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証券会社各社のスマホアプリを徹底比較!世界情勢の確認からリスク管理までできる工夫を凝らしたアプリを使いこなす方法

2014年4月2日公開(2022年3月29日更新)
久保田正伸
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3月10日にSBI証券からiPhone版の「HYPER株アプリ」が登場。また、松井証券でも3月24日にアプリ「株touch」の機能改善が行われた。日進月歩で使い勝手が向上しているスマホアプリ、今回は各社で利用できる機能について、実際にツールを起動しながらチェックした。その中で見つけたお役だち機能を紹介しよう。

 チェックを行ったのは、ネット証券各社が提供する日本株対応のアプリについて。チェック項目は、「指数」「ランキング情報」「テクニカル指標」「注文機能」の4点。各社で利用できるサービスや新機能、注目点など、詳しく紹介しよう。なお、具体的なツール名称は【表1】に掲載した。どのツールも該当するネット証券に口座を開設すれば、無料で利用できる。

【表1】この記事でチェックしたツールについて

ツール名 対応商品 対応機種 備考
 ◆SBI証券
HYPER株アプリ 日本株 iPhone、iPod touch、iPad、Android FX、先物は別アプリ
 ◆カブドットコム証券
kabu.com for iPhone/Android 日本株、プチ株、先物・
OP、FX、CFD、投資信託、外貨建MMF、カバードワラント
iPhone、iPod touch、iPad、Android
 ◆GMOクリック証券
iClick株 日本株 iPhone、iPad Android版「株roid」もある
 ◆松井証券
株touch 日本株、先物・OP iPhone、iPad、iPod touch、Android
 ◆マネックス証券
マネックストレーダー
スマートフォン
日本株 iPhone、iPodtouch、Android iPad版の「マネックストレーダー」もある。
先物版は、「マネックス・マーケットステーションスマートフォン」
 ◆ライブスター証券
livestar S 日本株、先物・OP iPhone、iPad、iPod touch、Android Android版はタブレット
端末未対応
 ◆楽天証券
iSPEED 日本株 iPhone、iPad、iPod touch、Android 先物・OPは専用
ソフトあり

 ※対応機種など、詳しくは各社ホームページでご確認ください。

スマホで国内外の指数を表示

 日本株の動向は、海外の市場や為替など、グローバルな要因に左右される。そこで重要なのが、国内外の指数をチェックしておくこと。最近ではスマホで表示できる指数が増えており、通勤電車の中でも手軽に世界中の指数の動きがわかる。

【図表2】SBI証券「HYPER株アプリ」で表示されるさまざまな指標

 たとえば、SBI証券の「HYPER株アプリ」では、CME日経先物が見られる【図表2】。日経先物はシカゴ(CME)でも取引されており、日本の日経平均は、シカゴの動向を受けて動き出すため必見だ。

カブドットコム証券の「kabu.com for iPhone/Android」では、色々な先物価格が見られる。日経先物をはじめ、東証REIT指数先物(不動産の状況)、NYダウ先物(アメリカの動向)、日経平均VI先物(相場の変動予想関連)など。

 他社ではあまり見られないが、市場に影響を与える重要な情報が見られるのがエイチ・エス証券の「スマ株」。WTI原油や金先物といった商品価格、日米の10年国債の金利が見られる。

 「JPX日経400」は今年から算出が始まった新指数だが、松井証券の「株touch」や楽天証券の「iSPEED」では、早くも表示が可能だ。

最新ランキングなら10分前比の値上り銘柄もわかる

 ランキング情報といえば、値上率や値下率、売買代金、出来高が一般的だが、それ以外の情報もチェック可能【図表4】。最近、出来高や売買代金の「急増」ランキングが見られるツールが増えている。

 「出来高は株価に先行する」と言われている。たとえば、長らく低迷してきた銘柄の出来高が急増すれば、上昇ののろしかもしれない。

 場中でも利用できる実践的なランキング情報を提供しているのが、マネックス証券の「マネックストレーダー スマートフォン」。PC版のマネックストレーダーに実装されたランキングが表示可能だ。

