昨年、「SuMi TRUST CLUBリワードカード」と「ダイナースクラブ プレミアムカード」について解説しました。
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■SuMi TRUST CLUB リワードカード | ||
還元率 | 0.5~0.825% |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Master | |
年会費(税抜) | 3000円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
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◆「ダイナースクラブ プレミアムカード」は招待制! まずは「ダイナースクラブカード」に入会してインビテーションを待とう! ■ダイナースクラブカード |
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還元率 | 0.4~1.5% (※年6000円(税抜)の「ダイナース グローバルマイレージ」に加入して、ポイントをマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。) |
![]() |
発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円) | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
おすすめポイント |
◆「ダイナースクラブカード」のメリット・デメリットをわかりやすく解説! 年会費以上に得をする特典や手厚い旅行保険など“日本初のカード”の実力を検証! ◆【ダイナースクラブカードおすすめ比較(2019年版)】ダイナースクラブカードの15種類のメリットや特典、年会費を比較して、おすすめのカードを詳しく紹介! |
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2019年7月、「Sumi TRSUT CLUBカード」と「ダイナースクラブカード」が大きなリニューアルをすることになったので、今回はこの2枚のリニューアル内容について解説したいと思います。
「Mastercard」の最上位である「ワールドエリート」ランクの
「TRUST CLUBワールドエリートカード」が誕生!
まず、大きめのニュースとしては、2019年7月23日(火)に「TRUST CLUBワールドエリートカード」というカードが発行されます。国際ブランド「Mastercard」のランクは「ワールドエリート」という最上位のランクとなります。
■TRUST CLUB ワールドエリートカード | ||
還元率 | 1.0% |
![]() |
発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Master | |
年会費(税抜) | 13万円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA |
「Mastercard」には、一般、ゴールド、チタン、プラチナ、ワールド、ワールドエリートという6つのランクがあり、7月に誕生する「TRUST CLUBワールドエリートカード」は名前のとおり、最上位ランクのカードとなります。日本の国内で「Mastercard」の「ワールドエリート」ランクのカードというと、「ラグジュアリーカード」があるので、「TRUST CLUBワールドエリートカード」は国内で2例目の「ワールドエリート」のクレジットカードとなります。
「TRUST CLUBワールドエリートカード」の気になる年会費は13万円(税抜)で、家族カードは無料です。この「年会費13万円(税抜)」というのは、「ダイナースクラブ プレミアムカード」と「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と同じ金額です。「TRUST CLUBワールドエリートカード」は、「Mastercard」最上位のカードとなり、「Mastercard」のコンシェルジュを利用できます。
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◆2019年4月から、ついにインビテーション不要で申し込み可能に! ■アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
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還元率 |
0.33~1.5% (※ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税抜) | 13万円 | |
家族カード(税抜) | あり(4人目まで年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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また、「TRUST CLUBワールドエリートカード」を利用すると、100円につき4ポイントを獲得でき、年間利用金額に応じて最大1万ポイントのボーナスポイントがあります。「100円につき4ポイント」と聞くと非常に貯まりやすくてお得に感じますが、ポイントをキャッシュバックに利用する場合は「8000ポイント=2000円分」となるため、「1ポイント=0.25円」で、通常時の還元率は1%となります。「Sumi TRUST CLUB」の一般カードである「Sumi TRUST CLUBリワードカード」の通常時の還元率は0.5%なので、「TRUST CLUBワールドエリートカード」は一般カードの2倍の還元率となっています。ちなみに、ポイントの有効期限はありません。
そして、国際線の空港ラウンジ特典として「ラウンジ・キー(LoungeKey)」が利用できます。「ラウンジ・キー」は「プライオリティ・パス」と違って、クレジットカード自体でラウンジに入室できるため、空港に着いてから「プライオリティ・パスを持ってくるのを忘れた!」という残念なことになりにくい空港ラウンジ特典です。
