株ニュースの新解釈

ビジネスに必要なことは文化祭の模擬店がすべて教えてくれる!女子高生の起業体験プログラムを見学してきた

【第122回】 2014年7月4日公開(2025年3月27日更新)
保田 隆明
facebook-share
twitter-icon
このエントリーをはてなブックマークに追加
RSS最新記事

 先日、Evernoteを教育に導入してEvernoteのCEOが来学して話題となった品川女子学院。かねてからどんな教育をしているのだろうと興味を持っていたのだが、このたび同校で実施されている起業体験プログラムの一コマを見学する機会を得た。

 主目的は、この起業体験プログラムを私の勤務先である昭和女子大学の授業に組み込みたいと考えており、プログラムの開発者であるベンチャーキャピタルNTVPの村口社長にご相談したところ、ちょうど品川女子学院で生徒たちの中間発表があるので見せてもらおうということになった。

学校での模擬店こそ、ビジネスの疑似体験ができる

 日本での開業率の低さや、起業家教育の必要性は常に議論されることであるが、ではどんな起業家教育が必要なのかという点になると、てんで議論は進まない。

 そんな中、このNTVPが開発した起業体験プログラムは非常によくできている。端的には、模擬店出店を通じて、実際に学生たちに起業、そしてビジネスを体験させようというものである。

 「え?模擬店出店なんて世の中の多くの中学、高校、大学の学園祭や文化祭で実施しているあれ?そんなのでいいわけ?」なんて思うかもしれない。そう、多くの人にとって懐かしい青春の一コマのあの模擬店である。

 しかし、模擬店を一つのビジネスに見立てて、会社設立、資金調達、事業計画作成、労務管理、経理業務、決算業務、そして株主総会での収益分配という流れをがっちりと組み込み、かつ、それらの一つ一つのプロセスをその道のプロの社会人がサポートをするとどうであろうか。

 これはまさにビジネスに必要なすべてのプロセスを一気通貫で、かつ短期間で体験できるプログラムとなる。このプログラムは慶應大学を始め、大学から高校、中学と様々な教育現場で導入されている。

文化祭の出店場所も資金獲得も事業計画のプレゼン次第

 品川女子学院では高校1年生と2年生が参加している同プログラムは、4月から準備を開始し、9月の文化祭で模擬店を出店する。

 6月中旬に実施された中間発表は、どんな事業を行うのかの発表の場であり、その審査結果を受けて出資金額や出店場所などが決まるという。いい発表ほどたくさんの資金を獲得できて、よい場所がもらえるわけだ。

 これは、実際のビジネスにおけるベンチャーキャピタルからの資金獲得プロセスの疑似体験となる。審査員は教員の他に、会計士、経営者、商社マンなど多彩な顔ぶれの生徒の保護者たちが参加する。そして、プレゼンテーションに対するそれら実務者からの質問やコメントはどれもいい意味で手加減ない。実務の現場と同じレベルでビジネスモデルを検証するのである。

プレゼンは見て体得する

 プレゼンテーションは全部で10チーム(5クラス×2学年)。印象的だったのは、どのチームも非常にプレゼン力が高いということである。話し方、目線、声の抑揚はもちろん、動画やスキットを用意する等、見ている者を飽きさせずにひきこんで行く。

 私の前任校のゼミでは、ゼミ生たちがたくさん外部のビジネスプランコンテストに出場したこともあって、大学生レベルでの上手なプレゼンテーションは数多く見てきた。しかし、それらにも全くひけを取らないレベルであった。

 発表終了後、別室にてわれわれ見学者と学校側との質疑応答の時間を設けていただいたのであるが、そこでやはり他の見学者から「プレゼン力はどうやって鍛えているのか」という質問があった。それに対しての学校からの答えは、中学の頃から外部の様々な方を招いて上手なプレゼンを見ているので、生徒たちは自然とプレゼン力を高めるとのことである。一流のものを見せて自然と学ばせるということだが、真似て学ぶことの効果をまざまざと実感した。

