人気の「パズドラ」「ツムツム」などのゲームアプリは意外と通信量が少ないため、「格安SIM」でも普通に遊べます。ソーシャルゲームは場合によって非常に通信量が多くなりますが、Wi-Fiが使える環境であれば普通のスマホと同じように楽しめます。
また、音楽を聴く場合は、何曲もダウンロードしたりすると通信量がかなり多くなってしまいますが、すでにダウンロードした曲を聴く分には、もちろん通信量はかかりません。そのため、Wi-Fi環境下でダウンロードし、それを移動中に聴くようにすれば、「格安SIM」でも何ら問題はありません。
さて、従来のキャリアから「格安SIM」に乗り換える流れを大まかに言うと、次のようになります。
①各キャリアのショップでMNPの転出予約をする(電話、ネットでもOK)
↓
②格安SIMを購入する(必要な場合は新たに安いスマホを購入)
↓
③格安SIMが自宅に届くので、設定を行う
↓
④利用開始
「格安SIM」を提供するキャリアは複数あるので、ネットで比較検討してみるといいでしょう。一つおすすめを挙げるなら、店頭で説明や手続きをしてくれる、「ビックカメラ」提供の「BIC SIM(ビックシム)」を推します。専門スタッフに手取り足取り教えてもらえて、初心者の人には心強いと思います。通信の安定性に定評のあるIIJが提供しているサービスという点でも、乗り換えやすいといえるでしょう。
最後に、「格安SIM」ユーザー、あるいは通話が多くて「格安SIM」に乗り換えられない大手キャリアユーザー向けに、通話料を極力抑えるおすすめの「格安通話アプリ」をご紹介します。
基本使用料が無料の「通話アプリ」を今すぐダウンロード!
「LINE Out」「楽天でんわ」は簡単に通話料が安くなる
「格安通話アプリ」を介して電話をすると、普通に電話するよりも圧倒的に料金を引き下げられます。これから紹介するアプリは、基本使用料などはかからないので、ぜひダウンロードしてみてください。
◆LINE Out(旧称「LINE 電話」)
おなじみの「LINE」には無料通話機能がついていますが、それとは別に「LINE Out」というサービスもあります。
無料通話は、「LINE」アプリをインストールしているユーザー同士が無料で通話できる音声通話サービスです(パケット通信使い放題のサービスに入っていないと、パケット代がかかります)。
これに対し「LINE Out」は、「LINE」アプリをインストールしていない、固定電話や携帯電話などにもかけることができる、有料のサービスです。
固定電話にかける場合で1分2円~、スマホにかける場合で1分6.5円~です。
「LINE Out」の通話料金は非常に安いのですが、インターネット回線を利用しているため、インターネット環境が不安定な場所だと、音声が聞きづらくなったり、通話が途切れたりすることがあります。
スマホの電話があるのに、わざわざアプリから電話するのは面倒に思われるかもしれません。しかし、スマホから電話をかけると通常1分で約40円かかる(通話料割引プランなどを除く基本プランの場合)ので、アプリからかけたほうが大幅に安上がりなのです。
スマホの料金プランを「通話はあまりしない」という設定で組んでいる人は、たまに通話が必要なときは「Line Out」からかけるようにしてみてください。
なお、基本料金は無料ですが、原則として事前に「コールクレジット」と呼ばれるものを購入し、通話料を前払いしておく必要があります。
◆楽天でんわ
「楽天でんわ」から電話をかけると、通常は1分40円かかるところが、1分20円で済みます。楽天コミュニケーションズの電話網を使って通話するため、音声も非常にクリア。ビジネスでの利用が多い人にも最適です。
アプリを通じて電話しても、相手に表示されるのは従来のユーザーの番号なので、相手に「誰からかかってきたかわからなかった」と不審がられる恐れもありません。
使った分だけ、料金を後払いする仕組みなのも、わかりやすくて簡単。料金に応じて「楽天スーパーポイント」が貯まっていくのも魅力のひとつと言えます。
「LINE Out」と「楽天でんわ」を比較すると、料金は「LINE Out」のほうが安いですが、音質などでは「楽天でんわ」に軍配が上がります。プライベートで使うときは「LINE Out」、ビジネス用は「楽天でんわ」などと、使い分けるようにするのもおすすめです。
なお、大手キャリアの料金プランは、新料金体系だと「通話し放題」になっています。そのため、通信よりも通話が多い人の場合は、「格安通話アプリ」を利用するよりも、そもそも料金プランを新しいものに変更した方が安くなる場合もあります。
自分の使い方は、インターネットを心置きなくできる方がいいのか、通話を重視して使っているのかを整理してみると、お得な料金プランを選びやすくなります。
今回紹介した「格安SIM」や「格安通話アプリ」、「料金プランの見直し」を活用して、スマホ代、通信費の節約を実践してみてください。
(取材・構成/元山夏香)
※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2023年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点・最新情報】
|
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード(NL) |
||||
0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
||||
◆楽天カード |
||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
