ネット証券会社比較
2017年12月25日 久保田正伸

「日経新聞」「会社四季報」を無料で読める証券会社
を解説! 利用料0円ながら、紙媒体では読めない
独自記事や先行情報を掲載し、記事の検索機能も充実

【2020年2月22日更新】

 個人投資家が情報入手をするための必須アイテムと言えるのが「日経新聞(日本経済新聞)」と「会社四季報」だ。この2つを利用したことがない、という個人投資家はほとんどいないのではないだろうか。

 しかし、日経新聞と会社四季報を読むには、それなりにお金がかかる。

 日経新聞を宅配で読む場合の月額料金は、住んでいる地域によって料金が異なり、朝・夕刊セット版の地域では4900円、全日版の地域では4000円。一方、会社四季報は年4回の発行で、1冊2060円となっている。それぞれ年間コストに直すと、日経新聞の朝・夕刊セット版が5万8800円、全日版が4万8000円、会社四季報が8240円にもなる(すべて税込)。

 つまり、日経新聞と会社四季報の両方を読もうと思えば、1年間に税込で最大7万2403円ものお金がかかってしまうのだ。

 ところが、いくつかの証券会社では、証券口座を持つことで日経新聞と会社四季報を無料で読むことができる。単純に言ってしまえば、それだけで7万円以上も得をするということだ。

 すでに証券会社を活用している個人投資家なら、「そんなこと知ってるよ」と言う方もいるだろう。しかし、証券各社を比較してみると、実は、同じ日経新聞や会社四季報でも、見られる情報にけっこう違いがあることがわかる。

 そこで今回は、証券会社を上手に活用することで、単に無料で日経新聞や会社四季報を読むだけではなく、紙の日経新聞や会社四季報よりも深い情報を知り、それらを便利に利用する方法を紹介しよう。

紙媒体の「日経新聞」と「日経電子版」、「日経テレコン」
さらには「証券会社版の日経テレコン」は何が違うの?

 日経新聞は、宅配や駅の売店などで手に入る紙媒体のほかに、ネットでも読むことができる。

 ネットで日経新聞が読めるサービスには、大きく分けて「日経電子版」と「日経テレコン」の2つがある。特定の証券会社で読むことができる日経新聞は、「日経テレコン」のほうだ。しかし、同じ日経テレコンでも、通常の方法で申し込む「正式版」と証券会社で読める「証券会社版」では、情報量や検索可能期間などに違いがある。

 そこで、「日経新聞(紙媒体)」と「日経電子版」、「日経テレコン(正式版)」、さらに「日経テレコン(証券会社版)」の違いを簡単にまとめたのが下の表だ。

■日経テレコン(証券会社版)なら、無料で日経新聞が読める!
  日本経済新聞
(宅配)
日経電子版 日経テレコン 日経テレコン
(証券会社版)
配信記事 日経新聞の朝・夕刊約300本 日経新聞の朝・夕刊約300本に加え、電子版の独自記事700本。映像記事や経営者ブログ、日経関連雑誌なども含む 日経新聞ほか、全国各紙、専門紙、スポーツ紙まで500超のメディア、計140以上の国内主要紙  日経済朝・夕刊、地方経済面、日経産業新聞、日経MJ、日経プラスワン、日経速報ニュースなど
記事検索 × ○(3カ月) ◎(30年) ○(最長1年)
閲覧性
(テキストとPDF)

(図・写真表示不可の場合も)
月額料金
(税込)
朝・夕セット版4900円、全日版4000円  4277円(新聞宅配付き5900円)  月額6000円+情報利用料0円~(※1) 無料
※2020年2月21日時点。※1 オンライン契約の場合

 日経新聞(紙媒体)は、多くの記事をざっと俯瞰して、読みたい記事をすばやく見つけるならばもっとも便利だ。その良さは、「見やすさ」にある。

 日経電子版も見やすさなら負けていない。スマホやタブレットではビューアーアプリを利用して、紙面イメージそのままに、文字だけでなく図や写真まで見ることができる。さらに、紙の日経新聞にくらべると、手元でコンパクトに見られること、出張先など配達が受け取れない場所でも読めることもメリットだ。