(※ただし、到着したクレジットカードをそのまま空港ラウンジで提示しても利用できず、事前に登録処理が必要になるので忘れないようにしましょう。登録後は空港ラウンジで「TRUST CLUBワールドエリートカード」を出すだけで利用が可能になります)
なお、「ラウンジ・キー」は最近のプラチナカードに付帯することが多く、「Orico Card THA PLATINUM」や「ジャックスカードプラチナ」にも付帯しています。ただし、年6回までは無料で利用できますが、7回目以降は1回あたり27米ドルが必要となります。また、同伴者も1回27米ドルです。しかし、「TRUST CLUBワールドエリートカード」の場合は、年間の利用回数に制限がなく、7回でも10回でも無料で利用することができます。さらに、同伴者も1名まで無料。もちろん、家族カード会員も利用できるため、4人家族でも国際線の空港ラウンジを利用できるということです。
また、「TRUST CLUBワールドエリートカード」は、「Mastercard」のゴールドカード以上に付帯する特典「Taste of Premium」の「ワールドエリート」特典も利用することができます。対象レストランで2名以上のコース料理を頼むと1名分が無料となる「ダイニング by 招待日和」や、国際線の空港まで手荷物を3つまで無料で宅配できる「国際線手荷物無料宅配」サービスも利用できます。
ただし、一番利用するであろう「コンシェルジュデスク」は、「Mastercardコンシェルジュ」となり、こちらはあまり期待できません。他社のクレジットカードで、何度か「Mastercardコンシェルジュ」を利用したことがありますが、コンシェルジュサービスとしてのクオリティはそれほど高くなかった印象です。
「TRUST CLUBワールドエリートカード」の年会費13万円(税抜)は「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」と同じですが、自社のオリジナル特典を数多く用意している「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」と比較すると、「TRUST CLUBワールドエリートカード」はオリジナルの特典はほとんどなく、「Mastercard」の特典があるだけです。しかも、コンシェルジュサービスが使いにくいので、同じ年会費の「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」と比べてどうしても見劣りしてしまいます。
◆2019年4月から、ついにインビテーション不要で申し込み可能に! ■アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
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還元率 |
0.33~1.5% (※ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
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発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税抜) | 13万円 | |
家族カード(税抜) | あり(4人目まで年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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しかし、本来は年会費13万円(税込)の「TRUST CLUBワールドエリートカード」を年会費無料で無料する方法があるなら話は別です。
「ダイナースクラブ プレミアムカード」に
「TRUST CLUBワールドエリートカード」が自動付帯!
これまで解説してきたように、13万円(税抜)の年会費を払ってまで、「TRUST CLUBワールドエリートカード」を保有するのはおすすめできません。しかし、なんと「TRUST CLUBワールドエリートカード」を無料で取得する方法があります。
実は「ダイナースクラブ プレミアムカード」会員になると、「TRUST CLUBワールドエリートカード」が自動付帯する「コンパニオンカード」というサービスが2019年7月23日から始まるのです。
つまり、「ダイナースクラブ プレミアムカード」の年会費13万円(税抜)を支払うだけで、「TRUST CLUBワールドエリートカード」が無料で付いてくるのです。
◆「ダイナースクラブ プレミアムカード」は招待制! まずは「ダイナースクラブカード」に入会してインビテーションを待とう! ■ダイナースクラブカード |
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還元率 | 0.4~1.5% (※年6000円(税抜)の「ダイナース グローバルマイレージ」に加入して、ポイントをマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円) | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
おすすめポイント |
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「ダイナースクラブ」を発行する「三井住友トラストクラブ」は、「ダイナースクラブ」が海外で利用できる加盟店が少ないことを自分たちでよくわかっていて、自社サイト内の「海外でのクレジットカードのご利用について」というページで、「他の国際ブランド(VisaやMastercard)のクレジットカードも含めた代替の決済手段を携帯いただくことをおすすめしています」と書いてあります。
しかし、新しく始める「コンパニオンカード」のサービスによって、「ダイナースクラブ プレミアムカード」に「Mastercard」ブランドの「TRUST CLUBワールドエリートカード」が自動付帯するため、海外で使いにくいという問題は解消されます。さらに、従来からの「ダイナースクラブ プレミアムカード」の特典に加えて、「TRUST CLUBワールドエリートカード」の特典も利用できるようになるので、かなり使い勝手がよくなります。
