ザイスポ!

香川真司選手所属、NY市場上場のマンチェスター・ユナイテッドはスゴイ”優良企業”なのだ!日本でマンU株が買える証券会社はココ!

2012年8月9日公開(2025年3月21日更新)
ザイ・オンライン編集部
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

マンチェスター・ユナイテッドが米国市場に上場する

 もし、サッカー日本代表・香川真司選手のファンだったら、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)が大好きだったら、今のうちに株を買うための資金をたっぷり用意しておくべきだ。

 なぜならマンUは2012年8月10日にニューヨーク証券取引所に上場するからだ。

 英国の名門サッカークラブのオーナー(株主だけど)になれるなんてすごい! と日本のファンは素直に喜ぶだろう。

 けれど、たぶん英国のマンUサポーター、その中でも、現在のクラブカラーである赤、白、黒ではなく、1878年に創設されたマンUの前身、ニュートン・ヒース・ランカシャー・ヨークシャー鉄道FCのホームカラーである黄色と緑を身に付けて応援しているような古くからの地元サポーターは、もっと複雑な思いを持っている。

 まず、今回のマンU上場はどのように地元サポーターに受け止められているか、そのあたりの話から始めよう。

香川選手の活躍に期待! 12/13 イングクランドプレミアリーグはスポーツテレビ局の J SPORTSで生中継中心に毎節5試合観ることができる/ Photo:アフロ

 上場する理由は、債務返済のための資金調達

 日本では浦和レッズも、読売巨人軍も、出羽海部屋も上場とは無縁なのでスポーツチームの上場と聞くと意外な感じを受けるけれど、欧州クラブの上場は珍しいことではない。

 「2000年頃にサッカークラブの上場が流行したことがありました。特にイタリアのクラブで顕著に見られたやり方ですが、調達した資金で良い選手を買い集め、チームを強化するのです。これでラツィオは格段に強くなった。ASローマも中田英寿選手(当時)が在籍していた頃に上場しています」と、海外サッカー事情に詳しい、マンUの試合中継もしているスポーツテレビ局ジェイ・スポーツ(J SPORTS)の笹島一樹社長はいう。

 「イタリアのクラブのように良い選手を買い集める目的ではないものの、マンUもかつてはロンドン証券取引所に上場していました。ですが、米国人実業家マルコム・グレーザー氏に05年に買収され、そこで一度、上場廃止になったんです」(笹島さん)

 グレーザー・ファミリーというのは、アメリカンフットボールのバッカニアーズのオーナーとしても知られているのだが、どうもスポーツチームをファミリーの資産運用先としか見てないようで、買収が発表されると英国のマンUサポーターの間で反対運動が起こった。

 その理由は、7億9000万ポンドの買収資金が借金でまかなわれており、そのおよそ半分をマンUのバランスシートに付替え、残り半分をヘッジファンドから高金利で借入れたために、健全財政だったマンUは一転して多額の負債を抱えてしまったから。サポーターが怒る気持も分かる。

 現在でも負債は残っており、12年3月末時点の債務総額は4億2330万ポンドある。そのグレーザー・ファミリーは、今度は再上場によって資金調達し、それを債務返済に充てるとしているのだ。

 サポーターが複雑な気持ちでいるのは、上場によってグレーザー・ファミリーを儲けさせたくはないけれど、上場することでクラブの財政が健全な方向へ向かうのならまぁいいか、それにもしかしたらサポーターの力(資金)を結集すれば買い戻すことができるかもしれないし……という思惑があるからだ。

 しかし、グレーザー・ファミリーはそれほど甘くはない。証券取引所に提出された仮目論見書には1株につき1つの議決権を有する「クラスA」普通株式をIPOにより売り出すと書かれている。グレーザー・ファミリーが保有するのは1株につき10の議決権を有する「クラスB」のはずだから、サポーターが力を合わせてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場されるマンU株を買い占めたとしても、全体でみると大した株主比率にはならない。つまり、株主総会でグレーザー氏を解任してマンUを取り戻すことはできないのだ。

 以上は、英国の古くからの地元サポーターから見たマンU上場の注目ポイント。

 ここからはマンUが大好きなザイ・オンライン読者の視点に立ってみよう。

マンUは経営のバランスが理想的!