 日経電子版が最新ニュースを報道するための「ニュースサイト」なのに対し、日経テレコンは「記事データベースサービス」にジャンル分けができる。

 日経電子版は、30日分の日経新聞のバックナンバーを収録し、過去3カ月分までの記事検索が可能だが、日経テレコンの情報量は格段に多い。

 日経テレコン(正式版)は、日経新聞や日経産業新聞、日経MJ、日経プラスワンなど、日本経済新聞発行の新聞はもちろん、全国紙各紙、地方新聞、専門紙、スポーツ紙まで、合わせて140以上の国内主要紙までカバー。さらに、ビジネス誌や一般誌など500超のメディアの記事も読むことができる。

 また、日経テレコン(正式版)は、過去30年分の記事検索まで可能だ(日経新聞に関しては1949年4月より収録)。記事は、写真や図版がある場合、PDFファイルでも表示できる。

 ただし、日経テレコン(正式版)は利用料が高額なため、企業契約や検索の必要があるプロユーザー向けと言えるだろう。

 一方、証券会社の口座開設者が無料で読める日経テレコンは、正式版の日経テレコンの簡易版であり、検索期間や閲覧可能なメディア数は正式版に比べると少ない。

 とはいえ、日経新聞に関しては朝・夕刊とも無料で読むことができるので、本来の目的である「日経新聞を読む」という意味では十分だ。

 ただし、日経テレコン(証券会社版)は証券会社によっては図や写真が表示できない場合もあり、見やすさの面では他より一歩遅れている。それでも無料で読めるメリットは大きいだろう。

 つまり、日経新聞を全体的に見て、図や写真も見ながら記事を読みたいなら、紙の日経新聞や日経電子版が便利。一方、見やすさをそれほど求めず、「無料である点にメリットを感じる」「記事データベースも使ってみたい」というなら証券会社の無料版日経テレコンを利用すればいいだろう

日経新聞が無料で読める主な証券会社は
楽天証券、丸三証券の2つ!

 証券口座を開設することで日経テレコンが無料で利用できる主な証券会社は、ズバリ、楽天証券と丸三証券の2社だ

 楽天証券の場合、PC用トレードツールの「マーケットスピード」「マーケットスピード II」「マーケットスピード for Mac」やスマホアプリの「iSPEED for iPhone/Android」から閲覧可能。どれも利用料は無料だ。。

 2つの証券会社版で共通する情報のひとつが、「きょうの新聞」。直近3日分の紙面が掲載日別に読める。各社ともPC画面で見るだけでなく、スマホで見やすいバージョンもある。

 楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」から実際に見出しや紙面の例を表示したのが下の画面だ。

楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」で、日経新聞の見出し一覧を表示。記事によってはPDFファイルで実際の紙面も読める
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楽天証券のスマホアプリ「iSPEED」「iSPEED」で日経新聞の記事を表示。スマホアプリの小さな画面だが、シンプルで読みやすいレイアウトになっている
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2種類の日経テレコン(証券会社版)の個性を発見
自分に合った証券会社を選ぼう!

 楽天証券版丸三証券版、それぞれの日経テレコンで閲覧可能な内容はだいたい同じだ。2社とも、日本経済新聞(朝刊、夕刊、地方経済面)はもちろん、日経産業新聞、日経MJ(流通新聞)、日経プラスワン、さらに日経速報ニュースなどを読むことができる。

 しかし、その他の細かいサービス内容は証券会社によって異なる。主な相違点を下の表にまとめた。

■日経新聞を無料で読める証券会社の比較
  楽天証券版 丸三証券版
検索期間 1カ月、3カ月、6カ月、1年 1カ月、3カ月、6カ月、1年
図・写真の表示
銘柄ページからのリンク ×
スマホ対応
利用料 無料 無料
備考 トレードツール「マーケットスピード Ⅱ」やスマホアプリ「iSPEED 」から閲覧可能で、利用料は無料 日経ValueSearch企業レポート、日経会社情報、直近3期分の本決算、中間決算が見られる
公式サイト
公式サイトはこちら!
公式サイトはこちら!
※2020年2月21日時点

