マンチェスター・ユナイテッドが米国市場に上場する
もし、サッカー日本代表・香川真司選手のファンだったら、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(以下マンU)が大好きだったら、今のうちに株を買うための資金をたっぷり用意しておくべきだ。
なぜならマンUは2012年8月10日にニューヨーク証券取引所に上場するからだ。
英国の名門サッカークラブのオーナー(株主だけど)になれるなんてすごい! と日本のファンは素直に喜ぶだろう。
けれど、たぶん英国のマンUサポーター、その中でも、現在のクラブカラーである赤、白、黒ではなく、1878年に創設されたマンUの前身、ニュートン・ヒース・ランカシャー・ヨークシャー鉄道FCのホームカラーである黄色と緑を身に付けて応援しているような古くからの地元サポーターは、もっと複雑な思いを持っている。
まず、今回のマンU上場はどのように地元サポーターに受け止められているか、そのあたりの話から始めよう。

上場する理由は、債務返済のための資金調達
日本では浦和レッズも、読売巨人軍も、出羽海部屋も上場とは無縁なのでスポーツチームの上場と聞くと意外な感じを受けるけれど、欧州クラブの上場は珍しいことではない。
「2000年頃にサッカークラブの上場が流行したことがありました。特にイタリアのクラブで顕著に見られたやり方ですが、調達した資金で良い選手を買い集め、チームを強化するのです。これでラツィオは格段に強くなった。ASローマも中田英寿選手(当時)が在籍していた頃に上場しています」と、海外サッカー事情に詳しい、マンUの試合中継もしているスポーツテレビ局ジェイ・スポーツ(J SPORTS)の笹島一樹社長はいう。
「イタリアのクラブのように良い選手を買い集める目的ではないものの、マンUもかつてはロンドン証券取引所に上場していました。ですが、米国人実業家マルコム・グレーザー氏に05年に買収され、そこで一度、上場廃止になったんです」(笹島さん)
グレーザー・ファミリーというのは、アメリカンフットボールのバッカニアーズのオーナーとしても知られているのだが、どうもスポーツチームをファミリーの資産運用先としか見てないようで、買収が発表されると英国のマンUサポーターの間で反対運動が起こった。
その理由は、7億9000万ポンドの買収資金が借金でまかなわれており、そのおよそ半分をマンUのバランスシートに付替え、残り半分をヘッジファンドから高金利で借入れたために、健全財政だったマンUは一転して多額の負債を抱えてしまったから。サポーターが怒る気持も分かる。
現在でも負債は残っており、12年3月末時点の債務総額は4億2330万ポンドある。そのグレーザー・ファミリーは、今度は再上場によって資金調達し、それを債務返済に充てるとしているのだ。
サポーターが複雑な気持ちでいるのは、上場によってグレーザー・ファミリーを儲けさせたくはないけれど、上場することでクラブの財政が健全な方向へ向かうのならまぁいいか、それにもしかしたらサポーターの力(資金)を結集すれば買い戻すことができるかもしれないし……という思惑があるからだ。
しかし、グレーザー・ファミリーはそれほど甘くはない。証券取引所に提出された仮目論見書には1株につき1つの議決権を有する「クラスA」普通株式をIPOにより売り出すと書かれている。グレーザー・ファミリーが保有するのは1株につき10の議決権を有する「クラスB」のはずだから、サポーターが力を合わせてニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場されるマンU株を買い占めたとしても、全体でみると大した株主比率にはならない。つまり、株主総会でグレーザー氏を解任してマンUを取り戻すことはできないのだ。
以上は、英国の古くからの地元サポーターから見たマンU上場の注目ポイント。
ここからはマンUが大好きなザイ・オンライン読者の視点に立ってみよう。
マンUは経営のバランスが理想的!
真っ先に知りたいことはサッカークラブが投資対象になりうるのかということ。まず売上高はどのくらいあるのだろう?
