2018年後半の株式市場で注目すべき、海外で稼ぐ"インフラ関連株”を10銘柄公開!
ダイヤモンド・ザイでは「人気の株500激辛診断&2018年後半の勝ち戦略」を大特集! 投資のプロ101人による日経平均株価の「高値」と「安値」の予測に加え、2018年後半の投資戦略を公開。お馴染みの人気株500の激辛診断では、2019年3月期の最新予想を分析している。
今回はその中から、「2018年後半に勝てる投資戦略」を一部抜粋。誌面では「今期の増益率や最新利回りなど“5大ランキング”の上位銘柄」「上ブレが濃厚な上方修正期待の株」「注目テーマの強気銘柄」という3つの視点で投資戦略を紹介している。ここからは、注目テーマの強気銘柄のうち、"海外で稼ぐ、インフラ投資銘柄”に関する記事を抜粋。有望株10銘柄も公開するので参考にしてみてほしい。
世界的にインフラ整備や老朽化対策が求められており、
「建設機械」や「鉄鋼・化学」の有望銘柄に注目が集まる!
2018年後半に注目されそうなテーマはいくつもあるが、今回は「海外で稼ぐインフラ関連企業」に的を絞ってみたい。
新興国では慢性的にインフラが不足。一方、米国などの先進国では、インフラの老朽化対策の必要性が高まっているため、インフラ関連銘柄(おもに「建設機械」や「鉄鋼・化学」関連株など)が活躍する場は多いのだ。
「中国では現代版シルクロードと呼ばれる『一帯一路』など内陸インフラの整備が進み、建設需要の回復が見込まれます」(三井住友アセットマネジメント・シニアストラテジストの市川雅浩さん)
米国でも外交通商政策が一段落すれば、2018年後半にはトランプ大統領が掲げるインフラ投資が進むとみられる。
また、日本は2019年の消費税増税後に、財政出動をするのではとの観測もあり、東京オリンピック後にも建設需要が続くと見る向きもある。建機の販売拡大に伴い関連部品の売り上げも好調だ。
下の表は、建設機械関連の有望株ベスト5をピックアップしたもの。特集内では、投資家からの注目度が高い500銘柄を、プロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価しているが、ここでは「強気」以上の好調な銘柄を集めた。
(※銘柄診断は、アナリストらで構成されるダイヤモンド・ザイ「人気500銘柄分析チーム」が実施)
◆”建設機械"関連の有望株 「買い」「強気」の5銘柄 | ||
銘柄名(コード) | 投資判断 | 最新株価 |
ヤマシンフィルタ(6240) | 買 | |
ブリヂストン(5108) | 買 | |
コマツ(6301) | 強 | |
クボタ(6326) | 強 | |
日立建機(6305) | 買 |
世界中でインフラ投資が活発になれば、構造物に使われる「鉄鋼」や「非鉄」などの需要も当然ながら増えてくる。特に、鉄鋼は中国が環境規制によって粗鋼生産量を抑制していることが、価格上昇の追い風になっている。
また、IoT(モノのインターネット)の進展によって、世界的にデータ通信量が増えており、光ファイバーケーブルなどの設置需要も大いに見込まれる。
そこで、先ほどの建設機械と同様に、鉄鋼・化学などの関連銘柄の中から、プロが「強気」以上と評価する有望株を5銘柄ピックアップしたのが以下の表だ。ぜひ、投資先選びの参考にしてみてほしい。
◆"鉄鋼・化学”関連の有望株 「買い」「強気」の5銘柄 | ||
銘柄名(コード) | 投資判断 | 最新株価 |
信越化学工業(4063) | 強 | |
新日鐵住金(5401) | 強 | |
旭硝子(5201) | 強 | |
日本板硝子(5202) | 買 | |
栗田工業(6370) | 強 |
(※関連記事はこちら!)
⇒日経平均株価は2019年6月までに「2万7500円」に!アナリスト101人の予測では、米国の中間選挙などで株価が下落しやすい2018年秋が"買い時"との結果に!
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