スライドはKeynoteで作成

 また、プレゼンテーションのスライドはすべてMacのKeynoteで作られており、学生たちは手元にiPadを持ち、そのiPadを見ながらプレゼンを進めていた。

発表者の手元にはiPad。ICTの活用がうまく教育現場に溶け込んだいい事例

 品川女子学院はICT教育では先端を行く部類であろうから、そこでの事例を一般化することは当然にできない。しかし、最近は大学生でもMac派が年々多くなってきている。社会人でMacを活用している人の中には、私のようにPCはMacであるものの、使うソフトはWindowsのWord、Excel、PowerPointが中心という人が結構存在すると思われる。

 しかし、大学生たちにe-learningで課題を提出させると、WordやPowerPointではなくPagesやKeynoteで作成された課題が年々増えている。対応するこちら側も最近はすっかりiMacがメインマシンとなり、隣にあるWindows PCは、Windowsでないと稼働しないいくつかの統計ソフト等を使うとき以外は使用することが少なくなってきた。

 PCもタブレットも利用者層の低年齢化が進んでいる中、ハードもソフトも関連商品の開発現場において高校生以下を獲得することの重要性はますます高まるであろう。

企業へのアポ取りも学生が行う

 発表された事業プランの多くは、実際の企業とのコラボレーションを盛り込んだものであった。

 企業にしてみると、自社の商品を一つの高校の文化祭で販売したぐらいでは全く収益的には見合わない。通常の最低ロット数も満たさないであろうし、マーケティングの場として活用しようにも、高校生向けの商品を作っている企業ならともかく、同じリソースを他のマーケティング戦略に活用した方が効率的であろう。

 また、一つの高校とコラボレーションを行うと、他の高校から同じような依頼が出てきた時に断りにくいという側面もあろう。つまり、企業とのコラボは非常にハードルが高いはずだ。よって、コラボをどのように実現しているのかが非常に興味深く、その点を学校側に質問してみた。

 きっと品川女子学院という、実務界とのパイプが太く、メディアにもたくさん登場する高校だからこそ、学校側が企業に何らか依頼や働きかけをして特別に実現しているのであろうと思っていたのだが、学校からの返事は「すべて学生たちが、自分たちで企業にコンタクトを取って獲得しています」というものであった。教員がやるのは教員室の電話を貸してあげるだけ、とのこと。学生たちがとつとつと、このプログラムを実施する意義や想いをぶつけて企業を口説くそうである。

 中には20社以上に断られ続けたというチームもあったようで、このプロセスはまさに企業での営業のお仕事の疑似体験に該当する。なるほど、当日は、発表会の司会進行、タイムキープなど、運営はすべて生徒たちが行っていたので感心していたのであるが、プレゼン力やアポ取り等含め、それらは全て中学、高校の一貫教育の中で多面的に鍛えられた結果なのだなと納得した。

 それであれば、なおさらこの起業体験プログラムを大学教育にも取り入れて、多面的な学びの機会を提供すべきだという思いを強くした。

起業体験プログラムの潜在的弊害は?

 お金にまつわることを教育現場に持ち込むには、現場から様々な反対や軋轢が生じることが多い。特に高校教育までの教育界では、金儲けを教えてはいけないという風潮がある。

 しかし、社会人になって多くの人が行うことは金儲けである。もっとも、ここで言う金儲けとはカネのためにはなりふり構わず何をしてもいいという意味ではなくて、健全な収益を稼ぐという意味である。

 そのような教育は大学で行えばいい、という意見もあろうが、法学部、文学部、理系各種学部など、ビジネス系の授業がほとんど存在しない学部も大学には数多く存在する。経済系、経営系の学部ですら、理論が中心の世界であり、いざ稼ぐことを身近に感じる、あるいは体得する機会はあまりない。実務者を招いてのゲスト講義は今でこそ増えたものの、話を聞くのと体験、経験するのでは雲泥の差がある。

 おそらく品川女子学院でも当初は軋轢があったと思うが、軋轢があるのは当然のことなので、関心事はこの起業体験プログラムを実施しての教育上の弊害はなかったのか、という点であった。

