IPO株の銘柄分析&予想

「WACUL(ワカル)」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のDX推進支援企業との比較や予想まで解説![2021年2月26日 情報更新]

2021年1月15日公開(2022年9月20日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 WACUL(ワカル)
市場・コード/業種 東証マザーズ・4173/情報・通信業
上場日 2月19日
申込期間(BB期間) 2月2日~2月8日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券大和証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)DMM.com証券CONNECT
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 4645円(+342.38%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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WACULが2月19日にIPO(新規上場)!

「WACUL」の公式サイトより

 WACULは、2021年1月15日、東京証券取引所に上場承認され、2021年2月19日にIPO(新規上場)することが決定した。

 WACULは2010年9月27日に設立された。成長著しいデジタルトランスフォーメーション(=DX)市場において、主に企業の生産性向上と収益向上に資する課題解決ソリューションの提供を行っている。主な事業は以下の2つに分類できる。

(1) プロダクト事業:データ分析でデジタルマーケティングのPDCA(Plan・Do・Check・Action)を支援するサービス「AIアナリスト」を中心に、マーケティングのDXを推進するワンストップ・サービス「AIアナリスト・シリーズ」を提供する。

(2) インキュベーション事業:DX実現のための戦略立案や組織・オペレーション設計等のコンサルティングを行う「DXコンサルティング」、そして企業・学術機関と共にPoC(Proof of Concept)等を行う社内研究所「WACULテクノロジー&マーケティングラボ」などを持つ。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

WACULのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 1月29日
ブックビルディング(抽選申込)期間 2月2日~2月8日
公開価格決定 2月9日
購入申込期間 2月10日~2月16日
払込日 2月18日
上場日 2月19日

WACULのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年2月26日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
4.7
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SBI証券
[最短翌日に取引可能]
4.7%
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大和証券
[最短翌日に取引可能]
2.3
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
1.6
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マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
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auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)
[最短翌日に
取引可能]
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DMM.com証券
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CONNECT
[最短3日後に取引可能]
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みずほ証券(主幹事証券) 82.6  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 2.3%  
いちよし証券 0.9%  

WACULのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 900円
仮条件
[予想PER(※2)
900~1050円
163.3倍~190.6倍]
公募価格 1050円
初値 4645円
初値騰落率 +342.38%
予想トレーディングレンジ(※3) 2000円~4000円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年1月28日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 61.4倍
ユーザローカル<3984> 66.0倍
Speee<4499> 57.6倍(連)
MacbeeP<7095> 60.7倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割高と判断できる。

WACULの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 689万2000株(予定)
公開株式数 公募10万株  売出59万8600株
(オーバーアロットメントによる売出10万4700株)
想定公開規模(※1) 7.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

WACULはデジタルマーケツール・コンサル提供

 デジタルマーケティングのPDCAプラットフォーム「AIアナリスト・シリーズ」の提供、「DXコンサルティング」の提供、企業・学術機関との共同研究等により顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを推進している。コロナ禍でデジタル活用を加速したい企業などに対し、「DXコンサルティング」は受注が伸び、大きく伸長している。

 DXやAIといった人気の投資テーマに乗り、個人投資家の関心を集めるだろう。ベンチャーキャピタル保有株がやや多いものの、公開規模は小さいため、需給主導で初値を伸ばすと考えられる。業績成長率の高さも好印象。

 公開規模については7億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株は上場後も247万7300株(上場時発行済株数の35.9%)残るが、売り急ぐことはないだろう。

◆「WACUL」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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WACULの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常損益
(伸び率)
純損益
(伸び率)
2017/2 107
(―)
▲ 253
(―)
▲ 258
(―)
2018/2 254
(136.3%)
▲ 215
▲ 216
2019/2 370
(45.6%)
▲ 67
▲ 69
2020/2 485
(31.0%)
▲ 141
▲ 142
2021/2予 708
(45.7%)
47
38
2020/11 3Q 497
(―)
42
(―)
37
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:5.51円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

WACULの業績コメント

 2021年2月期の業績は、売上高が前期比45.7%増の7.0億円、経常損益が0.4億円の黒字(前期は1.4億円の赤字)転換する見通しとなっている。

 新型コロナウイルスの感染拡大の懸念が台頭するなか、対面によるマーケティング及びセールスの活動が制約され、多くの企業が新しい社会への対応を迫られている。同社ではその変化に各企業が対応できるよう、マーケティング及びセールスのDX(デジタルトランスフォーメーション)の実現の支援を進めている。

