IPO株の銘柄分析&予想

「アルマード」のIPO情報総まとめ!スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の化粧品・健康食品販売企業との比較や予想まで解説![2021年6月25日 情報更新]

2021年5月21日公開(2022年9月29日更新)
ザイ・オンライン編集部
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会社名 アルマード
市場・コード/業種 JASDAQスタンダード・4932/化学
上場日 6月24日
申込期間(BB期間) 6月9日~6月14日
おすすめ証券会社 野村證券SMBC日興証券SBI証券マネックス証券楽天証券岡三オンライン証券DMM.com証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ
初値(初値騰落率) 861円(-2.16%)
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

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アルマードが6月24日にIPO(新規上場)!

「アルマード」の公式サイトより

 アルマードは、2021年5月21日、東京証券取引所に上場承認され、2021年6月24日にIPO(新規上場)することが決定した。2020年4月8日にIPO予定だったが、3月18日に上場延期を決定(旧記事はこちら)。今回改めて上場を決定した形となる。

 アルマードは2000年10月18日に設立された。卵殻膜原料を活用した食品及び化粧品の製造販売を行う卵殻膜ヘルスケア事業を展開している。「卵殻膜」という素材の持つ美容・健康効果を科学的に解明しながら、卵殻膜商材をより安心・安全・低価格にて市場に供給することで、アンチエイジングの側面から社会貢献を果たすべく事業を展開している。

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

アルマードのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 6月8
ブックビルディング(抽選申込)期間 6月9日~6月14日
公開価格決定 6月15日
購入申込期間 6月16日~6月21日
払込日 6月23日
上場日 6月24日

アルマードのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2021年6月16日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
野村證券(主幹事証券) 91.3
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SMBC日興証券
[最短3日で取引可能]
1.3
公式サイトはこちら!
SBI証券
[最短翌日に取引可能]
1.1
公式サイトはこちら!
マネックス証券
[最短翌日に取引可能]
0.9
公式サイトはこちら!
楽天証券
[最短翌日に取引可能]
0.7%
公式サイトはこちら!
岡三オンライン証券
[最短2日後に取引可能]
公式サイトはこちら!
DMM.com証券
※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
みずほ証券 2.6  
岡三証券 0.9%  
いちよし証券 0.7  
東海東京証券 0.7%  

アルマードのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 840
仮条件
[予想PER(※2)
840~880円
15.7倍~16.5倍]
公募価格 880円
初値 861円
初値騰落率 -2.16%
予想トレーディングレンジ(※3) 750円~1500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※3 期間は上場後1年を想定。
■類似会社3社の予想PER(2021年6月4日ザラバの株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 40.7倍
北の達人<2930> 52.0倍(連)
新日製薬<4931> 19.7倍
Pアンチエイジ<4934> 50.3倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

アルマードの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 1039万4000株(予定)
公開株式数 公募5万株  売出525万株
(オーバーアロットメントによる売出79万5000株)
想定公開規模(※1) 51.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

アルマードは卵殻膜を用いた化粧品・健康食品

 卵殻膜を配合した食品、化粧品の企画・開発・販売を行う。卵殻膜とは鶏卵の殻の内側にある薄い膜で、美容・健康成分が含まれている。製造は全て外注先に委託。2020年3月期実績で売上高の26.6%がTV通販((QVCテレビショッピング)、43.0%が外販(OEM販売)、同26.4%が直販(EC)。アント・キャピタル・パートナーズ系ファンドが大株主。

 昨今の健康・美容意識の高まりやファーマフーズ<2929>の株価上昇で物色人気に乗る可能性はあるだろう。しかし、6/24に上場する4社のなかでも同社は公開規模が大きく、投資ファンドの売出しを伴うとあって、上場時は積極的な買いが入りにくそうだ。昨年4月の上場を予定していたが、延期した経緯がある。

 公開規模については50億円前後となる見込み。投資ファンドの保有株は上場後も残る。

◆「アルマード」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
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アルマードの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2018/3 2,753
(―)
562
(―)
205
(―)
2019/3 3,788
(37.6%)
456
-18.8%
333
62.7%
2020/3 5,796
(53.0%)
982
115.2%
651
95.3%
2021/3 4,547
(-21.5%)
537
-45.4%
367
-43.5%
2022/3予 4,883
(7.4%)
819
52.5%
556
51.1%
予想EPS(※)
/配当
単独:53.49円/0.00円
※予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの。

