2021年・秋の「おすすめの日本株」を紹介!「第1四半期の進捗率が高い株」ランキングと「アナリスト予想が強気の株」ランキングの上位5銘柄ずつ、全10銘柄を公開!
9月21日発売のダイヤモンド・ザイ11月号の大特集は、3カ月に一度の恒例特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2021年・秋】」! この特集では、日本株で注目度の高い人気500銘柄とJリート14銘柄を、アナリストなどの投資のプロが「買い」「強気」「中立」「弱気」「売り」の5段階で評価。さらに、「買い」「強気」という高い評価を受けた銘柄を対象として、「第1四半期の進捗率が高い株」「アナリスト予想が強気の株」「配当利回りが高い株」「初心者必見の少額で買える株」「理論株価よりも割安な株」という5つのカテゴリー別に、ランキングも作成している。
今回はこの特集から「第1四半期の進捗率が高い株」と「アナリスト予想が強気の株」ランキングの上位5銘柄ずつを紹介!(※最低投資額などの数字は、2021年9月2日時点。銘柄診断は、アナリストなど13名から構成された「ダイヤモンド・ザイ人気500銘柄分析チーム」が担当)。
「第1四半期の進捗率が高い株」のベスト5を紹介!
1位の「カプコン」は、すでに50%近い進捗率で出だし好調!
1~3月期決算企業の第1四半期決算が出揃った。好決算の企業が多く、なかには、早くも通期計画を上方修正したところも。出だしから好調な企業は、さらに計画を上方修正する可能性もあるため、要チェックだ!
そこで、ダイヤモンド・ザイ11月号の大特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2021年・秋】」では、「第1四半期の進捗率が高い株ランキング」を作成。進捗率とは「四半期累計の売上や利益」を「通期の予想売上や利益」で割った指標で、その段階において通期計画の何%まで達成しているかを示す。単純計算だと、第1四半期時点で進捗率が25%を超えていれば、会社自身の想定を上回る勢いであることを意味する。
特集内では、第1四半期時点の進捗率が高い株を15位まで公開しているが、ここでは上位5位までを紹介していこう。
もっとも進捗率が高かったのはカプコン(9697)で48%。これほど進捗率が高いにもかかわらず、2021年9月15日現在、通期予想はまだ上方修正していないため、今後に期待できる。また、5銘柄のなかで唯一、アナリストの投資判断が最高評価の「買い」だったのが、5位のメディアドゥ(3678)。電子書籍の配信が主力で、コロナ禍の追い風もあり、第1四半期は想定以上に業績を伸ばしている。
◆「第1四半期の進捗率が高い株」ランキング・ベスト5 |
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進捗率 | 最低投資額(9/2) | 投資判断 | 最新の株価 | |
1位 | ◆カプコン(9697・東1) | |||
48% | 32万円 | 強気 | ||
2位 | ◆ダブルスタンダード(3925・東1) | |||
36% | 77万円 | 強気 | ||
3位 | ◆田中化学研究所(4080・東J) | |||
30% | 10万円 | 強気 | ||
4位 | ◆第一生命ホールディングス(8750・東1) | |||
29% | 22万円 | 強気 | ||
5位 | ◆メディアドゥ(3678・東1) | |||
28% | 52万円 | 買い |
「アナリスト予想が強気の株ランキング」のベスト5を発表!
1位は「マネーフォワード」で強気度は驚異の1296%!
続いて紹介するのは「アナリストの営業利益の予想が、会社予想と比べて強気な株ランキング」だ。このランキングで上位の企業は、実状よりも慎重な通期計画を発表している可能性が高く、進捗率が高い株と同様、今後の上方修正が期待できる。
1位のマネーフォワード(3994)と2位のサンリオ(8136)は、会社予想が赤字となっているが、アナリストは黒字を予想している。特に、予想の乖離が大きかったのがマネーフォワードで、アナリストの強気度は1296%とケタ外れに大きい。なお、5位のビジョナルは人材派遣のビズリーチを傘下に置く持ち株会社で、2021年4月に上場したばかりだが、市場の注目度は高い。
◆「アナリスト予想が強気の株」ランキング・ベスト5 |
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強気度 | 最低投資額(9/2) | 投資判断 | 最新の株価 | |
1位 | ◆マネーフォワード(3994・東1) | |||
1296% | 90万円 | 強気 | ||
2位 | ◆サンリオ(8136・東1) | |||
450% | 22万円 | 強気 | ||
3位 | ◆Chatwork(4448・東M) | |||
88% | 11万円 | 強気 | ||
4位 | ◆ソースネクスト(4344・東1) | |||
83% | 2万円 | 強気 | ||
5位 | ◆ビジョナル(4194・東M) | |||
68% | 63万円 | 強気 |
ダイヤモンド・ザイ11月号では、今回紹介した「第1四半期の進捗率が高い株ランキング」と「アナリスト予想が強気の株」のランキングのほか、「配当利回りが高い株」「初心者必見の少額で買える株」「理論株価よりも割安な株」のランキングも掲載している。なかには、複数のランキングで上位にランクインしている銘柄も。さまざまな側面から、有望株を探してみてほしい!
【※関連記事はこちら!】
⇒「配当利回りランキング」高配当ベスト50銘柄を公開!【2021年最新版】会社予想の配当利回りランキングと一緒に、株主優待の有無や連続増配期間もチェック!
日本株市場や米国株市場で注目される銘柄の激辛診断は必見!
ダイヤモンド・ザイ11月号をチェック!
今回は、9月21日発売のダイヤモンド・ザイ11月号の大特集「人気の株500+Jリート14激辛診断【2021年・秋】」に掲載しているランキングを一部公開した。
ダイヤモンド・ザイ11月号では、ほかにも注目の特集が満載! 巻頭特集は「SNSやブログで注目の個人投資家22人が本気で選んだ!【株主優待ベスト94銘柄】ランキング」。この特集では、株主優待好きの個人投資家22人にアンケートを実施し、おすすめの株主優待株と、その魅力を存分に語ってもらっている。2021年10月~2022年3月に権利確定する銘柄に絞って紹介しているので、権利確定日が近い株主優待株を探したい人は参考にしてみよう。
そのほか「人気の【米国株150銘柄】激辛診断」「投資信託のウソに騙されるな!」「得か損か? オトナの”歯”事情」「10~20代の若者を中心に【暗号資産】トラブルが急増中!」「選挙と米国のテーパリングが鍵! 2021年終盤の日経平均株価はこう動く!」「人気の毎月分配型の投資信託100本の【分配金】速報データ」なども要チェック!
さらに、別冊付録で「全上場3806銘柄の【理論株価】」も付いてくる!「理論株価」とは、企業の真の実力を示す指標。実際の株価が「理論株価」より安ければ「割安」、「理論株価」よりも高ければ「割高」と判断できるので、気になる銘柄があるなら、この別冊付録で「理論株価」をチェックしてほしい!
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