 それについて学校側からは、やはり実社会と同じように、なりふり構わず儲けに走りすぎる事例も過去には登場したとのことである。しかし、度の過ぎた儲け主義は学校教育とは相容れないとして、それ以降は事業や企業の理念、目的、存在意義にウェイトを置くようにしたとのこと。モノがあふれている世の中では、人の心を動かして買ってもらうには理念が重要とのことだ。人間なので、放っておいても、いかに儲けるかは勝手に考えるのであろう。

 一方、企業理念や社会的存在意義などはある程度教えることが可能であり、また、教わらないとおろそかにする部分かもしれない。確かに、今回発表を聞いた各プランでは、まず理念は何かを説明するグループがほとんどであった。

ビジネスプランの前にまず理念ありき

 実際のベンチャーキャピタルが資金を投資する際も、経営者の才覚や事業計画等さまざま評価するわけだが、事業理念というのは一般のビジネスパーソンが思うよりもずっと重く評価される。

実際的なプログラムだからこそ体得できること

 人間、お金が絡むと真剣になる。

 「収益が上がった、バンザーイ!」となるのはつかの間。「これをどういう配分で分けるんだ」という議論になると、学生たちには緊張感が走る。ここで初めて、労働対価と出資に対してのリターン、つまり労働者と資本家の存在に気づく。

 労働者と資本家の存在は、高校教育までの社会の授業で当然耳にしている。が、それが実感を伴って理解することは実はないのだ。しかし、いざビジネスをしてみると一発で体得できる。

 また、労務管理なども同じで、放っておくと都合のいい言い訳をしてシフト勤務をサボって、儲けだけにはタダ乗りしようとする生徒や学生が増えるはずである。品川女子学院ではこういうタダ乗りの問題はあまりないということであったが、それは授業のカリキュラムに完全に組み込まれているからという要素もあろう。

 大学の場合は、最悪の場合は単位を落としてもいいという開き直りを学生側がすることができるので、その辺りのコントロールはより難しくなる。こういう労務管理、インセンティブの付与の仕方など、現実の企業でよくある問題もこのプログラムでは体験できる。

品川女子学院の場合、生徒1人が500円を出資し、利益が出た場合は出資金は現金で戻り、それ以上の利益は図書券で受け取る、あるいは、NPOなどに寄付するクラスもあるとのこと。利益を獲得することが目的というよりは、やはりビジネスを学ぶツールとしての活用ということになっている

*同時期に、大学のゼミ生たちがこの起業体験プログラムのエッセンスを勝手に少しだけ取り入れた形で模擬店を運営したのであるが、そこでのゼミ生たちの発見も興味深かった。収益をどう分けるのか、労働インセンティブをどうつけるのか、どうしたら稼げるかを考えた結果、最終的には、お金との向き合い方を学んだとのこと。ご興味ある方はこちらのブログをどうぞ。

 起業家教育と言うと起業をする一部の特殊な人を育成するような印象があるが、広い意味では、ビジネスを体験させる、あるいは、ビジネスの本質を多くの人に学ばせることだと考えるとその意義は理解されると思う。

 一方、そのように広義に設定してしまうと、起業家教育を提供したいという機関のインセンティブは弱まる。狭義の起業家教育であればベンチャーキャピタルにとっては青田買いとなるが、広義のビジネス教育になるとボランティア、あるいは社会的責任という要素が強くなる。

 本起業体験プログラムは後者の色合いが強いが、それでも長年にわたってこのようなプログラムを教育機関に導入して来られたNTVPのような存在は、今後の高等教育の現場でより必要になっていくであろう。
 

