高騰しているガソリン価格は
クレジットカード&ポイントカードで安くなる!
そろそろお盆休みですが、夏休みに自動車で外出される方も多いのではないでしょうか?
しかし最近、「ガソリン価格が高騰している」というニュースをよく見かけます。実際にどれくらい上昇しているのか確認すると、なんと1年間で1リットルあたり10~20円近くも上昇しています。消費税は3%の増税でしたが、その間にガソリン価格は10%以上アップしているのです。
ガソリン価格を少しでも安くするために、ガソリン価格を比較して少しでも安いガソリンスタンドで給油したり、石油会社が発行するクレジットカードを検討したりしている方も多いと思います。
そこで今回は、ガソリン価格が安なる「ポイントカード」と「クレジットカード」を紹介したいと思います。
まず前提として、平均的に1カ月にどのくらいの金額がガソリン代として支払われているのかを見てみましょう。
総務省統計局が2014年6月に発表した「2人以上の世帯の家計支出」というデータによると、「自動車等維持」は1万5862円となっています。この中には駐車場料金やメンテナンス料金、自動車保険なども含まれているのですが、詳細な内訳はわからないので、今回はこの「1万5862円」がすべてガソリン代として支払われていると仮定、また、ガソリン価格は1リットル=165円とし、1カ月間の給油量は1万5862円÷165円=96リットルとして、ガソリン代をどの程度安くできるかを考えたいと思います。
ガソリンスタンドの提携クレジットカードは
本当に一番ガソリンが安くなるのか?
ガソリン価格を安くするために、多くの人がまず考えるのは、ENEOS(JX日鉱日石エネルギー)の「ENEOSカードS(エネオスカード)」や昭和シェル石油の「シェルスターレックスカード」など、ガソリンスタンドを運営する石油会社が発行するクレジットカードを利用することでしょう。
「ENEOSカードS」は初年度年会費無料のうえ、年1回以上の利用で次年度以降も無料になる「実質」年会費無料カード。「シェルスターレックスカード」も初年度年会費無料で、年間24万円以上の利用で次年度以降も無料になります。どちらもある程度利用していれば年会費が無料になるクレジットカードということです。
さて、ガソリンスタンドでは「一般価格」と並んで「会員価格」が表記されている場合があります。「会員価格って何なの?」と感じる人も多いでしょう。「会員価格」とは上記のようなクレジットカードを保有していたり、店舗で発行しているプリペイドカードで支払ったりする場合などに適用される価格となります。ガソリンスタンドのクレジットカードによっては、店頭表示価格から2~3円安くなり、さらに請求時にも割引になる場合もあります。
例えば、ENEOSで給油して「ENEOSカードS」でガソリン代金を支払うと、ガソリンスタンドにもよりますが「会員価格」として店頭価格から1リットルあたり2~3円引き、「ENEOSカードS」の請求書から1リットルあたり2円引きとなりますので、1リットルあたり4~5円引きで給油ができます。店頭価格が165円の場合には160円で給油できるため還元率は約3%となります。
「ENEOSカードS」は年会費も実質無料で、4~5円引きであればガソリン代金専用のクレジットカードとして保有していてもよさそうですね。
次に、昭和シェル石油の「シェルスターレックスカード(スタープライズコース)」の場合を見てみましょう。「シェルスターレックスカード」で給油すると、クレジットカードの6カ月間の利用金額に応じて1リットルあたり最大8円引きとなります(レギュラーの場合)。さらに、店頭価格から1~2円引きになるところもありますので、最大10円引きとなります。
1リットルあたり10円引きは非常に大きいですが、以下の表を見て下さい。
ランク | 6カ月間のカード利用金額 | レギュラー1リットル当たり (WEB明細登録時) |
5 Star |
60万円以上
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8円引き |
4 Star |
42万円以上60万円未満
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6円引き |
3 Star |
30万円以上42万円未満
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4円引き |
2 Star |
12万円以上30万円未満
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3円引き |
1 Star |
12万円未満
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2円引き |
「シェルスターレックスカード」を1カ月に1万58621円のガソリン代金にのみ利用する場合、6カ月で約9万5000円の利用金額になります。これではランクは最低の「1Star」で、「WEB明細」に登録していてもガソリン代は2円引きにしかなりません。さらに、年間24万円以上を利用しなければ年会費(1375円・税込)が無料にならないので、ガソリン代を安くするためだけに保有するのは微妙ということになります。
ガソリンスタンド発行のクレジットカード以上に
ガソリン代が安くなる方法がある!
