東海エレクトロニクス株式会社が株主優待の内容を変更すると2017年1月30日に発表した。
■東海エレクトロニクス | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
卸売業 | 8071 | 名証2部 | 3月 |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
2695円 | 100株 | 26万9500円 | 3.71% |
※株価などのデータは2017年1月31日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
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東海エレクトロニクスの株主優待は、従来「1000株以上保有する株主に、保有株数に応じた金額相当分の『QUOカード』を贈呈」という内容だった。
今後は、「100株(1単元)以上保有する株主に、保有株数に応じて『QUOカード』を贈呈」へと変更される。
また、これまでは1000株以上・5000株以上・1万株以上の株主に対する株主優待が設けられていたが、今後は「100株以上」「200株以上」「1000株以上」「2000株以上」の4段階で株主優待が設けられる。
今回の変更は、東海エレクトロニクスが2016年10月1日に単元株数を1000株から100株に変更し、併せて5株につき1株の割合で株式併合を実施したことによるもの。
この株主優待の変更は、2017年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。
東海エレクトロニクスの株主優待制度の変更前と変更後
(変更前) | |||||||
基準日 | 所有株式数 | 株主優待内容 | |||||
3月末 | 1000株以上 5000株未満 |
QUOカード(1000円分) | |||||
5000株以上 1万株未満 |
QUOカード(3000円分) | ||||||
1万株以上 5000株未満 |
QUOカード(5000円分) |
(変更前) | |||||||
基準日 | 所有株式数 | 株主優待内容 | |||||
3月末 | 100株以上 200株未満 |
QUOカード(500円分) | |||||
200株以上 1000株未満 |
QUOカード(1000円分) | ||||||
1000株以上 2000株未満 |
QUOカード(3000円分) | ||||||
2000株以上 | QUOカード(5000円分) |
東海エレクトロニクスの株主優待の利回りはどうなる?
東海エレクトロニクスの2017年1月31日時点の株価(終値)は2695円なので、変更後の株主優待利回りは以下のようになる。
【変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×2695円=26万9500円
QUOカード:500円分
株主優待利回り=500円÷26万9500円×100=0.18%
(200株保有の場合)
投資金額:200株×2695円=53万9000円
QUOカード:1000円分
株主優待利回り=1000円÷53万9000円×100=0.18%
(1000株保有の場合)
投資金額:1000株×2695円=269万5000円
QUOカード:3000円分
株主優待利回り=3000円分÷269万5000円×100=0.11%
(2000株保有の場合)
投資金額:2000株×2695円=539万円
QUOカード:5000円分
株主優待利回り=5000円÷539万円×100=0.09%
東海エレクトロニクスの株主優待は、人気の「QUOカード」をもらえるというものだが、株主優待利回りは低い。なお、東海エレクトロニクスは名証2部の銘柄であり、基本的に流動性は低いため、その点は注意した上で投資するようにしたい。
東海エレクトロニクスは、自動車や情報通信などの分野で国内外のネットワークを活かしたエレクトロニクス技術のサポートを行う専門商社。2017年1月30日に発表した2017年3月期第3四半期決算では、売上高で前期比3.0%増、営業利益で同12.7%減、経常利益で2%減に。
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