※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。
株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券!最新情報はコチラ!
証券会社(ネット証券)比較!売買手数料で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!取引ツールで比較ページへ
NISAおすすめ比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!人気の証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!株アプリで比較ページへ
 iDeCo(個人型確定拠出年金)おすすめ比較&徹底解説!詳しくはこちら!
ネット証券会社(証券会社)比較!最短で口座開設できる証券会社で比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!外国株で比較ページへ
桐谷さんの株主優待銘柄ページへ
証券会社(ネット証券)比較IPO(新規上場)比較ページへ
ネット証券会社(証券会社)比較!キャンペーンで比較ページへ
証券会社(ネット証券)比較!総合比較ページへ
【2025年5月6日時点】
【証券会社おすすめ比較】
 手数料、取引ツールetc.で総合比較! おすすめネット証券はココだ!
株式売買手数料(税込) 投資信託 外国株
1約定ごと 1日定額
10万円 20万円 50万円 50万円
◆楽天証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円 2572本
米国、中国
、アセアン
【楽天証券のおすすめポイント】
国内株式の現物取引と信用取引の売買手数料が完全無料(0円)! 株の売買コストについては、同じく売買手数料無料を打ち出したSBI証券と並んで業界最安レベルとなった。また、投信積立のときに楽天カード(一般カード/ゴールド/プラチナ/ブラック)で決済すると0.5〜2%分、楽天キャッシュで決済すると0.5%分の楽天ポイントが付与されるうえ、投資信託の残高が一定の金額を超えるごとにポイントが貯まるので、長期的に積立投資を考えている人にはおすすめだろう。貯まった楽天ポイントは、国内現物株式や投資信託の購入にも利用できる。また、取引から情報収集、入出金までできるトレードツールの元祖「マーケットスピード」が有名で、数多くのデイトレーダーも利用。ツール内では日経テレコン(楽天証券版)を利用することができるのも便利。さらに、投資信託数が2500本以上と多く、米国や中国、アセアンなどの海外株式、海外ETF、金の積立投資もできるので、長期的な分散投資がしやすいのも便利だ。2024年の「J.D. パワー個人資産運用顧客満足度調査<ネット証券部門>」では総合1位を受賞。
【関連記事】
◆【楽天証券の特徴とおすすめポイントを解説!】売買手数料が安く、初心者にもおすすめの証券会社! 取引や投資信託の保有で「楽天ポイント」を貯めよう
◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・楽天証券の公式サイトはこちら
【楽天カードを活用すれば、投資しながら楽天ポイントもゲット!】
楽天証券の公式サイトはこちら
◆SBI証券⇒詳細情報ページへ
すべて0円
※取引報告書などを「電子交付」に設定している場合
2604本
米国、中国、
韓国、ロシア
、アセアン
【SBI証券のおすすめポイント】
ネット証券最大手のひとつ。国内株式の売買手数料を完全無料化! 取引報告書などを電子交付するだけで、現物取引、信用取引に加え、単元未満株の売買手数料まで0円になるので、売買コストに関しては圧倒的にお得な証券会社と言える。投資信託の数が業界トップクラスなうえ100円以上1円単位で買えるので、投資初心者でも気軽に始められる。さらに、IPOの取扱い数は大手証券会社を抜いてトップPTS取引も利用可能で、一般的な取引所より有利な価格で株取引できる場合もある。海外株式は米国株、中国株のほか、アセアン株も取り扱うなど、とにかく商品の種類が豊富だ。米国株の売買手数料が最低0米ドルから取引可能になのも魅力。低コストで幅広い金融商品に投資したい人には、必須の証券会社と言えるだろう。2024年は「JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」の「証券業種」で1位を獲得。また口座開設サポートデスクが土日も営業しているのも、初心者には嬉しいポイントだ。
【SBI証券の関連記事】
◆【SBI証券の特徴とおすすめポイントを解説!】株式投資の売買手数料の安さは業界トップクラス! IPOや米国株、夜間取引など、商品・サービスも充実
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBI証券の公式サイトはこちら
◆松井証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1900本
米国
【松井証券のおすすめポイント】
1日定額制プランしかないものの1日の約定金額の合計が50万円以下であれば売買手数料が無料という手数料体系は非常に魅力的。また、25歳以下なら現物・信用ともに国内株の売買手数料が完全無料! 資金が少なく、複数の銘柄に分散投資する初心者の個人投資家にはおすすめだ。その使い勝手は、チャート形状で銘柄を検索できる「チャートフォリオ」を愛用している株主優待名人・桐谷さんも「初心者に特におすすめ」と太鼓判を押す。また、デイトレード限定で手数料が無料、金利・貸株料が0%になる「一日信用取引」や手数料が激安になる「一日先物取引」など、専業デイトレーダーにとって利便性の高いサービスも充実している。「J.D.パワー2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」では、ネット証券部門で1位を受賞した。
※ 株式売買手数料に1約定ごとのプランがないので、1日定額制プランを掲載。
【関連記事】
◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介
◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・松井証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆マネックス証券⇒詳細情報ページへ
99円 115円 275円 550円/日 1818本
米国、中国
【マネックス証券のおすすめポイント】
日本株の取引や銘柄分析に役立つツールが揃っているのがメリット。中でも、多彩な注文方法や板発注が可能な「マネックストレーダー」や、重要な業績を過去10期以上に渡ってグラフ表示できる「マネックス銘柄スカウター」はぜひ利用したい。「ワン株」という株を1株から売買できるサービスもあるので、株初心者はそこから始めてみるのもいいだろう。また、外国株の銘柄数の多さも魅力で、約5100銘柄の米国株や約2650銘柄の中国株を売買できる。「dカード」「マネックスカード」などの提携クレカで投資信託を積み立てると最大3.1%のポイント還元。さらに、投資信託の保有金額に対し、最大0.26%分(年率)のマネックスポイントが付与されるのもお得だ。なお、2023年10月にNTTドコモと業務提携を発表しており、2024年7月からは「dカード」による投資信託のクレカ積立などのサービスが始まった。
【関連記事】
◆NISAのクレジットカード積立は「dカード積立」がおすすめ! ポイント還元率は業界トップクラスの1.1%で、「dカード GOLD」ならお得な付帯サービスも満載
◆【マネックス証券の特徴とおすすめポイントを解説】「単元未満株」の売買手数料の安さ&取扱銘柄の多さに加え、「米国株・中国株」の充実度も業界最強レベル!

◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・マネックス証券の公式サイトはこちら
【人気の「米国株」の銘柄数がトップクラス!】
マネックス証券の公式サイトはこちら
◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 1858本
米国
【三菱UFJ eスマート証券のおすすめポイント】
MUFGグループが出資するネット証券で、SB証券や楽天証券などと並んで5大ネット証券のひとつ。日本株は、1日定額制なら1日100万円の取引まで売買手数料が無料(0円)!「逆指値」や「トレーリングストップ」などの自動売買機能が充実していることも特徴のひとつ。あらかじめ設定しておけば自動的に購入や利益確定、損切りができるので、日中に値動きを見られないサラリーマン投資家には便利だ。板発注機能装備の本格派のトレードツール「kabuステーション」も人気が高い。その日盛り上がりそうな銘柄を予測する「リアルタイム株価予測」など、デイトレードでも活用できる便利な機能を備えている。投資信託だけではなく「プチ株(単元未満株)」の積立も可能。月500円から株を積み立てられるので、資金の少ない株初心者にはおすすめだ。「J.D.パワー 2024年カスタマーセンターサポート満足度調査<金融業界編>」において、ネット証券部門で2年連続第1位となった。 
【関連記事】
◆【三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)のおすすめポイントを解説】NISA口座なら日本株と米国株の売買手数料が無料で、クレカ積立の還元率はネット証券トップクラス

