現代表取締役社長の的場隆光氏が1999年に設立。その後、サロンの運営支援、業務用美容商材の企画・販売などを行うべく2008年に同社が設立し、メンズビューティーのトップランナーとして、ヘアスタイルに関する新たなトレンドを提案してきた。なお、サロン事業は2022年にMBOにより分離し、現在はFC事業として支援している。同社は、「LIPPS」ブランドとしてメンズコスメの企画・販売を行う商品事業及びヘアサロンのフランチャイズ運営を行うサロンフランチャイズ事業の2つの事業を展開している。
[商品事業]
化粧品を企画し、販売を行うファブレスメーカーとして事業を展開している。同社の商品開発は、開発担当者のマーケティングに基づく発案のほか、フランチャイズビジネスとして展開するメンズヘアサロンで、日常的なサロンワークから発生した課題やニーズを発想の起点として、年間約40万回(2024年 LIPPS hairのPOS実績、同社調べ)の施術を行うスタイリストの「ヘアセット」「洗い流し」「手荒れ」などに関する意見や評価を取り入れて商品開発を行っていることが特徴となる。
2021年11月にリニューアルした同社の主力商品であるヘアワックスは、「Z世代の多様な価値観」をコンセプトに淡いトーンで曖昧さを表現したデザインをパッケージに採用し、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞した。細部にまで拘り開発したヘアワックスなどのスタイリング剤とシャンプー等のヘアケア商品が、同社主力の商品カテゴリーとなっている。また、同社は、長らく美容感度の高い若年層の男性から支持を得ている「LIPPS hair」などを通じ、男性向けスキンケア・メイクアップの流行の兆しを掴み商品開発に繋げたことにより、2019年に国内メーカーに先駆けて男性向けスキンケア・メイクアップ商品シリーズ「LIPPS BOY」を発売した。
販売先については、卸売業者を通じたドラッグストアなどの小売店への販売のほか、同社のサロンフランチャイズ店をはじめとした美容室への販売、EC通販サイトを活用した一般消費者への販売などがある。同社の商品はドラッグストアなどを中心に計画を上回って配荷が進んでいるほか、Amazonや楽天といったショッピングEC通販サイトでの販売額も拡大傾向が続いている。
[サロンフランチャイズ事業]
現在、同社では直営店舗は持たず経営指導、店舗運営支援、美容師への技術指導などを行うフランチャイザーとしてフランチャイズ本部事業を営んでいる。同社はのれん分けによってサロンフランチャイズ事業を拡大してきた。
ヘアサロン「LIPPS」は、他店に先駆けて美容感度の高い男性をメインターゲットに展開したことでメンズヘアサロン文化を創造することができ、独自のシザー(業務用はさみ)の開発やカット技法の体系化などを通じてメンズヘアサロン「LIPPS hair」に進化させてきた。そして、情報媒体が雑誌からSNSへと変化していくなかで、最新のヘアトレンドを発信し続けてきたことで、常に若年層を中心に支持されるメンズヘアサロンとしての地位を確立。
フランチャイズ店「LIPPS hair」は関東を中心に28店舗、スタイリスト161名(2025年4月末時点)を擁している。また独自の屋号で独立開業しようとする「LIPPS hair」所属のスタイリストに対して、ビジネスパートナー契約など支援サービス(2025年4月時点で契約対象数34件)を行っている。
リップスの投資のポイント
メンズビューティーのトップランナーとしての知名度はありそうだが、ファンドの売出案件ということもあり、初値期待は高まりづらいだろう。現在のところ親引けも海外販売も予定されていないため、公開規模の荷もたれ感はやや気になるところ。配当も予定されておらず、株価設定に割安感も感じづらいことから、積極的に買いが向かうイメージをもちづらい。また、6月30日はレント<372A>がスタンダードへ同時上場するため、初値買い資金分散の影響は考慮する必要がありそうだ。
同社は、主軸となる「LIPPS(リップス)」ブランドとしてメンズコスメの企画・販売を行う商品事業と、ヘアサロン「LIPPS hair」の本部事業を行うサロンフランチャイズ事業の2つを展開している。商品事業では、化粧品を企画し、販売を行うファブレスメーカーとして事業展開しており、ヘアサロンなどの独自のリソースを活用した商品開発を行い、製造委託業者と共同で繰り返し試作したうえで商品化を行っている。主要商品であるヘアワックスは同社商品売上高の半数以上を占めている。
同社の商品はドラッグストアなどを中心に計画を上回って配荷が進んでいるほか、Amazonや楽天といったショッピングEC通販サイトでの販売額も拡大傾向が続いている。サロンフランチャイズ事業は、ブランドやクオリティを重視し、出店等による成長は企図していない。2024年8月期の相手先別売上高構成比率は、(株)大山向け37.5%、アマゾンジャパン合同会社向け25.4%。従業員は48名。
業績面について、2025年8月期の業績は、売上高が前期比17.2%増の44.0億円、経常利益が同25.9%増の9.0億円と増収増益の見通しとなっている。商品事業の売上高は39.7億円(前期比20.0%増)、販促・広告費商品売上高比率10.3%(前期は12.7%)、商品事業営業利益27.7%(同26.3%)を見込んでいる。EC売上予算については、これまで一定割合の広告宣伝費を投じれば安定して新規顧客を獲得できてきたことから、販売実績の伸び率と今期の広告投入予定額を考慮して策定しているという。一方、サロンフライチャイズ事業は人材の流動化などの影響を受け、売上高4.3億円(前期比3.5%減)となる見込み。
想定仮条件水準の2025年8月期予想PERは12~13倍台で、美容院関連の類似企業の水準が意識されていそうだ。化粧品関連とみれば上昇余地を感じなくもないか。今期の配当については現時点で予定されていない。