世界的な監査法人であるデロイト社が発表している欧州のサッカークラブの売上高トップ20ランキング「デロイト・フットボール・マネー・リーグ」によると、2010-11シーズン(10年7月~11年6月)のベスト3にマンUが入っている。
ベスト20はこんな感じだ。
(1)レアル・マドリード(スペイン)/4億7950万ユーロ
(2)FCバルセロナ(スペイン)/4億5070万ユーロ
(3)マンチェスター・ユナイテッド(英国)/3億6700万ユーロ【香川真司選手所属】
(4)バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)/3億2141万ユーロ
(5)アーセナル(英国)/2億5110万ユーロ【宮市亮選手所属】
(6)チェルシー(英国)/2億4980万ユーロ
(7)ACミラン(イタリア)/2億3510万ユーロ
(8)インテル・ミラノ(イタリア)/2億1140万ユーロ【長友佑都選手所属】
(9)リバプール(英国)/2億330万ユーロ
(10)シャルケ04(ドイツ)/2億240万ユーロ【内田篤人選手所属】
(11)トッテナム・ホットスパー(英国)/1億8100万ユーロ
(12)マンチェスター・シティFC(英国)/1億6990万ユーロ
(13)ユベントス(イタリア)/1億5390万ユーロ
(14)オリンピック・マルセイユ(フランス)/1億5040万ユーロ
(15)ASローマ(イタリア)/1億4350万ユーロ
(16)ボルシア・ドルトムント(ドイツ)/1億3850万ユーロ
(17)オリンピック・リヨン(フランス)/1億3280万ユーロ
(18)ハンブルガーSV(ドイツ)/1億2880 万ユーロ
(19)バレンシアCF(スペイン)/1億1680 万ユーロ
(20)SSCナポリ(イタリア)/1億1490 万ユーロ
1ユーロ=100円換算ではマンUは367億円、以前、香川選手が所属していたドイツのドルトムントは138億5000万円の売上げがあったということになる。
他方、マンUと同じ英国の強豪・チェルシーはマンUの3分の2くらいしか稼げていないのに年間100億円の赤字を出しているという。有名選手を金額・実力ともにピークの時点で買い漁ってしまっているからだ。
笹島さんによれば、サッカークラブの売上高を支える3本柱は、
(1)試合開催からの収入(主に入場券の販売収入)
(2)放送権収入(自国だけでなく世界中から)
(3)事業収入(広告収入やグッズ販売など)
だという。
これらが3分の1ずつの割合であると、バランスの良い理想的な経営だと言える。
「バランスシートが健全なのはブンデスリーガ(ドイツ)ですね。収入は多くないのですが選手に無駄なコストをかけないので支出が抑えられている。ドイツのクラブはスター選手を高額で連れてきたりしないでしょ。そうした観点から、真面目でよく仕事をして、かつ金額が安い日本人選手が今、ドイツで人気なんです。
プレミアリーグは稼げていますが、バランスシートは二極分化しています。アーセナル、マンUは収入と支出のバランスが取れています。逆にチェルシー、マンチェスター・シティ(マンC)は選手強化にコストをかけすぎ(金を使いすぎ)です。イタリア、スペインのクラブもそういうやり方をして経営状態が悪くなっているところが多い」(笹島さん)
マンUをもう少し詳しく見てみよう。笹島さんによれば、マンUの経営は3本柱のバランスがとても良く、(1)33%、(2)36%、(3)31%とほぼ均等で、まさに理想的だという。
健全なクラブ経営をしながら、チーム強化を図れる優れた戦略
加えて、マンUは健全経営でありながら、常に優勝争いに加わる力を持っている。それは1986年にスコットランド人のアレックス・ファーガソン監督が就任してから顕著になった。
「ファーガソン監督が高い選手を買わずに、クラブ内で選手を育成する方針をとっているからです。そのため健全経営が保たれているうえに、強いという理想の姿になっている」(笹島さん)
さらには手塩に掛けた選手を高く売って(移籍を認めて)移籍金を得ることも多い。2003年にレアル・マドリードへ移籍したデビッド・ベッカムの移籍金は3500万ユーロ、2009年に移籍したクリスティアーノ・ロナウドは9600万ユーロだった。選手の実力がピークで市場価値が一番高い(移籍金が高い)ときに出すというタイミングも絶妙だ。