 記事検索ができる期間は、楽天証券版丸三証券版ともに最長で1年間まで。また、どちらも、図版や写真入り記事はPDFファイルとして表示が可能だ。

楽天証券版の日経テレコン楽天証券版の日経テレコンで記事検索(スマホで表示)。楽天証券では、最長1年間の記事検索ができる
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楽天証券版の日経テレコン(PDF表示)PDF表示により実際の紙面を表示させれば、写真や図も見られる。2本指の操作で拡大・縮小も可能
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 一方、丸三証券版は、企業レポートや「日経会社情報」が見られるのも特徴だ。個別銘柄ページから即アクセスできるので、業績予想をチェックするなど、会社四季報的な使い方もできる。銘柄ページからリンクも張られているので、企業の業績などの分析に利用したいなら丸三証券版を選べばいいだろう

 どちらもの証券会社も口座開設は無料なので、どちらか迷った人は両方の口座を開設し、使い勝手や欲しい情報ごとに使い分ける手もあるだろう。

他の投資情報とくらべて、会社四季報が
多くの個人投資家に愛用されている理由とは?

 次に、会社四季報について。会社四季報が無料で読める証券会社の紹介にとどまらず、証券会社版ならではのネットを使った便利な活用法についても解説する。

 その前に、まずは会社四季報について簡単におさらいをしておこう

 そもそも会社四季報とは、上場している約4000社を、業界担当記者が独自取材で分析する企業情報誌だ。企業の基本情報をはじめ、過去の業績から未来の業績予想(2期分)までが掲載されている。年4回、四半期ごとに発売され、最新情報に更新される。個人投資家の中には、お宝銘柄の発掘に利用するなど、投資のバイブルとしている人も多い。

 ところで、証券会社で見られる企業の業績情報は、会社四季報以外にも色々あって、ここ近年急速に進化している。具体的には、業績の経年変化や予想、四半期ごとの進捗率などのグラフ表示、コンセンサス(複数のアナリストによる判断の平均値)やレーティングの表示、同業他社比較など、見やすさ・わかりやすさが向上している。

 投資情報会社が提供するこうした情報は、一見すると会社四季報より優れている点も多いように思える。では、無数にある投資情報の中で、会社四季報が秀でている点はどこにあるのだろうか?

 その答えはいくつか考えられるが、ひとつは、会社四季報が約4000社ある上場銘柄を全社カバーしており、そのすべてで2期分の独自予想まで掲載している点が挙げられる。

 多くの投資情報会社の予想は、大型株などメジャーな企業に限られ、中小型株では会社予想しか掲載してない場合が多い。「中小型株が大好き」という個人投資家が多いことを考えると、会社四季報が重宝される理由がわかるだろう。

会社四季報は、多くの証券会社のサイトやアプリを使って
無料で読むことが可能!

 多くの証券会社は、口座開設者向けに無料で会社四季報の情報を提供している。最近では、スマホアプリで会社四季報が読める証券会社も増えている

 最初に、一般的な証券会社版の会社四季報を、SBI証券のスマホアプリ「SBI証券 株アプリ」を例に紹介しよう。下が、その実際の画面だ。

SBI証券のスマホアプリ「SBI証券 株アプリ」の四季報情報SBI証券のスマホアプリ「SBI証券 株アプリ」の四季報情報。「企業概要」欄では、住所などの基本情報に加え、会社内容と業績記事、大株主や株主構成などを掲載
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SBI証券のスマホアプリ「SBI証券 株アプリ」の四季報情報「SBI証券 株アプリ」の四季報情報に掲載されている「財務状況」欄では、時価総額や財務体質、業績実績や四季報独自の予想が2期分をチェックできる
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 上の画面のように、「企業概要」「財務状況」「資本異動」など、冊子の会社四季報に掲載されているほとんどの情報を見ることができる。

 ただし、冊子の会社四季報との違いもある。例えば、上のSBI証券のアプリのように、証券会社版の会社四季報には、株価チャートやPER、PBRといった時価の情報は掲載されていない。そうした情報は、各証券会社の公式サイトを見るとリアルタイム、もしくは当日のデータが表示されているので、四季報の欄に掲載がなくても問題はないだろう。

各証券会社で読める会社四季報を
実際に読んで比較してみた!