【図表5】「Top Price Range」は、当日の高値・安値の値動きが大きい銘柄のランキング。画面中の「変動率」に注目。マネックス証券の「マネックストレーダー スマートフォン」で表示可能だ。

 たとえば、値上率ランキングだけでも、「前日終値比」「10分前比」「当日始値比」「気配値(寄り前時間込み)」と種類が豊富。また、「Gap Up・Down」(直前の株価から大きく値上がり・下がり)、移動平均やVWAPからの乖離率(直近、または当日の値動きで大きく株価が上下)ほか、ユニークなランキングが多い【図表5】。

 ランキングをさらに絞り込めるスマホもある。一般的には「市場別」だが、他にも「自社内」(SBI証券「HYPER株アプリ」)、「登録銘柄内」や「保有銘柄内」のランキング(GMOクリック証券「iClick株」)などもある。

ライブスター証券の「livestar S」では、業種内銘柄のランキング表示が可能。また、ランキングの対象となる時間を、前日比、5日前比、52週、年中など細かく設定ができる(ただし、設定できない項目もある)。

一目均衡表やボリンジャーは標準。充実のテクニカル指標

松井証券は3月24日から「株touch」(iPhone版)のテクニカルチャートなどについて機能改善を行った。

 他社であまり見られない機能として、信用残(週足)や比較チャートの表示機能がある。画面スワイプ(なぞる)で表示位置の変更、ピンチイン・アウト(指でつまんで拡大・縮小)もできて、使い勝手がいい【図表6】。

【図表6】チャートの横表示。日足や分足などの切り替えも画面中のボタンで簡単。

 移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表は、この記事で紹介したどのスマホでも表示が可能だ。加えて、さまざまな指標が使える【図表7】。

 テクニカル指標の種類の豊富さでは、カブドットコム証券「kabu.com for iPhone/Android」が26種類と抜きんでている。

 実用的で独特な指標が使えるスマもある。「価格帯別出来高」が利用できるのはエイチ・エス証券の「スマ株」だけ。「移動平均乖離率」が利用できるのは、「スマ株」と楽天証券の「iSPEED」だけだ。

SBI証券の「HYPER株アプリ」など、指標のパラメータを変更できるスマホもある【図表7参照】。たとえば、移動平均線では、25日、75日といった一般的な線だけでなく、お好みで何日の移動平均線でも(「HYPER株アプリ」では最長140日まで)設定できる。

 また、「HYPER株アプリ」では、表示方法に工夫が見られる。3段表示ができるので、一目均衡表(上段)、MACD(中断)、ストキャスティクス(下段)という風に3つの指標を同時に見られる。

楽天証券の「iSPEED」の場合は、一画面で4つのチャート、「5分足」「日足」「週足」「月足」を同時に表示できる。スマホの小さな画面でもトレンドが見やすい。

◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
売買手数料(税込) 投資信託 外国株
すべて0円
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2604本 米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
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※この表は2025年5月6日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。
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※手数料コース「ゼロコース」の場合
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※この表は、2025年5月6日時点の情報に自動更新されているため、記事執筆時の情報とは異なっている場合があります。

スマホなら駆使したい特殊注文

 スマホはモバイルで使われる、常にザラ場が見られない状況を考えれば、特殊注文(自動売買)機能は重要だ。

 最低限必須となるのがリスク対策に役立つ「逆指値」注文で、これは【図表8】の全スマホで利用できる。

 逆指値注文とは、現物売りの場合、保有株の損切り(利益確保)設定となる。予想外の急落が起きた場合に大きな損失を防ぐ。

 「現在低迷中だが、上昇した時には買いたい」。そんな銘柄があれば買いの逆指値を設定しておく。レンジ高値突破などの条件を満たした時に注文が出るので、トレンドに乗り遅れない。

 特殊注文には、逆指値以外にも色々な種類がある。その趣旨は、「リスク対策」と「利益追求」にある。スマホでもっとも多彩な特殊注文が利用できるのがカブドットコム証券の「kabu.com for iPhone/Android」。

