株式投資で儲ける方法&注目銘柄を大公開!

10年以上も好業績の「連続増収増益株」ベスト15!リーマンショック前から増収増益を続けている、地味でも変化に対応して成長する中小型3銘柄を紹介

2017年3月23日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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株価と業績が上昇し続けている、「連続増収増益株」からおすすめの3銘柄を紹介!

ダイヤモンド・ザイは、「短期と長期で狙う割安株ランキング」を大特集! 今回はこの特集から、不況下でもしっかり稼ぐ!株価も業績も上昇中の「連続増収増益株」ベスト15を大公開! さらに、そのなかで今後も株価と業績の上昇が継続すると見込まれる有望な銘柄を抜粋して紹介しよう!

大型株より中小型株に注目!
外部環境の変化に強い会社が狙い目


※総増収率と総増益率は連続増収増益開始年からの伸び率。継続年数が11年以上の場合は10年前からの伸び率。株価は3月3日時点。
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 連続で増収増益を続けているのは、有名ではない地味な企業が多い。

 「日経平均株価は長期で下落トレンドが続き、2012年末から株価が上昇したとはいえ、最高値の半値程度。しかし、実は時価総額が3000億円以下の事業規模が小さい企業の中には、高成長を続け最高値を更新している企業も多いのです」(レオス・キャピタルワークス 藤野英人さん)

 ここでは増収増益を続けている銘柄を紹介しているが、6年以上増収増益を続ける110銘柄のうち、時価総額が3000億円以上の大型株は23銘柄と、たった2割しかない。

 「変化に柔軟に対応できる企業や、変化をものともせず稼げる力を持っている企業は株価もしっかりしている。こういった企業は、大型株よりも中小型株などの小規模な企業のほうが多い。長期に渡って安定的な成績を求めるのなら、企業規模が小さい株でも地道に、着実に成長をしている株を選ぶのがおすすめです」(藤野さん)

 そうした観点に基づいてダイヤモンド・ザイでは、増収増益を継続している年数が長い企業を110位までランキング! 今回はそのなかから、15位までを抜粋して紹介しよう。トップの「ニトリホールディングス(9843)」は30年も連続で増収増益を達成しているほか、10年以上も増収増益を続けている企業ばかりだ。

◆不況下でも稼ぎ続ける「連続増収増益株」ベスト15
  株価 単元 継続年数 総増収率 総増益率 今期増益率 最新の株価
1位  ニトリホールディングス(東1・9843)
1万2990円 1000株 30年 164% 254% 8%
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2位  ドンキホーテホールディングス(東1・7532)
3895円 100株 28年 173% 231% 4%
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3位 ステップ(東1・9795)
1432円 100株 17年 67% 231% 4%
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4位  GMOペイメントゲートウェイ(東1・3769)
2830円 100株 16年 865% 681% 31%
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5位  エムスリー(東1・2413)
2879円 100株 15年 1209% 759% 15%
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6位 ディーブイエックス(東1・3079)
1323円 100株 15年 235% 322% 3%
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7位  スタートトゥデイ(東1・3092)
2409円 100株 14年 1038% 2587% 25%
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8位  エービーシー・マート(東1・2670)
6620円 100株 14年 209% 158% 1%
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9位  ハイディ日高(東1・7611)
2320円 100株 14年 145% 213% 8%
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10位  エス・エム・エス(東1・2175)
2546円 100株 12年 1456% 1257% 32%
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11位  アークランドサービスホールディングス(東1・3085)
3115円 100株 12年 262% 375% 12%
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12位  イー・ギャランティ(東1・8771)
2567円 100株 12年 220% 905% 15%
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13位  カカクコム(東1・2371)
1648円 100株 11年 821% 1515% 8%
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14位  ツルハホールディングス(東1・3391)
1万500円 100株 11年 236% 327% 18%
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15位  ヒト・コミュニケーションズ(東1・3654)
1792円 100株 11年 213% 450% 6%
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※株価は3/3時点。

高齢化対策、人手不足の解消…
長期上昇株は社会に必要な事業を行なう!

 さらにダイヤモンド・ザイでは、連続増収増益株ランキングのなかからおすすめの6銘柄をピックアップ。今回はなかでも特に注目の3銘柄を抜粋して紹介しよう。

 今回紹介するのは、この7年間に渡って株価も右肩上がりを続けている銘柄ばかり。もちろん6年前の東日本大震災時に相場全体が下げた時などは下落を免れられなかったが、どんな逆境でも成長し続ける力を持った企業なので、その後の回復も早くチャートは基本的に右肩上がりだ。

 また3銘柄とも、今後日本が対峙することになる、高齢化対策や人手不足の解消、セキュリティの向上などさまざまな問題を改善させる力を持った企業ばかりでもある。

 そんな注目銘柄の1つが、「エス・エム・エス(2175)」だ。「ケア人材バンク」「ナース人材バンク」など医療・介護分野の人材紹介サービスをネットで展開しており、従来の医療分野に加え介護分野が急成長。2017年3月期は13期連続で増収増益を見込む。

 2つ目が、「ヒト・コミュニケーションズ(3654)」。小売店舗向けの製品・サービスの営業支援が主力。近年、インバウンド(訪日外国人)の増加に伴い、免税カウンター業務の請負もスタートした。幅広い業務の請負で培った高い営業ノウハウが強みだ。

 3つ目が、このランキングの33位に入っている「あいホールディングス(3076)」だ。防犯カメラの開発・販売から、建設設計、銀行や病院のカード発券機まで、事業領域は多岐にわたる。国内外の景気が変化する環境下でも、創業者の佐々木秀吉氏が主導するM&Aによって安定成長を継続している注目企業だ。

※銘柄選定は小林大純さん(フィスコ)、岡村友哉さん、西村公佑さん(クォンツ・リサーチ)

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