つまり、「ダイナースクラブ プレミアムカード」を保有すると、年会費は従来の13万円(税抜)で、「ダイナースクラブ」と「Mastercard」の2つの国際ブランドの最上位カードを保有できるというメリットが生まれるのです。
なお、「ダイナースクラブ プレミアムカード」の前回の記事では、ポイントプログラムの内容を「100円につき2ポイント」が貯まると紹介しましたが、残念ながら2019年9月16日以降は通常時で国内は「100円につき1.5ポイント」、海外は「100円につき2ポイント」に変更になります。ただし、海外利用分については2022年3月15日まで「100円につき2.5ポイント」に期間限定でポイントアップします。そして、「ダイナースクラブ プレミアムカード」に付帯する「コンパニオンカード」の「TRUST CLUBワールドエリートカード」を利用した場合は「100円につき1ポイント」の「ダイナースクラブ リワードポイント」が貯まります。
また、ポイント付与率だけでなく、「ダイナースクラブ プレミアムカード」に付帯する「プライオリティ・パス」のサービスも変更となり、2019年10月1日から家族会員への付帯が終了します。かわりに同伴者1名まで無料となるサービスが付帯するため、利用できる人数に変わりはありません。しかし、「コンパニオンカード」として発行できる「TRUST CLUBワールドエリートカード」の場合は家族会員にも「ラウンジ・キー」が付帯するため、そちらを利用すれば、これまでとほぼ同様のサービスが受けられることになります。
以上のように、「TRUST CLUBワールドエリートカード」は、単体で持つクレジットカードとして発行されたと言うよりは、「ダイナースクラブ プレミアムカード」会員のサービス拡充のために「コンパニオンカード」として発行されることが前提のカードと考えたほうがよさそうです。
◆「ダイナースクラブ プレミアムカード」は招待制! まずは「ダイナースクラブカード」に入会してインビテーションを待とう! ■ダイナースクラブカード |
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還元率 | 0.4~1.5% (※年6000円(税抜)の「ダイナース グローバルマイレージ」に加入して、ポイントをマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円) | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
おすすめポイント |
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「ダイナースクラブカード」には、コンパニオンカードとして
「TRUST CLUBプラチナマスターカード」が自動付帯することに
「ダイナースクラブ プレミアムカード」には「TRUST CLUBワールドエリートカード」が自動付帯しますが、通常の「ダイナースクラブカード」に自動付帯するのは「TRUST CLUBプラチナマスターカード」になります。「TRUST CLUBプラチナマスターカード」は、以前の「SuMi TRUST CLUBリワードカード」の名称が変わったもので、基本的な特典は以前のままとなります。
【※関連記事はこちら!】
⇒SuMi TRUST CLUBリワードカードは、プラチナ級の付帯特典がついて年会費3000円のコスパ最強カード! Mastercard「チタン」の豪華サービスを使い倒せ!
■SuMi TRUST CLUB リワードカード | ||
還元率 | 0.5~0.825% |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Master | |
年会費(税抜) | 3000円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
関連記事 | 「SuMi TRUST CLUB リワード ワールドカード」がコスパ最強! Mastercardのステータスによって使える特典が異なる「Taste of Premium」を解説! | |
「SuMi TRUST CLUBリワードカード」から「TRUST CLUBプラチナマスターカード」への名称変更とともに、「Mastercard」のランクは「チタン」から「プラチナ」相当に格上げとなっているようです。ただし、筆者が調べた限りでは「プラチナ」になってもサービス自体の変更はなさそうです。他社の「Mastercardプラチナ」で利用できる特典を利用できるわけではなく、「国際線手荷物宅配サービス」も帰国時に1個500円での宅配となっていて、従来の「Mastercardチタン」の特典から変わっていません(他社の「Mastercardプラチナ」に該当するカード、例えば「Orico Card THE PLATINUM」や「三井住友プラチナマスターカード」などの場合、「国際線手荷物宅配サービス」では2個まで無料の場合が多くなっています)。
「TRUST CLUBプラチナマスターカード(旧SuMi TRUST CLUBリワードカード)」のスペックを復習すると、年会費は3000円(税抜)にもかかわらず、「Mastercard」の「Taste of Premium」特典を利用できるクレジットカードとなり、対象レストランで2名以上のコース料理を注文すると1名分が無料となる「ダイニング by 招待日和」を利用できます。「招待日和」のサービスが付帯するクレジットカードの年会費として「3000円(税抜)」というのは最安値でしょう。
ただし、「ダイナースクラブカード」では同じようなサービスである「エグゼクティブダイニング」を利用できますので、やはり「ダイナース」ブランドに加えて「Mastercard」ブランドが利用できるようになり、クレジットカードを利用できる場所が増えるというのが最大のメリットとなります。
なお、「ダイナースクラブカード」を利用した場合は通常「100円につき1ポイント」が貯まりますが、コンパニオンカードとして付帯する「TRUST CLUBプラチナマスターカード」を利用した場合は「200円につき1ポイント」のポイント付与となります。
「SuMi TRUST CLUB」の「リワードワールドカード」と
「ゴールドカード」は「TRUST CLUBワールドカード」に統一!
