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「過去最高益」を更新した企業の中で、財務や経営の効率性がピカイチの2銘柄を紹介! システム開発関連の 「TIS」、半導体関連の「トリケミカル研究所」に注目

2021年10月25日公開(2022年3月29日更新)
ザイ編集部
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「過去最高益を達成した株」のなかでも、DX推進が追い風で2ケタ増収増益が続く「TIS」と、半導体関連で業績を伸ばす「トリケミカル研究所」に注目!

発売中のダイヤモンド・ザイ12月号の大特集「いま【快進撃の株】87」では、日本株の中でも「利益が過去最高を達成した株」「株価が最高値になった株」「配当が最高額に達した株」を紹介している。今回はこの特集から「利益が過去最高を達成した株」の記事を一部公開!
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業績が8期以上連続で成長して、ROE10%以上などの条件も満たす
高成長&優良株は「TIS」と「トリケミカル研究所」!

 ダイヤモンド・ザイでは「過去最高の利益を達成した株」を探すにあたって、今期の営業利益の予想が過去最高となる銘柄に注目。さらに、そのなかから初心者でも買いやすい「長く業績成長が続く株(=持ちっぱなしで値上がり益を狙える株)」を探すべく、フェアトレードの田村祐一さんに選び方を聞いた。

 「データを検証した結果、8期以上連続で業績が成長した企業は、その後の成長率と株価上昇率がともに良好でした。その中でも収益力が高い企業は、高成長が続きやすい」(田村さん)
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 そこで、ダイヤモンド・ザイは「8期以上連続で増収増益であること」を含め、以下の4つの選定基準を設定した。

 チェック2に出てくるROE(自己資本利益率)とは、会社が持つ資本を使って、どれだけ効率的に稼ぐことができているかをチェックする指標。ROEが高ければ高いほど、効率的な経営ができていることを意味する。ここでは、ROEが10%以上であることを条件とした。

 さらに、財務内容や会社の規模に一定の安定感がある銘柄を選ぶため、チェック3の自己資本比率30%以上、チェック4の時価総額1000億円以上という条件も加えている。

 ダイヤモンド・ザイでは、この4つの基準を満たす「利益が過去最高の株」を多数紹介しているが、ここからはその中でも特に注目の2銘柄を取り上げよう(※以下、株価や配当利回りなどのデータは2021年10月5日時点)。
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 まずは、金融向けのシステム開発などを手掛けるTIS(3626)だ。

 TISは決済関連企業のIT投資ニーズの拡大に加え、前年度に子会社化した企業の業績が寄与。オフィス移転費用、人件費増を吸収し、2ケタの連続増収増益を予想。5G関連などの新規事業にも期待が持てるため、成長が持続する見込みだ。

 続いては、注目度が高い半導体の関連銘柄であるトリケミカル研究所(4369)だ。

 トリケミカル研究所は、半導体などの製造工程で使用する高純度化学薬品メーカー。特注品が多く、ニッチ市場で高シェア。業績は半導体の生産動向との連動性が高い。5G普及で光ファイバー用の製品も販売増となっている。

 さて、ここまで業績成長が続き、なおかつ安定感もある注目銘柄を2つ紹介してきた。先に上げた業績成長やROE、自己資本比率などの選定基準を満たす銘柄はほかにもあるので、注目してみてほしい!

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ザイ12月号

 今回は、発売中のダイヤモンド・ザイ12月号の大特集「いま【快進撃の株】87」から一部を公開した。

 ダイヤモンド・ザイ12月号の巻頭特集は「岸田新政権でどうなる⁉【日本株】」。10月31日の衆議院議員選挙に向けて、政治に対する関心が高まっているが、投資家にとって気がかりなのは、株価の行方だ。そこで、この特集では株価の上昇要因と下落要因について分析。それを基に、2021年の年末から2022年春までの株価の動きを、アナリストやエコノミストに予測してもらっている。また、岸田新政権の基本的な政策についてもまとめているので必見だ!

 そのほか「早く自由になりたい!【FIRE】入門」「【NISA(少額投資非課税制度)】の年末戦略」「景気減速の【中国】は売りか⁉ 日本の中国関連株は大丈夫?」「【早期退職】は得か損か」なども要チェック!

 さらに、別冊付録で「【老後の不安】解消BOOK」も付いてくる! ダイヤモンド・ザイでは、延べ7800人を対象に「老後のお金」に関するアンケートを実施。この別冊付録ではアンケートの結果を紹介するほか、経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説する”老後不安への対処法”も掲載しているので、少しでも老後に不安を感じている人は参考にしてほしい。

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