岡三オンライン証券のIPO取扱数が、急速に伸びている。過去の岡三オンライン証券のIPO取扱数を見ると、2016年にはわずか6件だったが、2017年には23件に増加。そして2018年は、3月末時点ですでに17件の取り扱いが決まっている。3月末時点の全IPO数は24件なので、実に70.8%のIPO銘柄を取り扱う計算だ。
IPO取扱数の多い代表的な証券会社と岡三オンライン証券のIPO取扱比率(IPO取扱数÷全IPO数)を比較したのが下のグラフだ。
今年に入ってからのIPO取扱比率は、SBI証券、SMBC日興証券、みずほ証券などと並んでトップクラスで、なんと野村證券の1.5倍以上も多い。ここ2年の伸び率では、断トツと言って良いだろう。
この短い間に、岡三オンライン証券に一体何が起こったのか!? その疑問に答えるべく、岡三オンライン証券を直撃取材した!
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岡三証券が引受シ団に入ったIPO銘柄は
すべて岡三オンライン証券からも申込可能に!
「岡三オンライン証券は、2017年3月に新成長計画『ReBorn』を発表しました。その中のひとつとして挙げたのが、グループ会社である岡三証券と積極的に連携してIPOの取り扱いを拡大すること。2017年、2018年とこれだけIPO取扱数が増えたのは、その成果です」
と言うのは、岡三オンライン証券・営業推進部の稲田弘文(いなだ・ひろふみ)さんだ。
新成長計画「ReBorn」の一環として、2017年12月に実施された売買手数料の見直しでは、現物取引と信用取引を1日にそれぞれ20万円ずつ、合計40万円まで手数料無料で取引できるようになり、個人投資家の注目を浴びた。
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最近のIPO取扱数が急激に増加しているのも、その「ReBorn」によるサービス改善の一部だというのだ。
「岡三オンライン証券は、5年ほど前からIPOの取り扱いを始めたのですが、当初は委託販売が中心で、それほど取扱数は多くありませんでした。また、名証や札証、福証といった地方市場を取り扱っていなかったので、地方市場で上場するIPO銘柄を取り扱えないという問題もありました」(稲田さん)
委託販売というのは、主幹事証券の割当株数の一部を、主幹事証券や幹事証券、いわゆる引受シ団(引受シンジゲート団)に入っていない証券会社がIPO株の募集・売り出しを行うこと。通常、委託販売を希望する証券会社が取引所に申し込み、抽選によって取扱証券が決める。
「委託販売は、IPOを取り扱っているほとんどすべての証券会社が申し込むので、非常に倍率が高いんです。弊社も基本的にすべてのIPOの委託販売を申し込んでいますが、抽選に通って実際に取り扱えるのは、ほんの一部です」(稲田さん)
しかし、2017年の秋から、その状況がガラッと変わった。
「昨年の秋から、グループ会社である岡三証券が引受シ団に入っているIPOは、基本的にすべて岡三オンライン証券でも取り扱うことになりました。また7月からは、名証と札証、福証の取り扱いを始めたので、それらの市場に上場するIPO株も取り扱えるようになりました」(稲田さん)
ちなみに、2018年における岡三証券のIPO取扱比率が岡三オンライン証券より高いのは、岡三証券が引受シ団ではなく委託幹事として3銘柄のIPOを取り扱っている分だ。岡三証券が委託販売として参加する場合は、岡三オンライン証券にIPO株を回すことはないようだ。
岡三証券グループをあげて
IPOに力を入れ、取扱数を増やしている
岡三オンライン証券は、もともと岡三証券のオンライントレード部門という位置づけで設立されたネット証券だ。岡三証券は従来の店頭販売を中心とした証券会社、岡三オンライン証券はオンライントレードが基本のネット証券、という明確な棲み分けがある。
前出のIPO取扱比率のグラフを見ると、岡三証券もIPOの取扱数を増やしている。2016年には29件(34.9%)だったのが、2017年には51件(56.7%)、2018年(3月14日時点)で16件(80.0%)と、岡三オンライン証券ほどではないものの、かなりの勢いで増加しているのがわかるだろう。
IPOは個人投資家の人気が高いことから、証券会社にとっては新規口座開設数を増やすための「戦略商品」としての意味がある。そのため、岡三グループ全体でIPOに力を入れる方針なのだろう。
「岡三証券にとっても、自社の引受株数を減らしてでもIPO株の一部を岡三オンライン証券に回す意味はある」と言うのは、投資情報サービス・フィスコでIPO銘柄の分析を担当するアナリストの小林大純(こばやし・ひろずみ)さんだ。
「近年、ネット証券を通じたIPO申し込みが増えており、新規上場する企業や主幹事証券にとって、ネット証券の存在感が増しています。また企業には、数多くの個人投資家に幅広く株を保有してもらいたい、という気持ちもあります。つまり、引受シ団に入りたい岡三証券にとって、『うちを引受シ団に入れると、ネット証券である岡三オンライン証券でも売り出すことができますよ』というのは、ひとつのアピールポイントになるんです」(小林さん)
岡三証券と岡三オンライン証券は、相互にWIN-WINの関係を築きながらIPO取扱数を増やしているのだ。
「今年のIPO取扱数をどこまで伸ばすことができるのかは、岡三証券次第の部分があるので一概には言えませんが、昨年よりも大幅に増えることは期待していただいて良いと思います」(稲田さん)
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岡三証券が主幹事を務めるIPO銘柄は
岡三オンライン証券から申し込んでも当選確率が高い!