アルマードの業績コメント

 2022年3月期の業績は、売上高が前期比7.4%増の48.8億円、経常利益が同52.5%増の8.1億円と増収増益の見通しとなっている。

 前期第3四半期累計期間(2020年4-12月)においては、新型コロナウイルス感染拡大の影響から、商業施設の営業時間短縮・臨時休業、外出自粛等により実店舗で運営していた事業者がEC(電子商取引)の通信販売を展開する事例が散見され競合状態が高まりインターネット広告の単価が上昇する結果となった。

 その結果ECの通信販売を主とする外販(OEM販売)は顧客の新規獲得が想定どおりに進まず、同社への発注量も減少したため前年同期と比較して外販(OEM販売)向けの売上高は大幅な減少となった。同社直販(EC)も同様にインターネット広告の単価上昇の影響を受け一時的に新規獲得が減少する局面を迎えたが、インターネット広告の最適化を図ったことから獲得数は回復傾向にあり前年同期と同様の水準となった。

アルマードの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都中央区京橋三丁目6番18号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 荒西 俊和(昭和51年9月10日生)
設立 平成12年10月18日
資本金 1億1000万円(令和3年5月21日現在)
従業員数 新規上場会社36人 連結会社-人(令和3年4月30日現在)
事業内容 卵殻膜を配合した食品、化粧品の企画・開発・販売
■売上高構成比率(2020/3期 実績)
品目 金額 比率
卵殻膜ヘルスケア事業 5,796 百万円 100.0%
合計 5,796 百万円 100.0%
■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 アント・ブリッジ4号A投資事業有限責任組合 687万株 68.49%
2 株式会社DALMA 154万株 15.35%
3 鈴江 由美 50万株 4.99%
3 グリーンコア株式会社 50万株 4.99%
5 CBC株式会社 20万株 1.99
6 みずほ成長支援投資事業有限責任組合 15万株 1.50%
7 株式会社ヒト・コミュニケーションズ 10万株 1.00%
7 大幸薬品株式会社 10万株 1.00%
9 旭合同株式会社 1万株 0.10%
9 株式会社三葵コーポレーション 1万株 0.10%
9 株式会社グラセル 1万株 0.10%
9 株式会社ジャパンビューティプロダクツ 1万株 0.10%
9 東洋ビューティ株式会社 1万株 0.10%
9 日本ヘルス株式会社 1万株 0.10%
9 株式会社シフト 1万株 0.10%
合計   1003万株 100.00%
■その他情報
手取金の使途 運転資金として全社広告、ブランディング費用に充当する予定
関係会社
VC売却可能分(推定) -社 -株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 -年-月-日
割当先
発行価格
◆「アルマード」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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マネックス証券[最短翌日に取引可能]
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楽天証券[最短翌日に取引可能]
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DMM.com証券 ※委託販売の配分がなかったため取扱中止
 
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アルマードの銘柄紹介

 同社は、「世界の人々の人生に健康と美しさをもたらす。卵殻膜とバイオテクノロジーで。」という経営理念のもと、今後、先進諸国で深刻な社会問題となる高齢化社会到来に対して、「卵殻膜」という素材の持つ美容・健康効果を科学的に解明しながら、卵殻膜商材をより安心・安全・低価格にて市場に供給することで、アンチエイジングの側面から社会貢献を果たすべく事業を展開している。

 卵殻膜は、同社設立より以前から食品及び化粧品の原料として既に流通していたが、天然素材であるがゆえに品質面でばらつきがあり、また、加工コストも非常に高く、その効果を科学的に立証できる研究も十分になされていなかったため、一般に広く受容されるレベルの卵殻膜製品を流通させるのが困難な状況にあった。しかし、同社創業者が中心となり、大学や他企業等の外部機関との研究開発活動を進め、品質面、コスト面での課題を解決する独自の卵殻膜原料の加工技術を開発した。同社の技術は以下のとおり。

