IPO株の銘柄分析&予想

「トリプルアイズ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のシステム開発、AIプラットフォーム提供企業との比較や予想まで解説![2022年4月24日 情報更新]

2022年1月27日公開(2022年4月24日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 【上場延期⇒再上場決定トリプルアイズ
市場・コード/業種 東証マザーズ・5026/情報・通信業
上場日 3月4日
申込期間(BB期間) 2月15日~2月21日
おすすめ証券会社 野村證券SMBC日興証券SBI証券松井証券マネックス証券丸三証券楽天証券岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
最高★5つ
初値(初値騰落率) -円(-%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

その他のIPO銘柄の情報はこちら!
※2022年2月10日、トリプルアイズは東京証券取引所マザーズへの上場手続きの延期を発表しました。今後の上場に向けたスケジュールは未定ですが、新たな情報が公開され次第、記事を更新します。

   ↓↓↓
※トリプルアイズ
は、2022年4月22日、再度上場承認され、2022年5月31日にIPO(新規上場)することが決定した。詳細はこちらの記事を参照。

「トリプルアイズ」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他のシステム開発、AIプラットフォーム提供企業との比較や予想まで解説!

トリプルアイズが3月4日にIPO(新規上場)!

「トリプルアイズ」の公式サイトより

 トリプルアイズは、2022年1月26日、東京証券取引所に上場承認され、2022年3月4日にIPO(新規上場)することが決定した。

 トリプルアイズは2008年9月3日に設立された。AIソリューション事業と研修事業を行っており、AIソリューション事業はSI部門とAIZE部門から構成されている。SI部門においてAI技術を用いたシステム開発を含むシステムインテグレーションビジネスに、 AIZE部門においてはストック型AIプラットフォームビジネスに取り組んでいる。

トリプルアイズのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 2月10
ブックビルディング(抽選申込)期間 2月15日~2月21日
公開価格決定 2月22日
購入申込期間 2月24日~3月1日
払込日 3月3日
上場日 3月4日

トリプルアイズのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2022年2月7日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
野村證券
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SMBC日興証券
[最短即日で取引可能]
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
松井証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
丸三証券
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楽天証券
[最短翌日に取引可能]
公式サイトはこちら!
岡三オンライン(旧:岡三オンライン証券)
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
公式サイトはこちら!
いちよし証券(主幹事証券)  
みずほ証券  
岡三証券  
極東証券  
東海東京証券  
東洋証券  

トリプルアイズのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1800
仮条件
[予想PER(※2)

倍~倍]
公募価格
初値
初値騰落率 %
予想トレーディングレンジ(※3)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2022年1月26日時点の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】
倍(連)
倍(連)
倍(連)

トリプルアイズの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 661万100株(予定)
公開株式数 公募34万7500株  売出13万4500株
(オーバーアロットメントによる売出7万2300株)
想定公開規模(※1) 10.0億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

トリプルアイズはAIソリューション事業を中心に展開

 2008年、東京都千代田区に設立。同社グループは、同社、連結子会社2社の計3社で構成されており、AI(人工知能)ソリューション事業を主な事業として取り組んでいる。報告セグメントは「AIソリューション事業(前期実績で売上高の98.0%)」「研修事業(同1.5%)」だが、AIソリューション事業はSI部門(同84.2%)とAIZE部門(同13.8%)から構成されている。

 SI部門では、LAMP(Webサイト構築技術)技術、OSS(オープンソースソフトウエア)開発技術をベースとした基幹システム・決済システムといったシステム開発を中心に、金融、流通、不動産、サービス、医療等の様々な業界で実績がある。大手SIerからの一次請けやエンドユーザーからの直接取引によるシステム開発が主となる案件となっている。システムの開発からネットワーク構築まで開発における様々な分野に精通したフルスタックエンジニアの育成に注力。AI、ブロックチェーン、IoT(モノのインターネット)等の研究開発成果を活かした最先端技術によるソリューションを提携先SIerと協働し、顧客先に提案できるのも大きな特徴。

 AIZE部門では、独自に開発したAIエンジンによるサービスを展開している。同社グループのAIエンジンは、画像認識を中心としそのなかでも顔認証のサービスをもっとも充実させている。画像認識にとどまらず言語処理、需要予測などに活用されており、他社のデバイスへの組み込みなども可能。AIZEが提供するサービスは、店舗等での顔画像の認識によるマーケティングサービス(AIZE Research)、従業員の勤怠管理・会員管理・入退室管理等を行う顔認証勤怠サービス(AIZE Biz)など。事例としてはヤマダデンキの顔認証決済サービス「ヤマダPay」へのAIZE導入などがある。囲碁AI世界2位の実績も。売上高の12.1%がキューブシステム<2335>向け。税務上の繰越欠損金あり。従業員は連結で198名。

 デジタルトランスフォーメーション(DX)推進機運の高まりで時流に乗る企業と受け止められ、各種実績からAIの開発力やサービス競争力も高く評価されるだろう。公開規模に荷もたれ感はなく、個人投資家の初値期待は高まりそうだ。ただ、ベンチャーキャピタルを含む一部大株主のロックアップが公開価格の1.5倍以上で解除される。また、業績成長率こそ高いが、想定仮条件水準の今期予想PERも相応に高水準。ALBERT<3906>が足元60倍程度なのを見ると、やや強気な価格設定という印象は拭えない。3ケタ倍に迫る場面では個人投資家の買いの手も鈍る可能性がある。

◆「トリプルアイズ」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
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SMBC日興証券[最短即日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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丸三証券
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DMM.com証券
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ

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◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
19社
52社
24社
47社
26社
80社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
345万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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SMBC日興証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2023 2022 2021
21社
91社
13社
89社
21社
122社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1245万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。
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【SMBC日興証券】
IPOの主幹事数が業界トップクラスで
2022年には24社のIPOの主幹事を務める
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