スマホで「確定申告」をするポイントを解説! 2020年(2019年分)の確定申告の最新情報も紹介!
発売中のダイヤモンド・ザイ3月号では、特集「スマホやパソコンでラクラク作成【確定申告】(2020年最新版)」を掲載! 今年もいよいよ「確定申告」のシーズンが到来。今回の確定申告(2019年分)から、スマホで申告できる内容が一気に増え、申告書を作成するハードルがグンと下がった。2019年分の確定申告の期間は2020年2月17日~3月16日なので、しっかり準備しよう!
今回は特集の中から、スマホで確定申告をする際のポイントを抜粋。これから確定申告を予定している人は、ぜひ参考にしてほしい!(※監修は、日本中央会計事務所の代表取締役・青木寿幸さん、清藤雅仁さん)
2019年から始まった「スマホ申告」がバージョンアップ!
スマホで申告できる人の種類や申告できる内容も一気に拡大
スマホでの「確定申告」は2019年(2018年分)からできるようになっていたが、2020年(2019年分)からは、スマホで申告できる「対象者」と「申告内容」が拡大して、ますます便利になった。
まず、スマホ申告できる人の条件が、以下の表のように拡大した。
「NEW」のマークがついているのが、今年の確定申告からスマホ申告が可能になった人だ。これまでは「会社(1カ所)から給料をもらっていて、年末調整済みの人」しかスマホ申告できなかったが、今年からは「公的年金(雑所得)をもらっている人」「原稿料や講演料(雑所得)をもらっている人」「保険金(一時所得)などを受け取った人」も、スマホでの申告が可能になっている。
また、今年からは「申告できる内容」も充実している。これまでは、ふるさと納税などの寄附金控除や医療費控除くらいしか申告できなかったが、今年は医療費控除に加えて、その他の所得控除にも、すべて対応している。
つまり、生命保険料や地震保険料、iDeCo(個人型確定拠出年金)の控除なども、スマホで申告できるのだ。年末調整で申告漏れがあったり、年末調整後に扶養家族が増えたりした会社員などは、便利に活用できるだろう。
【※関連記事はこちら!】
⇒iDeCoを始める前に知っておきたい4つのメリットを紹介! 入金時・運用時・出金時に優遇される「3段階の節税効果」に加え、金融機関や商品を選べるのも魅力
ただ、株や投資信託、FXの譲渡損益の申告にはまだ対応していない。投資での損益が源泉徴収されておらず、確定申告する内容がある人は、パソコンで申告書を作成しよう。
e-tax(電子申告)なら、家にいながら申告書を提出可能!
「マイナンバーカード」がなくてもIDなどをもらえば利用できる
申告書の提出方法は、紙に印刷して持参もしくは郵送するか、e‐Taxを選べる。スマホで作った申告書は自宅のプリンターやコンビニなどで印刷できるが、印刷に手間取ったり、費用がかかってしまう場合も。おすすめは、インターネットから確定申告できるe‐Taxだ。
e‐Taxなら、家にいながら、時間に関係なく申告書を提出できる。本人確認書類やふるさと納税の寄附金受領証明書などの添付も不要だ。また、税務署で作成したり、郵送したりするよりも、還付金が早く受け取れるなど、利点は多い。
e‐Taxには「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」の2種類がある。「マイナンバーカード方式」とは、顔写真付きのマイナンバーカードをICカードリーダーなどで読み取って申告に使う方法だ。2020年1月末からは、スマホ申告にも対応するようになった。マイナンバーカードと対応スマホさえあれば、アプリをダウンロードしてスマホから申告できる。最近の機種なら対応していることが多く、マイナンバーカードをすでに持っているなら利用できるかチェックしたいところだ(※iPhoneの場合は「マイナポータルページ」での設定も必要)。
もう一つの「ID・パスワード方式」は、税務署でIDとパスワードを受け取り、申告に使う方法だ。一度は税務署に足を運ばなければならない点がネックだが、基本情報の登録から本人確認、受け取りまでの所要時間は10分ほど。申告の際も、IDとパスワードを入力するだけなので簡単だ。「マイナンバーカード方式」と「ID・パスワード方式」のうち、どちらが自分に向いているかを考えた上で、スマホを使ったe‐Taxを検討しよう。
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なお、発売中のダイヤモンド・ザイ3月号の特集「スマホやパソコンでラクラク作成【確定申告】(2020年最新版)」では、スマホで申告書を作成し、e-tax(ID・パスワード方式)で提出するまでの手順を、実際の画面を表示しながら解説している。スマホの推奨環境なども紹介しているので、初めてスマホ申告にチャレンジする人には役立つはずだ。
もちろん、スマホ申告以外にも、確定申告の記入マニュアルをケース別で紹介。2019年にふるさと納税をした人や、株や投資信託で売却損を出した人、医療費が多くかかった人などは、ダイヤモンド・ザイ3月号の特集「スマホやパソコンでラクラク作成【確定申告】(2020年最新版)」を参考に、早めに確定申告の準備を始めてほしい!
2020年に値上がりが期待できる「最強日本株」を紹介!
ダイヤモンド・ザイ3月号をチェック!
発売中のダイヤモンド・ザイ3月号の大特集は「2020年の【最強日本株】」! 2020年に値上がりしそうな注目株を「5万円株」「高配当株」「10倍株」「株主優待株」「大型安定株」「IPO株」という部門に分けて、たっぷり紹介している。銘柄の紹介に加えて、アナリストなどのプロ25人による日経平均株価の値動き予測や、2020年の注目イベントに基づく戦略の立て方なども取り上げているので、2020年の投資計画を立てたい人は、ぜひチェックを!
そのほかにも、ダイヤモンド・ザイ3月号は「2020年こそ株デビュー!」「コストや分配金のギモンが丸わかり! 投信入門」「ネット証券の手数料を徹底比較!」「定年退職までのロードマップ~退職金専用の定期預金って?~」「早期退職優遇がいま増えるワケは?」など、今月もお得な情報が盛りだくさん!
また、別冊付録は「メルカリ&ラクマ大研究」! メルカリとラクマは、初心者でも簡単に不要品を売買できることで話題のフリマアプリ。この付録では、初心者向けに始めるときの手順や、上手に活用するコツなどを紹介しており、今後、不要品を断捨離しながらお小遣い稼ぎをしたい人なら必見だ!
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【関連記事】 ◆【松井証券のおすすめポイントは?】1日50万円以下の株取引は手数料0円(無料)! その他の無料サービスと個性派投資情報も紹介 ◆「株初心者」におすすめの証券会社を株主優待名人・桐谷広人さんに聞いてみた! 桐谷さんがおすすめする証券会社は「松井証券」と「SBI証券」! |
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