 真っ先に知りたいことはサッカークラブが投資対象になりうるのかということ。まず売上高はどのくらいあるのだろう?

 世界的な監査法人であるデロイト社が発表している欧州のサッカークラブの売上高トップ20ランキング「デロイト・フットボール・マネー・リーグ」によると、2010-11シーズン(10年7月~11年6月)のベスト3にマンUが入っている

 ベスト20はこんな感じだ。

(1)レアル・マドリード(スペイン)/4億7950万ユーロ
(2)FCバルセロナ(スペイン)/4億5070万ユーロ
(3)マンチェスター・ユナイテッド(英国)/3億6700万ユーロ【香川真司選手所属】
(4)バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)/3億2141万ユーロ
(5)アーセナル(英国)/2億5110万ユーロ【宮市亮選手所属】
(6)チェルシー(英国)/2億4980万ユーロ
(7)ACミラン(イタリア)/2億3510万ユーロ
(8)インテル・ミラノ(イタリア)/2億1140万ユーロ【長友佑都選手所属】
(9)リバプール(英国)/2億330万ユーロ
(10)シャルケ04(ドイツ)/2億240万ユーロ【内田篤人選手所属】
(11)トッテナム・ホットスパー(英国)/1億8100万ユーロ
(12)マンチェスター・シティFC(英国)/1億6990万ユーロ
(13)ユベントス(イタリア)/1億5390万ユーロ
(14)オリンピック・マルセイユ(フランス)/1億5040万ユーロ
(15)ASローマ(イタリア)/1億4350万ユーロ
(16)ボルシア・ドルトムント(ドイツ)/1億3850万ユーロ
(17)オリンピック・リヨン(フランス)/1億3280万ユーロ
(18)ハンブルガーSV(ドイツ)/1億2880 万ユーロ
(19)バレンシアCF(スペイン)/1億1680 万ユーロ
(20)SSCナポリ(イタリア)/1億1490 万ユーロ

 1ユーロ=100円換算ではマンUは367億円、以前、香川選手が所属していたドイツのドルトムントは138億5000万円の売上げがあったということになる。

 他方、マンUと同じ英国の強豪・チェルシーはマンUの3分の2くらいしか稼げていないのに年間100億円の赤字を出しているという。有名選手を金額・実力ともにピークの時点で買い漁ってしまっているからだ。

 笹島さんによれば、サッカークラブの売上高を支える3本柱は、
(1)試合開催からの収入(主に入場券の販売収入)
(2)放送権収入(自国だけでなく世界中から)
(3)事業収入(広告収入やグッズ販売など)

だという。

 これらが3分の1ずつの割合であると、バランスの良い理想的な経営だと言える。

 「バランスシートが健全なのはブンデスリーガ(ドイツ)ですね。収入は多くないのですが選手に無駄なコストをかけないので支出が抑えられている。ドイツのクラブはスター選手を高額で連れてきたりしないでしょ。そうした観点から、真面目でよく仕事をして、かつ金額が安い日本人選手が今、ドイツで人気なんです。

 プレミアリーグは稼げていますが、バランスシートは二極分化しています。アーセナル、マンUは収入と支出のバランスが取れています。逆にチェルシー、マンチェスター・シティ(マンC)は選手強化にコストをかけすぎ(金を使いすぎ)です。イタリア、スペインのクラブもそういうやり方をして経営状態が悪くなっているところが多い」(笹島さん)

 マンUをもう少し詳しく見てみよう。笹島さんによれば、マンUの経営は3本柱のバランスがとても良く、(1)33%、(2)36%、(3)31%とほぼ均等で、まさに理想的だという。

健全なクラブ経営をしながら、チーム強化を図れる優れた戦略 

 加えて、マンUは健全経営でありながら、常に優勝争いに加わる力を持っている。それは1986年にスコットランド人のアレックス・ファーガソン監督が就任してから顕著になった。

