【※10月の株主優待おすすめ情報を更新!】
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食品卸業者の株式会社トーホーが、株主優待を変更することを2018年9月18日に発表した。
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トーホーは、従来は7月末と1月末時点の株主を対象として株主優待を実施しており、内容は「1月末時点で200株以上保有する株主に、自社選定商品を贈呈。7月末時点で200株以上を保有する株主に、自社商品(株主限定コーヒー)を贈呈。また、100株以上保有する株主に、保有株数に応じて年2回、『買い物割引券』を贈呈」というものだった。
今後の変更点は以下のとおり。
●株主優待の割当基準日が、従来の「年2回」から、「1月末のみの年1回」に変更
●長期保有優遇制度を導入(200株以上を1年以上保有する株主を優遇)
●株主優待品を選択制に変更
選択制の株主優待品の内容は、「トーホーセレクト商品(星・月・華の3コース)」で、内容は現時点(2018年9月26日)では不明。
この株主優待の変更は、2019年1月末時点の株主名簿に記載または記録された株主から適用される。なお、2019年1月末の株主優待のみ、保有期間が1年未満の株主についても、1年以上保有の株主と同じ株主優待を受け取ることができる。
トーホーの株主優待制度の変更前と変更後の違いは?
(変更前) | ||
基準日 | 保有株式数 | 株主優待内容 |
7月末 | 100株以上 200株未満 |
買い物割引券100円相当×25枚 |
200株以上 400株未満 |
◆買い物割引券100円相当×50枚 ◆トーホーコーヒー製品2000円相当 |
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400株以上 | ◆買い物割引券100円相当×100枚 ◆トーホーコーヒー製品2000円相当 |
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1月末 | 100株以上 200株未満 |
買い物割引券100円相当×25枚 |
200株以上 400株未満 |
◆買い物割引券100円相当×50枚 ◆トーホーセレクト製品 |
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400株以上 | ◆買い物割引券100円相当×100枚 ◆トーホーセレクト製品 |
(変更後) | ||||
基準日 | 保有株式数 | 保有期間 | 株主優待内容 | |
1月末 | 100株以上 200株未満 |
― | 以下より1つコースを選択 (Aコース)社会貢献への寄付1000円分 (Bコース)買い物割引券100円相当×50枚 |
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200株以上 400株未満 |
1年未満 | 以下より1つコースを選択 (Aコース)社会貢献への寄付1000円分 (Bコース)買い物割引券100円相当×50枚 ※変更初年度2019年1月末時点の株主優待は、 保有期間1年以上の優待内容が適用される。 |
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1年以上 |
以下より1つコースを選択 (Aコース)社会貢献への寄付2000円分 (Bコース)買い物割引券100円相当×200枚 (Cコース)買い物割引券100円相当×100枚 +トーホーセレクト商品(星) (Dコース)トーホーセレクト商品(月) |
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400株以上 | 1年未満 | 以下より1つ選択 ◆買い物割引券100円相当×50枚 ◆社会貢献への寄付1000円分 ※変更初年度2019年1月末時点の株主優待は、 保有期間1年以上の優待内容となる。 |
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1年以上 |
以下より1つコースを選択 (Aコース)社会貢献への寄付4000円分 (Bコース)買い物割引券100円相当×400枚 (Cコース)買い物割引券100円相当×200枚 +トーホーセレクト商品(星) (Dコース)トーホーセレクト商品(華) |
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備考 | ※保有期間が1年以上の株主とは「同じ株主番号で、 基準日(1月31日)とその前年の7月31日、1月31日の株主名簿に 連続して3回以上、記載または記録されている株主」のこと。 ※買い物割引券は、1000円(税込)以上の買い物につき、 1000円ごとに1枚利用できる。 ※買い物割引券の利用可能店舗は以下のとおり。 トーホーストア各店、A-プライス各店、パワーラークス各店、 トーホーせんどば船橋店、楽農レストラン「育みの里 かんでかんで」、 トーホー・北関東 簗瀬店・那須店、トーホー・C&C静岡 ニッショク・こまつや各店。 ※トーホーセレクト商品は、会社の選定により、都度内容が変更になる場合がある。 |
トーホーの株主優待の利回りは?
トーホーの2018年9月26日時点の株価(終値)は2274円なので、株主優待利回りを計算すると、以下のようになる(※変更前は株主優待品を年2回、受け取るものとする。また変更後の株主優待は買い物割引券を選択。変更前、変更後ともに価格不明のトーホーセレクト商品は除外して計算)。
【変更前】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×2274円=22万7400円
優待品:5000円相当
優待利回り=5000円÷22万7400円×100=2.19%
(200株保有の場合)
投資金額:200株×2274円=45万4800円
優待品:1万2000円相当
優待利回り=1万2000円÷45万4800円×100=2.63%
(400株保有の場合)
投資金額:400株×2274円=90万9600円
優待品:2万2000円相当
優待利回り=2万2000円÷90万9600円×100=2.41%
【変更後】
(100株保有の場合)
投資金額:100株×2274円=22万7400円
優待品:5000円相当
優待利回り=5000円÷22万7400円×100=2.19%
(200株・1年未満保有の場合)
投資金額:200株×2274円=45万4800円
優待品:5000円相当
優待利回り=5000円÷45万4800円×100=1.09%
(200株・1年以上保有の場合)
投資金額:200株×2274円=45万4800円
優待品:2万円相当
優待利回り=2万円÷45万4800円×100=4.39%
(400株・1年未満保有の場合)
投資金額:400株×2274円=90万9600円
優待品:5000円相当
優待利回り=5000円÷90万9600円×100=0.54%
(400株・1年以上保有の場合)
投資金額:400株×2274円=90万9600円
優待品:4万円相当
優待利回り=4万円÷90万9600円×100=4.39%
トーホーの株主優待は、ジャムやコーヒーなどの食品がもらえるため、以前から個人投資家の注目度が高かった。今回の変更により、実施回数が年2回⇒年1回になり、長期保有優遇制度も新たに導入。食品をもらうためには、200株以上を1年以上にわたって継続保有しなければならなくなったので、ややハードルは高くなったと言えるだろう。
なお、トーホーは、兵庫県神戸市に本社を置く、食品卸業の大手。主力の外食産業への業務用食品卸では、16万アイテムの品ぞろえを誇り、業務用プライベート商品の開発、業務用調理機器や店舗内設計・施工のサポートまで手掛ける。またプロの食材の店「A-プライス」のほか、一般向け食品スーパーも展開する。2019年1月期(通期)の連結業績予想は、すべて前期比で売上高6.0%増、営業利益2.1%減、経常利益0.5%減、当期純利益96.1%増。外食チェーン向けの取引が伸び悩み減収減益だが、不動産売却益で純利益は大幅増。
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■トーホー | |||
業種 | コード | 市場 | 権利確定月 |
卸売業 | 8142 | 東証1部、福証 | 7月末・1月末 ※2019年から1月末のみ |
株価(終値) | 単元株数 | 最低投資金額 | 配当利回り |
2274円 | 100株 | 22万7400円 | 2.20% |
※株価などのデータは2018年9月26日時点。最新のデータは上のボタンをクリックして確認してください。 |
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