実は、ガソリンスタンドのクレジットカードを使わずにガソリンを安くする方法があるのです。
ENEOSの場合は「ENEOS Tカード」(一部のガソリンスタンドによっては一般の「Tカード」でも可)でも「会員価格」での給油が可能になります。もちろん、「ENEOS Tカード」はあくまでも「Tカード」ですから、年会費は無料です。ただし、ENEOSが発行するクレジットカードの「ENEOSカードS」よりも割引率は低く、1リットルあたり2円引きとなることが多いようです。
「ENEOS Tカード」は、他の「Tカード」と同様、「提示するだけ」でポイントが貯まりますので、ガソリン代の支払いは還元率が高いクレジットカードを利用すればいいわけです。
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【2024年4月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master AMEX |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆三井住友カード(NL) |
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0.5~7.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD | |
【三井住友カード(NL)のおすすめポイント】 券面にカード番号が記載されていない「ナンバーレス(NL)」なのが特徴(カード番号はアプリで確認可能)。通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※)する! さらに、獲得できる「Vポイント」は、dポイント、Pontaポイント、楽天ポイント、Tポイント、ANAマイルなどに交換できるほか、「1ポイント=1円」としてカード利用額に充当できるなど、ポイントの汎用性が高いのも魅力! ※ 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード(NL)」は年会費無料+高還元+最短10秒発行の“三拍子”が揃ったおすすめカード!「対象コンビニ&飲食店で最大7%還元」特典は利用価値あり! ◆「三井住友カード(NL)」は、年会費無料&対象コンビニで最大還元率7%のお得なクレジットカード! カード情報を記載していないのでセキュリティも抜群! |
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◆三井住友カード ゴールド(NL) |
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0.5~7.0% |
5500円 (ただし、年100万円以上の 利用で次年度から永年無料) |
VISA Master |
iD | |
【三井住友カード ゴールド(NL)のおすすめポイント】 2021年7月1日に発行が始まった、券面にカード番号が記載されていない“ナンバーレス(NL)”のゴールドカード。年会費5500円(税込)だが、年間100万円を利用すると(※1)、次年度から年会費が“永年無料”になるうえに、1万ポイントが「継続特典」としてもらえるのが大きな魅力! さらに、通常還元率は0.5%と一般的なクレジットカードと同等だが、Apple PayやGoogle Payに「三井住友カード(NL)」を登録して「Visaのタッチ決済」または「Mastercardタッチ決済」を利用すれば、セブン-イレブン、ローソン、マクドナルド、サイゼリヤ、バーミヤンなど、対象のコンビニや飲食店では還元率7%に大幅アップ(※2)するなど、ポイントも貯まりやすくてお得! ※1 対象取引などの詳細は、三井住友カードの公式サイトでご確認ください。※2 一部店舗および一定金額を超える支払いでは指定の決済方法を利用できない場合、または指定のポイント還元にならない場合あり。iD、カードの差し込み、磁気取引による決済は7.0%還元の対象外。 |
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【関連記事】 ◆「三井住友カード ゴールド(NL)」は、年100万円以上を使うと年会費が“永年無料”に! コンビニで7%還元、空港ラウンジや旅行保険などの特典も付帯してお得! ◆三井住友カード ゴールド(NL)のメリット・デメリットを解説! 同じく“実質”年会費が無料の「エポスゴールドカード」と付帯サービスなどを比較して魅力を解剖! |
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還元率 | 年会費 (税込) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~10.5% (※) |
永年無料 | JCB | QUICPay | |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 39歳以下の人だけが申し込める、年会費無料のうえに通常還元率1%のお得な高還元クレジットカード!(40歳以降も継続して保有可能)さらに「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」の「ポイントアップ登録(無料)」をすれば、Amazonやセブン-イレブンなどでは還元率2%、スターバックスでは「スターバックスカード」へのチャージで還元率5.5%、「Starbucks eGift」の購入で還元率10.5%に! ※貯まったOki Dokiポイントを「JCB PREMO」に交換した場合の還元率。 |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~10.5%のJCBの入門カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆au PAY カード |
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1.0~2.0% |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※) |
VISA Master |
- | |
【au PAY カードのおすすめポイント】 通常還元率1.0%でPontaポイントが貯まり、マツモトキヨシやかっぱ寿司などの「au PAY ポイントアップ店」では還元率1.5~2.0%以上に達する、auユーザー以外も得するクレジットカード! しかも、初年度は年会費無料、2年目以降は年会費1375円(税込)だが、年に1回でもカード決済、もしくは携帯電話などのauのサービスを利用していれば次年度以降の年会費も無料に! ※ 2年目以降1375円。ただし、年一回でも利用した場合、もしくは「au ID」に「au PAY カード」を紐付けて、携帯電話などのauサービスを利用している場合は次年度無料。 |
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【関連記事】 ◆「auカブコム証券+au PAY カード」で積立投資すると1%分のPontaポイントが貯まる! つみたてNISAも対象なので、これから投資を始める人にもおすすめ! |
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◆セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digital |
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0.5~2.0% (※1) |
初年度無料 次年度以降も 条件次第で無料(※2) |
AMEX | Suica | |
【セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード Digitalのおすすめポイント】 通常還元率は0.5%だが、QUICPay決済を利用した場合は還元率2%に大幅アップ!(※3)セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンといったコンビニはもちろん、マツモトキヨシやツルハグループなどのドラッグストア、ビックカメラやヨドバシカメラといった家電量販店など、QUICPayを利用できる店舗ではいつでもどこでも還元率2%になるので非常にお得! 貯まるポイントは、有効期限のない「永久不滅ポイント」なので、ポイントの失効を気にする必要がないのもメリット! ※1 通常1000円(税込)につき1ポイント貯まる永久不滅ポイントを 「1ポイント=最大5円相当」 の商品に交換した場合の還元率。交換する商品によっては、1ポイントの価値が5円未満になる場合あり。※2 2年目以降1100円。ただし、年一回でもクレジットカードの利用があれば次年度以降も無料。※3 年間合計30万円までの利用分が対象。以降は還元率0.5%。 |
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