 先にSBI証券で読める四季報情報を紹介したが、証券会社で提供される四季報情報は各社横並びではない。そこで、各社で読める四季報情報と特徴を下の表にまとめた。

■証券会社ごとに、会社四季報の情報量や機能を比較
証券会社 情報更新 情報・機能 おすすめポイント
楽天証券 四半期ごと 企業概要:
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:
会社四季報発売前に企業情報を詳細に報じる「四季報速報」が読める。「四季報速報」は、東洋経済新報社が独自に選定した主要300社を中心に年間2000本以上の記事を配信
auカブコム証券(旧:カブドットコム証券) 決算情報
随時更新
企業概要:△※1
業績・業務:△※1
資本移動:×
スマホアプリ:
パソコン用ツール「カブステーション」の「四季報検索」機能が便利。四季報記事内のキーワード検索ができる
GMOクリック証券 四半期ごと 企業概要:
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:×
アプリでは四季報は見られないが、過去の企業業績一覧はチェック可能
マネックス証券 四半期ごと 企業概要:
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:×
企業概要、財務状況、資本移動など全情報が見やすくまとまっているが、アプリでは見られない
SBI証券 四半期ごと 企業概要:
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:
「SBI証券 株アプリ」でも企業概要、財務状況、資本移動など全情報が見やすくまとまっている
SMBC日興証券 四半期ごと、
週ごと
企業概要:
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:
通常の四季報情報に加え、グラフによる図解で読みやすい「会社四季報最新銘柄レポート」を毎週更新。過去の最新情報に加え、前回の四季報のコメントも掲載。スマホアプリにも対応
大和証券 四半期ごと 企業概要:
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:×
四季報発売前に企業情報を詳細に報じる「四季報速報」が見られる。個別銘柄ごと、配信元ごとに区別してニュースを表示できる点も便利だ
立花証券 週ごと 企業概要:×
業績・業務:
資本移動:
スマホアプリ:
毎週更新の「会社四季報最新銘柄レポート」はグラフで図解。過去の最新情報に加え、前回の四季報のコメントも読める。スマホアプリにも対応
※2019年2月21日時点。※1 簡易版を掲載。

 ただし、四季報欄で業績推移や予想が見られない証券会社でも、それらの情報自体が掲載されていないとは限らない。例えば、auカブコム証券(旧:カブドットコム証券)の場合、業績推移や予想は四季報欄には掲載がないが、別ページでロイターのコンセンサス予想を掲載している。

年4回の会社四季報の発売日より前に
四季報の記事を読む方法とは?

 会社四季報は、冊子だけでなく、WEBで読める「会社四季報ONLINE」も存在する。その最大のメリットは、「会社四季報」の発売前に最新の四季報情報が読めることだ。

 オンライン版の有料プランは、ベーシックプラン(月1100円、税込)とプレミアムプラン(月5500円、税込)の2種類。例えばベーシックプランでは、冊子の四季報情報に加え、「速報! サプライズ銘柄」の先行配信、業績予想の週1回更新、各種ランキング記事、オリジナル記事、バックナンバー1年分なども読むことができる。

 証券会社によっては、年4回の四季報情報に加えて、この有料版の一部が読めるサービスを提供している

 例えば、「会社四季報ONLINE」には、東洋経済新報社が独自に選定した主要300社を中心に、四季報の発売前に報じられる企業情報を年間2000本以上配信する「四季報速報」というサービスがある。「四季報速報」は、大和証券楽天証券に口座があれば無料でチェックが可能だ。

 「四季報速報」で配信される記事の一例として、「四季報先取り」がある。その内容は、会社四季報に掲載される記事そのままであり、直近に発売予定の記事を読めるのだ(ただし、制作過程で内容が変わる場合もある)。

会社四季報の膨大な情報の中から
必要なものだけを即座に検索できる方法とは?

 会社四季報好きの方にぜひ活用していただきたいのが、auカブコム証券のトレードツール「kabuステーション」に搭載された「四季報検索」だ。このツールを利用すれば、四季報内の文章が検索できる。

 会社四季報の記事には、【上昇】【V字回復】【増益】【上方修正】など、見出しに使用される決まり文句があり、四季報ユーザーなら注目している人も多い。「kabuステーション」なら、こういった単語を利用した記事検索が可能だ。もちろん、「SNS」「ビットコイン」「ロボット」など、今が旬の単語で検索してもいいだろう。

kabuステーション画面auカブコム証券のトレードツール「kabuステーション」には、四季報検索ツールが搭載されている。この画像は「急回復」という単語で検索したときの画面
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 また、会社四季報の本文をコピーできるので、四季報の情報をデジタルデータとして自分で記録することができるのも便利だ。

 この記事検索機能は、通常は「四季報CD-ROM」(7180円、税込)を購入しなければ利用できない。「kabuステーション」の利用料は月額972円(税込)だが、「信用口座の開設」など、比較的ゆるい条件をクリアすれば無料になる。四季報愛好家には、ぜひおすすめしたいトレードツールだ。

濃い情報が毎週更新される
最強の「会社四季報最新銘柄レポート」は必見!