ほかにも「SuMi TRUST CLUB」のカードには変更点があります。年会費12000円(税抜)の「SuMi TRUST CLUBリワードワールドカード」と「SuMi TRUST CLUBゴールドカード(Mastercard)」は統一されて、「TRUST CLUBワールドカード」に切り替わります。
「TRUST CLUBワールドカード」はMastercardのランクでは「ワールド」となるため、国際線の空港手荷物宅配サービスが2個まで無料で配送できたり、「ダイニング by 招待日和」を利用できたりします。また、家族カードの年会費も無料になるなど、年会費1万2000円(税抜)のクレジットカードとしては「TRUST CLUBワールドカード」は非常にコストパフォーマンスがいいカードと言えます。
■TRUST CLUB ワールドカード | ||
還元率 | 0.75% |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Master | |
年会費(税抜) | 1万2000円 | |
家族カード(税抜) | あり(年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
そして、国際線の「空港ラウンジ」のサービスも変更となります。従来、「SuMi TRUST CLUBリワードワールドカード」と「SuMi TRUST CLUBゴールドカード(Mastercard)」では「プライオリティ・パス」が付帯していましたが、「TRUST CLUBワールドカード」に統一された後は「ラウンジ・キー」のサービスとなります。
従来の「プライオリティ・パス」は最上位の「プレステージ会員」ではなく、1回ごとに32米ドルの支払いが必要な「スタンダード会員」でした。「ラウンジ・キー」に変更後も料金は必要になりますが、金額は1人当たり27米ドルと従来の「プライオリティ・パス」よりも安くなります。また、従来の「SuMi TRUST CLUBリワードワールドカード」と「SuMi TRUST CLUBゴールドカード(Mastercard)」では、家族会員には「プライオリティ・パス」が付帯しませんでしたが、「TRUST CLUBワールドカード」の「ラウンジ・キー」の場合は家族会員も登録は可能なので“サービス改善”となっています。
なお、「三井住友トラストクラブ」が発行する「SuMi TRUST CLUB」のカードの今回のリニューアルは、ここまで説明してきた名称変更やカードの統合、ICチップの搭載、「Visa」ブランドでは「タッチ決済」の搭載など、さまざまな変更が行われています。そのリニューアル内容をまとめると以下のようになります。
■「SuMi TRUST CLUB」のリニューアル内容のまとめ | |||
国際ブランド | 変更前 | 変更後 | 変更内容 |
Master card |
― | TRSUT CLUB ワールドエリート カード |
・新規発行 |
SuMi TRUST CLUB リワード ワールド カード |
TRUST CLUB ワールドカード |
・カード統合 |
|
SuMi TRUST CLUB ゴールドカード |
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SuMi TRUST CLUB リワードカード |
TRUST CLUB プラチナ マスターカード |
・名称変更 |
|
SuMi TRUST CLUB クリアカード |
TRUST CLUB クリア マスターカード |
・名称変更 ・ICチップ搭載 |
|
Visa | SuMi TRUST CLUB プラチナカード |
TRUST CLUB プラチナ Visaカード |
・名称変更 ・ICチップ搭載 ・Visaのタッチ決済搭載 ・リボ払い時の ボーナスポイント終了 (エリートカードは対象外) ・TRUST CLUB エリートカードは 年間利用額による ボーナスポイント終了 |
SuMi TRUST CLUB ゴールドカード |
TRUST CLUB ゴールドカード |
||
SuMi TRUST CLUB エリートカード |
TRUST CLUB エリートカード |
||
デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB プラチナ VISAカード |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナ VISAカード |