岡三証券が引受シ団に入っているIPO銘柄を岡三オンライン証券が取り扱えるようになったメリットは、IPO取扱数が増えることだけではない。通常の委託販売より、引受株数が多くなるケースがあるのだ。
「岡三証券がただの幹事証券として参加している場合は引受シェアが低いケースがほとんどなので、岡三オンライン証券に回ってくる株数もそれほど多くありません。しかし、岡三証券が主幹事の場合は、岡三オンライン証券もそれなりの株数を引き受けることになるので、他の引受シ団の証券会社よりも割当株数が多くなります」(稲田さん)
例えば、2017年3月29日上場のアズ企画設計の場合、岡三証券の引受シェアは0.9%しかないので、岡三オンライン証券に割り当てられる株数もかなり少数だ。しかし、2017年12月22日上場したミダックの場合、主幹事証券である岡三証券の引受シェアは91.4%。そのうち何%が岡三オンライン証券に回ったのかは公表されていないが、引受シェアが数%しかない他の幹事証券より、ずっと多くの株数が割り当てられたのは間違いない。
つまり、岡三証券が主幹事証券を務めるIPO銘柄では、岡三オンライン証券は「主幹事証券の次に当選確率が高い“狙い目証券会社”」と言えるのだ。
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■ | IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣! |
なお、ザイ・オンラインの「IPOスケジュール一覧」では、最新のIPO情報を提供している。主幹事証券をはじめとする引受シ団の証券会社については引受シェアまで掲載しているので、IPOのブックビルディングに参加する際の参考にしよう。
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■ | IPOスケジュール一覧[2018年] IPOの申込日や幹事証券、注目度などの最新情報を随時更新! |
実際に岡三オンライン証券から
2件のIPO銘柄に申し込んでみた!
岡三オンライン証券のIPOサービスとは、どのようなものか、ブックビルディングの抽選に当たることを願いつつ、実際に筆者も申し込んでみることにした。その模様を、ブックビルディングの手順を追いながらレポートしよう。
申し込んだ時期は、3月上場のIPOが募集される2月下旬。3月は、12月とともに例年IPOの数が多くなる時期だ。
岡三オンライン証券が取り扱うIPO銘柄は、公式サイトで確認できる。口座開設者がログインすると「会員ニュース」の欄にIPOの抽選情報が表示されており、ブックビルディングの申し込みページに進める。今回は、2018年3月16日上場の日総工産(6569)とフェイスネットワーク(3489)に申し込むことにした。
申し込める株数は、最小単元の場合が多い。フェイスネットワークの詳細ページにも「申込が集中することが予想されるため、お一人様あたりの当選株数は100株といたします。抽選申込株数は100株で入力してください」と、ただし書きがあった。
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IPO抽選申し込みの画面を見ると、申し込みにあたって「購入代金相当額の事前入金は必要ありません」と書かれている。実は岡三オンライン証券は、抽選後、当選か補欠当選が判明した後に入金をすればOKなのだ。一方、他の証券会社では、申し込み時点か、抽選時点で買付金額相当分の入金が必要となるケースが多い。
つまり、一般的な証券会社で同時にいくつものIPO株に申し込む場合、その分の資金を口座に入れる必要がある。例えば、買付金額20万円のIPO銘柄を並行して3銘柄、それぞれ4つの証券会社から申し込むには、合計240万円の資金が必要となる。それだけの資金がない人は、申し込むIPO銘柄や証券会社を絞り込む必要があるが、当然その分だけ当選確率は下がってしまう。