◆auカブコム証券の新アプリで「スマホ投資」が進化! 株初心者でもサクサク使える「シンプルな操作性」と、投資に必要な「充実の情報量」を両立できた秘密とは?
◆au PAY カード」で積立投資すると最大5%のPontaポイントがたまる! NISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・auカブコム証券の公式サイトはこちら
◆GMOクリック証券⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/日 112本
(CFD)
【GMOクリック証券のおすすめポイント】
1日100万円まで取引は売買手数料無料! 1約定ごとプランの売買手数料も最安レベルで、コストにうるさい株主優待名人・桐谷広人さんも利用しているとか。信用取引の売買手数料と買方金利・貸株料も最安値レベルで、一般信用売りも可能だ! 近年は、各種ツールや投資情報の充実度もアップ。米国株の情報では、瞬時にAIが翻訳する英語ニュースやグラフ化された決算情報などが提供されており、米国株CFDの取引に役立つ。商品の品揃えは、株式、FXのほか、外国債券やCFDまである充実ぶり。CFDでは、各国の株価指数のほか、原油や金などの商品、外国株など多彩な取引が可能。この1社でほぼすべての投資対象をカバーできると言っても過言ではないだろう。なお、国内店頭CFDについては、2023年末まで10年連続で取引高シェア1位を継続。頻繁に売買しない初心者やサラリーマン投資家はもちろん、信用取引やCFDなどのレバレッジ取引も活用する専業デイトレーダーまで、幅広い投資家におすすめ!
【関連記事】
◆GMOクリック証券が“業界最安値水準”の売買手数料を維持できる2つの理由とは? 機能充実の新アプリのリリースで、スマホでもPCに負けない投資環境を実現!
◆「株主優待のタダ取り(クロス取引)」で得するなら、GMOクリック証券がおすすめ! 一般信用の「売建」を使って、ノーリスクで優待をゲットする方法を解説!
◆GMOクリック証券を「無料」で利用する裏ワザとは? グループ会社の株主優待を効率よく利用することで、1年間に「最大375回分」の売買手数料が0円に!
◆億トレーダーが初心者におすすめの証券会社を紹介! NISA口座の売買手数料無料のSBI証券と、株主優待で売買手数料が無料になるGMOクリック証券がおすすめ
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・GMOクリック証券の公式サイトはこちら
1約定ごと(税込) 1日定額(税込) 投資信託
※1
外国株
10万円 20万円 50万円 50万円
◆SBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)⇒詳細情報ページへ
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円
(1日定額)
0円/ 48本
【SBIネオトレード証券のおすすめポイント】
以前はライブスター証券だったが、2021年1月から現在の名称に。売買手数料を見ると、1日定額プランなら1日100万円まで無料。1日100万円超の価格帯でも大手ネット証券より割安だ。また、信用取引の売買手数料が完全無料(0円)なのに加え、信用取引金利の低さもトップクラス。アクティブトレーダーほどお得さを実感できるだろう。そのお得さは株主優待名人・桐谷さんのお墨付き。取引ツール「NEOTRADER」のPC版は板情報を利用した高速発注や特殊注文、多彩な気配情報、チャート表示などオールインワンの高機能ツールに仕上がっている。また「NEOTRADER」のスマホアプリ版もリリースされた。低コストで日本株(現物・信用)をアクティブにトレードしたい人におすすめ。また、売買頻度の少ない初心者や中長期の投資家にとっても、新NISA対応や低コストな個性派投資信託の取り扱いがあり、おすすめの証券会社と言える。
【関連記事】
◆【ネット証券おすすめ比較】株の売買手数料を比較したらあのネット証券会社が安かった!

◆株主優待名人の桐谷さんお墨付きのネット証券は? 手数料、使い勝手で口座を使い分けるのが桐谷流!
【証券会社おすすめ比較】編集部おすすめ!・SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
【積極的に売買する短期トレーダーに人気!】
SBIネオトレード証券の公式サイトはこちら
※手数料などの情報は定期的に見直しを行っていますが、更新の関係で最新の情報と異なる場合があります。最新情報は各証券会社の公式サイトをご確認ください。売買手数料は、1回の注文が複数の約定に分かれた場合、同一日であれば約定代金を合算し、1回の注文として計算します。投資信託の取扱数は、各証券会社の投資信託の検索機能をもとに計測しており、実際の購入可能本数と異なる場合が場合があります。

【SBI証券×ザイ・オンライン】タイアップ企画
新規口座開設+条件クリアした人全員に
現金2000円プレゼント!関連記事はこちら

ザイ・オンラインおすすめのネット証券会社!SBI証券の公式サイトはこちら
お得な限定キャンペーン! もれなく2500円プレゼント 株の売買手数料がお得!
SBI証券の公式サイトはこちら!
SBI証券
新規口座開設+条件クリアで
もれなく2000円プレゼント!
岡三オンライン証券の口座開設はこちら!
岡三オンライン証券
1日定額プランで
手数料を大幅値下げ!
松井証券の口座開設はこちら!
松井証券
1日50万円までの取引
なら売買手数料0円!
ネット証券最大手で、ザイ・オンラインでも人気NO.1関連記事 2017年の秋からIPO取扱数がトップクラスに!関連記事 優待名人・桐谷さんも「便利でよく使う」とおすすめ関連記事