 「ファーガソン監督が高い選手を買わずに、クラブ内で選手を育成する方針をとっているからです。そのため健全経営が保たれているうえに、強いという理想の姿になっている」(笹島さん)

 さらには手塩に掛けた選手を高く売って(移籍を認めて)移籍金を得ることも多い。2003年にレアル・マドリードへ移籍したデビッド・ベッカムの移籍金は3500万ユーロ、2009年に移籍したクリスティアーノ・ロナウドは9600万ユーロだった。選手の実力がピークで市場価値が一番高い(移籍金が高い)ときに出すというタイミングも絶妙だ。

 マンUを投資対象と考えた時、高く売れる選手を自前で育成できる力を持っていることは買い材料になる。

 また、ホームタウンのマンチェスターにあるオールド・トラッフォードは7万6000人を収容できる大型スタジアムだが、プレミアだけでなく、FAカップのカップ戦でも満員になるほどの集客力がある。

 ドルトムントのズィグナル・イドゥナ・パルクは8万人収容できるが「プレミアムリーグのチケットが約40ユーロで販売されているのに対しドイツは20ユーロと安い。これだけでも売上高に2倍の差がついています。観客が入れば広告看板も高く売れるという好循環になっています。さらにマンUはアジア展開に熱心シンガポール香港のサッカーファンはマンUを自分の国のクラブのように応援しています」(笹島さん)

 そうした背景もあってグレーザー・ファミリーは当初、香港市場でのIPOを検討し、11年にはシンガポール市場に上場して10億ドルを調達する計画に変更した。シンガポール証券取引所の上場審査も通っていたが、市場環境の悪化で撤回した。そこでIPOのサイズを10分の1に縮小してニューヨーク市場上場を目指したということなのだ。

 以上のように、マンUは、一企業としてみても、事業内容が非常に優れており、財務も健全、将来の需要の伸び等を考えても不安が少ない優良企業なのだ。

 では、銘柄として“買い”なのか?

投資リスクはファーガソン監督の年齢!?

 買い材料としては、
(1)長期政権のファーガソン監督が長期的視野を持ってチームを作っているので低コストで常に優勝争いに加わる力を備えている
(2)英国だけでなくアジアでの人気も高く、売上げは徐々に右肩上がり
ということがあげられる。

 リスクは70歳になったファーガソン監督がいつまで続けられるのか、後継者が育っているのかに尽きる。

 グレーザー・ファミリーの存在は古くからのマンUサポーターにとっては忌むべきことかもしれないけれど、経営に責任を持つCEOはデイビッド・ギル氏であり、ファミリーは経営には口出しをしないらしいので、大きなリスクではないようだ。

 株価の上昇期待という点ではどうか。

 欧州サッカークラブの株価の印象について、笹島さんは次のように語る。

 「チームが強い時は業績に関係なく株価も上昇傾向が強まるところが、一般企業の株とは異なります。ただ全体としてみると、株価が上昇し続けることはあまりないようですね。ドルトムントも、黒字経営を続けている健全なチームですが、00年の上場時に株価は11ユーロ程度だったと記憶していますが、12年後の今は2.4ユーロ程度(7月中旬時点)まで下がっています」

 結論。将来的な株価の大きな上昇はあまり望めそうにないので、資産運用のために全力買いするというよりは、大好きだから応援のために少し買ってみるというスタンスが良さそうだ。

 では、いったいいくらで買えるのか。

ネット証券も、マンU株取り扱いに積極的

 上場日は8月10日に決まったものの、公募価格等は現時点(日本時間8月9日昼)ではまだ明確になっていないのだが、報道によれば、グレーザー・ファミリーは1670万株を1株あたり16-20ドルで売却して最大3億3300万ドルを投資家から集める計画であるという。なので、公募価格を20ドルと仮定して計算してみよう。

  米国株が買えるネット証券はSBI証券マネックス証券楽天証券。売買手数料はSBI証券楽天証券が1注文(1000株まで)につき26.25ドル(税込)、マネックス証券は25.2ドル(税込)に設定されている。