1. 高品質の卵殻膜原料の製造技術(微粉砕技術及び加水分解技術)
2. 同社卵殻膜原料を活用した食品加工、化粧品加工の技術

 また、同社の卵殻膜研究及び研究に裏打ちされた素材ポテンシャルは、以下のような理由から、成長好循環を生む。

・卵殻膜にフォーカスした大学や他企業等との共同研究により、豊富なエビデンスや卵殻膜応用ノウハウを蓄積
・これまでの研究により証明された卵殻膜の素材ポテンシャルと商品開発力により、顧客支持を獲得
・顧客支持が収益獲得能力を底上げし、積極的な広告展開や研究開発を可能にする
・積極的な広告展開や研究開発が収益獲得能力を向上させ、更なる広告展開や研究開発を可能にする

 同社は、卵殻膜原料を活用した食品及び化粧品の製造販売を、単一事業として行っている。なお、食品及び化粧品の製造は全て外注先に委託している。

(1)TVショッピング販売(TV通販)

 TVショッピング専門チャンネルであるQVCテレビショッピングにおいて、同社が企画・開発した卵殻膜食品及び卵殻膜化粧品について、TV放送を通じて視聴者に紹介し、(株)QVCジャパンが顧客より受注した数量を同社からQVCに納品し、QVCが顧客へ出荷するという販売を行っている。主要商品としては、化粧品のOdeシリーズ、健康食品のTO-II(全身美容サプリメント)等がある。

(2)外部間接販売(外販)

a. OEM製品の販売
 取引先と共同で製品仕様を決定し、取引先からの注文に基づき同社製造委託先にて製品製造を行い、取引先へ販売するビジネスモデルである。これらOEM製品は、取引先の製品ブランドとして消費者に販売されている。

b. 卸販売(一般流通)
 同社が企画・開発した製品を、ドラッグストアを中心とした量販店、理美容室及び他社通信販売業者等に卸売販売をする形態である。主要商品としては、III型ビューティードリンク(全身美容ドリンク)、III型サプリメント等がある。

(3)自社直接販売(直販)

 自社EC(電子商取引)サイト、他社ECサイト等を通じて、同社が最終消費者から直接注文を受け、製品を配送する販売を行っている。主要商品としては、化粧品のCELLULAシリーズ等がある。2018年4月に自社ECサイトを通じた定期購買サービスを開始して以降、定期顧客会員数は増加傾向にあり、会員数は3万7000人に達している(2021年3月末時点)。

アルマードの投資のポイント

 昨年4月の上場を予定していたが、延期した経緯がある(旧記事はこちら)。その際の想定発行価格は1620円で、今回は価格水準を大きく引き下げての再チャレンジとなる。昨今の健康・美容意識の高まりに加え、卵由来商品を手掛けるファーマフーズ<2929>の株価が昨年来大きく上昇していることから、同社も物色人気に乗る可能性はあるだろう。しかし、6/24に上場する4社のなかでも同社は公開規模が大きく、投資ファンドの売出しを伴うとあって、上場時は積極的な買いが入りにくそうだ。過去の同規模案件の初値結果は必ずしも悪くないが、昨年3月のきずなHD<7086>などは公開価格割れスタートを強いられている。

きずなHD(7086)の公開価格などはこちら!

 同社は、卵殻膜の持つ美容・健康効果を科学的に解明しながら、卵殻膜商材をより安心・安全・低価格にて市場に供給すべく事業を展開している。卵殻膜とは鶏卵の殻の内側にある薄い膜で、シスチンを含む18種類のアミノ酸、プロテオグリカン、ヒアルロン酸等で構成され、美容・健康成分が含まれている。創傷治癒の早期化のみならず、皮膚の弾力性増加、肝機能の改善への有用性も認められ、難病指定されている潰瘍性大腸炎の改善にも有効であるという研究結果を発表している。

 同社は、他社と比べ多くの卵殻膜関連特許を有し、卵殻膜原料を活用した食品・化粧品の製造販売を行っている。製造は全て外注先に委託。2020年3月期の販売チャネル別売上高構成は、TV通販(QVCテレビショッピング、主要商品は化粧品のOdeシリーズや健康食品のTO-II)26.6%、外販(OEM販売)43.0%、直販(EC、2021年3月末時点で会員数37,829人)26.4%など。アント・キャピタル・パートナーズ系ファンドが大株主。