||
デルタ スカイマイル SuMi TRUST CLUB ゴールド VISAカード |
デルタ スカイマイル TRUST CLUB ゴールド VISAカード |
||
SuMi TRUST CLUB クリアカード |
TRUST CLUB クリア Visaカード |
上記のように、「SuMi TRUST CLUB」のカードには、実に多くの変更がありますが、実際の利用者にとってはそれほど大きな問題ではありません。もっとも大きなリニューアルは、同じ「三井住友トラストクラブ」が発行する「ダイナースクラブ」のカードに、「コンパニオンカード」として「TRUST CLUB(旧SuMi TRUST CLUB)」のカードが自動付帯するというものでしょう。
コンパニオンカードのサービスを導入することによって、「ダイナースクラブカード」や「ダイナースクラブ プレミアムカード」に「TRUST CLUB」のカードが自動付帯して、Mastercardの加盟店でも利用できるようにすると同時に、Matercardの付帯特典も利用できるようにすることで、「三井住友トラストクラブ」としては「ダイナースクラブ」のクレジットカードを中心にした成長戦略を考えていると感じました。
「ダイナースクラブカード」の利便性&お得度がアップしたのは確実なので、興味がある人は検討してみてはいかがでしょうか。
◆「ダイナースクラブ プレミアムカード」は招待制! まずは「ダイナースクラブカード」に入会してインビテーションを待とう! ■ダイナースクラブカード |
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還元率 | 0.4~1.5% (※年6000円(税抜)の「ダイナース グローバルマイレージ」に加入して、ポイントをマイルに移行した場合。1マイル=1.5円換算。) |
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発行元 | 三井住友トラストクラブ | |
国際ブランド | Diners | |
年会費(税抜) | 2万2000円(「ダイナース グローバルマイレージ」加入時は別途年会費6000円) | |
家族カード(税抜) | あり(年会費5000円) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
ICOCA | |
おすすめポイント |
◆「ダイナースクラブカード」のメリット・デメリットをわかりやすく解説! 年会費以上に得をする特典や手厚い旅行保険など“日本初のカード”の実力を検証! ◆【ダイナースクラブカードおすすめ比較(2019年版)】ダイナースクラブカードの15種類のメリットや特典、年会費を比較して、おすすめのカードを詳しく紹介! |
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◆2019年4月から、ついにインビテーション不要で申し込み可能に! ■アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード |
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還元率 |
0.33~1.5% (※ポイントをマイルに交換した場合。1マイル=1.5円換算) |
![]() |
発行元 | アメリカン・エキスプレス | |
国際ブランド | AMEX | |
年会費(税抜) | 13万円 | |
家族カード(税抜) | あり(4人目まで年会費無料) | |
ポイント付与対象の 電子マネー |
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◆「アメックス・プラチナ」は、招待不要で申し込める最強のプラチナカード! 年会費は13万円と高額だが、空港やホテル、コンシェルジュのサービスはピカイチ ◆アメックスの新規入会キャンペーンをまとめて紹介!「アメリカン・エキスプレス」の入会特典で、ポイントやマイルをお得に獲得しよう!(アメックス・プラチナ編) |
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※クレジットカードの専門家2人が選んだ、2021年の最強カードは?
⇒【クレジットカード・オブ・ザ・イヤー 2021年版】
「おすすめクレジットカード」を2人の専門家が選出!
全8部門の“2021年の最優秀カード”を詳しく解説!