その点、岡三オンライン証券では、申し込み時点では入金が必要ないので、「IPOがあるから、とりあえず申し込んでおこう。お金は、当選してから入金すればいいや」と、気軽に申し込むことができる。
さて、募集情報(日程など)を確認した後は、抽選の申し込み内容を入力。申込株数は、ただし書きにあったとおり「100株」と入力。注文方法は「指値」と「成行」が選べるが、当選を狙うためには仮条件の最高額を「指値」で入れるか「成行」を選ぶ必要がある。今回は「成行」を選んだ。また、インサイダー取引でないことを確認する欄にも、チェックを入れておく。
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次の画面で申し込み内容を確認した後、取引パスワードを入力して申し込みを行った。手続きは5分程度で終了。事前入金の必要もないので、とても簡単だった。
抽選日は、フェイスネットワーク、日総工産ともに3月7日(水)。この日は公開価格の決定日に当たり、公開価格は午後3時半過ぎに東証の公式サイトで公表される。
抽選の結果は公開価格の決定を受けて、その日(3月7日)の午後7時頃にメールで送られてきた。残念ながら下の画面のとおり結果は2件とも「落選」。ちなみに現在の筆者のステージは、当選確率が最も低いBだ(「ステージ」については下の後述)。
「さすがに申し込んですぐに当選するほど甘くない」と思いながらも、あまりに申込み手続きが簡単なので、今後も岡三オンライン証券からIPOの申し込みを続けようと考えている。
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売買手数料(1日定額制、税抜) | 投資信託 | 外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | |||
0円 | 0円 | 350円 | 300本 | ― | |
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岡三オンライン証券では
ヘビーユーザーほどIPOの当選確率が上がる!
岡三オンライン証券のIPOは、過去の株(現物・信用)取引に応じたステージ制となっている。各ステージの内容と、各ステージの割り当て株数の比率は以下のとおり。株取引を頻繁に行っている人や投資信託の残高が多い人ほど、当選確率が上がるしくみだ。
■ステージの種類と判定基準 | ||||||
ステージ | 判定基準 | |||||
S | 信用取引手数料優遇コース「プレミアゼロ」「プラチナ」、または判定期間中の売買手数料が100万円以上 | |||||
A | 判定期間中の売買手数料が10万円以上100万円未満 | |||||
B | 判定期間中の売買手数料が10万円未満 | |||||
※判定期間1月1日~3月末日など指定の約3カ月間。 |
■抽選のステージと割当株数の比率 | ||||||
抽選区分 | 対象ステージ | 株数比率 | ||||
第1抽選 | S | 第3抽選の残りを2分 | ||||
第2抽選 | S、A | 第3抽選の残りを2分 | ||||
第3抽選 | 全ステージ (S、A、B) |
岡三オンライン証券への割当株数の10%を下回らない最小単元株数 |
当選確率がもっとも高くなる、信用取引の「プレミアゼロ」「プラチナ」コースの基準は以下のとおりだ。
■信用取引手数料優遇コース「プレミアゼロ」「プラチナ」の基準 | ||||||
コース名 | 判定条件 | |||||
プレミアゼロ | 日本株累計売買金額が20億円以上、または投資信託の平均残高が3000万円以上 | |||||
プラチナ | 日本株累計売買金額が5億円以上、または投資信託の平均残高が1000万円以上 | |||||
※累計売買金額は、毎月20日を基準日として算出 |
岡三オンライン証券は口座数が少ないので
ライバルとなるIPO投資家も少ない?