【図表9】ライブスター証券の「livestar S」では、逆指値、OCO、IFD、IFDOなど、さまざまな特殊注文が利用できる。

 また、ライブスター証券の「livestar S」にも昨年10月に機能が追加された【図表9】。特殊注文に興味がある方は、ネット証券のホームページ上の解説などを参考にしてほしい。注文は一定の期間出しっぱなしにできる。普通は週末までが限界だが、「livestar S」ならば最長30営業日。特殊注文の設定し直しといった注文の手間が省けて便利だ。

松井証券「株touch」では新機能「約定Push通知」が実装された。「株touch」を起動していない状態でも、注文約定時に端末上に通知が出る。

 さて、ここまで「指数」「ランキング」「テクニカル指標」「特殊注文」と4つのスマホ機能について紹介してきた。立派なトレーディング環境がなくても、スマホだけでもできることは多い。ぜひ、多彩な機能を相場ライフに役立ててほしい。

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売買手数料(税込) 投資信託 外国株
10万円/日 20万円/日 50万円/日
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
1900本 米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が0円。また25歳以下なら国内株の売買手数料が完全無料だ!  さらに、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。PTS(私設取引システム)では、早朝や昼休み、夜間も取引が可能。すべての投資信託の販売手数料は無料! また「eMAXIS Slimシリーズ」など低コストインデックス投信を含めた全投資信託が対象となる「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」がお得で、ポイント付与率は5大ネット証券のなかで最高水準。その使い勝手の良さは株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。「株の取引相談窓口」は、一般的なサポート窓口とは異なり、専門のオペレーターが投資の意思決定をサポート! 動画でわかる投資情報メディア 「マネーサテライト」では、日々のマーケット情報から投資の基礎情報まで各種配信している。
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株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
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すべて0円 2572本
米国、中国
、アセアン
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2604本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
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0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1900本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
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1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
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99円 115円 275円 550円/日 1818本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約5100銘柄の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」「マネックスカード」などの提携クレカで投資信託を積み立てると最大3.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
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0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1858本
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【三菱UFJ eスマート証券のおすすめポイント】
MUFGグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
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※1
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2025年後半に上がる業種・下がる業種は?
関税ショックで日本株どうなる?

●内需・円高耐性銘柄を狙え
●米中首脳会談実現で反騰へ
●年末に日経平均は4万円回復

◎巻頭企画
トランプ関税に動じない
最新好決算株44
●人気株15銘柄の最新売買診断も!
強気と買いが12銘柄!
今期増配予想の手堅い高配当株
株主還元強化株/連続増配株
バーゲンセール中の過去最高益株
トランプ政策がプラス!国内で稼ぐ株

◎第1特集
資金が少なくても度胸がなくても大丈夫!
攻めと守りの5万円株83銘柄
●5万円株の2大巨頭
NTT vs ソフトバンク今買うならどっち?
桐谷さん流暴落相場のしのぎ方&おススメ優待株
暴落3日間で買った全53銘柄を公開!
●<Part 1>守る!
利回り4%超がズラリ!鉄壁の高配当株
・堅実に成長または下がりにくい株
・財務健全で配当維持or増配期待株
・市場拡大期待のニッチ・DX株
●<Part 2>攻める!
高成長株から超割安株まで!驚異の爆騰株
・業界内で圧倒的な強みの内需株
・業績の勢いがスゴイ大幅増益株
・大復活が期待できる超お買い得株
●お宝株は地方にあり!スゴイ北陸株

◎第2特集
3回集中講座の第2回!チャート入門
●「チャートの形と買いタイミング」
◎第3特集
初心者がハマる9つのワナを解説
正しい知識を身に着けて暴落に振り回されない!

●相場が悪い時は積立をやめて様子を見るべき
●初心者はリスクが低い投資信託を選ぶべき

◎第4特集
今から準備して夏満喫!
ふるさと納税・夏カタログ50
【別冊付録】FXで長期&安定運用
レンジ&自動売買でコツコツ!

●初心者はリスクが低い投資信託を選ぶべきなど
◎連載も充実
●プロがこの先1カ月の日本株のポイントを解説&ガチ予測!
●3カ月先を読む「日本株」と「為替」の透視図
●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年4月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.10
●17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略Vol.05
●おカネの本音!VOL.35 川田修平さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.103
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


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