 ネット証券はマンU株取り扱いには前向きで、楽天証券は「8月10日現地約定分から取扱う」というから楽しみだ(ただしマネックス証券は8月10日現在、取り扱い予定なし)。

 ちなみに投資資金と手数料はこんな感じになる。仮に1株20ドル、手数料を26ドルとして、1株20ドル×26株(香川の背番号)+26ドル程度の手数料=546ドル。

 1ドル=80円換算とすれば4万3700円程度のコストを払えばサポーターとして胸を張れそうだ。

 ちなみに、ティッカーは<MANU>(マンユー)。これは覚えやすい!

(取材・文/山本信幸)

※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
【クレジットカードおすすめ比較】還元率でクレジットカードを選ぶ!還元率ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】ービス充実の「おすすめゴールドカード」はコレ!ページへ
ETCカードでクレジットカードを選ぶ!ETCカードランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】人気ランキングでクレジットカードを選ぶ!人気ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】プラチナカードでクレジットカードを選ぶ!プラチナカードランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)を比較して選ぶ!
【クレジットカードおすすめ比較】マイルでクレジットカードを選ぶ!マイルランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】海外旅行保険でクレジットカードを選ぶ!海外旅行保険ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】法人カードで選ぶ!法人カードでおすすめクレジットカードはコレだ!
【クレジットカードおすすめ比較】年会費無料でクレジットカードを選ぶ!年会費無料ランキングページへ
【クレジットカードおすすめ比較】最短即日発行~翌日発行で選ぶを比較して選ぶ!今すぐ入手できる、お得なクレジットカードはコレだ!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2023年の最強クレジットカード(全8部門)を公開!

【2025年3月24日時点・最新情報】
還元率、年会費etc.で比較! 人気のおすすめクレジットカード

還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆三井住友カード(NL)

0.5~7.0% 永年無料 VISA
Master
iD
三井住友カード(NL)のカードフェイス
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円分」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力!
※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
関連記事
「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり!
「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群!
詳細はこちら(公式サイトへ)

 ◆三菱UFJカード

0.5~5.5%
(※1)
永年無料 VISA
JCB
Master
AMEX
三菱UFJカードのカードフェイス
【三菱UFJカードのおすすめポイント】
通常還元率は0.5%だが、セブン‐イレブンなどのコンビニのほか、オーケー、松屋、ピザハットオンライン、スシロー、くら寿司などでの利用分は還元率5.5%の高還元に!(※1)カード利用で貯まる「グローバルポイントは、スマートフォンアプリ「MUFGカードアプリ」を利用することで「Amazonギフトカード」「Apple Gift Card」「Google Play ギフトカード」などのギフトカードに“即時交換”できるのもメリット! また、2024年8月から年会費が“永年無料”になって、さらにお得なクレジットカードになった。
※1「1ポイント=5円相当」の商品に交換した場合の還元率。還元率5.5%はセブン‐イレブンなどの対象店舗で利用した場合(AMEXブランドのみ一部加盟店が5.5%還元特典の対象外)。各社の利用金額は合算されず、各社単位の1カ月の利用金額合計1000円ごとにポイントを付与。なお、Apple PayはQUICPayでの利用が対象(Apple PayとQUICPayはMastercardまたはVisaのみ利用可能)。
【関連記事】
「オーケー」「オオゼキ」「東武ストア」などのスーパーでも5.5%還元になる「三菱UFJカード」は主婦にもおすすめ! コンビニや飲食店だけでなくスーパーでもお得!
「三菱UFJカード」の年会費が“永年無料”になり、最大5.5%還元の対象加盟店も大幅に追加! スシロー、くら寿司、オーケーなどでもお得にポイントが貯まる!
詳細はこちら(公式サイトへ)

 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード

0.3~1.5%
(※1)
3万9600円 AMEX
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのカードフェイス
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】
日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」や、世界1300カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。
※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。
【関連記事】
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説!
【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する13枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう!
アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう!
詳細はこちら(公式サイトへ)
還元率 年会費
(税込)
ブランド 電子マネー対応
(ポイント付与対象)
カード
フェイス

