株主優待好きの投資家・ようこりんの「コロナ・ショック」発生時の投資戦略を公開! ようこりんがパニック相場で売買した銘柄は?
発売中のダイヤモンド・ザイ7月号は、特集「コロナ・ショックの【個人投資家】悲喜こもごも&売買顛末記」を掲載! この特集では、これまでダイヤモンド・ザイに何度も登場した有名個人投資家や一般の個人投資家など、全1272人の個人投資家に取材やアンケートを敢行! 歴史的な大暴落となった「コロナ・ショック」発生時の「投資行動」や「売買した銘柄」「投資成績」などを聞いている。株主優待名人・桐谷広人さんにも「コロナ相場で儲けた&損した株」を聞いているので、投資の参考になるはずだ。
今回は特集の中から、株主優待好きとして知られる有名個人投資家・ようこりんのインタビューを抜粋!「コロナ相場」では「値上がり益を得るために、短期的な売買に挑戦していた」というようこりんに、どんな銘柄をどんな考えの下に選んだか詳しく聞いているので、ぜひチェックを!
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「70年チャート」の移動平均線を見て下値は限定的と確信!
悪材料出尽くしの外食株などをこまめに売買して利益を確定!

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2020年2月は、安くなった株主優待株や高配当株を購入。ですが、3月上旬の急落で日経平均株価が2万円を割り、悲観的に。短期チャートを見ても下落が続きそうで、損切りを増やしました。
でもその後、超長期の「70年チャート」の移動平均線を見て、「日経平均株価は下落しても1万5000円ぐらいまで」と確信! ポジティブな気持ちで買いを再開しました。
買ったのは、普段からチェックしていて慣れている株主優待株が多め。3月13日の急落時にはサイゼリヤ(7581)やコロワイド(7616)を購入。反発したところで売り、20%ほどのプラスになりました。
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4月に入ってからは、2日に休業を発表した串カツ田中ホールディングス(3547)と鳥貴族(3193)に注目。「これ以上の悪材料はしばらくない」と考えて翌日に買い、底打ち後に売って串カツ田中ホールディングスはプラス50%、鳥貴族はプラス30%の利益になりました。

買うときは「信用取引」を利用します。現物取引をした分で株主優待をもらい、信用取引をした分で値上がり益をとるようにしています。1銘柄あたりの投資額は100万円までにしてリスクを抑えていますし、過去7年分の決算を見て、赤字をしょっちゅう出している会社は避けるようにしています。
今後に関しては、「コロナ相場」でも成功した外食株のほか、価格が急落した原油関連の国際石油開発帝石(1605)や、お手頃な株価になっている自動車部品株の仕込み時を探します。株主優待株も好きですが、やっぱり割安な株も好きなんですよね。
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さて、ここまでダイヤモンド・ザイ7月号の特集「コロナ・ショックの【個人投資家】悲喜こもごも&売買顛末記」から、ようこりんの「コロナ・ショック」時の売買顛末記を抜粋した。誌面では、ほかにもさまざまな有名投資家の売買顛末記を紹介。さらに、株主優待名人・桐谷広人さんのコロナ相場で得した株・損した株なども取り上げているので、誌面も併せてチェックしてほしい!
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先行き不透明な相場環境の中、注目すべき銘柄とは?
ダイヤモンド・ザイ7月号をチェック!
発売中のダイヤモンド・ザイ7月号の大特集は「コロナ禍でも株価が上がる!【逆襲の日本株】厳選96銘柄」! 株式市場は「コロナ・ショック」で大きな打撃を受け、株価が急落した銘柄が多い。しかし、こんな状況下でも、株価上昇が期待できる銘柄は存在する。そこで、この特集では、新型コロナウイルスの感染が拡大しても業績を伸ばせる株や、実力があるのに「コロナ・ショック」で売られすぎた優良株などを厳選して紹介! さらに、“アフターコロナ”の投資戦略も解説しているので必見だ!
ほかにも、「コロナ・ショック」で注目度が増している金(ゴールド)にスポットを当てた「財産を守るための金(ゴールド)投資」「コロナ禍で株主総会はオンライン参加が増加!」「最新決算でわかった【強い株】」「ネットの中傷と戦うときのお値段」「自腹でガチンコ投資!【AKB48】株ガチバトル」など、読みごたえのある特集が盛りだくさん!
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