岡三オンライン証券は、IPO取扱数が急増している一方、大手ネット証券にくらべると口座数まだまだ少ない。2017年末時点の数字で比較すると、SBI証券が411万口座、SMBC日興証券が284万口座、大和証券が389万口座、マネックス証券が174万座、岡三証券が69万口座なのに対して、岡三オンライン証券は16万口座しかない。
口座数が少ないということはIPOに申し込むライバルも少ないため、IPO当選のチャンスがより期待できる。
IPO取扱数が最近になって急に増えたことから、「岡三オンライン証券=IPO投資に強い」という点に気づいている投資家はまだ多くない。つまり、岡三オンライン証券は、IPO投資家にとっての「穴場的な狙い目証券会社」と言えそうだ。
岡三オンライン証券なら
1日最大40万円の取引まで購入手数料が無料
岡三オンライン証券の強みはIPOだけではない。実は岡三オンライン証券は、高機能なトレードツールやRSSが使えるため、アクティブなトレーダーに人気が高い。さらに、前述の通り、2017年12月に売買手数料を改定し、1日の約定代金が現物取引と信用取引で20万円ずつ、合計40万円まで売買手数料を無料にしたことで、投資家の人気がより高まっている。
下の表は、主要ネット証券と岡三オンライン証券で1日定額プランの売買手数料を比較したものだ。1日の約定代金が20万円を超えた場合には他社とくらべてそこまで強みはないが、20万円までは「0円」と圧倒的にお得なことがわかる。
■現物取引・1日定額プランの売買代手数料ランキング | |||||
証券会社 (クリックで公式サイトへ) |
1日の約定代金合計(税込) | ||||
10万円 | 20万円 | 30万円 | 50万円 | ||
岡三オンライン証券 | 0円 | 378円 | 540円 | ||
楽天証券 | 0円 | 206円 | 308円 | 463円 | |
SBI証券 | 0円 | 206円 | 308円 | 463円 | |
松井証券 | 0円 | 300円 | 500円 | ||
岩井コスモ証券 | 86円 | 172円 | 259円 | 432円 | |
立花証券 | 216円 | 324円 | 540円 | ||
GMOクリック証券 | 230円 | 300円 | 430円 | ||
※2018年4月11日時点。全て税込。順位は、10万円の場合の売買手数料を基準にしています | |||||
◆ランキング詳細はこちら⇒ネット証券を現物手数料で比較! |
日本の株式市場には約4000銘柄が上場しているが、そのうち半分以上の銘柄は20万円以下で購入可能。つまり岡三オンライン証券であれば、全上場銘柄の半分以上の銘柄を売買手数料0円でトレードできるのだ。詳細は、以下の記事で解説しているので興味がある人は参考にして欲しい。
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IPO投資家であれば
岡三オンライン証券の口座を持っていても損はない!
最後に、ここまで解説した岡三オンライン証券のメリットをまとめておこう。
・IPO取扱数が急増し、2018年はトップクラスに
・岡三証券が主幹事証券を務めるIPO銘柄では、割当株数が多い
・IPO申し込み時に入金が要らないので、資金を気にすることなく申し込める
・大手証券にくらべ口座数が少なめなので、より当選が期待できる
株式市場の活況にともないIPO投資の人気が続いている。岡三オンライン証券のような穴場的な存在にいち早く気づいて活用することが、株式投資で成功する近道と言えるだろう。
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■ | 【証券会社おすすめ比較】IPO(新規公開株)の主幹事数・取扱銘柄数で選ぶ! より多くの当選が期待できるおすすめ証券会社 |
■ | IPOスケジュール一覧[2018年] |
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売買手数料(1日定額制、税抜) | 投資信託 | 外国株 | |||
10万円 | 20万円 | 50万円 | |||
0円 | 0円 | 350円 | 300本 | ― | |
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■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
⇒IPOに当選して儲けたいなら「主幹事証券」を狙え! 通常の引受証券の50~100倍も割当がある主幹事と主幹事のグループ会社の攻略がIPOで勝つ秘訣!
※証券や銀行の口座開設、クレジットカードの入会などを申し込む際には必ず各社のサイトをご確認ください。なお、当サイトはアフィリエイト広告を採用しており、掲載各社のサービスに申し込むとアフィリエイトプログラムによる収益を得る場合があります。 |
【2024年11月1日時点】
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◆SMBC日興証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
19社 52社 |
24社 47社 |
26社 80社 |
10%:1人1票の平等抽選 最大5%:「ステージ別抽選」※1 |
345万 |
【ポイント】 大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「日本郵政グループ3社」や「JR九州」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、2019年2月からは、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」がスタート。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。 ※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。 |
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【関連記事】 ◆【SMBC日興証券のおすすめポイントは?】信用取引完全無料、NISAや積立投資にも便利な株が小分けで買える「キンカブ」がおすすめ! ◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実 |
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◆SBI証券 | ||||
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) | ネット配分・抽選方法 | 口座数 | ||
2023 | 2022 | 2021 | ||
21社 91社 |
13社 89社 |
21社 122社 |
60%:1単元1票の平等抽選 30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分 10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分 |
1245万 ※ |
【ポイント】 ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2023年は全96社中91社と約95%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。 ※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。 |
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2023年12月末時点。 |