1年間で資産70%増を達成の個人投資家・夕凪さんが
実践する「新高値買い」の順バリ投資手法を公開!
新高値をつけた銘柄への分散投資で上昇相場に乗れ!
株取引で1億円を超える資産を築いた個人投資家・夕凪さんに、2017年に成功した投資手法と、2018年の投資戦略を聞いた!
ダイヤモンド・ザイの「目指せ1億円! 億万投資家14人の2018年『勝ち戦略』&『注目株48』」特集では、株で億超えの資産を築いたスゴ腕の個人投資家14人に、「2017年にどうやって儲けたか」「2018年はどのような投資戦略を考えているか」をインタビューしている。
今回はその中から、ブログ「夕凪のイベント投資日記」の運営なども手掛ける個人投資家の夕凪さんのインタビューを抜粋。2018年の投資戦略を立てる上での参考にしてみてほしい!
上昇相場に強い手法「新高値買い」で利益が増加
2018年も引き続きルール通りに売買するだけ!
生粋の順バリ派である個人投資家の夕凪さん。基本的には「高値で買って、高値で売ります」とのこと。
この投資手法は、上昇相場で成果が出やすく、夕凪さんの金融資産は、相場が軟調だった2016年は十数%しか増えなかったが、2017年は上昇相場の波にうまく乗り、70%も増えた。
夕凪さんの投資手法はいたってシンプル。過去半年ほどで最も高い株価をつけた「新高値銘柄」を買って勢いに乗り、さらに高値で売る。新高値銘柄は、ヤフーファイナンスの年初来高値更新欄などで見つけることができる。
「PERやPBRといった指標は参考にしません。新高値をつけたということが、株式市場から注目されたサインですから。チャートや出来高を参考に買いと売りをします」
コツは、分散投資と損切りルール。この手法では10銘柄に投資して、勝てるのはせいぜい2つか3つ。残りは株価が下落したらすぐに売り、勝ち銘柄だけに乗っていくのだ。ちなみに、夕凪さんも損切りした銘柄は無数にある、とのこと。

「高値買いは利益確定よりも損切りの数が圧倒的に多いです。確率論の世界なので、どの銘柄が成功した失敗した……という分析はしません。早めに損切りするだけです」
この投資手法は相場の上昇時が稼ぎどきだが、夕凪さんは2018年もこの局面が続くのでは、と見ている。
「日本の株式市場は10年に一度、2年間にわたって急騰する場面がやってきます。2018年はその年かもしれない予感があります。ともかく上昇相場が続く限り、新高値で買い続けます。そして、売りサインが出たら売る。ルール通りに買いと売りをするだけです。私にとってはこれが最も安全な戦略です」
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