マンUを投資対象と考えた時、高く売れる選手を自前で育成できる力を持っていることは買い材料になる。
また、ホームタウンのマンチェスターにあるオールド・トラッフォードは7万6000人を収容できる大型スタジアムだが、プレミアだけでなく、FAカップのカップ戦でも満員になるほどの集客力がある。
ドルトムントのズィグナル・イドゥナ・パルクは8万人収容できるが「プレミアムリーグのチケットが約40ユーロで販売されているのに対しドイツは20ユーロと安い。これだけでも売上高に2倍の差がついています。観客が入れば広告看板も高く売れるという好循環になっています。さらにマンUはアジア展開に熱心。シンガポール、香港のサッカーファンはマンUを自分の国のクラブのように応援しています」(笹島さん)
そうした背景もあってグレーザー・ファミリーは当初、香港市場でのIPOを検討し、11年にはシンガポール市場に上場して10億ドルを調達する計画に変更した。シンガポール証券取引所の上場審査も通っていたが、市場環境の悪化で撤回した。そこでIPOのサイズを10分の1に縮小してニューヨーク市場上場を目指したということなのだ。
以上のように、マンUは、一企業としてみても、事業内容が非常に優れており、財務も健全、将来の需要の伸び等を考えても不安が少ない優良企業なのだ。
では、銘柄として“買い”なのか?
投資リスクはファーガソン監督の年齢!?
買い材料としては、
(1)長期政権のファーガソン監督が長期的視野を持ってチームを作っているので低コストで常に優勝争いに加わる力を備えている
(2)英国だけでなくアジアでの人気も高く、売上げは徐々に右肩上がり
ということがあげられる。
リスクは70歳になったファーガソン監督がいつまで続けられるのか、後継者が育っているのかに尽きる。
グレーザー・ファミリーの存在は古くからのマンUサポーターにとっては忌むべきことかもしれないけれど、経営に責任を持つCEOはデイビッド・ギル氏であり、ファミリーは経営には口出しをしないらしいので、大きなリスクではないようだ。
株価の上昇期待という点ではどうか。
欧州サッカークラブの株価の印象について、笹島さんは次のように語る。
「チームが強い時は業績に関係なく株価も上昇傾向が強まるところが、一般企業の株とは異なります。ただ全体としてみると、株価が上昇し続けることはあまりないようですね。ドルトムントも、黒字経営を続けている健全なチームですが、00年の上場時に株価は11ユーロ程度だったと記憶していますが、12年後の今は2.4ユーロ程度(7月中旬時点)まで下がっています」
結論。将来的な株価の大きな上昇はあまり望めそうにないので、資産運用のために全力買いするというよりは、大好きだから応援のために少し買ってみるというスタンスが良さそうだ。
では、いったいいくらで買えるのか。
ネット証券も、マンU株取り扱いに積極的
上場日は8月10日に決まったものの、公募価格等は現時点(日本時間8月9日昼)ではまだ明確になっていないのだが、報道によれば、グレーザー・ファミリーは1670万株を1株あたり16-20ドルで売却して最大3億3300万ドルを投資家から集める計画であるという。なので、公募価格を20ドルと仮定して計算してみよう。
米国株が買えるネット証券はSBI証券、マネックス証券、楽天証券。売買手数料はSBI証券と楽天証券が1注文(1000株まで)につき26.25ドル(税込)、マネックス証券は25.2ドル(税込)に設定されている。
ネット証券はマンU株取り扱いには前向きで、楽天証券は「8月10日現地約定分から取扱う」というから楽しみだ(ただしマネックス証券は8月10日現在、取り扱い予定なし)。
ちなみに投資資金と手数料はこんな感じになる。仮に1株20ドル、手数料を26ドルとして、1株20ドル×26株(香川の背番号)+26ドル程度の手数料=546ドル。
1ドル=80円換算とすれば4万3700円程度のコストを払えばサポーターとして胸を張れそうだ。
ちなみに、ティッカーは<MANU>(マンユー)。これは覚えやすい!
(取材・文/山本信幸)
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