|
【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
||||
【関連記事】 ◆【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2023年版】「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!全8部門の“2023年の最優秀カード”を詳しく解説!(最優秀メインカード部門) ◆「楽天ポイント」が改悪続きでも“最強のポイント”である理由を専門家が解説!「楽天カード」などだけでなく、無料でポイントを獲得できるサービスが魅力! ◆「楽天カード」よりも「楽天プレミアムカード」のほうが得をする“損益分岐点”が判明! 楽天市場で年36万円を利用しない限り、年会費無料の「楽天カード」で十分! |
||||
◆イオンカードセレクト |
||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
WAON モバイルSuica SMART ICOCA (モバイルSuicaと SMART ICOCAへの チャージ分は還元率0.25%) |
|
【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利がアップするので、「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! しかも「イオンカードセレクト」で年間50万円以上を利用すれば、年会費無料のゴールドカード「イオンゴールドカードセレクト」が手に入り、無条件で「イオン銀行Myステージ」が「ゴールドステージ」に! なお、2024年10月1日~12月8日に入会すると、カード発行後1カ月間は対象のイオンモール専門店での買い物が5%OFF(請求時)になるキャンペーンを開催中! |
||||
【関連記事】 ◆イオンカードを作るなら「イオンカードセレクト」が一番お得! WAONチャージでのポイント2重取り&イオン銀行で預金金利が優遇されやすくなる特典も! ◆【イオン銀行の金利・手数料・メリットは?】イオン銀行利用者は「イオンカードセレクト」が必須!普通預金金利などがアップしてさらにお得に使える! |
||||
還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆三井住友カード ゴールド(NL) |
||||
0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード ゴールド(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。Google PayではMastercardタッチ決済は利用不可。 |
||||
【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
||||
◆JCB CARD W(ダブル) |
||||
1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
||||
【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
||||
◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード |
||||
0.3~1.5% (※1) |
3万9600円 | AMEX | - | |
【アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードのおすすめポイント】 日本で最初に発行されたゴールドカード「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」の後継カードだけに、ステータス&付帯サービスは最高レベルで、カードが金属製という特別感もあって、一般的なゴールドカードとはケタ違い。たとえば、年間200万円(税込)以上を利用してカードを継続保有すると、国内40カ所以上の高級ホテルに無料宿泊できる「フリー・ステイ・ギフト」は、もはや一般的なプラチナカードすら凌駕するレベルの特典だ。さらに、高級レストランを2人以上で利用すると1人分が無料になる「ゴールドダイニング by 招待日和」や、世界1400カ所以上の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できる「プライオリティ・パス」、最高補償額1億円の「海外旅行傷害保険」が付帯するなど、もはや「ゴールドカード」の枠組みを大きく飛び越えている。また、家族カードは2人目まで年会費無料でお得(3人目以降は年1万9800円・税込)。 ※貯まるポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算。 |
||||
【関連記事】 ◆アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カードは“プラチナ”を超える“ゴールド”! 日本初のゴールドカードを受け継ぐ「新生ゴールド」を解説! ◆【アメリカン・エキスプレス・カードを一覧で比較】アメックスが発行する15枚のカードの年会費や特典、還元率を比較して、自分にピッタリの1枚を探そう! ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう! |
||||