 最後にもうひとつ、おすすめの四季報情報を紹介しよう。SMBC日興証券立花証券で読める「会社四季報最新銘柄レポート」だ。

 この「会社四季報最新銘柄レポート」は、会社四季報と同様の誌面だが、内容はより充実している。レポートは毎週更新されており、四季報が発売される前の最新情報が掲載されている。

SMBC日興証券「四季報銘柄レポート」「会社四季報最新銘柄レポート」はPDFファイルで毎週更新される。冊子の四季報よりも多くの内容が盛り込まれて、さらにグラフや図版などで見やすい
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 具体的に、冊子の四季報に掲載されていない情報としては、業績推移のグラフ表示、業績評価、ライバル会社比較、過去2冊分の四季報の記事、レーダーチャートによる企業評価などの情報がある。もちろん冊子の会社四季報と同様に、2期分の業績予想も掲載されている。

 「会社四季報最新銘柄レポート」は、SMBC日興証券立花証券ともに個別銘柄のページからチェックができる。特に、投資情報会社や証券会社のアナリストがカバーしていない中小型株を好んで投資する人にとって、この最新レポートはとても参考になるはずだ。

複数の証券会社をフル活用し
必要な情報を無料で入手しよう

 これまで紹介してきたように、特定の証券会社に口座を開くことで、毎日の日経新聞の紙面や四半期ごとの会社四季報を無料で読むことができる。

 さらに紙媒体で提供される記事や情報だけでなく、速報や独自情報も掲載されている上、検索機能など使い勝手も良い。「株式投資をするなら、日経新聞と四季報くらいは読まないと」と考える個人投資家には、ぜひ活用して欲しい。

 今回、紹介した証券会社はすべて口座開設が無料。情報収集のために複数の証券会社に口座を開設してもOKだ。証券会社ごとに提供される情報、サービスの違いを検討した上で、上手に自分の投資に役立てていただきたい。

■「日経新聞」が読める主な証券会社
証券会社 おすすめポイント 公式サイト
楽天証券 過去記事の検索期間は最長1年。Windowsパソコンからの閲覧はトレードツール「マーケットスピード」有料版を利用するが、比較的ゆるい条件のクリアで無料になる
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丸三証券 過去記事の検索期間は最長1年。日経ValueSearch企業レポート、日経会社情報、直近3期分の本決算、中間決算が見られる
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■「会社四季報」が読める主な証券会社
証券会社 おすすめポイント 公式サイト
楽天証券 会社四季報発売前に企業情報を詳細に報じる「四季報速報」が読める。「四季報速報」は、独自に選定した主要300社を中心に年間2000本以上の記事を配信
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auカブコム証券(旧カブドットコム証券) 決算情報は随時更新。パソコン用トレードツール「カブステーション」の「四季報検索」機能が便利。四季報記事内のキーワード検索ができる
公式サイトはこちら!
GMOクリック証券 スマホアプリで会社四季報は見られないが、過去の企業業績一覧はチェック可能
公式サイトはこちら!
マネックス証券 企業概要、財務状況、資本移動など全情報が見やすくまとまっている。スマホアプリでは閲覧不可
公式サイトはこちら!
SBI証券 「SBI証券 株アプリ」でも企業概要、財務状況、資本移動など全情報が見やすくまとまっている
公式サイトはこちら!
SMBC日興証券 毎週更新の「会社四季報最新銘柄レポート」はグラフで図解。過去の最新情報に加え、前回の四季報のコメントも読める。スマホアプリにも対応
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大和証券 四季報発売前に企業情報を詳細に報じる「四季報速報」が読める。「四季報速報」は、独自に選定した主要300社を中心に年間2000本以上の記事が配信されるサービス
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立花証券 毎週更新の「会社四季報最新銘柄レポート」はグラフで図解。過去の最新情報に加え、前回の四季報のコメントも読める。スマホアプリにも対応
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