優待名人・桐谷さんおすすめの「株主優待株」2銘柄！カタログギフトがもらえて配当＋優待利回りが4％以上と高利回りな｢オリックス｣と｢ゆうちょ銀行｣に注目！

株主優待名人・桐谷広人さんがおすすめする「株主優待株」2銘柄を紹介！ カタログギフトがもらえて、配当＋優待利回りが高い「オリックス」と「ゆうちょ銀行」に注目！

発売中のダイヤモンド・ザイ2022年3月号の大特集は「利上げにもインフレにも負けない！【最強 日本株】」！ この特集では「王道株」「高配当株」「5万円株」「急回復株」「10倍株」「株主優待株」という6つのジャンル別に、アナリストが選んだ”最強”の日本株を紹介！ さらに、ストラテジストなどによる「2022年の日経平均株価の予測」や「今後の日本株市場で勝つための投資戦略」も取り上げているので、投資の参考になるはずだ。今回はこの大特集から、最強の「株主優待株」2銘柄を公開！
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業績も株価も安定していて保有しやすい「オリックス」と、
2022年から株主優待を新設した「ゆうちょ銀行」をチェック！

株主優待名人・桐谷広人さん

　桐谷広人さんが株主優待株を選ぶときの基準の一つは「株主優待＋配当の合計利回り」が4％以上であること。利回りが高いということは、株価が割安であることを意味する。そのため、株主優待や配当をもらいながら値上がり益も狙えるのがメリットだ。

　今回は、桐谷さんが注目している”2022年に投資するべき株主優待株”を2銘柄教えてもらった（※株価や配当利回りなどのデータは2022年1月5日時点のもの。2022年1月半ば以降、株価は大きく変動しているため、投資する際は最新情報の確認を）。
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　まずは、株主優待好きにはおなじみの銘柄ともいえるオリックス（8591）だ。

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　オリックスは、株主優待品を「ふるさと優待カタログ」（全国にある取引先の商品を掲載。好きなものを選べる）にしてから、株主数が4万人台⇒70万人台まで増えたほどの人気優待株。桐谷さんも定番の銘柄として、以前から注目している。

 「2022年も引き続きおすすめしたい優待株は、なんといってもオリックス。会社は金額を明示していませんが、100株保有で5000円相当のカタログギフトがもらえます。3年以上保有すると、ワンランク上のカタログがもらえるように。カタログの内容は、オリックスの全国の取引先の商品で、オリジナリティあふれるものです」（桐谷さん）

 「ふるさと優待カタログ」は3月のみだが、それに加えて3月と9月の年2回、100株以上の株主に発行されるのが「株主カード」。宿泊・食事や水族館、野球観戦など、オリックスグループが提供する各種サービスを割引価格で利用できるもので、こちらも利用価値は高いだろう。

 「株価は直近1年で2倍近くに上昇しています。しかも、連続増配を続けていて、長期で安心して保有できるので、株の初心者にもおすすめ。株価が上昇したにもかかわらず、配当利回りだけで3.17％。3年以上保有の株主優待が1万円相当だと仮定して算出した場合、株主優待＋配当の合計利回りは5％以上です」（桐谷さん）
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　続いて桐谷さんが挙げたのは、2021年に株主優待の新設を発表したばかりのゆうちょ銀行（7182）だ。

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　ゆうちょ銀行は2021年11月に株主優待の新設を発表。2022年3月末が初めての権利確定になる。株主優待の内容は、こちらもカタログギフトだ。
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 「株主優待をもらう条件が500株以上の保有で、50万円以上も必要な点は残念。ですが、株主優待品は3000円相当のカタログで、郵便局の『ふるさと小包』で取り扱う商品や、食品、雑貨、オリジナルフレーム切手などが掲載される予定だそう。今から届くのが楽しみです。株主優待新設の発表と同時に、配当予想を40円から47円に増額修正することも発表しました。株主優待利回りは高くはありませんが、配当利回りだけで4.23％あり、株主優待＋配当の合計利回りは4.77％になります。中間期に今期の業績予想も上方修正し、増益の見込み。株価は長期でみると底値圏ですし、優待目的で長期保有するにはいい買いタイミングだと思います」（桐谷さん）
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