株主優待【新設・変更・廃止】最新ニュース[2024年]

ハウスドゥ(3457)、株主優待を変更! 1株⇒2株の株主分割に伴う配布基準の変更に加え、最低投資額が従来の2分の1で株主優待がもらえる配布基準を新設!

2018年5月24日公開(2022年3月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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 株式会社ハウスドゥが株主優待の配布基準を変更すると、2018年5月14日に発表した。

ハウスドゥ(3457)の株主優待ハウスドゥは不動産売買や仲介のノウハウを教えるフランチャイズ事業を中心に、不動産流通事業その他を展開。
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ハウスドゥの株主優待は、毎年6月末時点の株主を対象に実施されており、従来の内容は「100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて、食品や電化製品、オリジナルグッズなどと交換できる『株主優待ポイント』を贈呈」というものだった。

 今後も株主優待の内容は変わらないが、2018年6月末を基準日として1株⇒2株の株式分割を実施することに伴って、配布基準が変更される。また、同時に分割後の最低単元(100株)の配布基準が新設されるので、従来の投資額の半分で株主優待の権利を獲得できるようになる。

 この株主優待の変更は、2019年6月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。2018年6月末の株主優待に関しては、変更前の基準で実施される。

ハウスドゥの株主優待制度の変更前と変更後

(変更前)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 6月末  100株以上
 300株未満
 初年度  株主優待ポイント1500ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1650ポイント
 300株以上
 500株未満
 初年度  株主優待ポイント3000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント3300ポイント
 500以上
 700株未満
 初年度  株主優待ポイント5000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント5500ポイント
 700株以上
 1000株未満
 初年度  株主優待ポイント7000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント7700ポイント
 1000株以上
 2000株未満
 初年度  株主優待ポイント9000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント9900ポイント
 2000株以上
 3000株未満
 初年度  株主優待ポイント1万1000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1万2100ポイント
 3000株以上  初年度  株主優待ポイント1万3000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1万4300ポイント
(変更後)
 基準日  保有株式数  保有期間  株主優待内容
 6月末  100株以上
 200株未満
 初年度  株主優待ポイント1000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1100ポイント
 200株以上
 600株未満
 初年度  株主優待ポイント1500ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1650ポイント
 600株以上
 1000株未満
 初年度  株主優待ポイント3000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント3300ポイント
 1000株以上
 1400株未満
 初年度  株主優待ポイント5000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント5500ポイント
 1400株以上
 2000株未満
 初年度  株主優待ポイント7000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント7700ポイント
 2000株以上
 4000株未満
 初年度  株主優待ポイント9000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント9900ポイント
 4000株以上
 6000株以上
 初年度  株主優待ポイント1万1000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1万2100ポイント
 6000株以上  初年度  株主優待ポイント1万3000ポイント
 2年以上  株主優待ポイント1万4300ポイント
 備考  ※「保有期間2年以上」とは、6月30日現在の株主名簿に連続2回以上、
  同一株主番号で記載されることが条件。よって「初年度」は「1年未満の保有」、
  「2年以上保有」は実質的に「1年以上保有」と判断できる。

 ※ポイントの利用には、株主限定サイト「ハウスドゥプレミアム優待俱楽部」で
  登録・申し込みが必要。
 ※ポイントは次年度へ繰り越しができて、最大2年間有効。
  ただし、6月30日現在の株主名簿に同一の株主番号で記載されていることが条件で、
  翌年6月の権利確定日までに売却や本人以外への名義変更・相続などにより
  株主番号が変更された場合、ポイントは失効となり、繰り越すことはできない。

ハウスドゥの株主優待の利回りは?

ハウスドゥの2018年5月24日時点の終値は5740円なので、株主優待利回りは以下のようになる(※株主優待ポイントは、「1ポイント=1円」として算出。以下、保有期間はすべて1年未満とする)。

【変更前】※1株⇒2株の株式分割前
(100株を1年未満保有の場合)
投資金額:100株×5740円=57万4000円
株主優待ポイント:1500円相当
株主優待利回り=1500円÷57万4000円×100=0.26

(300株を1年未満保有の場合)
投資金額:300株×5740円=172万2000円
株主優待ポイント:3000円相当
株主優待利回り=3000円÷172万2000円×100=0.17

(500株を1年未満保有の場合)
投資金額:500株×5740円=287万円
株主優待ポイント:5000円相当
株主優待利回り=5000円÷287万円×100=0.17

【変更後】※1株⇒2株の株式分割後
(100株を1年未満保有の場合)
投資金額:100株×(5740円÷2株=2870円)=28万7000円
株主優待ポイント:1000円相当
株主優待利回り=1000円÷28万7000円×100=0.34

(200株を1年未満保有の場合)
投資金額:200株×(5740円÷2株=2870円)=57万4000円
株主優待ポイント:1500円相当
株主優待利回り=1500円÷57万4000円×100=0.26

(600株を1年未満保有の場合)
投資金額:600株×(5740円÷2株=2870円)=172万2000円
株主優待ポイント:3000円相当
株主優待利回り=3000円÷172万2000円×100=0.17

 ハウスドゥの株主優待は、株主限定サイトにて食品や電化製品、オリジナルグッズなどと交換できる「株主優待ポイント」。2018年6月に実施される1株⇒2株の株式分割後は、たとえば分割前の100株は分割後に200株になるものの、分割に合わせて配布基準と株主優待品も変更されるので株主優待利回りは変わらない。ただし、分割後の最低単元(100株)で株主優待の権利が獲得できる配布基準が新設され、従来の半分の投資額で株主優待がもらえるようになるので、個人投資家には歓迎されそうだ。

 なお、ハウスドゥは東京都千代田区に本社を、京都府中京区に本店を置く不動産会社。「HOUSEDO」ブランドの不動産売買仲介フランチャイズ加盟店への、サービス提供業務、コンサルティング業務を中心としたフランチャイズ事業を主軸とし、中古住宅や不動産の買取、再生販売を行う不動産売買業、リフォーム事業などを展開する。2018年6月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高が25.6%増、営業利益が67.6%増、経常利益が72.3%増、当期純利益が69.6%増と絶好調。

■ハウスドゥ
業種 コード 市場 権利確定月
不動産業 3457 東証1部 6月末
株価(終値) 単元株数 最低投資金額 配当利回り
5740円 100株 57万4000円 0.68%
※株価などのデータは2018年5月24日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。

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