【2021年1月1日時点・最新情報】
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還元率 | 年会費 (税抜) |
ブランド | 電子マネー対応 (ポイント付与対象) |
カード フェイス |
◆OricoCard THE POINT (オリコカード・ザ・ポイント) |
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1.0~2.5% | 永年無料 | JCB Master |
Suica ICOCA |
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【OricoCard THE POINTのおすすめポイント】 年会費無料ながら新規入会後6カ月は2.0%の高還元率で、7カ月以降も通常還元率が1.0%の高還元クレジットカード。「オリコモール」活用で「Amazon」では還元率2%になるほか、各サイトで貯まるポイントも含めれば「楽天市場」では還元率2.5%、「Yahoo!ショッピング」では還元率3.0%、サイトによっては還元率15%以上に達するなど、ネットショッピングでは最強レベル。また、「iD」と「QUICPay」を搭載しているので少額決済でも便利。貯めたポイントは「Amazonギフト券」「iTunesギフトコード」なら即時交換ができるので、ポイントの使い勝手も◎! |
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◆dカード | ||||
1.0~3.0% | 永年無料 | VISA Master |
iD |
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【dカードのおすすめポイント】 テレビCMでもおなじみの「NTTドコモ」のカードだが、auやソフトバンク利用者でもお得! 通常還元率1%と高還元で、2019年9月16日以降の申し込み分から年会費が永年無料になり、ますますお得なカードに進化! さらに「dカード」で貯まる「dポイント」は携帯電話料金に充当できるほか、JALのマイルなどにも交換可能で、ドコモユーザー以外でもお得なクレジットカードだ。 |
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【関連記事】 ◆「dカード」は「dポイント」を貯める最強カード! ドコモ利用者以外は年会費実質無料の「dカード」、ドコモ利用者は「dカード GOLD」がおすすめ! ◆「dカード」はドコモユーザー以外にもおすすめの「高還元+実質年会費無料」クレジットカード!ドコモユーザーなら「dカード GOLD」を使い倒せ! |
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◆アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード |
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1.5%~ | 1万円 | AMEX | Suica ICOCA |
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【アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードのおすすめポイント】 「マイル系最強カード」との呼び名が高いクレジットカード。対象航空会社・旅行会社28社で航空券代金やツアー代金を決済すると通常の3倍のポイントが貯まるので、航空会社発行のカードよりもマイルが貯まりやすいのが魅力。さらに、貯まったポイントは提携航空会社15社のマイルに自由に交換可能で、しかもポイントは無期限で貯められるのも大きなメリット! 「長距離+ビジネスクラス」の特典航空券に交換すれば、還元率は1.5%よりも高くなる! |
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◆楽天カード |
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1.0~3.0% | 永年無料 | VISA JCB Master |
楽天Edy (楽天Edyへの チャージ分は 還元率0.5%) |
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【楽天カードのおすすめポイント】 楽天市場や楽天ブックス、楽天トラベルを利用している人はもちろん、楽天ユーザー以外にもおすすめの「年会費無料&高還元」クレジットカードの代表格。通常還元率は1.0%だが、楽天市場や楽天ブックスでは最低でも還元率が3.0%以上に! また、「楽天ポイントカード」や電子マネーの「楽天Edy」との併用で、楽天グループ以外でも還元率は1.5~2.0%以上になる! ゴールドカードの「楽天プレミアムカード」も格安の年会費で「プライオリティ・パス」がゲットできてコスパ最強! |
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◆JCB CARD W(ダブル) |
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1.0~3.0% | 永年無料 | JCB | QUICPay |
![]() |
【JCB CARD W(ダブル)のおすすめポイント】 年会費無料で通常還元率は1.0%、「ORIGINAL SERIESパートナー加盟店」のセブン-イレブンやAmazonなどでは還元率2.0%、スターバックスでは還元率3.0%になるお得なカード。しかも、大手カード会社のクレジットカードだけあって、ポイントの汎用性も抜群! |
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【関連記事】 ◆「JCB CARD W」は「楽天カード」などとほぼ同じ、年会費無料+還元率1~3%のJCBの入門用カード!Amazonやスタバをよく利用する20~30代は注目! ◆「JCB CARD W」は、年会費無料で還元率1%以上のお得な高還元クレジットカード!「JCB CARD W」のメリット・デメリットを他のカードと比較して検証! ◆JCB CARD W(ダブル)のメリットを解説!「年会費無料」「常に還元率1.0%以上」「ポイントの使い勝手が良い」と三拍子そろった高還元クレジットカード! |
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◆イオンカードセレクト | ||||
0.5~1.0% |
永年無料 | VISA JCB Master |
Suica ICOCA WAON |
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【イオンカードセレクトのおすすめポイント】 一般的な「イオンカード」ではポイントがつかない「WAON」チャージでポイントが貯まり、「ポイント2重取り」ができるのが最大のメリット。また、「イオンカードセレクト」の保有+月1回のカード(または搭載のWAON)決済+ネットバンキングに登録という3つの条件を満たすだけで「イオン銀行Myステージ」の「シルバーステージ」に到達し、「イオン銀行」の普通預金金利が通常の30倍=0.03%になる(こちらの記事を参照)。メガバンクの定期預金金利が0.002%の今、普通預金金利が0.03%になるのはお得!「イオンカードセレクト」以外の「イオンカード」保有者はすぐ切り替えよう! |
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