 同社では、企業のDXの実現性を高めるために、「AIアナリスト」や「AIアナリストSEO」「AIアナリストAD」などを含む「AIアナリスト・シリーズ」を組み合わせ、顧客にワンストップで課題解決のためのソリューションを展開している。また、DX実現に向けて情報を求める企業に向けて、DX実現の手法に関する調査・提言等を書籍の出版や大手メディアへの寄稿、自社主催の大型オンラインイベントなど多面的に発信するなど、積極的な営業・マーケティング活動を行っている。また、「DXコンサルティング」は、コロナ禍により、デジタルトランスフォーメーションを本格的に取り組みたいという企業に対して戦略立案フェーズから支援を行う案件が増加した。

 今第3四半期累計期間(2020年3-11月)には、マーケティング及びセールスの領域のバリューチェーンにおいて、同社プロダクト「AIアナリスト」のもつWebサイト内のデータに加え、その前段階となる集客領域であるWeb広告データの保有・分析を強化している。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高4.9億円で70.1%、経常利益0.4億円で89.3%となっている。

WACULの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区神田小川町3-26-8-2F
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 大淵 亮平(昭和62年9月24日生)
設立 平成22年9月27日
資本金 4億2600万円(令和3年1月15日現在)
従業員数 49人(令和2年12月31日現在)
事業内容 デジタルマーケティングのPDCAプラットフォーム「AIアナリスト・シリーズ」の提供、「DXコンサルティング」の提供、企業・学術機関との共同研究等により顧客企業のデジタルトランスフォーメーションを推進
■売上高構成比率(2020/2期 実績)
品目 金額 比率
DX事業 485 百万円 100.0%
合計 485 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 ジャフコSV4共有投資事業有限責任組合 261万株 38.43%
2 大淵 亮平 125万1000株 18.42%
3 垣内 勇威 91万8000株 13.52%
4 株式会社リコー 33万株 4.86%
5 鈴木 達哉 30万株 4.42
5 梅田 裕真 30万株 4.42%
7 竹本 祐也 23万1000株 3.40%
8 中島 克彦 18万株 2.65%
9 株式会社マイナビ 15万6000株 2.30%
10 電通デジタル投資事業有限責任組合 15万株 2.21%
合計   642万6000株 94.61%
■その他情報
手取金の使途 (1)機能開発投資、(2)人材投資、(3)マーケティング投資に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2018年11月30日
割当先 株式会社リコー、株式会社マイナビ、他3者
発行価格 766円 ※株式分割を考慮済み
◆「WACUL」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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大和証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券
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WACULの銘柄紹介

 同社は「知を創集し道具にする」をミッションとして掲げ、世界に遍在するデータや知見を集め、またそこから知見を新たに創り出す活動を継続し、それら集合知を、テクノロジーを用いて誰にでも使える道具(ツール)へと変えて、広くあまねく提供することで、「テクノロジーでビジネスの相棒を一人一人に」というビジョンを実現すべく、事業を行っている。

 デジタルを活用したビジネス変革を推進するデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組もうと考える企業が増えるなか、多くの企業はそもそも何から手を付ければ良いかわからない、データがあっても活用方法がわからない等の課題を持っており、主に知見不足ゆえにDXを推進できていないと同社は認識している。同社は世界に偏在する知を創集し、その集合知を誰にでも使える道具へと変え、全ての企業や人に開放することを目指す。

 同社の主力サービスである「AI analyst」(AIアナリスト)はWebサイトに関する知見、各社に閉じていたWebサイトのデータを集め、誰にでもデジタルマーケティングにおける分析と改善が行える道具(ツール)に変えSaaS(Software as a Service)として提供している。同社はデジタルマーケティングを中心に、あらゆるビジネスのデータを優れたテクノロジーによって、整理・分析だけでなく課題特定・解決まで行うことで、ビジネスパーソンの生産性を高め、クリエイティビティの最大化を支援している。