 ◆三井住友カード ゴールド(NL)

0.5~7.0%

5500円
(ただし、年100万円以上の
利用で次年度から永年無料
VISA
Master
iD
三井住友カード ゴールド(NL)のカードフェイス
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】
券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得!
※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトで要確認。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。カード現物のタッチ決済、iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。
関連記事
「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得!
三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖!
詳細はこちら(公式サイトへ)

 ◆JCB CARD W(ダブル)

1.0~10.5%
(※)
永年無料 JCB QUICPay
JCB CARD W(ダブル)公式サイトはこちら
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】
39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に!
※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。
【関連記事】
「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目!
「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証!
JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード!
詳細はこちら(公式サイトへ)

 ◆楽天カード

1.0~3.0% 永年無料 VISA
JCB
Master
AMEX
楽天Edy
(楽天Edyへの
チャージ分は
還元率0.5%)
楽天カードのカードフェイス
【楽天カードのおすすめポイント】
楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強
【関連記事】
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門)
「楽天ポイント」のお得な貯め方を解説!【2024年版】「楽天カード+楽天銀行+楽天証券」など、楽天市場のSPUでお得にポイントが貯まるサービスを活用しよう!
詳細はこちら(公式サイトへ)

【ヒルトン・オナーズ アメックスカード】
「ゴールド会員資格」付帯で朝食無料、年150万円利用&
継続保有で「週末の無料宿泊特典」も⇒関連記事はこちら

ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードならヒルトンホテルで朝食無料になる「ゴールド」会員になれるほか、カード利用で無料宿泊も可能に!

今日の注目株&相場見通し!!
【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】2人の専門家がおすすめの「最優秀カード」が決定!2021年の最強クレジットカード(全8部門)を公開! 最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

株で1億円をつくるワザ
気の株500&
米国株150激辛診断

5月号3月21日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[株で1億円をつくるワザ]
◎創刊25周年企画
●桐谷さんと振返る日本株の25年史
25年で私たちの投資環境はかなり改善された!
◎第1特集
勝ち組の個人投資家8人に聞いた!
株で1億円をつくるワザ

●億り人の歩んだ道のりから学ぶ1億円への必勝法!
●これだけは押さえよう!1億円達成のための心構え8

●億り人に聞いた!暴落時にどうする?

◎第2特集
買っていい高配当株が94銘柄も!
人気の株500+Jリート14激辛診断

●儲かる株の見つけ方①旬の3大テーマ
今期も来期も連続増益の好調株/連続で増配予想の高配当銘柄/円高が追い風の株
●儲かる株の見つけ方②5大ランキング
来期に売上が大きく伸びる株/営業利益率が高い株/配当利回りが高い株/少額で買える株/理論株価より割安な株
●儲かる株の見つけ方③セクター別平均
株価は業種で騰落真っ二つ!
●2025年春のイチオシ株
10万円株/高配当株/株主優待株/Jリート
●気になる人気株
大型株/新興株/Jリート

◎第3特集
今後25年も上がり続ける期待大!
人気の米国株150診断 2025年4-6月

●爆上がりの25年間を振返り!米国株の強さのヒミツ
●新政権でますます強く!2025年のS&P500を大予測
●GAFAMの最新決算判断も!Big8定点観測&買いの高配当株
●人気の133銘柄買い売り診断
●進化する指数だからS&P500は買い続けろ!

◎第4特集
NISA向き!インデックス投信より好成績!

運用実績25年以上!
儲かる長寿投信ベスト10

【別冊付録】
増益でさらに割安な株は1701銘柄
上場全3909社の最新理論株価

◎新連載・第3回

17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略
◎連載も充実!

●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年2月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.08
●おカネの本音!VOL.33 髙橋史好さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.101
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

【法人カード・オブ・ザ・イヤー2023】 クレジットカードの専門家が選んだ 2023年おすすめ「法人カード」を発表! 「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報