 業績面について、2022年3月期は売上高が前期比7.4%増の48.8億円、経常利益が同52.5%増の8.1億円と増収増益の見通しとなっている。販売チャネル別売上高は、TV通販が同0.1%増の14.8億円、外販が同23.6%増の16.7億円、直販が同0.8%増の17.3億円。外販は前期にコロナ禍の影響で大きく落ち込んだが、今期回復を見込む。

 想定仮条件水準の今期予想PERは15~17倍程度。おおむね50倍超となっている化粧品・健康食品の販売会社だけでなく、20倍前後の新日本製薬<4931>も下回る水準で、価格面では割安感が強い。業績が順調に成長軌道に復帰してくれば、見直しの余地は大きそうだ。

 公開規模については50億円前後となる見込み。アント系ファンドの保有株は上場後も最大212万株(上場時発行済株数の20.4%)残り、上場日後90日経過または公開価格の1.5倍以上でロックアップが解除される。将来的な追加売出しへの警戒感はくすぶるだろう。また、6/24はほかにセレンディップ・HD<7318>、ベイシス<4068>、HCSHD<4200>が同時上場するため、初値買いの分散を想定する必要がある。

⇒新日本製薬<4931>のIPO情報はこちら!
⇒セレンディップ・HD<7318>のIPO情報はこちら!
⇒ベイシス<4068>のIPO情報はこちら!
⇒HCSHD<4200>のIPO情報はこちら!

◆「アルマード」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
野村證券
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SMBC日興証券[最短3日で取引可能]
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SBI証券[最短翌日に取引可能]
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

■「IPO株が当たらない!」という人は、まずこちらの記事へ!
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【2025年2月1日時点】


【2025年版】本気でIPO当選を狙うなら、真っ先に押さえておきたい!
IPO[主幹事]の多いおすすめ証券会社

◆SMBC日興証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
23社
52社
19社
52社
24社
47社
10%:1人1票の平等抽選
最大5%:「ステージ別抽選」
※1
397万
【ポイント】
大手証券の中でもIPOに力を入れており、例年、主幹事数・取り扱い銘柄数ともに全証券会社中でトップクラス! また、国内五大証券会社のひとつだけあり「キオクシアホールディングス」や「日本郵政グループ3社」「ソフトバンク」などの超大型IPOでは、主幹事証券の1社として名を連ねることも多い。10%分の同率抽選では、1人1単元しか申し込めないので資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。さらに、預かり資産などによって当選確率が変わる「ステージ別抽選」も提供。平等抽選に外れた人を対象にした追加抽選で、最高ランクの「プラチナ」だと1人25票が割り当てられて当選確率が大幅にアップする。
※1 預かり資産残高などによって決まる「ステージ」ごとに、別途抽選票数が割り当てられる。
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◆SBI証券
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
11社
76社
21社
91社
13社
89社
60%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジポイント」順に配分
10%:知識・経験・資力と取引状況を踏まえて配分
1367万
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。特に取扱銘柄数がダントツで、2024年は多少数が減ったものの全86社中76社と約88%のIPO銘柄を取り扱った。つまり、SBI証券の口座さえ持っていれば、ほとんどのIPO銘柄に申し込めると考えていいだろう。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」が、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのもメリットだ。また、スマートフォン専用サイトでIPOの申し込みや情報確認ができるのも便利。
※SBIネオトレード証券、FOLIOの口座数を含んだSBIグループ全体の口座数。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
【2025年2月1日時点】