今日の注目株&相場見通し!!
最短翌日!口座開設が早い証券会社は? おすすめ!ネット証券を徹底比較!おすすめネット証券のポイント付き
ZAiオンライン アクセスランキング
1カ月
1週間
24時間
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
楽天カードは年会費永年無料で、どこで使っても1%還元で超人気! 【マイルの貯まりやすさで選ぶ!高還元でマイルが貯まるおすすめクレジットカード!
ダイヤモンド・ザイ最新号のご案内
ダイヤモンド・ザイ最新号好評発売中!

攻めと守りの5万円株
最新好決算株
チャート入門

7月号5月21日発売
定価950円(税込)
◆購入はコチラ!

楽天で「ダイヤモンド・ザイ」最新号をご購入の場合はコチラ!Amazonで購入される方はこちら!

[攻めと守りの5万円株83]
◎巻頭特集
2025年後半に上がる業種・下がる業種は?
関税ショックで日本株どうなる?

●内需・円高耐性銘柄を狙え
●米中首脳会談実現で反騰へ
●年末に日経平均は4万円回復

◎巻頭企画
トランプ関税に動じない
最新好決算株44
●人気株15銘柄の最新売買診断も!
強気と買いが12銘柄!
今期増配予想の手堅い高配当株
株主還元強化株/連続増配株
バーゲンセール中の過去最高益株
トランプ政策がプラス!国内で稼ぐ株

◎第1特集
資金が少なくても度胸がなくても大丈夫!
攻めと守りの5万円株83銘柄
●5万円株の2大巨頭
NTT vs ソフトバンク今買うならどっち?
桐谷さん流暴落相場のしのぎ方&おススメ優待株
暴落3日間で買った全53銘柄を公開!
●<Part 1>守る!
利回り4%超がズラリ!鉄壁の高配当株
・堅実に成長または下がりにくい株
・財務健全で配当維持or増配期待株
・市場拡大期待のニッチ・DX株
●<Part 2>攻める!
高成長株から超割安株まで!驚異の爆騰株
・業界内で圧倒的な強みの内需株
・業績の勢いがスゴイ大幅増益株
・大復活が期待できる超お買い得株
●お宝株は地方にあり!スゴイ北陸株

◎第2特集
3回集中講座の第2回!チャート入門
●「チャートの形と買いタイミング」
◎第3特集
初心者がハマる9つのワナを解説
正しい知識を身に着けて暴落に振り回されない!

●相場が悪い時は積立をやめて様子を見るべき
●初心者はリスクが低い投資信託を選ぶべき

◎第4特集
今から準備して夏満喫!
ふるさと納税・夏カタログ50
【別冊付録】FXで長期&安定運用
レンジ&自動売買でコツコツ!

●初心者はリスクが低い投資信託を選ぶべきなど
◎連載も充実
●プロがこの先1カ月の日本株のポイントを解説&ガチ予測!
●3カ月先を読む「日本株」と「為替」の透視図
●10倍株を探せ!IPO株研究所2025年4月編
●ZAiのザイゼンがチャレンジ!目指せ!お金名人Vol.10
●17億円トレーダー・ジュンのFX成り上がり戦略Vol.05
●おカネの本音!VOL.35 川田修平さん
●株入門マンガ恋する株式相場!VOL.103
●マンガどこから来てどこへ行くのか日本国
●人気毎月分配型100本の「分配金」速報データ!


>>「最新号蔵出し記事」はこちら!


「ダイヤモンド・ザイ」の定期購読をされる方はコチラ!


>>【お詫びと訂正】ダイヤモンド・ザイはコチラ

「キャッシュレス決済」おすすめ比較 太田忠の日本株「中・小型株」アナリスト&ファンドマネジャーとして活躍。「勝つ」ための日本株ポートフォリオの作り方を提案する株式メルマガ&サロン

ダイヤモンド不動産研究所のお役立ち情報

ザイFX!のお役立ち情報

ダイヤモンドZAiオンラインαのお役立ち情報