公開規模は40億円前後となる見込み。発行済株式の6割を的場社長とその資産管理会社で保有している。今回は野村系ファンドの売出がメインとなる。上場後も残る既存株主には上場日後180日間のロックアップがかけられている。
◆「リップス」IPOに申し込めるおすすめ証券会社 | ||||||
SBI証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
楽天証券[最短翌日に取引可能] | ||||||
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)[最短2日後に取引可能] | ||||||
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ
■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年6月2日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
23社 52社 |
19社 52社 |
24社 47社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
397万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
11社 76社 |
21社 91社 |
13社 89社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1367万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |
【2025年5月1日時点】
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◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 54社 |
0社 61社 |
0社 65社 |
100%:1単元1票の平等抽選 | 1200万 ※ |
【ポイント】 ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。 ※口座数は2025年1月末時点 |
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◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 55社 |
0社 70社 |
0社 55社 |
70%以上:1人1票の平等抽選 | 162万 |
【ポイント】 年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。 |
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【関連記事】 ◆IPOの当選確率を上げるための「証券会社の選び方」と「申し込む優先順位」を解説! IPOの当選確率を上げるには「資金繰り」と「抽選配分」をチェックしよう! ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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◆マネックス証券 ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
1社 50社 |
0社 53社 |
0社 61社 |
100%:1人1票の平等抽選 | 268万 |
【ポイント】 毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。 |
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【関連記事】 ◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ! |
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【IPOだけでなく「米国株」の銘柄数もトップクラス!】 |
◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 49社 |
0社 49社 |
0社 38社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 90%以下:取引実績による優遇抽選 |
46万 |
【ポイント】 以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 35社 |
0社 42社 |
0社 37社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 34万 |
【ポイント】 IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。 |
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2024 | 2023 | 2022 | ||
0社 20社 |
0社 26社 |
0社 23社 |
10%以上:1人1票の平等抽選 | 178万 |
【ポイント】 五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。 ※2025年2月1日から名称変更。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。 |