【2025年版】数多くのIPO株に申し込める!
IPO[取扱銘柄数]の多いおすすめ証券会社

◆楽天証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
54社
0社
61社
0社
65社
100%:1単元1票の平等抽選 1200万
【ポイント】
ここ数年、IPO取扱数は年々増加しており、2024年には54社と全証券会社のなかで第3位にランクインを果たした。楽天証券に配分されたIPO株は、基本的に100%が抽選に回されるのも個人投資家にはメリット。ただし、抽選方法は「1単元1票」なので、資金を用意して多くの単元数を申し込んだ人ほど有利になる。株の売買手数料が1日100万円までの取引なら手数料0円になったのものメリット大。IPO当選後に売る際の手数料もお得だ。2022年10月にみずほ証券と業務提携したことで、みずほ証券が引き受けるIPOの一部ついて楽天証券が販売委託するとしており、今後ますます取扱銘柄数が増えることが期待できる。
※口座数は2025年1月末時点
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◆「日経テレコン」「会社四季報」が閲覧できる証券会社を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実
楽天証券の公式サイトはこちら
◆松井証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
55社
0社
70社
0社
55社
70%以上:1人1票の平等抽選 162万
【ポイント】
年々IPOの取扱数を増やしており、2024年には55社と全証券会社中で2番目に多くのIPOを取り扱った。事前入金なしにブックビルディング申し込み&抽選が受けられるので、手持ち資金の心配をすることなく手軽にIPOに申し込むことができるのは大きなメリット! ただし、抽選結果が「当選」となっても購入申込をしなかった場合などは、その後6カ月間、IPO・POの抽選対象外となるので注意しよう。 配分予定量の70%以上で「1人1票」の平等抽選が行われるので、限られた資金しかない個人投資家でも当選が期待できる。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
1社
50社
0社
53社
0社
61社
100%:1人1票の平等抽選 268万
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2024年の取扱銘柄数は50社と全証券会社中で第5位にランクインした。マネックス証券に割り当てられたIPO株は、100%すべてが1人1票の平等抽選で配分される。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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◆マネックス証券のNISA口座は手数料が一番お得! 国内株は無料、外国株も買付は実質無料。外国株やIPOの銘柄数も多いので、投資初心者にはおすすめ!
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◆岡三オンライン ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
49社
0社
49社
0社
38社
10%以上:1人1票の平等抽選
90%以下:取引実績による優遇抽選
46万
【ポイント】
以前は独立したネット証券だったが、2022年1月からグループ会社の岡三証券と合併。基本的に岡三証券が主幹事・幹事証券に入ったIPO銘柄はすべて岡三オンラインでも取り扱う使うようだ。IPOには力を入れており、ここ数年は取扱銘柄数が急増している。また、割当の100%をネット投資家に配分するのも魅力。取引実績が多いほど優遇されるステージ制が導入されているが、全体の10%以上は取引実績によらず全員を対象とした抽選で割り振られる。買付資金は当選後に入金すればOKなので、資金余力を気にせず申し込めるのも大きなメリットだ。
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主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
37社
0社
44社
0社
42社
70%:1人1票の平等抽選
30%:優遇抽選
【ポイント】
大和証券グループのスマホ証券で、大和証券が幹事証券となっているIPO銘柄は基本的にすべて取り扱っている。全割当のうち100%すべてがネット配分で、そのうち70%が1人1票の平等抽選に配分されるのがメリット。また、優遇抽選の対象条件は「39歳以下」「NISA口座を開設済み」「信用取引口座を開設済み」「信用取引の建玉を保有」「投資信託を保有」の5つで、該当する項目が多いほど当選確率はアップする。どの優遇条件も比較的ハードルが低いのはメリットだ。
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◆岩井コスモ証券 ⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
35社
0社
42社
0社
37社
10%以上:1人1票の平等抽選 34万
【ポイント】
IPOの取り扱い銘柄数は2023年が42社、2024年が35社と大手証券会社に引けをとらない実績を持つため、IPO投資家であれば口座を持っておきたい証券会社のひとつ。入金のタイミングはブックビルディング後の購入申込期間。その後抽選が行われ、当選すれば約定・受渡となる。また、1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。NISA口座でのIPO株の購入も可能。
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◆三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)⇒詳細情報ページへ
主幹事数(上)/取扱銘柄数(下) ネット配分・抽選方法 口座数
2024 2023 2022
0社
20社
0社
26社
0社
23社
10%以上:1人1票の平等抽選 178万
【ポイント】
五大証券会社のひとつである「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」は毎年複数のIPO銘柄で主幹事を受け持っているが売買手数料が高めなのがネック。しかし、同じグループ会社のネット証券「三菱UFJ eスマート証券(旧:auカブコム証券)」なら「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」が引き受けるIPO銘柄に申し込み可能(一部銘柄を除く)なうえ、売買手数料が安めなので使い勝手が良い。ちなみに複数単元を申し込んでも当選確率は変わらないので、資金量が少ない人でも不利にならない。なお、2025年2月1日から「三菱UFJ eスマート証券」に名称が変更される。
※2025年2月1日から名称変更。
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※ 主幹事数、取扱銘柄数はREITを除く。口座数は2024年12月末時点。
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2024年には23社のIPOの主幹事を務めた
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