 現在、同社は既存のオペレーションのデジタルによる置き換えにとどまらない「構造的なデジタル変革」を顧客の経済活動において実現すべく、成長著しいDX市場において、(1)データ分析でデジタルマーケティングのPDCAを支援するサービス「AIアナリスト」を中心に、マーケティングのDXを推進するワンストップ・サービス「AIアナリスト・シリーズ」を提供するプロダクト事業と、(2)DX実現のための戦略立案や組織・オペレーション設計等のコンサルティングを行う「DXコンサルティング」、そして企業・学術機関とともにPoC(Proof of Concept)等を行う社内研究所「WACULテクノロジー&マーケティングラボ」などを持つインキュベーション事業により、主に企業の生産性向上と収益向上に資する課題解決ソリューションの提供を行っている。

1. プロダクト事業

 プロダクト事業では、同社が「AIアナリスト」をリリースする2015年まで属人的かつ高コストに提供してきた"データ分析にもとづくデジタルビジネスの改善活動"を、蓄積された知見をもとにテクノロジーを活用し、自動化したツールである「AIアナリスト・シリーズ」として顧客に提供している。

2. インキュベーション事業

 インキュベーション事業では、最先端のデータ分析に基づいたデジタルマーケティングを推進する企業に対し、コンサルティングのサービスを提供している。さらにアカデミア及びビジネスの先端をいく人材を顧問とする社内研究所である「WACUL テクノロジー&マーケティングラボ」を2019年2月に社内研究所として立ち上げ、AIやマーケティングを専門とする大学教授などを顧問に迎えるなど、先端テクノロジーの導入と知見の磨き上げに力を入れている。

 また、そうした活動で得られた知見をソリューションに落とし込む形で「AIアナリスト・シリーズ」などの新規ソリューションの立ち上げ及び「AIアナリスト・シリーズ」の機能拡張に活かしてきている。本事業は、知見の獲得及び各種ソリューションの開発・機能強化を目的としているため、2020年2月期において全体に占める売上高の割合は10%未満となっている。

WACULの投資のポイント

 DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)といった人気の投資テーマに乗り、個人投資家の関心を集めるだろう。ベンチャーキャピタル保有株がやや多いものの、公開規模は小さいため、需給主導で初値を伸ばすと考えられる。2020年のマザーズIPOで、公開規模が5億円以上10億円未満だった16社の公開価格に対する初値騰落率は平均+202.1%と非常に高い。想定仮条件水準の今期予想PERは3ケタ倍に上るが、開示済みの来期業績計画をベースにするとさほど過熱感はなく、むしろ一段の向上余地を感じさせる。業績成長率の高さも好印象。

 主力サービスの「AIアナリスト」は、顧客がGoogleアナリティクスから得られる自社Webサイトのアクセス解析データ等をクラウド上で連携するだけでレポートの作成、データ分析結果からの改善提案、実施した改善施策の記録と成果の測定などが可能。

 同社はユーザーに対し無料で「AIアナリスト」の基本機能を開放するかわりに、そのユーザーが保有するWebサイトの行動データを獲得する。2020年12月末時点で3万4000サイト以上のデータを保有しているため、このビッグデータを元に、類似サイト群からなるベンチマーキング(類似サイト比較)を提供することが可能。そのほか、「AIアナリストSEO」「AIアナリストAD」などのソリューションを展開しており、これらはリカーリングレベニュー方式(継続収益方式)。戦略立案や組織設計などの上流からマーケティングDX支援を行う「DXコンサルティング」も手掛ける。2020年11月時点のLTV(顧客生涯価値)は325.4万円。

 業績面について、2021年2月期は売上高が前期比45.7%増の7.0億円、経常損益が0.4億円の黒字(前期は1.4億円の赤字)転換する見通しとなっている。コロナ禍でデジタル活用を加速したい、新たにデジタル活用を進めたいという企業に対し、「DXコンサルティング」は受注が伸び、大きく伸長しているという。なお、目前に迫った2022年2月期計画も公表しており、売上高10.5億円(同48.6%増)、経常利益2.2億円(同4.8倍)、1株当たり当期純利益(EPS)27.18円など。

 この2022年2月期計画に基づく想定仮条件水準の予想PERは31~35倍程度で、類似のアクセス解析ツールを手掛けるユーザーローカル<3984>などと比較すると、一段の向上余地がありそうだ。

 公開規模については7億円前後となる見込み。ベンチャーキャピタル保有株は上場後も247万7300株(上場時発行済株数の35.9%)残り、上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。ただ、直近IPO銘柄の株価が好調だけに、既存株主も売り急ぐことはないだろう。また、2/18にアクシージア<4936>が新規上場するが、2/19に同時上場する企業はない。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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